黒斑山
群馬県
長野県
nabekuni
その他2人 - GPS
- --:--
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 431m
- 下り
- 423m
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| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山口周辺の締まり具合を見てスノーシューを車に置いて出発しましたが、途中で柔らかくなり膝までのラッセルで苦労しました。 |
| その他周辺情報 | 高峯温泉で食事と温泉 |
写真
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ハンドルは無く、レバー操作で前進・後退、旋回を行う。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
行動食
飲料
水筒（保温性）
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
|
|---|---|
| 共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
|
感想
今回は大坪夫妻と黒斑山へ。深夜発なので19:00就寝し24:00まで寝るつもりだったが、20:00頃目が醒めてそのまま眠れなかった。
パンとコーヒーの夜食。テルモスにお湯を1�箸肇潺襯�ティー500cc詰める。荷物は約8kg。カメラを入れて9.5kgだ。
0:35出発。天気はピーカンで気温は+4℃。渋滞なく2:00に大坪さん宅に到着。3:00発の予定だったが、早すぎたので駐車場で待機する。気温+3℃。
2:30出発。大坪さんとは昨年2月の上高地SnowCamp以来約1年ぶりの再会だ。
練馬まで下道を行き、関越に乗る。関越も空いている。上里SAでトイレ休憩、5:00に小諸ICに到着。
小諸IC近くのすき家で朝食の予定だったが、夜間営業をしていなかった。この店は24時間営業ではなく、火〜木が5:00〜、その他曜日は9:00〜からだったのだ。事前の調査が足りなかった。以前は24時間営業だったのに・・・・ワンオペ廃止の影響だ。
やむなく近くのセブンイレブンでおにぎり、いなり、ゆで卵を買って車内で朝食。気温-5℃。
黒斑山登山口のある車坂峠に向かうチェリーパークラインは下部から雪道になり、例年よりずっと雪が多い。朝の冷え込みで凍結している場所もあるので慎重に走行する。
6:10車坂峠に建つ高峰高原ホテルの駐車場に到着。気温-11℃。天気は快晴で、朝焼けが美しい。雲海の向こうに富士山、八ヶ岳が良く見える。
身支度をし、アイゼンを着けて6:50に出発。気温は-12℃だが風が無いのであまり寒くない。車坂峠周辺の雪は良く締まっていたので、スノーシューは車に置いて来たのだが、これが大失敗だった。
土曜日なのに登山者は意外に少なく、先行者は1人だけ。峠から少し登ると雪が柔らかくなった。先行者のスノーシューのトレースを辿るも、場所によって膝まで潜るラッセルを強いられ、体力を消耗する。
20分ほど登ると車坂山近くの見晴らしの良い場所から雲海に浮かぶ奥秩父、富士山、八ヶ岳をの展望を楽しむ。
傾斜がきつくなるとますますラッセルがきつくなり、キリマンジャロより辛い。スノーシューを置いて来たことを後悔する。
いつものように表コースを登っているつもりだったが、なんとなく地形や景色が違うのでiPhoneのGPS地図で確認すると、中コースにいる事になっている。最初はGPSのエラーかと思ったが、いくら登っても表コースらしい地形にならないので、どうやら本当に中コースに入り込んでしまったらしい。
一旦下る場所は表コースなので、あそこまでは間違っていないが、その後間違えたようだ。数日前に降った雪でトレースが消えており、先行者のトレースを辿るうちに間違えたらしい。
樹林帯を抜け、「赤ゾレの頭」と「トーミの頭」の鞍部に出て中コースだった事が判明。鞍部から赤ゾレの頭方面を見るとトレースが無く、雪庇が出ている危険っぽい。中コースを登って正解だったかも知れない。ここで初めて浅間山の姿が見える。青空をバックにしたシマシマが美しい！
トーミの頭への登りは南側が切れ落ちていてスリップしたらヤバイ感じだ。
8:30トーミの頭に到着。車坂峠から1時間40分。ラッセルで苦労した割にはいつもとあまり違わない。
トーミの頭からは快晴無風の大展望が素晴らしい。浅間山、富士山、奥秩父、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、御嶽、乗鞍、槍・穂高、後立山などなど360°の大パノラマだ！
トーミの頭から黒斑山に向かう途中、下山して来た先行者とすれ違ったが、彼は北海道からはるばる来たそうだ。去年の2月に来た時は大雪で登れなかったそうで、再挑戦とのこと。
9:05黒斑山に到着。山頂には誰もおらず我々3人で独占だ。「黒斑山」の看板は完全に雪に埋まっており、やはり今年は雪が多いのだ。気温-12℃。
雪山恒例の「ぜんざい」を温めて食べていると、数人の登山者が登って来た。
30分以上のんびりして下山開始。10:30の高峰温泉行きの雪上車には間に合わないので、遅れる旨温泉に連絡した。スキー場が近いせいか携帯は通じる。
下りはいつも中コースを下るのだが、ラッセルがきつそうなので、今朝登って来たルートを引き返すことにする。この時間になると大勢の登山者が登って来る。
地図を見ると表コースと中コースの中間に両者をつなぐパイパスルートがあるので、雪で夏道は見えないものの地形に導かれて中コースに入ってしまったようだ。
後続の人も大半が我々と同じルートを登っているが、表コースは危険そうなので、良いだろう。表コースを登るトレースも見えるので、登っている人もいるようだ。
11:00高峰高原ホテルに到着。駐車場は満車だった。車で5分ほどのアサマ2000スキー場の第3駐車場に移動し、高峰温泉に電話すると、11:45の団体と一緒に運んでくれるとのこと。
11:40頃赤と黄色の2台の雪上車が迎えに来た。私と大坪さんはそれぞれの車の助手席に乗ったが、30人位のスキーの団体は全員座席に乗り切れず、一部の人は屋根の上の荷台にに乗った。運転する宿の人に聞くと屋根の上に乗ってもOKなのだそうだ。
11:55高峰温泉に到着。まずは食事。予約していた「鮎塩焼き定食」はいつもながら美味しい。ご飯をお代わりした。
食後帰りの雪上車の時間を聞くと12:40の次は14:00とのこと。14:00はちょっと遅いので、10分で温泉に入り、ギリギリで12:40に間に合った。帰りの雪上車の乗客の半分は交代する宿の従業員だった。
帰路は上信越道も関越も意外なほど空いていて渋滞なし。所沢ICで下道に降りてからが時間が掛かった。
大坪さんを送り、調布ICから中央道に乗ったが、首都高の一部を除いて渋滞はなく1時間45分で我が家に到着した。
今回は天候に恵まれて、素晴らしい展望を満喫して大満足の山行だった。
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