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Yamareco

記録ID: 2999390
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

仁田岳東南稜 (途中敗退)

2021年03月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
12:20
距離
19.5km
登り
2,033m
下り
2,033m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:08
休憩
1:10
合計
12:18
5:38
11
沼平ゲート前
5:49
5:49
28
6:25
6:32
51
7:23
7:32
33
8:05
8:05
37
8:42
8:42
75
9:57
10:03
22
10:25
10:26
42
11:08
11:11
67
12:18
12:31
62
2428m付近 (最高到達点)
13:33
13:38
21
13:59
14:00
17
14:17
14:21
56
15:17
15:25
27
15:52
15:52
17
16:09
16:15
35
16:50
16:56
12
17:08
17:08
31
17:39
17:39
17
17:56
沼平ゲート前
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
沼平ゲート前に駐車
コース状況/
危険箇所等
全体:道は分かりやすく、読図に困るような場所は少ない(バリなのでトレースはないが)。1485mPを過ぎると積雪地帯となるが、積雪は深くはない(最大脛丈程度)。ただ、雪質が硬めのモナカのため、もも上げラッセルを強いられ非常に体力を奪われる。土平(1876mP)からコルに降りる激急坂が核心部。登下降には前爪アイゼン必須。

沼平〜信濃俣河内大吊橋:林道は整備され問題ない。ダム堰堤前にゲートあり。吊橋への下降も踏み跡明瞭でわかりやすい。朝の吊橋は凍結し、踏板に乗れなかった(橋のたわみで斜度があり2、3度転倒しかかった)。横に渡した角材の上を歩くしかない。
信濃俣河内大吊橋〜1485mP:急登ではあるが、積雪もほとんどなく歩きやすい。林業の作業道がつづら折りについており、それも使ったりできる。
1485mP〜土平(1876mP):脛丈程の積雪あり。硬めのモナカ状態で足をとられる。ワカンがあった方が良いが、それでも沈む。
土平〜大斧沢ノ頭:土平からコルへの下降が今回の核心部。地形図には出ていなかったが、南アルプス下部によくあるもろい急坂になっており、そこに不安定な雪がついている。前爪付きアイゼンでクライムダウンが必要。木の根が雪や氷に埋もれ持ち手が少ない。コルにいくつかのもろい岩の岩稜が続くので、トラバースなど慎重に。ここを過ぎれば危険個所なくまたワカンでのラッセルとなる。
大斧沢ノ頭〜2243mP:脛丈程のラッセルが続く。下部よりも日当たりが良いためか日が昇ると雪が腐り気味になる。危険個所はほとんどないが、崩落地を巻く場所で稜線を倒木がふさぎ、トラバースが必要となる。このトラバースの雪ははがれやすく、内部が凍結してすべるので、アイゼンのキックステップで行くのが無難。
2243mP〜2425m付近:間のコルに降りる場所で幼木密生地帯となる。木々の葉に雪や氷が載って、通行に苦労する。コル過ぎれば危険個所なく急登が続く。上部の平坦地につくとようやく仁田岳が見える。
その他周辺情報 白樺荘はやっているようだったが、温泉は17時半までとのこと。
帰りは川根温泉で汗を流した。露天風呂がたくさんあり、500円台でなかなか良い。
勘違いして30分程遅れましたが、沼平ゲート前出発です。
2021年03月14日 05:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 5:38
勘違いして30分程遅れましたが、沼平ゲート前出発です。
白んできた。遅れを取り戻すため、最初の林道は小走りで。
2021年03月14日 05:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 5:45
白んできた。遅れを取り戻すため、最初の林道は小走りで。
対岸の林道。吊橋まではしっかり整備されている。
途中で信濃俣河内へ向かうという釣師に会う。この時期に来るとはお互いすきものですね。
2021年03月14日 06:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
3/14 6:02
対岸の林道。吊橋まではしっかり整備されている。
途中で信濃俣河内へ向かうという釣師に会う。この時期に来るとはお互いすきものですね。
焼けてきました。
きれいです。
2021年03月14日 06:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 6:04
焼けてきました。
きれいです。
吊橋への下降。
しっかりしたトレースがついている。
2021年03月14日 06:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 6:21
吊橋への下降。
しっかりしたトレースがついている。
難なく吊橋つきました。
2021年03月14日 06:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
3/14 6:24
難なく吊橋つきました。
良い吊橋と思って踏板に乗ったところ、凍結で足をすくわれ転倒しそうになる‼とっさに手すりのワイヤをつかみセーフ。
死ぬかと思った。
2021年03月14日 06:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
3/14 6:25
良い吊橋と思って踏板に乗ったところ、凍結で足をすくわれ転倒しそうになる‼とっさに手すりのワイヤをつかみセーフ。
死ぬかと思った。
踏板がつるつるでしかも橋のたわみで斜度が結構あるので、全く乗れない。。。
しょうがないので、横の角材に登山靴の土踏まずを引っ掛けて渡った。
2021年03月14日 06:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
3/14 6:28
踏板がつるつるでしかも橋のたわみで斜度が結構あるので、全く乗れない。。。
しょうがないので、横の角材に登山靴の土踏まずを引っ掛けて渡った。
吊橋を渡り切り、ここから尾根に取り付きます。
2021年03月14日 06:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 6:33
吊橋を渡り切り、ここから尾根に取り付きます。
林業の手が入っており、藪もなく急登ではあるが快適?に高度を上げる。
2021年03月14日 06:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 6:37
林業の手が入っており、藪もなく急登ではあるが快適?に高度を上げる。
たいていの林業の現場に落ちている一升瓶。
誰もいないバリルートで見ると、なぜかホッとする。
2021年03月14日 06:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
3/14 6:52
たいていの林業の現場に落ちている一升瓶。
誰もいないバリルートで見ると、なぜかホッとする。
1200m過ぎると少しづつ雪が。
