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Yamareco

記録ID: 294201
全員に公開
山滑走
尾瀬・奥利根

至仏山 (ムジナ沢)

2013年05月06日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:00
距離
12.9km
登り
861m
下り
858m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

4:16駐車場発-6:40至仏山山頂-(休憩・滑走準備)-7:04滑走開始-7:34山の鼻(シール装着)-9:04駐車場
天候 快晴
風は稜線は弱風〜微風
樹林帯はほぼ無風
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・鳩待峠の駐車場利用。到着時(3時40分頃)はガラガラ。帰り(9時30分頃)もまだ余裕があった。
・戸倉スキー場より先の道は細い。鳩待峠の標高は1,500mを越え、途中からは雪が路肩に多く見られた。路面の凍結は恐らくなかったが、鳩待峠の駐車場(砂利)は早朝凍結していた。
・駐車場到着時(3時40分頃)の気温約0℃。帰り(9時30分頃)の気温約10℃。
コース状況/
危険箇所等
・早朝登山・滑降だったため、雪質は硬く(氷ではない)、デコボコの斜面の滑降は神経を使った。積雪は途中の案内を見ると今年は少ないようだが、スキーをするには十分だった。
・日の出と共に行動を開始したため時間が早かったのか、至仏山への登り・下りの間では登山者には一人も出会わなかった。山の鼻から鳩待峠まででは登山者数名を見ただけ。駐車場に戻ると、これから登る人多数。
・山の鼻から鳩待峠の区間は全般的に緩い登り。自分はシールを付けて歩いたが、雪質によってはスキーは背負ってつぼ足で歩いたほうが速いかも。途中、橋や木道がありそれらに雪が付いていないことが多く、スキーの脱着が必要なため。
出発時に見た下弦の月
2013年05月06日 04:18撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5/6 4:18
出発時に見た下弦の月
夜が明けて山が見える
2013年05月06日 04:47撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5/6 4:47
夜が明けて山が見える
モルゲンロート
2013年05月06日 05:02撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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5/6 5:02
モルゲンロート
斜面が赤く染まる
2013年05月06日 05:06撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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5/6 5:06
斜面が赤く染まる
至仏山も少し赤く
2013年05月06日 05:12撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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至仏山も少し赤く
尾瀬ヶ原と燧ヶ岳
2013年05月06日 05:24撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5/6 5:24
尾瀬ヶ原と燧ヶ岳
オヤマ沢田代
2013年05月06日 05:57撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5/6 5:57
オヤマ沢田代
小至仏山のトラバース
2013年05月06日 06:12撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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小至仏山のトラバース
ようやく山頂が見えた
2013年05月06日 06:37撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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5/6 6:37
ようやく山頂が見えた
山頂から見た尾瀬ヶ原と燧ヶ岳
2013年05月06日 06:41撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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5/6 6:41
山頂から見た尾瀬ヶ原と燧ヶ岳
同平ヶ岳方向
2013年05月06日 06:41撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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5/6 6:41
同平ヶ岳方向
山頂には誰もいなかった
2013年05月06日 06:42撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5/6 6:42
山頂には誰もいなかった
準備の後、ここからドロップ
2013年05月06日 07:00撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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準備の後、ここからドロップ
思った以上に雪が固く、手強い
2013年05月06日 07:09撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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思った以上に雪が固く、手強い
斜面は良いのだが
2013年05月06日 07:17撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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斜面は良いのだが
ムジナ沢末端より見上げる
2013年05月06日 07:28撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5/6 7:28
ムジナ沢末端より見上げる
山の鼻に降りてきた
2013年05月06日 07:31撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5/6 7:31
山の鼻に降りてきた
テントサイト
2013年05月06日 07:45撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5/6 7:45
テントサイト
鳩待峠へは橋をいくつか渡る
2013年05月06日 07:49撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5/6 7:49
鳩待峠へは橋をいくつか渡る
高速道路
2013年05月06日 08:44撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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5/6 8:44
高速道路
これは下の駐車場。朝9時でもまだ余裕があった。
2013年05月06日 09:23撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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5/6 9:23
これは下の駐車場。朝9時でもまだ余裕があった。

