【極上のプライベートパーク】白駒池・高見石

2021年03月05日(金) 〜 2021年03月06日(土)

• GPS: 28:58
• 距離: 15.5km
• 登り: 593m
• 下り: 593m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:10
• 休憩: 0:25
• 合計: 3:35

11:57 スタート地点
13:57 13:57 諏訪門
14:23 14:29 信濃路自然歩道・にゅう入り口
15:02 15:21 白駒池・八千穂高原分岐
15:32 白駒荘

2日目

• 山行: 1:57
• 休憩: 0:11
• 合計: 2:08

14:48 白駒荘
14:49 14:49 白駒の池
15:19 15:23 高見石小屋
15:23 15:27 高見石
15:29 15:29 高見石小屋
15:49 15:50 白駒分岐
15:55 15:56 白駒の池 駐車場
16:14 16:15 諏訪門
16:56 ゴール地点

天候

5日　ゆき
6日　目紛しくガスと晴れ間の繰り返し

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路：所沢IC〜八千穂高原IC 小海側から上がってゲートへ
駐車場：レストハウスふるさと入り口付近
復路：小海側に降りて 須玉IC〜高井戸IC

コース状況／危険箇所等

299号線は全て雪がついていて雪上車のトレースもあり歩きやすい。

諏訪門先のゲートから青苔荘への登山道もしっかりトレースあり、スノーボードを背負ったままスノーシューで問題なく歩けた。

池の周り、高見石までもしっかりとしたトレースあり。

299号の下りはゲート手前から45号カーブくらいまでは滑って降りられたが、それより下は斜度なし、湿り雪で板が進まず。スケーティングでゲートまで何とかたどり着いた。

その他周辺情報

コンビニは松原湖のセブンイレブンが最終。

レストハウスふるさとの駐車場はトイレも自販機も封鎖、除雪もされていない。４ＷＤで無理やり入れるんじゃないかと突っ込むも、まんまとスタック。２時間ほど格闘の末やっと脱出。

