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Yamareco

記録ID: 3004905
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

城山湖〜峰の薬師・高尾山

2021年03月18日(木) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 東京都 神奈川県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:57
距離
19.7km
登り
1,195m
下り
1,198m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:39
休憩
1:19
合計
5:58
距離 19.7km 登り 1,195m 下り 1,204m
8:56
15
大戸バス停
9:19
9:29
16
9:45
4
9:49
9:53
14
10:07
12
榎窪山北分岐
10:19
10:22
6
10:28
10:30
7
10:37
10:39
8
三井地区折り返し
10:47
10:53
6
10:59
11:01
17
11:18
13
榎窪山南分岐
11:31
9
11:40
6
11:46
12:09
11
見晴台(昼食)
12:20
12:22
5
12:27
8
12:35
7
12:42
12:44
2
12:46
12:47
14
13:01
13:02
9
13:11
13:13
13
13:26
13:29
16
13:45
5
13:50
14:02
11
14:27
20
14:47
14:48
5
14:53
1
14:54
京王高尾山温泉
LAPLAND
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2021年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
・往路:橋本駅から大戸行バス終点下車
・復路:高尾山口駅
コース状況/
危険箇所等
・通ったルートはいずれも整備良好、道標完備。
・ただし、大垂水峠からの高尾山学習の道は、大平林道から山頂寄りの入口にパイロンが置かれ、通行止めの様子でした。事前リサーチしていなかったので安全策を取って一丁平経由で迂回しました。
その他周辺情報 ・峰の薬師のトイレは「便所」という表記通り昔むかしの暗いぼっとん式でした。

