ガスガスの秋田駒ケ岳 八合目避難小屋までにして、ジンギスカンを食べに戻る (笑)


- GPS
- 04:22
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 640m
- 下り
- 628m
コースタイム
09:40 旧スキー場ゲレンデトップ
09:45 車道に下りる
10:14 車道の沢越えヘアピンカーブ
10:45 標高1208m地点
11:05 八合目避難小屋 到着
休憩
11:47 八合目避難小屋から下山開始
11:55 標高1208m地点
12:12 車道の沢越えヘアピンカーブ
12:17 車道を乗り越え旧スキー場に向かう
12:22 旧スキー場ゲレンデトップ
12:33 アルパこまくさ駐車場 到着
天候 | ガスと小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※アルパこまくさ 冬季の登山口となる「アルパこまくさ」は、温泉施設を完備した秋田駒ケ岳の情報発信基地となっています。 夏季はトイレだけは24時間開放となっているようですが、 冬季間は凍結防止のため17:00〜8:30の間は閉鎖されています。 ※登山ポスト 登山ポストはありませんので、各自それなりの対処が必要です。 ※登山ルートと目印 スタートは旧スキー場内を登って行きますので、ゲレンデトップまでは迷う可能性は少ないと思います。 ゲレンデ末端は雪が少し切れていましたが、他はマダマダ十分な積雪がありました。 旧スキー場を過ぎてから八合目小屋までの間は、夏の八合目までの車道を基本的にたどれば問題なく着きます。 この道はかなり蛇行しているため、冬の利点である距離を短縮するための直登も可能です。 但し、直登用の赤テープや指導標も若干ありますが、ほとんど当てにできないと思います。 視界不良時には注意しても見逃す可能性が大きいと思いますので、 コンパスと地形図は必携だと思います。 ※トイレ トイレは八合目避難小屋にあります。 ※下山後のジンギスカン(笑) 今回はアルパこまくさを下りてスグの、「民宿みどり荘」の一階で営業している食堂で、 とってもおいしいジンギスカン定食を食べました! 一人前1200円で、ごはんとみそ汁のおかわり自由です。 お近くに行った際はぜひどうぞ! 詳細は下記のリンクを参照願います。 http://tabelog.com/akita/A0504/A050401/5000641/ ※下山後の温泉 アルパこまくさを始め周辺一帯が温泉地帯ですので選び放題です! 今回私達は、たざわ湖スキー所近くの水沢温泉郷の「元湯水沢温泉」に立ち寄りました。 入浴料は大人500円 |
写真
お尻から下りてきたんだな
ここに前足
ここに後ろ足
おー、あごも引っ掛けてるー
で、ここにジャンプかな
体長は120〜30cmってところでしょう
などなど
暫し現場調査をしてました(笑)
感想
連休の山行予定最終日です。予定では、と言ってもマトモナ予定は立てていませんでしたが(^^ゞ
一応頭の中にあったのは、岩手山の焼走り、八幡平の茶臼近辺、前日の山行によっては鳥海山などでしたが、
天気予報情報を前日に分析したところ、北東北では若干条件が良さそうな山は秋田駒ヶ岳でした。
秋田駒ヶ岳は、みのちゃんが裏山としているので、そのあたりの安心感もあるので、
全く頭にはありませんでしたが、最終日は秋田駒ヶ岳に登る事になりました。
前夜は雫石の道の駅で車中泊。シト姉さんと一緒に夕食を食べたりしてから向かいましたが、
駐車場に入り込んでビックリ仰天!