感想

深夜に自宅を出、まだ暗い鳩待峠の駐車場には4時前に到着。混んでいることが多い駐車場はさすがにまだガラガラ。自宅より2.5時間程度かかった。夜中の空いている時間とは言え速い。まだ暗いので意識的にゆっくり準備をして、ヘッドライトが不要な明るさになってから出発。クルマを駐車する時は気付かなかったが、下の駐車場には氷が張っていた。

登山口まで歩いて5分ほど。薄明かりの中スキーを付けて歩き始めるが、周りには人の気配がない。早過ぎたか?とも思ったが既に明るいし、天気も良いのでどんどん先へ進む。駐車場に着いた時点では気温は0℃程度だったが、歩き始めるとものの10分程で暑くなり、シェルはザックの中に。歩き始めて30分程すると日の出の時間。もう少し標高を上げていればきれいなモルゲンロートが見られただろうが、この日は樹林帯の中で見ることになった。それでも赤く染まる至仏山はきれいだった。

雪質は登山口の鳩待峠からずっと硬く、スキーを履いて歩いてもスキーの跡がつかないくらい。また、昨日までの登山者の足跡が多くあり、その上をスキーで歩くので少し歩きづらい。が、仕方ない。斜面が急なところがいくつか出てきたのを見て早めにクトーを付ける。オヤマ沢田代付近まで上がると樹林がなくなり、それまでほとんど無風だったが、少し風を受けるようになる。始めのうちは涼しく感じたが、後に寒く感じ、シェルを着込んで歩くことに。小至仏山のトラバース区間は高速道路のように歩き易くなっていて、斜面が急な割には高度感・恐怖感を感じずに歩くことができた。

駐車場を出てから約2.5時間で至仏山山頂到着。ここに来るのは二度目だが、最初の時は7月初旬で10年近く前、かつグループ登山だったのでほとんど記憶がない。風は少し吹いているが、雲は全くなく、しかも登山者は自分以外全くいない。周囲の山々も全部見える。最高の登山日和。が、ここまで来てちょっと嫌な予感。ひょっとして、人が全然いないのは、今日から登山禁止期間だったためか?

山頂から少し下がって風を避け、滑る準備を始める。ムジナ沢方面は一部雪が薄く、蛇紋岩の露岩が露出しているが、斜度が緩いのでコントロールしていけば問題なかろうと楽観的になる。7時過ぎに滑走開始。斜面は良いのだが、、、。雪質があまり良くない。まだ朝早いのか、雪がかなり硬い。しかも昨日までの登山者の足跡やらシュプールがそこかしこにあって、快適に滑れるスペースが少ない。(ほとんどない。)太ももにつらい滑りになり、数回ターンして止まって、を繰り返して標高を下げる。日向の斜面はそれでもゆるみ始めていたのだが、日影の斜面はエッジが効かないくらいに雪が硬い。音もすごい。これだけの大斜面なのだから、もっと雪が良い時間に降りてくれば良かったかな、とも思ったが、登り返す気力もなかったのでそのまま進み、山の鼻のテントサイト付近で休憩。

この先は、かつての記憶だと緩い登りだったはずなので、スキーにシールを付けて歩くことにしたが、これも微妙な選択だった。雪は豊富なのでほぼ雪の上を歩くことができたが、時折現れる木の橋や木道ではスキーを外さざるを得ず、その度に付けたり外したりするのが億劫と言えば億劫だった。背負ってつぼ足で歩いても潜ることはほとんどなかっただろう。平地に降りてきたものの、後は鳩待峠までの「消化試合」のようで、だんだん歩くペースが落ちてきた。景色もあまり代わり映えがしないので、先に進んでも何か別のものが見える訳ではなかった。最後に少し登って無事鳩待峠着。上の駐車場はさすがに空きはなかったが、自分が停めた下の駐車場はまだ空きがあった。帰り支度をし、駐車料金を払う際に登山禁止期間のことを尋ねると、明日から、とのこと。良かった、一安心。帰りも関越が大渋滞になる前に帰着できた。朝早起きした甲斐があったというものだ。

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