青潮望む角田山✿ただいま早春花の内覧会開催中!
- GPS
- 04:10
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 533m
- 下り
- 521m
コースタイム
- 山行
- 3:47
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 4:11
天候 | 曇り、のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
あちこちから登山道が伸びている山ですが、尾根の隣は断崖ということが多くあります。老若男女の集う山でも足下は要注意、特に灯台コースは岩場で海からの強風がもろに吹き付けるので、風が強い日は特に気を付けましょう。 花はキクバオウレンやコシノカンアオイ、マンサクが見頃、ユキワリソウはそろそろ見頃、カタクリとキクザキイチゲ、ショウジョウバカマは一部で咲き始め、シュンランが蕾、エンレイソウやシロキツネノサカズキモドキ、ミチノクエンゴサクなどの多くは見つかりませんでした。 |
その他周辺情報 | 登山口にあるカフェに立ち寄りましたが、平日の午後1時半にして待っている人がいる状態だったので入店せず。帰路に立ち寄った寺泊港も混雑していたためパスし、おとなしく地元に戻って食事をしました。 |
写真
感想
新潟遠征の最終日は、花の角田山。悪天候だった昨日の弥彦山は日曜日だというのにすれ違ったのは3人、国上山に至っては登山者は皆無だったのに、晴れた月曜日は大盛況。月曜日の男たち、女たちが集うのかと思ったら、曜日や性別は超越したようなお年頃の方々もちらほら。ゴム長靴に軽装で、軽快に山頂目指して歩いて行きます。
晴れ予報に反して(というか律儀に「曇り、のち晴れ」を体現して)どんよりとした空模様。海岸線や平地は晴れてるのに、山は雲多し。海沿いにある山の天候の気むずかしさは、すとんと落ちる尾根の険しさからも分かる。標高なんかには関係ないんだと教えてくれる岩の角田山は花の角田山。寝起きの花たちを鼓舞しながら歩きます。
この山はユキワリソウが凄いだけでなくて花の種類も豊富なのがいいところ。目当てのユキワリソウはそれなりに咲いていたけれど、キクザキイチゲの青花やシュンランは蕾、ミチノクエンゴサク、ヤマエンゴサク、エンレイソウ、シロキツネノサカズキモドキなどは見当たらず。往路ではカタクリもしょぼくれたのが1株だけでした。
山頂からはトイレに立ち寄りたくて観音堂を初訪問、眺望のよさにびっくりしました。三々五々お弁当を広げる人たちに混じって、飯豊山、粟ヶ岳、守門岳の白い峰を一望。米どころの平野がパッチワークのように影絵になっているのを愛おしく見下ろしました。たくさんのコースがあるこの山、次は別ルートも歩きたくなりました。
下山はいつもの灯台コース、岩場のヤセ尾根歩きが楽しめる変化に富んだコースです。途中からは日差しが戻り、小ピークにはカタクリとキクザキイチゲの白花がご機嫌に咲き出していました。今回の遠征では光量不足で寝ぼけた写真が多かっただけに、陰影のはっきりとしたピントぴったしの写真が撮れることを大喜びしました。
晴れて風が強くなった岩場の尾根歩きは、注意深く進みます。しかし、その日差しが不機嫌そうだった日本海を一変させ、絵の具を溶いたようなツートンカラーの透き通るような海が目の前に現れました。佐渡の金北山も見え始め、GWに予約した大佐渡縦走が一気に現実感を増しました。夢が実現できるって、素晴らしいことですね。
yamaonseさん、こんばんは(^.^)
新潟、三連休だったんですね。
満喫できましたね。
角田山、来週末。予定なんで楽しみです。
ゴールデンウィークの佐渡も楽しみですね。
春は楽しみが、いっぱい、次のレコ楽しみにしてます。
robakunさん、こんばんわ。岩室温泉2泊3日の旅、国上山から弥彦山、角田山への縦走はお預けになりましたが、近いうちに実行したいです。robakunさんの角田山は再来週なんですね。今回は開店準備中の関係者内覧会のような咲き具合だったけど、花の種類は一気に増えていそうな予感がします。気難しい日本海側の空模様も、安定した天気となりますように。GWの佐渡はコロナ第4波が気になるところ。GOTOのときのような祭り状態より警戒期間のほうが宿も船も空いていて安全な気もしますが、まずは実現できるといいな。春は次の予定考えるのが楽しいですね(^^)
角田山、海から、ぐっとそそり立つ
岬の山というロケーションがいいですね。
灯台と、そしてお花たち、開花タイミングも
バッチリですね。
下山後のイタリアンも美味しそうです。
いい遠征になったご様子、何よりです。
komakiさん、こんばんわ。角田山は標高500mにも満たない山ですが、灯台コースの登山道は両脇が断崖絶壁のイワイワで、標高以上に高度感があります。その先端に灯台がある、ってシチュエーションもおあつらえ向き過ぎます。海抜0mまで歩けるのも最高でした。
そして今回は海の色に感動しました。奥の方、佐渡島に近い方の透き通った濃い目のブルーは対馬海流、貧栄養で海水の密度が違うのだそうです。黒潮同様に透明度が高く、漆黒(濃紺)の深い色合いをなす海流は、水温が高いことから豪雪をもたらす一面も持っています。
咲き出したばかりの花たちはこの山の本領発揮にはほど遠い状態でしたが、遠征を締めくくるいい山旅となりました。イタリアンはいつもの地元店です。割烹旅館でご馳走三昧してたら、ラーメンやパスタが無性に食べたくなりました。やっぱり貧乏性なんですね(爆)
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