記録ID: 2955526
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山滑走
甲信越
北岳(鬼が面)、ムジナ沢左岸尾根
2021年02月25日(木) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:17
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 984m
- 下り
- 971m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 6:17
天候 | 雪 のち 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
久しぶりに厳冬期の北岳へ行ってきました。 前回はスノーシューで登攀。 今回は山スキー使用。 一人ラッセルでも浮力抜群でラクラク。 新雪滑走はもちろん最高!! 浅草山荘駐車場からスタート。 除雪した雪の壁が3mぐらい。最初の難関!! 壁が低くなっている場所を探し、なんとか入山。 ムジナ沢左岸の尾根をひたすら登る予定。 積雪期限定のルート。 浅草岳に比べてマイナー。 もちろんトレースなし。 スタートからラッセル。 先日の気温上昇で雪が緩み、再度の寒気で固くなった雪面の上に一昨日からの新雪。 たまに吹き溜まりは20cm超のラッセルだが、 10cm前後のラッセルなので苦にならない。幅広スキーの浮力に感謝。 雪が降り続く。 最初は森の中。 そのうち、雪庇がある尾根へでる。 下山でこの尾根を使う場合、迷いやすい地点(支尾根分岐)を確認しなが進む。 標高1000mを超えたぐらいから雲の中へ。 視界が20m以下に。 GPSで現在位置を時々チェックし、進路を修正。 標高1300mぐらいから、強風で新雪が飛ばされ、ガチガチの雪面になる。斜度もちょっと急。 シール歩行のスキーがスリップする。 スキーアイゼンを装着し、硬い雪面に食い込ませ進む。 斜度が緩やかになり、まもなく山頂の雰囲気。 風は強い。 視界不良。調子に乗って進みむと鬼が面の絶壁を落ちる危険がある。 GPSで山頂を確認。 スキーでも登頂。 お疲れさま!! 残念ながら、視界はない。 とりあえず、風下側で休憩(天気回復まち) 乾杯をして、スキーのシールを外す。 気温はマイナス5度。 風さえ避ければ、そんなに寒くない気温。 ときおり、雲に透ける太陽が見える。 一瞬、ムジナ沢カッチと絶壁が見えた。 おお!!かっこいい!! その後も時々、雲の切れて、展望が開ける。 浅草岳、前岳の冬ルートの尾根が見えた。 山頂で1時間ぐらい休憩。 視界もよくなり、滑走には十分。 スタート!! 雪崩が心配なので、ムジナ沢を滑るコースはとらずに、登った尾根を帰ることにする。 最初はガリガリの固い斜面。 安全第一でゆっくり滑る。 ガリガリ斜面が終わり、いよいよ新雪パウパウ(パウダー)エリアへ 気持ちいい。進路が変わるポイントまで一気に滑走。 振り返ると青空が眩しい。 晴れてきた。 雪面、木々の雪の華も輝きだす。 日差しで雪の状態が変わる前に、気持ちよく滑走しよう。 起伏があり、少し歩く場面もあったが、あっという間に下山。 面白かった。 |
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