下山後お馴染みのペンションぷちはーぶに宿泊。7日は八千穂高原スキー場で友人家族と楽しく滑る。

写真

3/5 6:16

早く着いたので佐久穂町をぶらり。橋越しの八ヶ岳連峰。

3/5 6:18

千曲川に浮かぶ方々。

3/5 6:19

振り返れば浅間山も。

3/5 6:33

うっすらとモルゲンロート。

3/5 6:58

展望ポイントから稲子岳とにゅう。

3/5 6:59

金峰、瑞牆のシルエット。

3/5 9:52

朝から遊び心で駐車場の雪に突っ込むも、まんまとはまってしまい脱出で体力消耗。しばし車で休憩。

3/5 11:49

2時間ほどウトウトとしてから行動開始。

3/5 11:51

空模様は予報通りどんより。

3/5 11:51

何はともあれ白駒池を目指して入山。

3/5 11:55

お久しぶりのスノーシュー。

3/5 11:55

ツボ足でも行けるのだが今回はトレーニングという事で。

3/5 12:08

相変わらずこの辺りは雪が薄い。

3/5 12:36

何か落ちてるなと思ったら子鹿の骸。自然の摂理。合掌。

3/5 12:50

とんだダークメルヘン街道。この辺りから雪がパラパラ。

3/5 13:07

ゆっくりゆっくりひとつづつカーブを超えて。

3/5 13:12

後ろから歩いてきた白駒荘バイト氏にサクッと追い抜かれた。ツボ足でボード片手に軽やかな足取り。若さがまぶしい。

3/5 13:14

こちらはのんびり写真なぞ撮りつつ。

3/5 13:21

ゲレンデもガス模様。

3/5 13:27

黒い森のシルエット。

3/5 13:29

カーブミラーおじさん。

3/5 13:45

風にたなびくサルオガセ。

3/5 13:55

この辺りから雪は本格的に。

3/5 13:56

時刻表が見える。そこまでは積もらなかったのか。

3/5 14:00

林道との合流点。踏み跡しっかり。

3/5 14:03

いい感じに積もってきた。

3/5 14:08

路肩には小さな方々のトレースが続く。

3/5 14:17

林道のゲートがチラリ。

3/5 14:20

ギリギリ冬に間に合った感じか。

3/5 14:23

にゅうへと続く林道。今日はここを右に。

3/5 14:23

ヤマネの森へ。

3/5 14:25

風もなく穏やかな森に無音の雪が舞い落ちる。

3/5 14:29

暗い森で春を待つ木々。

3/5 14:31

鬱蒼。

3/5 14:36

絞り値をいろいろと試す。

3/5 14:42

スパイラルに凍裂。

3/5 14:42

死に体の樹に粉砂糖のような雪が降り積もる。

3/5 14:43

お久しぶり。

3/5 15:01

東屋にて休憩。

3/5 15:04

スープとおにぎりでエネルギーチャージ。

3/5 15:08

熱いコーヒーと甘い羊羹が疲れた身体に染み渡る。

3/5 15:13

池はすぐそこ。青苔荘の方から回ることに。

3/5 15:25

キャンプ地の薄い繁みから。

3/5 15:26

池に出る。こんこんと降る雪の中を対岸へ直進。

3/5 15:32

本日の宿泊地に到着。

3/5 16:25

暖かな室内で早速ぷしゅり。

3/5 16:26

本日は宿泊2名のみ。

3/5 16:27

この個室をひとりでとか。贅沢すぎる。

3/5 16:28

窓からは真っ白な池が一望。

3/5 16:59

2本目。

3/5 17:00

そのままディナータイム。山奥とは思えないごちそうの数々。

3/5 18:57

調子に乗ってこのありさま。佐久の酒「まるト」を2合。

3/5 23:55

真夜中に起きて池に出るも星空は見えず。

3/6 0:04

煌々と輝く小屋を撮影。

3/6 0:21

標高2000mのお宿も来年で創業100年とか。

3/6 0:24

玄関にてしばらく待機するも天候は変わらず。あきらめて就寝。

3/6 6:32

炊き立てごはんにおかずたっぷりの朝。

3/6 7:58

朝はどんより。

3/6 7:58

パークアイテムにもうっすらと雪が。

3/6 7:59

白駒池プライベートスノーパーク。専属ディガースタッフが朝から整備を開始。

3/6 8:00

入念にアプローチを整える。

3/6 9:39

何となく青空も出てきてパーク日和。池へと飛び出す2連キッカー。

3/6 11:49

せっかくだからと小屋裏から廃材引っ張り出してきて簡易ボックスも作成。

3/6 11:13

走らなくなったキッカーをリメイクしてスタート台に

3/6 12:47

何度も乗り味を試して。

3/6 12:44

自分たちで細かく調整。パーク遊びの醍醐味。

3/6 12:11

結局お昼も白駒荘で。肉たっぷりのカレーうどん最高。ぷしゅり。

3/6 13:35

今夜宿泊のお客様でご結婚なさる方がいて、二人の思い出の地が白駒池だという事でフォトシューティングが始まった。

3/6 13:38

花嫁さんがドレスになったとたんに青空がパーっと広がる。お二人の未来に幸あれ。

3/6 12:45

結局一日中ここで遊んでいた。ありがとうございました。

3/6 14:51

分岐に来るとなんだかお天気がどんどよくなってきたので。

3/6 14:51

板とザックをデポしてサクッと高見石を目指すことに。

3/6 15:10

誰かのストックアート。ぞわぞわぞわー。

3/6 15:19

高見石のテント場にはツェルト泊の強者もいらっしゃった。

3/6 15:22

ガスっぽいが岩をよじ登ってみると。

3/6 15:24

晴れた。

3/6 15:24

さっきまで遊んでいた白い池が眼下に。

3/6 15:25

完全には晴れなかったが、これだけ見えたら大満足。

3/6 15:25

ガスの向こうにはにゅうのピークも。

3/6 15:33

西日の下山路いい感じ。

3/6 15:33

森の残照。

3/6 15:45

春はもうそこまで。

3/6 15:54

おなじみのゲートからアウト。

3/6 15:54

一旦上り返すところまではワンフットでストック使って進む。

3/6 16:00

一旦登ってこの辺りから滑走スタート。

3/6 16:04

よろしくマイボード。

3/6 16:38

最後から2つ前あたりのカーブ曲がったところで完全にストップ雪。片足で蹴りながらなんとかゴール。

3/6 16:38

晴れていたのは1900m位まで。下界は1日ガスガスだったとか。

3/7 7:37

常宿のぷちはーぶにて後泊。

3/7 7:39

朝からバッチリ霧氷。

3/7 7:34

朝もやのゲレンデ。

3/7 7:35

春の陽気のゲレンデで一日楽しく滑って楽しい3連休が終了。

撮影機器：

PENTAX KP ボディ ペンタックス

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

感想

otkme

10年ほど前、スノーボードパーク全盛期の八千穂高原スキー場。

ゲレンデの規模からは想像もできないような、デカくてきれいなシェイプの通称「サードキッカー」には常にディガースタッフが常駐しており、着地点に雪を蒔き、ジャンプを写真に収めてブログに掲載してくれていた。