2021年03月14日 07:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 7:01
1200m過ぎると少しづつ雪が。
1485mPから下は雪に覆われます。
2021年03月14日 07:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 7:20
1485mPから下は雪に覆われます。
ひとまず休憩。スタートからここまで2時間。まずまず。
2021年03月14日 07:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 7:31
ひとまず休憩。スタートからここまで2時間。まずまず。
積雪は深くないが、硬めモナカで足をとられる。
スーパーかんじき登場。
これでもずぼずぼだが、つぼ足よりいくらかまし。
2021年03月14日 07:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 7:42
積雪は深くないが、硬めモナカで足をとられる。
スーパーかんじき登場。
これでもずぼずぼだが、つぼ足よりいくらかまし。
仁田岳見えました。
ハイマツ帯は予想通り、雪で覆われてますね。
2021年03月14日 08:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
3/14 8:01
仁田岳見えました。
ハイマツ帯は予想通り、雪で覆われてますね。
畑薙第一ダム。だいぶ遠くなった。
2021年03月14日 08:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 8:17
畑薙第一ダム。だいぶ遠くなった。
土平(1876mP)につきました。
ラッセルで体力を奪われ、全然スピードが上がらない。。。
2021年03月14日 08:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/14 8:42
土平(1876mP)につきました。
ラッセルで体力を奪われ、全然スピードが上がらない。。。
土平から一旦コルに下降。
この先に地形図には出ない激急坂があるとは。。。
2021年03月14日 08:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 8:48
土平から一旦コルに下降。
この先に地形図には出ない激急坂があるとは。。。
急坂を降りるが、どうしようもなくなったので、アイゼンに切り替え。持ってきててよかった。
2021年03月14日 08:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
3/14 8:59
急坂を降りるが、どうしようもなくなったので、アイゼンに切り替え。持ってきててよかった。
手前に茶臼。奥に上河内岳。
全く進まず、ひとまず上河内プランはなくなる。
2021年03月14日 09:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/14 9:30
手前に茶臼。奥に上河内岳。
全く進まず、ひとまず上河内プランはなくなる。
振り返ると富士山の頭が!
2021年03月14日 09:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 9:46
振り返ると富士山の頭が!
大斧沢崩落地の一部。
中々の迫力。
2021年03月14日 09:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/14 9:50
大斧沢崩落地の一部。
中々の迫力。
大斧沢ノ頭。
だだっ広い平地が広がる。
2021年03月14日 09:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/14 9:57
大斧沢ノ頭。
だだっ広い平地が広がる。
繰り返しになるが、この硬めモナカがきつい。。。
2021年03月14日 10:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 10:03
繰り返しになるが、この硬めモナカがきつい。。。
仁田岳。
まだまだ遠い。。。
2021年03月14日 10:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 10:05
仁田岳。
まだまだ遠い。。。
信濃俣にイザル。
2021年03月14日 10:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/14 10:53
信濃俣にイザル。
樹氷が青空に映えます。
2021年03月14日 10:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/14 10:55
樹氷が青空に映えます。
まだまだ仁田岳は先。
この進捗ではもう周回は無理ですね。
2021年03月14日 11:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/14 11:03
まだまだ仁田岳は先。
この進捗ではもう周回は無理ですね。
すそ野まで富士山が見えてきました。
相変わらずきれいな形の山。
2021年03月14日 11:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 11:05
すそ野まで富士山が見えてきました。
相変わらずきれいな形の山。
2243m過ぎると急に樹木密生地帯が、。。
戦意喪失するも、とりあえず雪をかき分け進む。
2021年03月14日 11:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
3/14 11:15
2243m過ぎると急に樹木密生地帯が、。。
戦意喪失するも、とりあえず雪をかき分け進む。
雪の造形にほっと一息。
2021年03月14日 12:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
3/14 12:02
雪の造形にほっと一息。
密生地帯はそんなに長くなかった。
2021年03月14日 12:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/14 12:12
密生地帯はそんなに長くなかった。
富士山きれいですね。
少し雪少ないけど。
2021年03月14日 12:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/14 12:14
富士山きれいですね。
少し雪少ないけど。
急登を登りきると2400m付近から立ち枯れ地帯に。
もう12時回っているので、ここでタイムアウト。
2021年03月14日 12:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/14 12:16
急登を登りきると2400m付近から立ち枯れ地帯に。
もう12時回っているので、ここでタイムアウト。
中央アルプス。左には御嶽が。
2021年03月14日 12:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/14 12:18
中央アルプス。左には御嶽が。
仁田岳。
やはりこの時期に日帰りは難しかった。
2021年03月14日 12:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 12:18
