経ヶ岳

2021年03月15日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.1km
• 登り: 1,500m
• 下り: 1,485m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:25
• 休憩: 1:05
• 合計: 9:30

5:30 仲仙寺
6:50 6:55 四合目分岐
8:40 8:45 七合目
9:45 10:00 経ヶ岳八合目
11:30 11:55 経ヶ岳
12:30 12:40 経ヶ岳八合目
13:20 13:25 七合目
14:20 14:20 四合目分岐
15:00 仲仙寺

合計距離： 13.06km
累積標高（上り）： 1489m

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

レンタカー　カローラフィールダーハイブリッド
25,410円　495km
ガソリン　26.6L　＠142　3,774円
高速代　10,530円
駐車場代　1,200円
合計　40,914円

写真

3/15 5:20

2021年も登山シーズンがスタート！
月曜日の今日は有休を取って経ヶ岳に登ります。

3/15 5:29

仲仙寺の境内で準備を整え出発します。

3/15 6:53

いきなり4号目。
ここまでの登りの途中、靴ズレで痛みが出たので絆創膏を貼ったりして、だいぶ時間をロスしながらここまで来ました。

3/15 7:06

そろそろアイゼン履くかなぁ〜
いや、まだまだと自問自答しながら登ります。

3/15 7:27

凍結してるし、さすがに限界・・・

3/15 7:29

・・・という訳で、5号目でアイゼンを履きました。
ここでも金具が錆びてたりして、時間を取ってしまった。

3/15 7:49

けど上を見ると青空だからヨシ！

3/15 8:02

雪が多くなってきました。
けど、思ってたより少なかったですが。と、思っていたのもこの辺まで。後にワカンを付けて進みます。

3/15 8:19

6号目です。
まあまあ急勾配の所もあるので、やはり要アイゼンですね。

3/15 8:21

6号目からは緩やかな傾斜が続きます。
前日の日曜日も晴れでしたので、トレースが残っています。

3/15 8:41

傾斜も穏やかでフォトスポットがいっぱい

3/15 8:42

7号目です。
南アルプスも見えるし、いいじゃないですか。

3/15 9:38

おおっ、良い感じの雪の回廊です。

3/15 9:42

木々が少なくなってきて、雰囲気良い感じです。
その分雪も深くなってきました。

3/15 9:46

めっちゃ山頂の雰囲気！これは期待できる！

3/15 9:47

8号目に着きました。
山頂と認定しないのが勿体ないくらいの解放感。
山名を付けてあげたいです。

3/15 9:54

ピークからは南アルプスから八ヶ岳まで全部見れます。
大絶景！

3/15 9:55

八ヶ岳の奥には浅間山が見えるはずなんだけどなぁ〜

3/15 9:53

カメラを右へ。
登ってきた方角は中央アルプスの主峰たちがズラリ。

3/15 9:53

拡大
前日の日曜日は千畳敷カールで雪崩があったとの事。
前々日は麓は雨でしたから稜線上は新雪が積もったのかもしれません。

3/15 9:53

背中側には何やら存在感のある山塊が・・・

3/15 9:53

御嶽山です。
雪化粧の境がはっきりしてるのは森林限界でしょうか？

3/15 10:02

そして、これから向かう経ヶ岳。
左奥だと思います。

3/15 10:05

やっぱり木が少ない所は良いですね〜
山頂が樹林帯の中だから期待度が低かっただけに、こんな良い景色に出会えて嬉しいです。

3/15 10:46

8号目からは雪が深くなるので、黒沢山との分岐辺りで堪らずワカンを装着。
アイゼンの上から付けました。

3/15 10:52

やはり、ワカンで沈み込みが少なくなり、快調に進めます。

3/15 10:56

木々がまばらで良い雰囲気です。
ビバークポイントもいっぱいありました。

3/15 11:02

小ピークの上から一枚。
奥の山が経ヶ岳のようです。

3/15 11:02

右手側には北アルプスも見えました。

3/15 11:02

拡大
焼岳や穂高でしょうか。
あちらも良い天気のようです。

3/15 11:08

ここら辺でのんびり寝転がりたい気分。
さっき休んだばかりなので山頂までは我慢。

3/15 11:23

あともうちょっとで山頂かな？
そろそろ6時間だからキツくなってきました。

3/15 11:27