あのパークで遊んだ日々、ディガーさんの「イェーイ！」の声は、今のぼくのスノーボードライフを形作る大きな要素になっている。
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骨折後初めての雪山歩きという事で、リハビリがてらスノーボードを担いで白駒池にお邪魔させてもらうことに。当時のパークでディガー隊長を務めていた通称「専務」が現在は社長、白駒荘のご主人。

粉雪の降り積もる中、池に着くと、小屋の脇に2連キッカーとレールを模した木材が埋めてある。聞けば小学生の息子さんがスノーボードに目覚め、自作のパークを作ったのだと。

赤ん坊の時から知っている子供が、ママスコ片手にリップを削っている姿はなかなかサマになっており、父親譲りのこだわりの片鱗をひしひしと感させる。

白駒荘バイト氏も交えて、ボックスを作ってみたりリップを盛り直してみたりと、世代を超えた男3人が試行錯誤を繰り返し、極上のプライベートパークで遊んだ最高の一日。
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いずれぼくも滑れなくなる日が来るのだろう。

でもこんな風にして手渡したバトンのようなものが、脈々と繋がっていくのかなと考えると、それは悪くないことなんじゃないかな、とも思う。

そんな思いを胸に抱きつつ、299号を一気に滑り降りた。

https://youtu.be/ci6kJKl-Q3o

コメント

鷲尾健

白駒荘、ご飯美味しいですよね😄
初めましてwashiokenと申します

苔の森と白駒池、以前は毎年の様に訪れていました
その時白駒荘でランチタイムしたり、朝早ければコーヒープラスケーキウィズ鬼灯ジャムなんて洒落込んでました

でも残念ながら一度も泊まった事がないんです
一度でいいから宿泊したいです、otkmeさんが羨ましい😊

otkme

はじめまして
washiokenさん

白駒荘で使っている野菜やお米は麓の自家農園で作っていて、どれも美味しいですよね。娘さんたちが作るスイーツも女性を中心に大好評みたいで。

新しく改装された白駒荘は設備も綺麗で、超快適。晴れた日の夜、池の上に広がる星空は一見の価値ありです。

夏は駐車場までバスが、冬は雪上車での送迎もあるみたいなので、機会があったら是非泊まってみてくださいね。

aonuma1000

おっ！２日違いでした。
こんばんは！otkmeさま
あれれれれ、私も７日に行ってきました。
雪上の悪戦苦闘の跡はotkme様のものでしたか？
私は自重して、安全策をとっておりました。

R299から白駒の池の裏コース。
年によっては踏み跡少ないのですが、
今年はバッチリでした。ありがとうございました。

白駒荘の辰野さんは茅野かな？
青苔荘の山浦さんは佐久穂なので最近は青苔荘がメインです。
佐久側から入る人はとても少ないと思います。
更に、このゲートからはもっと少なくなるんじゃないかな？
スキー場上部からの方が時間的にはかなり短い気もします。

似たようなコースをアップしていただき
嬉しくて長文になってしまいました。
これからもよろしくお願いいたします。

otkme

週末八千穂
aonuma1000さん

金曜の晩は白駒荘、土曜の晩はぷちはーぶに宿泊していました。日曜日は八千穂のゲレンデに遊んでいたので、ニアミスでしたね。

レストハウスふるさと。せっかくキレイになったんだから入り口だけでも作ってくれたらいいのになんて思いながら突っ込んだら、まんまと。

夏に足を怪我して、リハビリトレーニングという事で勝手知ったるこちらのルートで。下山をスノーボードにしようと板を担いで行ったら、思わず楽しめた1日となりました。

辰野さんとは先代の頃からのお付き合いで。小さかった子供も大きくなり、さらには次の世代もどんどんと台頭してきて、うれしい限りです。

自分も元は諏訪地区の生まれ、東信方面は1年を通して歩き回っていますので、またどこかでお会いできそうな気がしております。