奥日光/茶ノ木平〜半月山
- GPS
- 04:26
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 787m
- 下り
- 782m
コースタイム
天候 | 曇り後晴れ(14〜16℃) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
日光レイクサイドホテルで下車。レイクサイドホテルの手前の車道を100m程進むと墓地の脇から尾根に登る登山口がある。バスはICカードが使えるが高額(神橋からで1000円)なので要注意。 中禅寺湖道路を行くバスもあるようなのでタイミングが会えば利用も良いかも。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 危険箇所は特になし。 ◆登山ポスト 見当たらなかった。 ◆温泉 温泉は豊富。レイクサイドホテルの湖畔の湯(1000円、タオル付き)を利用。中禅寺湖越しに錫ヶ岳から黒檜岳を望める檜の香りの高い風呂でとても癒される。 |
写真
感想
日光周辺の山々はそれなりに登って来たけど茶ノ木平は一回も行ったことが無いし、半月山も20年前に嫁さんとドライブウェイから登ったに過ぎない。茶ノ木平辺りのアカヤシオが好いよと聞いてたし、ちょうど時期も良いかと考え、レイクサイドホテルから茶ノ木平に登り、半月山に行くルートを考えた。
計画では茶ノ木平から半月山を超えて社山まで行こうと考えていたが温泉に入っていくことを考えると余裕が無いので社山まで行くのは棄却して半月山までとした。
でも1655mピークを超えて阿世潟峠まで行かずに半月峠から湖畔に降りたのは正直な所ここまでのアップダウンに結構草臥れたから。
目的だったアカヤシオはそろそろ花期も終わりのようだったがまだまだ美しかった。また新緑の美しいこと。久々に森林浴を味わった。
登り口はレイクサイドホテルの手前で国道から別れて中禅寺湖道路に繋がる道路を30m位進んだ所にあった。尾根への取り付きはどこも急登で始まるがここでもジグザグに付けられた急登路を登って行く。10分程で尾根に辿り着くと樹間から湖が見え、加えて右手に男体山、左手に奥白根が現れた。ここからはしばらくこのような展望を楽しみながら少し緩やかになった山道を進む。茶ノ木平の手前で再び急になり九十九折りに登って行くが、突然のように台地になった茶ノ木平に飛び出す。500m以上も台地が続くが、実に心地好い野原と林の融合した場所になっている。広葉樹の多さからも紅葉の見事さが想像できる。そう言う時季にも是非来てみたいものだ。
望んでいたアカヤシオは茶ノ木平までまるで無く、全て終わってしまっているのかと思ったが、狸山へ向かい下りの途中からチラホラと現れだした。あちらこちらで出逢うごとにシャッターを切っていたので撮った写真はアカヤシオばかりになってしまった。アカヤシオ、アカヤシオと男体山、アカヤシオと奥白根、アカヤシオのクロースアップと言う具合。
茶ノ木平の泰然とした遊歩道に別れを告げてスカイラインを横切って狸山への登りに掛かると結構な急登で息が上がる。登った高さをそのまま消化するように下り再びスカイラインと交差して半月山への登りに掛かる。地図を見ると確かに半月山まで200m近く登らなければならないが、一旦登って緩やかになっても微妙にアップダウンが続き疲労する。半月山からは展望が無いと言われているが、尾根伝いに少し西に動き、岩場に立つと中禅寺湖側に開けていて大展望であった。それでもやはり展望台からの360°の眺望は素晴らしい。戦場ヶ原を超えて奥白根とその配下の峰々、それが続いて皇海山に続き、荒涼とした松木渓谷、その向こうの袈裟丸等々。
半月山展望台から半月峠への下りは膝が笑う程の急坂。100m余りを一気に下り、半月峠に至る。そこから前述の通り狸窪に降り、湖畔の周遊道路をレイクサイドホテルに戻った。湖畔に出るとそこは釣り人の世界、ウェイダー姿でフライを操るフィッシャーが多いのにはちょっと驚いた。何しろ山ではハイカーに8人しか会わなかったのだから。更にイタリア大使館別荘記念公園まで来ると殆どが観光客になる。日光の普通の姿だ。
社山は宿題に残してしまった。湖畔からよくよく見ると阿世潟峠から山頂までほぼ一直線に右肩上がりの稜線を描いているが、3つ程のピークが望見される。やっぱり一筋縄では行かないかもしれない。社山まで行くとその向こうの黒檜山にも興味が出て来そうだ。まだまだ未知の山が多いから楽しみも沢山ありそうだ。
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