大幡川四十八滝沢



- GPS
- 06:20
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,137m
- 下り
- 1,252m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
四十八滝沢はまさに滝オンパレードの沢。初滝と大滝を巻くなら特に問題となる箇所は無く、易しい小滝が続く初心者向きの沢です。短い沢なので、気軽にぶらっと遡行できますよ。 |
予約できる山小屋 |
三つ峠山荘
|
写真
感想
最近単独行が多かったが、今日は友人を誘って三ツ峠に詰め上げる四十八滝沢へ。
登山客でごった返す富士急行線で都留市駅まで行き、ここからタクシー(ツルタクシー、要予約)で宝鉱山バス停先の舗装路終点まで入ってもらう。一応バスもあるのだが、便が少なく入渓時間が遅くなるので今回はタクシーにした。
ここから20分ほど林道を歩き、三ツ峠北登山道入口から登山道に入る。新緑が綺麗だが、暑い!あと、蜘蛛の巣が多い。
しばらく登っていると、「ここより千段の滝始り」と書かれた看板がある。遡行図には登山道横断点から入渓と書かれているが、暑いこともありこの看板の少し手前から早々に入渓する。
最初はゴーロだが、すぐにナメや小滝が現れ始める。快適に越えていくと、正面に大きめの滝が。
「これって大滝ですかね?」
「うーん、20mないよね(笑)」
「でも遡行図には左から取り付いて、中段で水流を横断し、水流右を直登って書いてて、そういうルートで登れそうですよね。」
「じゃあ、やっぱり大滝かな。」
と適当に考え、自分がフリーで取り付いてみる。
下段はちょっとハングっぽかったものの、比較的簡単に登れた。ところが上段がスラブ上となっており、どうしても途中の一歩が出ず詰まってしまった・・・。
仕方ないので、左から巻き上がったD.H.さんにスリングを出してもらい強引に上がって一応事なきを得たが、
「巻いてる途中に山の神がありましたよ。それに、梯子もありました・・・」。
遡行図見たらそれって完全に初滝じゃん。
( ̄▽ ̄)
いきなり二人して大ボケをかましてしまった。
まあ、気を取り直して、進んでいく。
直登可能な5mくらいの滝が次から次に現れ面白い。
そして今度こそ本物の大滝登場。
こちらはたしかに高さがあり大滝の風格だ。登るとしたら一見してザイルが必要。今回はパスして左のガレ沢を少し登り、明瞭な巻道を使って大滝上にトラバースする。
この後はひたすら滝が連続し、どれがどの滝だか良く分からない。とにかく滝が多く、一つ滝を登り終えると必ず次の滝が視界に入っている状態だ。
時折シャワークライムを交えて登っていく。
白竜の滝周辺はスダレ状になっている箇所があり、なかなか綺麗な部分だ。
さらにここを越えると、全体的に苔むした日本庭園的な雰囲気になってきて、これはこれでなかなか良い感じだ。
沢は1550m付近の湧水から始っており、ここから水流は途絶える。
遡行図では右のガレ沢を詰めるような記述になっているが、正面の尾根の方が登りやすそうだったので、ここからは尾根上を進むことにする。尾根上は踏み跡チックになっており、登りやすい。
そんなに時間をかけずに稜線着。沢装備を解除する。詰め上げた地点は電波塔のほぼ直下である。ここからさらに5分も歩くと、登山者で賑わう三ツ峠山頂に到着。
山頂からは見事な富士の他、残雪を頂く南アの山々が一望できる。
記念に周りにいた人に頼んで写真を撮ってもらった。
あとはちゃっちゃか歩きやすい登山道を下っていく。クライミングのメッカだけあって、屏風岩には多くのクライマーたちが取り付いていた。
2時間ほどで三つ峠駅着(舗装路の歩きが長かった・・・)。
折角なので、駅から400mほど歩いたところにある「うどんの駅」で吉田名物のうどんを食べてから帰途についた。
もう沢の季節ですね。
四十八滝沢は行ってみたい沢なので、
詳細なレコ、ありがとうございます。
ところで沢靴はフェルトでしょうかアクアステルスでしょうか。
それとタクシー代はどれくらいでしたでしょうか。
教えていただけると助かります。
Neuronさん、はじめまして。
コメントありがとうございます!
今の時期は新緑が綺麗ですし、遡行後は見事な富士も望めるので、おススメな一本ですよ。
靴はいつもフェルトを使っています。アクアステルスもいずれ試してみたいのですが、今のところ使ったことがないのでどちらが良いかは分かりません・・・。
タクシーの料金は3000円弱でした。
土日は人が多いので予約必須だと運転手さんが言っていました。
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