仁田岳。
やはりこの時期に日帰りは難しかった。
深い青の中に白い樹氷。
2021年03月14日 12:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
3/14 12:22
深い青の中に白い樹氷。
一応、最高地点で記念撮影。
2021年03月14日 12:23撮影 by  iPhone 7, Apple
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3/14 12:23
一応、最高地点で記念撮影。
エビのしっぽ的なのはいつ見ても美しい。
2021年03月14日 12:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 12:25
エビのしっぽ的なのはいつ見ても美しい。
ストック忘れて、また戻ってきた。
2021年03月14日 12:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 12:36
ストック忘れて、また戻ってきた。
下山はだいぶ楽。
2021年03月14日 12:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 12:51
下山はだいぶ楽。
と思ったら、カンジキがいつの間にか外れて、かなり登り返して回収。
足とカンジキの間に氷の玉ができ外れやすくなってた。
2021年03月14日 13:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 13:04
と思ったら、カンジキがいつの間にか外れて、かなり登り返して回収。
足とカンジキの間に氷の玉ができ外れやすくなってた。
信濃俣から光への稜線。
奥に顔を出してるのは黒沢山あたりかな?
2021年03月14日 13:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 13:19
信濃俣から光への稜線。
奥に顔を出してるのは黒沢山あたりかな?
2243mへの登り返し。
また密生地帯か。。。
2021年03月14日 13:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 13:20
2243mへの登り返し。
また密生地帯か。。。
密生地帯はなかなか。
頭から雪や小枝を被り、何とか通過。
2021年03月14日 13:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 13:30
密生地帯はなかなか。
頭から雪や小枝を被り、何とか通過。
富士山と笊の稜線。
なかなかいいね。
2021年03月14日 13:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
3/14 13:32
富士山と笊の稜線。
なかなかいいね。
2021年03月14日 13:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 13:35
茶臼、上河内。遠い。
この時期を甘く見ていた。
2021年03月14日 14:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 14:26
茶臼、上河内。遠い。
この時期を甘く見ていた。
やせ尾根。
2021年03月14日 14:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 14:57
やせ尾根。
土平への登り返し。核心部。
写真以上に急かつ不安定。
2021年03月14日 15:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 15:09
土平への登り返し。核心部。
写真以上に急かつ不安定。
核心部。もう一か所。
行きでは左からトラバース気味で行ったが、直で行った方が安全だったかも。
2021年03月14日 15:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 15:12
核心部。もう一か所。
行きでは左からトラバース気味で行ったが、直で行った方が安全だったかも。
1485mPまで戻ってきた。
謎の珍獣が出迎えてくれました。
2021年03月14日 16:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 16:08
1485mPまで戻ってきた。
謎の珍獣が出迎えてくれました。
1485mP過ぎるとあとは雪のない急坂を下るだけ。
コンパスで方角確認は必要だが、地形図で見るよりも尾根がはっきりしており難しくはない。
2021年03月14日 16:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 16:16
1485mP過ぎるとあとは雪のない急坂を下るだけ。
コンパスで方角確認は必要だが、地形図で見るよりも尾根がはっきりしており難しくはない。
吊橋まで戻ってきました。
なんとか17時前まで下りれた。
2021年03月14日 16:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 16:51
吊橋まで戻ってきました。
なんとか17時前まで下りれた。
帰りは踏板が凍っておらず、不通に渡れました。
2021年03月14日 16:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 16:51
帰りは踏板が凍っておらず、不通に渡れました。
風で傾いてる。
2021年03月14日 16:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
3/14 16:52
風で傾いてる。
河床まで約50m。落ちたら命はない。
2021年03月14日 16:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 16:53
河床まで約50m。落ちたら命はない。
林道途中の朽ち果てた造林小屋。
2021年03月14日 17:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 17:13
林道途中の朽ち果てた造林小屋。
ダム堰堤まで来た。
あと半分。
2021年03月14日 17:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 17:36
ダム堰堤まで来た。
あと半分。
下から仁田岳を仰ぐ。
あの左の樹林帯まで行けた。
2021年03月14日 17:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 17:37
下から仁田岳を仰ぐ。
あの左の樹林帯まで行けた。
沼平までやっと戻ってきた。
2021年03月14日 17:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/14 17:55
沼平までやっと戻ってきた。
ようやくゲート。
何とか日没前まで下山できました。
お疲れ様でした。
2021年03月14日 17:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
3/14 17:55
ようやくゲート。
何とか日没前まで下山できました。
お疲れ様でした。

