蓼科山 BC まだパウダー残ってました

2021年03月15日(月) [日帰り]

• GPS: 05:59
• 距離: 9.1km
• 登り: 741m
• 下り: 992m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:30
• 休憩: 0:31
• 合計: 6:01

7:32 ゴンドラリフト頂上駅
7:58 8:06 蓼科山７合目登山口
8:22 8:26 馬返し
9:56 9:57 将軍平
9:56 9:56 蓼科山荘
10:46 10:46 蓼科山頂ヒュッテ
10:47 10:52 蓼科山
10:53 11:04 蓼科山頂ヒュッテ
13:04 13:04 馬返し
13:10 13:10 蓼科山７合目登山口
13:21 13:23 ゴンドラリフト頂上駅
13:32 ゴール地点

天候

ガスのち快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白樺高原国際スキー場の駐車場に駐めましたが、シーズン終盤の平日と言うこともあってか戻ってきた時もだいぶ空いていました。

コース状況／危険箇所等

登山道は全て雪で覆われています。七合目で20cmほど、将軍平は1〜1.5mほど。一昨日の新雪が上の方では20cmほど積もっていて、まだ柔らかかったです。

写真

麓は快晴でしたが、八ヶ岳の稜線にはどんよりとした雲がかかっています。予報では快晴だったのになあ。まあそのうち取れるでしょう。

登山口から雪はつながっています。

七合目の鳥居。

スキーのトレースがいくつもありますね。6、7人ほど昨日に訪れたようです。そうするともう北面オープンバーンはぎだぎだかも(^^;。

ぶーちゃんの雪だるま。

柔らかい新雪が20cmほど積もっていますが、ほぼぎだぎだ。

3人ほどは登山道を滑り降りたようです。

将軍平。積雪は1.5mほどはあるかな。

山頂に向けて登り始めるとやっと日差しが届きはじめました。

そして一気に青空(^^)。木々が霧氷できれいです。

途中から斜面をトラバース気味に登って行きます。昨日の強風の影響かパック気味の新雪が10cmほど。

昨日は強風が吹き荒れたと思われますが、今日もまだ10m/秒くらいの強めの風が吹いています。登っている斜面は全体的に強風の影響を受けています。

シュカブラとハードパック。

登山道側。

稜線は新雪が吹き飛ばされて全体的にクラスト気味。

山頂へのビクトリーロード。

山頂に到着。風が強く、また厳冬期並みの極寒です。

八ヶ岳。

天狗岳と手前に丸山。丸山北西面のオープンバーンの積雪も増えたように見えます。

広い山頂。

樹林帯から上の斜面はどこも状態が良くないと思い、シュカブラが多い登ってきたルートを少し滑り降ります。

浅間山。

浅間山をズーム。

途中から北面側にトラバースします。

途中クラスト気味の部分もありましたが、さらに進むとまさかのさらさらの新雪が積もっている斜面に出ました。

10cmほどのさらさらの新雪です。

上を見ると、かなり上まで同じ感じです。まさか北面に新雪が吹き溜まっているとは。もう半分以上降りてしまっています(^^;。

ではパウダーをいただきます。

気持ち良く滑ることが出来ました。

疎林帯入口の標識が真下に見えてきました。

看板をズーム。写真中央少し左側の木にオレンジ色の看板が掛かっています。

ディープではありませんが、昨日からの暴風を考えるとこれだけパウダーが残っていただけでラッキーです。

疎林帯入口。ま、今回はかなり積雪が多いので、疎林帯を外れても滑るスペースはありました。ただ滑る方向を間違えると下のオープンバーンに出ない可能性もありますので、基本的には疎林帯をたどって下った方が良いと思います。

少し西側に移動すると北アルプスがきれいに見えてきました。

槍穂高。手前に三峰山。

立山、剣岳。手前に美ヶ原。

鹿島槍〜白馬岳。

では疎林帯を下っていきます。

柔らかい新雪が20cmほど積もっています。

年々低木が育ってきているので、徐々に通過しづらくなってきているような。

北面オープンバーンに出ました。昨日と思われるシュプールは4人分。なんとかノートラックを滑れそうで一安心(^^)。

上部は岩もほぼ埋まり快適です。

斜度はこれくらい。降雪後2日目ということもあり、特に不安定な感じはしませんでした。

まだまだノートラックバーンは続きます。

この先しばらく降雪は無さそうなので、これが蓼科山のラストパウダーになるのかな。

岩が目立つ部分を過ぎるとまた良い感じの斜面。

左側。

右側。

徐々に埋もれた岩が目立つようになってきました。

地雷が無さそうな部分をたどって滑り降ります。

中間部はだいぶ岩が目立ちました。昨日滑った人は早めに登山道側に移動しましたので、ここからは完全ノートラックバーンです。

オープンバーンの一番下まで気持ち良く滑ることが出来ました。

隣の森をトラバースします。

ここはシールで少しだけ登り返します。

振り返ると最高の天気になりました。

乗鞍岳。昨日位ヶ原手前の急斜面で大規模な雪崩が起きてしまいました。

北面オープンバーンを振り返ります。

山頂とオープンバーン上部。拡大してみると、稜線直下は新雪が付いている部分と無い部分がまだら模様の感じです。

シュプールをズーム。

登山道を横切ってその先の沢を滑り降ります。

日差しが当たっていないせいか柔らかい雪でした。
ただこの先でぎだぎだの登山道に合流して以降は修行の滑りとなりました。

森の中はがりがりの部分も多く、たまらずに道路をたどって滑ります。

やっとゲレンデまで戻ってきました。あの山頂からここまでスキーで滑ってきました(^^)。

雨境峠から蓼科山を眺めます。

蓼科山北面をズーム。

感想

Fujimori-W

この先しばらく降雪がなさそうですので、ラストパウダーになるかもと思い、一昨日降った新雪に期待して今シーズン2回目の蓼科山にバックカントリー（テレマークスキー）に出かけて来ました。
昨日にスキーヤーが6、7人訪れたようで、明確なトレースがあり、ラッセルは不要でしたが、ただいつも気持ち良く滑っていた登山道脇はどこもほぼぎだぎだ状態で、北面オープンバーンもノートラックバーンが残っているか心配になります。
樹林帯から先の斜面は強風の影響をかなり受けていて状態もあまり良く無さそうでしたので、登った東斜面を途中まで滑り降り、北面側にトラバースしましたが、なんと北面側にはさらさらの新雪が吹き溜まっていて、それからはパウダーを気持ち良く滑ることが出来ました。
北面オープンバーンは上部は岩もほぼ埋まり快適な状況でした。ただ中間部は岩がだいぶ目立つようになり、滑る際には注意が必要です。
登山道に復帰してからゲレンデに戻るまでは修行の滑りでした(^^;。