水根沢谷/川苔谷逆川


- GPS
- 16:04
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 2,925m
- 下り
- 2,917m
コースタイム
駐車場(6:55)-入渓(7:20)-2段滝3m5m(7:50)-小屋(9:05)-水根沢林道の木橋(12:00)-二俣(13:10)-[水根沢林道]-駐車場(15:10)
<川苔谷逆川>
竜王橋(6:00)-入渓(6:10)-大ダワ沢分岐(8:30)-下降点(11:15)-竜王橋(13:15)
天候 | 5月18日晴れ 5月19日晴れのちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大麦代トンネル手前左手の無料駐車場 <川苔谷逆川> 竜王橋付近のスペースに駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■コース状況 <水根沢谷> 沢、水根沢林道共に良い状態。 (小屋手前2段滝の左岸高巻きは悪い) <川苔谷逆川> 沢の状態は良いが、ウスバ林道木橋から竜王橋へ戻る林道はかなり崩壊が進んでいる。 左俣滝上から右岸尾根に上がって隣の沢を下降。下降開始直後は懸垂下降が続く。 |
写真
感想
<水根沢谷>
shironekoの奥多摩デビューはここ水根沢谷です。
ガイド本に「濡れねずみを魅了する沢」とあり、水量の多い沢への初挑戦に気合が入ります。
水根沢キャンプ場付近から入渓すると、しばらくは小滝が続きます。
少し進むと2段滝3m5mが現れます。高さはありませんが釜が深くホールドもなさそうなので右から巻きます。この巻き道がとても脆く上へ上へと追いやられます。後続パーティーが2段滝の突破を試みていたので、石を落さないように注意しながら進みます。
2段目の落ち口あたりまで来たところから50mロープで懸垂下降します。ちょっと上がりすぎたのかもしれません。初心者向けの沢とありますが、ここは注意が必要です。
しばらく進むとわさび田の石垣と立派な小屋が目の前に現れます。
わさびは奥多摩の特産品なんですね。
akashoubin隊長情報:わさびはキャベツとかと同じアブラナ科の植物で、モンシロチョウが飛ぶそうです。
その後も手頃な滝登りが連続し、気持ちの良いシャワークライムを楽しみます。滝へ取付くのに釜に入る箇所が何カ所も出てきます。ドボンしなければ腰上位まで浸かる程度でした。
安全の為ロープを1カ所だけ出して二俣まで詰めます。
二俣まで行くとかなり長い。
無事遡行を終了し、とても良く整備された水根沢林道を軽快に下ります。
駐車場に戻り、翌日の天気予報を確認します。
ずっと雨予報だったのが何とか持ちそうだと分かり、翌日の逆川遡行を決定。
ずぶ濡れの沢装備とギアを駐車場に広げ、ちょっとだけ乾燥させてから今宵の宴会の買い出しに向かいます。
つづく
<川苔谷逆川>
akashoubin隊長の愛車「サロン号」はとても快適で、shironekoは今日も朝までグッスリ。
少しひんやりする朝の穏やかな空気の中、車で沢支度します。
沢への下降点となるカーブミラーを目指して舗装路を少し戻ります。
入渓するとすぐに逆川出合となり右手に入ります。
逆川に入るとこれまたすぐに2段に屈折した大きな滝が現れます。
ここは2段目でロープを出して直登。
前日の水根沢谷と同様、釜に腰付近まで浸かりながら高度を上げていきます。
写真で「トップで行くと怖い」とコメントしている滝をshironekoがリードします。
滝の下部はぬめっていてスベる。ホールドも悪い。akashoubin隊長から「水流側にガバがあるよ〜」と声が飛んできますが、掴んでみるとガバじゃないし滑る。
だましだましそれを握って落ちないようにそーっと外傾したスタンスに立ち込み、更に上の大ガバを掴んでようやく一安心。
上部は簡単で登りきる手前辺りでようやく残置ハーケンに中間支点をとります。
下をみるとA子さんがホッとしたご様子。ご心配かけました。
(反省1:ハーケンとハンマーはトップで行くなら必ず装備すべし。経験もギアもあるんだから自分で判断して装備すべし。)
(反省2:小さいカムを装備していたのでもっと低い位置で中間支点を取れたはず。もうちょっと頭を使って登るべし。)
無事に突破します。
ウスバ林道の木橋を超え、水量が減ってくるとスケールの大きな滝が連続して出てきます。
左俣を滝上まで上がり、うっすら見える踏み跡を辿って右岸尾根を越えます。
隣の沢を懸垂で下ってウスバ林道の木橋で休憩。
「あとは林道だから」とホッとしたのもつかの間、竜王橋までの林道があちこちで崩壊していて危ないのなんの。完全に崩壊する日も近いかもしれません。
今回の奥多摩の沢2連戦、ずぶ濡れになりながらも登りごたえある沢登りを楽しむことができました。やっぱり沢登りはハマりますね。
参加者のみなさまお疲れ様でした。
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