なんと夜の8時半になろうとしている時間ですが、ほぼ満車状態です。
ここの道の駅には温泉施設が併設されているためか、車中泊を目的とする車で溢れ返っていました。
なんとか駐車スペースを確保して、温泉に駆け込んで汗を流しましたが、温泉の中も人で溢れ返っていました。
あげくのはてには全ての蛇口からお湯が出てこなくなるトラブル付。。。。。
循環ポンプが逝っちゃったのかな?見させてもらえばよかったかも(爆)
まあ、それでもどうにかこうにか無事に汗を流し、約300台の車中泊仲間に紛れて夜を明かしました。
朝目を覚ますと微妙な小雨が降っていましたが、とにかく登山口まで行ってみる事にしました。
トンネルを抜けて秋田県側に出ると、雲は低いながらも雨にはなっていません。
車は順調に走りアルパこまくさに着きました。
連休ですから登山者は何人かいるだろうと思っていましたが、私達の他は1グループの3人だけでした。
その人達は私達の到着とホボ同時にツボ足で歩き出していき、私達も準備をしてスキーで後を追いました。
雪はゲレンデの末端付近で切れているようで、100mほどはスキーを担いで歩き、
頃合いを見てスキーを履き、ガスの中をハイクアップしていきました。
スタート時はパラッパラッと降っていた小雨も、歩き出して少しすると止みましたが、ガスの濃さは徐々に増していきました。
いつもは長々と先が見えるスキー場ですが、それもガスで全く見えません(笑)
時折出てくるゲレンデのちょっとした斜面を何ヶ所か越え、ゲレンデトップ付近に来たころには、
視界は2〜30mあるかないかの状況で、ゲレンデトップの実感が全く湧きませんでした。
ゲレンデトップからは少し樹林の中を突っ切ると道路に出ますが、
見えたのは除雪でできたコンモリと盛り上がった雪の山。
これはマズイ!下手をしたら道路に下りられないかもしれない。。。。。
そう思いながら道路の方を覗き込むと、ちょうどホイルローダーで雪を寄せていた場所なので、
垂直な雪の回廊状態の壁ではなく、なんとか下りられるような状態でした。
道路に下りて、2mほどの雪の回廊を進んでいくと、途中でクマが道路を苦労して横切った跡を発見したり、
ウサギたちが道路に下りたはいいけど、上にあがれなくなって右往左往している足跡を見たりと、
動物たちの賑やかな足跡を見ながら徐々に高度を上げていきました。
そうやって進んでいくと、何かガスの中に大きな物体が見えてきました。
若干ビビりながら近づいていくと、特にビビル必要はなく、作業途中で放置された大型除雪車でした。
場所はキーポイントとなる道路が沢越えをするヘアピンカーブの直前でしたが、
今月末頃を目指して除雪しているのでしょう、ご苦労様です。
ただ、この連休の間に除雪が済んだ所にも2〜30cmの雪が積もっちゃっているんですよね(爆)
どうやってココまで来るんだろう?などと、余計な心配をしながら通り過ぎていきました(笑)
ヘアピンを過ぎると道路の除雪はされていなく、ここからはグネグネ曲がった道路を無視してショートカットで登っていきます。
ただ、ガスガスで視界が悪いためか、先行の三人グループは道路を忠実に歩いているようです。
私達はそれなりに気を付けて、それなりにコンパスを合わせるなどして樹林に入り込みます。
私はこのルートは今回が三回目ですが、ガスガスで視界が利かない割には歩いていると思い出しながら進んで行きました。
いよいよ森林限界を越えるあたりに来ると、一層ガスが濃くなり視界はいいとこ20mそこそこ。
ちょっとの休憩をしながら、みんなで方向の確認をしている所で、みのちゃんが呟いた・・・・・
「駐車場の下の近くにね、ジンギスカンが美味しい店があるのよね〜」
なに〜っ、それは初耳!こんな天気じゃ男女岳に登っても滑りになんかならないのは見え見え!
サッサと八合目小屋に行って、ちょっと休憩したらジンギスカンを食べに行こうぜ〜 (*^。^*)
あっと言う間に話がまとまりました(大笑い)
ガスの中に八合目小屋をズバット見つけ、軽く腹ごなししてから小屋を出ると、
ガスも一段と濃くなり、おまけに雨もパラパラ降ってきています。
これじゃ雪も滑らないし、スキーのコントロール難しいだろうと言う事で、
全員シールを付けっぱなしで下山開始。
滑らないのはまだいいとして、ガスと雨のダブルパンチでサングラスは役立たず。。。。。
サングラスを外し、腫れぼったい目をさらに細くしながら(笑)登ってきた踏み跡を滑り下りていきました。
ヘアピンカーブの手前でシールを外し、道路を滑り下り、スキー場への復活ポイントで雪壁を登り、
なんとか旧スキー場のゲレンデトップまで下りてきましたが、
相変わらず視界は良くなく、まさに手探り状態でゲレンデを滑り下りました。
それでもゲレンデの中盤で雲の下に出て、一番おいしい斜面を気持ちよく滑り下り、
全身雨でビッチョビチョになりながらも、全員無事に駐車場に着くことができました。
ここからの身支度も早かった〜(笑)
食堂の駐車場が狭いとの事なので、一台に乗り合わせて食堂に向かいます。
そこを右、ちょっと行って左、でココ!
店の外観は・・・・・なので(爆)ちょっと入るのに気が引けるかもしれませんが、
いや〜最高! とってもおいしいジンギスカン定食でしたよ〜♪
他にもメニューはありますが、絶対ジンギスカン定食がおススメです!
機会がありましたら訪れてみたください。
「民宿みどり荘」
ジンギスカン定食 一人前1200円
ごはんとみそ汁のおかわり自由です。
詳細は下記のリンクを参照願います。
http://tabelog.com/akita/A0504/A050401/5000641/
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する