山頂直下で木々の合間から北アルプス

3/15 11:27

拡大
もちっと木が少なければ・・・

3/15 11:56

ん？
雪の中から何か出てます。

おおっ！
やはり登頂したようです。

3/15 11:34

てなわけで、山頂で冷えたバナナを戴きますかな〜と。
中央アルプスをバックに。

3/15 11:48

木々の合間から山が見えてましたが、写真映えしないので割愛してさっさと帰路に就くことにします。

3/15 12:33

8合目まで戻ってきました。
相変わらずの絶景ポイント。
まだ陽も高いし、のんびりする事にします。

3/15 12:33

正面にどーんと峰を連ねるのは南アルプス。
甲斐駒も良い感じに雪化粧してます。

3/15 12:34

仙丈から農鳥の山塊です。
北岳は仙丈の陰になっている模様。

3/15 12:34

農鳥から南で次に目を引くのが塩見岳。
見る位置にもよりますが、悪沢・赤石よりも目立つ山容です。

3/15 12:34

塩見と赤石は登ったけど、悪沢の周辺だけが自身の未踏スポット。

3/15 12:35

う〜ん、どこに向けて撮ったのか忘れてしまったけど、浅間かなぁ〜

3/15 12:38

最後にお馴染み中央アルプス。

3/15 12:38

という訳で、中央はもちろん、南アルプスも八ヶ岳も一望できる素晴らしいスポット。
登る前は余り期待してなかったけど、山頂までの雪景色も良かったし、良い意味で裏切られました。
雪庇も少しですができているみたい。
眺望を満喫したので下山したいと思います。

3/15 12:47

小ピークを登り返して・・・

3/15 12:54

また下ると・・・

3/15 13:21

・・・7号目に戻ってきました。

3/15 13:27

7号目のプレートの反対側は経ヶ岳だと思います。
たぶん左奥が経ヶ岳。

3/15 13:27

お気に入りの8号目にズーム。
今朝は余り気にしてなかったなぁ〜

3/15 14:19

4号目です。
久々の登山で、早くも腿筋ヤバいです。
ちなみに、ここから先の狭いトラバース道で足を踏み外して1メートルほど滑落しました。

3/15 14:27

　天！

3/15 15:01

仲仙寺に戻ってきました。
今朝は暗くて分からんかったけど、立派なお寺です。

3/15 15:13

良い山旅のお礼と今年の登山の安全を祈願してお賽銭投げて手を合わせておきました。
今年こそは充実した登山ライフを送れますように（-人-）

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX700 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター マフラー ネックウォーマー 毛帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ポール テントマット

感想

もっつぁ〜

2021年最初の登山は経ヶ岳へ。

3月15日の始動は過去5年で、自身最も遅いシーズンインとなった。
積雪量が多いのはニュースで知っていたので行きたい気持ちはヤマヤマだったが、コロナの自粛や仕事の多忙もあって、始動が遅くなってしまった。

本当は谷川や福島の方に行きたかったが天気が悪そうだったので長野県の方にターゲットを絞ることに。
経ヶ岳の地形図を見ると、終始尾根伝いにルートが通っているので登りやすそうではあるが、以前からスルーし続けていた山だった。
なんせ、山と高原地図によると、山頂は「高木が囲み視界悪い」とある。
北アルプス北部は天気が悪いし、乗鞍は2年前に登ったし、釜トンネル歩くのはイヤだし、八ヶ岳も食指が伸びないということで、消去法で経ヶ岳に登ることになった。

ところが、いざ山に登ってみると4合目辺りまでは雪がなかったものの、標高を上げるにつれてとても雪の具合が良くなり、雰囲気の良い登山道を悠々と歩くことができた。
8合目まで登りつめると南アルプスが一望できる大絶景が出迎えてくれて、登りで到達した時はもちろん、下りでも時間をとって周囲の山々を眺めていた。
山頂は事前情報の通り高い木に囲まれていたが、隙間から中央アルプスの一部が見えたりしたので、期待度が低かった分意外と満足できた。

下山途中の2〜3合目辺りのトラバース道で足場が狭い場所があり、足を踏み外してしまった。
1メートルほど滑落したときに手を地面に着いた瞬間に手首を少し痛めてしまったが、大事には至らなかった。

久々の登山で日常で余り使わない筋肉を使ったからか、翌々日辺りまで筋肉痛が取れなかった。
仕事の都合や空模様の兼ね合いもあるが、今月もう一回登れるタイミングを図って短い残雪シーズンの山旅を楽しみたいと思う。