装備

個人装備
ヘッドランプ
1
予備電池
1
1/25,000地形図
1
コンパス
1
ロールペーパー
1
ファーストエイドキット
1
筆記具
1
保険証
1
携帯電話
1
計画書
1
ザック
1
ザックカバー
1
タオル
1
防寒着
1
雨具
1
スパッツ
1
帽子
1
登山靴
1
水筒
1
時計
1
非常食
1
カメラ
1
日焼け止め
1
サングラス
1
ストック
1
アイゼン
1
目出し帽
1
手袋(インナー,ミドル,オーバー,替え)
1
ツエルト
1
スーパーかんじき
1

感想

正月以来の山行。
一泊で回れかつ雪を楽しめそうな南ア南部として、仁田岳東南稜から入り、まだ行けていない茶臼〜光岳までの稜線を歩いて茶臼から下山するルート計画した。が、土曜にドンピシャで南岸が来るということで、急遽日帰りで仁田岳〜茶臼(いければ上河内)という計画に変更した。
予想通り南岸の過ぎ去った日曜はピーカンの晴れで気象条件的には最高だったが、前日の雨と夜の放射冷却のせいで、雪の表面がカチカチに。しっかりしまった雪なら上を歩けるので最高だが、今回は中がスカスカのカチカチモナカ雪で、深い踏み抜きこそないものもも上げの連続で相当体力を奪われた。結局、1485mP以上の積雪地帯からスピードが上がらず、上河内や茶臼どころか、仁田岳すらたどり着くことができなかった。この時期のバリルートをなめていたと反省。
ルート的には読図含め難しいところはほとんどなかったが、土平(1876mP)からの下降が地形図には表れない激急坂で、フルのアイゼンがなければ下降不能なレベルだった(念のため持ってきておいてよかった)。
終始樹林帯のため眺望が良いとは言えないが、合間から見える南ア南部や深南部の山々、そして富士山が雪化粧しており、とても美しかった。また、上部の木々には2-3cmほどだが樹氷が形成されており、空の深い青とのコントラストがとても素晴らしかった。
結果的に仁田岳すらたどり着けなかったもののこの時期の誰もいない稜線やいい景色を堪能できたということで良しとする。
雪の時期ももうそろそろおしまいなので、今度は大きく大無間〜光〜茶臼間をぐるっと回ってみようかな。

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