クラスト万歳 常念岳(北ア)

2021年03月07日(日) [日帰り]

• GPS: 12:25
• 距離: 22.9km
• 登り: 2,216m
• 下り: 2,218m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:46
• 休憩: 1:28
• 合計: 12:14

3:40 須砂渡ゲート
4:08 4:16 高瀬川線No.63
9:35 10:05 前常念岳
10:40 10:41 三股への分岐点
10:48 11:29 常念岳
11:31 11:32 三股への分岐点
12:00 12:05 前常念岳
15:11 15:11 高瀬川線No.63
15:49 15:51 須砂渡ゲート
15:54 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ほりでーゆ〜 四季の里　林道ゲート前駐車場

コース状況／危険箇所等

・林道ゲート〜本沢橋：凍結面あるが回避して通行可
・本沢橋〜登山口(高瀬川線No.63看板)：凍結無し
・登山口〜鉄塔：積雪無し
・鉄塔〜1328m地点：鉄塔からすぐ笹薮道。鉄塔を超えて左手にやや明瞭な道あり。積雪あるがギリ回避可能。
・1328m地点〜1955m地点：急登。ほぼ積雪あるが一部地面と笹薮。チェーンスパイクでOK。
・1955m地点〜2178m地点：積雪あり。幕営適地多い。チェーンスパイクでOK。
・2178m地点〜前常念〜常念：積雪あるが踏み抜き注意。トラバース時に雪が崩れやすいため10〜12本爪アイゼン必須。

写真

3/7 3:37

先約6台。前日からの入山者は少なくとも2組。

3/7 4:16

今期3回目、見慣れた入口

3/7 6:01

よく締まった雪でサクサク上がれる

3/7 6:11

2週前より随分笹薮が出て来た、もう春かな

3/7 6:15

ふと後ろを向くと雲海と月

3/7 6:30

何度見ても美しい光景

3/7 6:49

1955m地点付近の展望台、最高

3/7 7:17

クラスト万歳、めちゃめちゃ歩きやすい

3/7 7:22

実質テント場まで来た

3/7 7:24

本日はテントが一張

3/7 7:26

1本だけ、異様にツルっとしたダケカンバ

3/7 8:03

森林限界超えた

3/7 8:03

後ろには雲海

3/7 8:05

幕営の名残

3/7 8:10

トレースを有難く使わせて頂く

3/7 8:12

トレースを多少外れても、クラストしていて快適

3/7 8:31

この通り

3/7 8:46

前回はこの曲線で13時。全くスピードが違う。

3/7 9:30

とは言え、急登辛すぎ。後ろより2名接近中。

3/7 9:39

前常念から、ずっと見たかった冬穂高

3/7 9:46

こんな最高の場所でテント泊してみたい

3/7 10:08

大パノラマ堪能しつつもうすぐ

3/7 10:34

冬常念きれいだな…

3/7 10:38

頂上まで延々と続くシュカブラ

3/7 10:53

最後尾組のため貸切状態。自撮りする他無く。

3/7 10:57

山頂全景

3/7 11:23

槍穂高、陰影が素晴らしい

3/7 10:54

穂高アップ

3/7 11:23

南岳〜槍

3/7 11:27

下山も頑張ろう

3/7 13:33

展望台より再び前常念。随分遠くなった。

3/7 13:49

延々と600mの高低差を滑り降りる

3/7 14:43

鉄塔への分岐は左。直進方面を誰か塞いでくれた。

3/7 14:56

休憩を長めに取ったが、ほぼ予定時刻でやり切った。

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

装備

個人装備

インナーシャツ3枚重ね着（ウール/ポリ/ジップ付きポリ） ダウンベスト 冬用ハードシェルジャケット フリースジャケット ウールタイツ ポリ厚手タイツ ソフトシェルパンツ 厚手靴下 フリース手袋 アウター手袋 中綿入り手袋 バラクラバ 帽子 アルパインブーツ ワンタッチアイゼン チェーンスパイク ピッケル ストック ザック 昼ご飯 行動食 テルモス(湯) ナルゲン(水) ヘッドランプ 予備電池 GPS 絆創膏 常備薬 保険証 スマホ スマートウォッチ サングラス ハンカチ 熊鈴 熊除けスプレー 携帯トイレ アルコールジェル お金 家カギ 車カギ ゴミ袋 ゴーグル ダウンパンツ

感想

Torisugari

前回(2/23)、雪のコンディションを考えずに挑み
急登＆ラッセル地獄で時間切れ、敗退。

その後、ふと、他の方の登頂レコを見ていて、
「雪面がクラストしていれば登れそうだ」
ということに気が付いた。

丁度ここ数日は予報ベースで積雪は無く、
いい塩梅の気温上昇・朝方の冷え込みから、
3/7はよく凍結してくれそうな気がした。

そして当日、蓋を開けると期待通りの雪面、
加えて先週のような高気圧で覆われたド晴天。
この好機に駐車場は3:30前時点で先約6台、実際10名程とお会いした。

それにしても、CT0.7〜0.8相当を維持したものの、
次々に抜かされてしまうし、
過去、TJARに出場された方も居られ、
この時期のこの山は猛者揃いと認識。

好機に恵まれ三度目の正直となったが、
冬季北アの難しさを改めて実感。