寸又峡温泉より前黒法師岳
- GPS
- 09:21
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,875m
- 下り
- 1,861m
コースタイム
- 山行
- 3:41
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 4:28
- 山行
- 5:21
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 5:23
あまりの強風の為20分ほど彷徨い、1630再設営開始。
天候 | 晴(風速は予報では2000m地点20m/s) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
「寸又峡温泉駐車場」は繁忙期以外無料の表記も散見するが(自身の記憶的にも以前は無料だった気がするが)、料金箱も常時設置されていてと出入口にも支払いを促す看板があった。 「寸又峡公民館」は公園などにある車侵入防止用鉄柵が差し込んであり、少なくともこの土日で無料解放されている状況は確認でき無かった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
イメージ的に、白ガレの頭まで丹沢程度。 展望地から前黒法師までの20分間はみかぶり山から東天狗な難易度で、3か所位ピッケル欲しくなった所があった。 後、飛竜橋から黒法師登山口までの間がこの山域にありがちなリアルタイムで小石がぽろぽろ。次回行く時は念のためヘルメットを持っていく予定。 |
その他周辺情報 | ファイナルコンビニは川根高校周辺のセブンイレブン。(ファミマがあったような気がしますが次回更に確認します) 町営の風呂は400円、石鹸無し。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
靴
ザック
サブザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | 単独行なので念の為にピッケルを持って行った方が良かったと感じた。(三か所くらい嫌らしかった) |
感想
下に超長文で顛末は書いてありますが、県外の人に黒法師岳を紹介する選択肢を増やすための久しぶりの山行でした。
あえて出発時間を新幹線始発到着に合わせましたが、よくよく考えてみたら朝イチで普通に登って数値上で計算すればよかったデスネ・・・(今回のルート本来なら日帰りですし)
昼手前と夢の吊り橋観光者に紛れての登山装備で飛竜橋まで、ここまでは普通の舗装道路。
侵入禁止のウマをこえた所から様子は一変し、落石や土砂崩れの跡が目立つ。リアルタイムで軽い石がぽろぽろしていますが、まぁワッチしていけば大丈夫だと信じたいですが、いかんせん単独行なんで次回があればヘルメットを持っていきます。
前黒法師岳登山口、取りつきはやや不穏な感じですがよくやく見れば手入れも十分行き届いている感じが好感持てます。
トラロープも杭も滑り落ちていたり、折角設置した階段が落石でひしゃげていて一瞬ヒェッとなりましたが、地元の山岳会?の方の手入れが行き届いて安心して登ることが出来ました。普通、深南部と言えば完全自己責任、ルーファイ地図読み必須な感じですが、ここはほぼ全ての道迷いスポットに×印のペンキが塗ってくれてあり、物凄い安心感で登ることが出来ました。感謝感謝。
個人的には「栗ノ木段」手前のプレハブ小屋(山と高原地図的に言うと、「林道」の文字があるあたり)も、十分休憩や緊急避難に使えそうで安心感マシマシで良かったです。
栗ノ木段をこえたあたりからぽつぽつと雪がありましたが、白ガレの頭手前でようやくくるぶしレベルで問題なし。
と言うか、案内が親切過ぎて、この時点で危機意識がゼロになってました(苦笑)
14時半になったので野営地を物色し始めましたが、地形的に嫌らしく、流石に前黒法師岳まで更に80分は歩けないのでなんとか平らな場所を選びツェルト張るも、激風でたわみまくで夜倒壊するのも嫌なので周辺を歩き回るも、風を防げる場所が見つからず。
そうこうしている間に15時半になり、下手すれば反対の斜面のウロで体育座りビバークしかないと悩みつつ少し歩いた所に、微妙に窪地で木からも支点が取れるところで改めてツェルトで野営。しかしやはり激風(てんきをくらす 前黒法師岳 2000m地点で22m/s表示)で足元のペグが吹っ飛び油断すると足元がバタつく状態で夜を過ごす。
2日目
早くお風呂入りたい気持ちがMAXだったので5時15分には撤収し、雨蓋をアタックザックに変形させて前黒法師岳へ。
正直ここまでの行程、(落石と取りつきに目をつむれば)完全に里山だったので油断していましたが、雪で滑ると怪我しそうな嫌らしいポイントが3か所位ありました。大事をとって引きかえそうか迷いましたが、以降の下見も込みなので欲張って登っちゃいました。
前黒法師は樹木に囲まれた広い台地でしたが、やはり風が強いのでそのまま幕営地までリターン。
下りも凄い丁寧にペンキが塗ってくれてあり、迷いそうなポイントは全部潰してくれてあるので、下りは一回も地図を開かず(本当は良く無いですが)微妙な雪ポイントは回避しつつ降れるなど凄い快適に下山出来ました。
個人的には楽しめましたが、流石にここには県外勢を楽しませる要素はあまりないので、暫くは他のルートを探そうと思います。
【忘備録】
ボリュームも微妙(11時登山開始、翌日11時下山で実働6時間程度)、かと言って黒法師目指すと往復8時間プラスなので人を呼ぶには時間足りないか。
風が厳しくパーティ野営出来る平地も少ない。
温泉400円シャンプー無し、蕎麦や善哉などの出店は下山後楽しそう。
ただ深南部らしさは皆無なので、他のルートや黒法師までのルートも来月以降下見に行こうと思う。
・蕎麦粒山(あわよくば山犬段小屋)>板取山>沢口山の行けるとこまで行って踏破ルートを増やす。
・とりあえずこの季節の黒法師まで行ってみる。
・ダムから丸盆岳ルートも行ってみる。(深夜単独で漆黒トンネル歩ける気がしませんが・・・)
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家庭もあり以前のように山行回数も行けていなく、体力も気力も落ち込み気味でしたが、静岡の山を県外の人に紹介するなら・・・と言う話題になったので、相談用のイメージ集や忘備録も含めてレコを復活してみました。
いやー、それにしても、ヤマレコで計測されて実数で表示されると、当然と言えば当然ですが山行ペースが平均以下になっているのが悲しいです。
まだ全盛期を語るレベルで活動していないので、これを機会に徐々に当時の精神的テンションを取り戻せればいいのですが・・・。
閑話休題
やはり静岡の山を県外勢に紹介するなら・・・やはり深南部。
個人的には山伏峠から青薙山(畑薙方面)に抜ける道が大好きなのですが、県外公共機関1泊2日じゃ無理無理無理のカタツムリなので、「黒法師岳」が楽しかった記憶があるのでそこに至る道をしばらくは埋めて行こうと思っています。(もっとも単独行リハビリ含む状態なので、リスク回避のためバラ谷から黒法師岳は4月以降にアタックの予定ですが)
それも見越して今回は地元8時出(新幹線で始発到着時間想定)で出発しましたが、どうだろうなぁ、11時登り始めだとどこかいい所ないかなぁと思い悩む毎日です。
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