馬頭刈山トレラン(払沢の滝in/武蔵五日市駅out)


- GPS
- 05:45
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 986m
- 下り
- 1,080m
コースタイム
- 山行
- 3:22
- 休憩
- 2:23
- 合計
- 5:45
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
檜原村茅倉集落からの千足尾根は、登山道入口が見当たらず、やむを得ず大木をうまく利用し、200m強に渡って急斜面を直登。標高600m地点で、尾根筋に突き当たった時点で、トレイルは左右に伸びていたので、確実にルート選択ミス。 それ以降は、瀬音の湯まで、危なげないトレイルが続く。 |
その他周辺情報 | 馬頭刈尾根を下った地点にある瀬音の湯(900円)を利用 |
写真
感想
3日前(2/20)、飯能・天覧山からの富士ビューを遮る山として認知した馬頭刈山。「今度行こう」と思い立ってから、たった3日で有言実行しました(笑)。
884mの低山、森林限界を越えない山なので、富士が見えるか不安でしたが、事前に皆さんのレポを見ると、秋冬の落葉シーズンなら富士が見える、と。特に馬頭刈山〜高明山で見える、と。それを信じて山チョイス!どうせなら、お初となる払沢の滝も組み合わせたいと思い、檜原村〜あきる野市を大縦走する計画としました。
払沢の滝は冬季に凍結し氷瀑になると聞いてて、半分でも一部でも凍結してないか期待していくも、完全に夏滝(笑)。でも、滝壺のエメラルドグリーンというかヒスイグリーンというか、美しく澄んだ水源でした。
バス道を引き返す形で、茅倉集落に入り、ヤマレコMAPを信じて進むも、登山口が見当たらず、そのまま急斜面を直登開始。
※茅倉集落内に、左に折れる道があったので、そこを左へ行くのが正解だった模様。
方角は合っているので、いつか尾根に合流すると信じ、結局200m強を直登する羽目に。杉か何かわかりませんが、大木が一定間隔に仁王立ちしているので、木につかまりながら、安全第一で直登し続けます。獣一匹いない、完全にアウェーな斜面を登りつめていくと、標高600mあたりで稜線に到達。普通にトレイルが伸びているので、茅倉集落からもっと安全、高速に登れるはずですね。。。
以降は、いつもどおりのハイペースで千足尾根を登っていくと、茅倉集落から1時間強で、最初のピーク鶴脚山へ到達。916m、本日の最高峰です。ただし、富士山も樹間越しにしか見えず、すぐに山頂を後にします。
そこから15分程度で、本日の目的地・馬頭刈山へ到達!期待した眺望は・・・富士もダメ、天覧山もダメ、でも眼前に大岳山はドーンと格好いい三角錐の頂を見せてくれました。
事前調査によると、ここから高明山までの間に富士を望めるスポットがあるはず、と思い、山頂を発つと、1分程度で「その場所」へ到達(笑)。10時前だけど、この富士が見えるスポットを、本日のクッキングスポットに定めます。
今回は、山や景色もさることながら、山クッキングが一大テーマ。これまで軽量重視で、ヤマメシは「山専ボトル+カップラーメン」「ジェットボイル+フリーズドライ」という組み合わせばかりでしたが、百名山も完登し、新たな山との距離感を考える中で、ヤマメシの充実に行き当たりました♪。前夜、自宅でカットした食材やフライパン、バーナーを荷揚げし、山で調理する!これまで何百という山に登ってきましたが、今日が初体験で、ワクワクドキドキです。
箸を忘れ、土のついた手頃な枝を除菌シートで拭き、直火で炙り、今度は煤(すす)を除菌シートで再び拭き取り、といった現地での工夫により何とか現地調達。褒められたもんじゃありませんが、帰宅後、バーナーの収納袋に百均箸をセット格納するよう、運用を見直しました。次回からはバーナーを持参する限り、箸を忘れることはない、はず!こうしてアウトドアスキルを高めていけばいいさ。
玉子も専用ケースで安全に持ち運び、半熟目玉焼きまで含め、今回のクッキングは自分としては100点満点ですね(箸忘れの減点は除く)。こうした登山スタイル、ハマりそうです。日帰り登山なら、フライパンやメスティン+食材を背負い、今後も積極的に凝ったヤマメシにトライしたい、と思えた収穫多き山行となりました。
結局、馬頭刈山〜高明山〜長岳と下る中で、富士山の全貌が見えたのは、クッキングスポットonlyでした。やはり、森林限界を越えないヤブ山では、眺望獲得は難しいですね。そういう意味では、3日前の飯能・天覧山(195m)、多峯主山(271m)とか、あの標高で富士や丹沢、奥秩父がドーンと見えるの、改めてスゲー!と思いました。
下山後は、かねてより行きたいと願っていた瀬音の湯に立ち寄り。丹沢の七沢温泉のように、ぬるぬるすべすべのアルカリ泉で、とってもいい湯でした。ただ、今回のトレランの終着点は瀬音の湯でも、十里木バス停でもなく、あくまで武蔵五日市駅。汗を流しきった後、再び汗をかく小走り(ジョギング)で駅まで向かいます。
1時間位と見込んだ温泉から駅までは、40分足らずでした。もっと遠いかと思った。結局、武蔵五日市駅からバスで払沢の滝(入口)まで行き、そこから山を経由して、人力で武蔵五日市駅まで戻る、というロングランとなりました。山クッキング、またトライしますよ〜♪。
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