 集落最奥の大戸バス停を出発
2021年03月18日 08:55撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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 集落最奥の大戸バス停を出発
車道伝いに城山湖畔「天空の里」エリアへ
2021年03月18日 09:07撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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車道伝いに城山湖畔「天空の里」エリアへ
右手には龍籠山(金刀比羅神社)へショートカットする階段
2021年03月18日 09:07撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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右手には龍籠山(金刀比羅神社)へショートカットする階段
トイレのある駐車場広場着
2021年03月18日 09:11撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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トイレのある駐車場広場着
広場を横切って坂を上り、なぜか山にある金刀比羅神社前へ
2021年03月18日 09:21撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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広場を横切って坂を上り、なぜか山にある金刀比羅神社前へ
神社の先の龍籠山展望台より。右はるか先に横浜ランドマークタワー
2021年03月18日 09:23撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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神社の先の龍籠山展望台より。右はるか先に横浜ランドマークタワー
左を見れば法政大学キャンパス
2021年03月18日 09:23撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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左を見れば法政大学キャンパス
日当たりでは桜がかなり咲いていた(金刀比羅宮近く)
2021年03月18日 09:28撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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日当たりでは桜がかなり咲いていた(金刀比羅宮近く)
堤体への道のゲートは朝9時開門
2021年03月18日 09:29撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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堤体への道のゲートは朝9時開門
結構立派な本沢ダム堤体。ロックフィル式だけど芝に覆われている
2021年03月18日 09:30撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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結構立派な本沢ダム堤体。ロックフィル式だけど芝に覆われている
そのダムにせき止められた城山湖は実は揚水発電の上池
2021年03月18日 09:32撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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そのダムにせき止められた城山湖は実は揚水発電の上池
行く手の階段が登山道。手前の「穴」は水が増え過ぎた時の排水口。境川につながる
2021年03月18日 09:36撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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行く手の階段が登山道。手前の「穴」は水が増え過ぎた時の排水口。境川につながる
草戸山の東屋展望台から橋本方面。手前の木の陰に城山湖
2021年03月18日 09:50撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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草戸山の東屋展望台から橋本方面。手前の木の陰に城山湖
榎窪山頂北の分岐。左は城山湖に戻る道。右の道を進み、
2021年03月18日 10:06撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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榎窪山頂北の分岐。左は城山湖に戻る道。右の道を進み、
すぐ先左は峰の薬師、右は三沢峠から南高尾山稜方面
2021年03月18日 10:07撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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すぐ先左は峰の薬師、右は三沢峠から南高尾山稜方面
峰の薬師奥の院
2021年03月18日 10:15撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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峰の薬師奥の院
峰の薬師から津久井湖と奥に城山ダム。城山湖は本沢ダムでややこしい。
2021年03月18日 10:19撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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峰の薬師から津久井湖と奥に城山ダム。城山湖は本沢ダムでややこしい。
小説「姿三四郎」の舞台の碑
2021年03月18日 10:20撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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小説「姿三四郎」の舞台の碑
こんな道でジグザグに津久井湖畔の三井集落方面へ
2021年03月18日 10:28撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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こんな道でジグザグに津久井湖畔の三井集落方面へ
県道の薬師参道(登山道)入口
2021年03月18日 10:30撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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県道の薬師参道(登山道)入口
三井大橋への短絡路調査。googleストリートビューはこの先映像がない
2021年03月18日 10:35撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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三井大橋への短絡路調査。googleストリートビューはこの先映像がない
同じくこの先の舗装路までしか映像がない。無事車道でつながっていた
2021年03月18日 10:37撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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同じくこの先の舗装路までしか映像がない。無事車道でつながっていた
峰の薬師へ登り返す。三井大橋
2021年03月18日 10:47撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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峰の薬師へ登り返す。三井大橋
里の路傍ではオオアラセイトウが花盛り
2021年03月18日 10:48撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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里の路傍ではオオアラセイトウが花盛り
峰の薬師に戻ってきた。子育て地蔵とモクレン
2021年03月18日 11:01撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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峰の薬師に戻ってきた。子育て地蔵とモクレン
圏央道もよく見えた
2021年03月18日 11:02撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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圏央道もよく見えた
奥の院の先の柵。左右からすり抜けられる
2021年03月18日 11:07撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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奥の院の先の柵。左右からすり抜けられる
榎窪山頂南の分岐では関東ふれあいの道三沢峠方面へ
2021年03月18日 11:13撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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榎窪山頂南の分岐では関東ふれあいの道三沢峠方面へ
フクロウの彫刻に到着
2021年03月18日 11:24撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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フクロウの彫刻に到着
裏の鳥はなんか怖そう
2021年03月18日 11:24撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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裏の鳥はなんか怖そう
展望地で昼食休憩。中央・道志川、奥の大室山の右肩にうっすら富士山
2021年03月18日 11:46撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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展望地で昼食休憩。中央・道志川、奥の大室山の右肩にうっすら富士山
全景はこんな感じ。手前の山は石老山か
2021年03月18日 11:46撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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全景はこんな感じ。手前の山は石老山か
ほんのちょっと寄り道して中沢山(観音像)
2021年03月18日 12:22撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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ほんのちょっと寄り道して中沢山(観音像)
大垂水峠手前の崩壊地
2021年03月18日 12:57撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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大垂水峠手前の崩壊地
大垂水峠歩道橋より相模湖方面
2021年03月18日 13:01撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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大垂水峠歩道橋より相模湖方面
大平林道交差路で逡巡。学習路の入口にパイロンがある
2021年03月18日 13:14撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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大平林道交差路で逡巡。学習路の入口にパイロンがある
この赤テープは通行止めの意味だろうか?と思案
2021年03月18日 13:14撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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この赤テープは通行止めの意味だろうか?と思案
結局、一丁平へ迂回した
2021年03月18日 13:25撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
3/18 13:25
結局、一丁平へ迂回した
立派な一丁平園地の碑
2021年03月18日 13:27撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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立派な一丁平園地の碑
整備良好の道を飛ばし、
2021年03月18日 13:31撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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整備良好の道を飛ばし、
高尾山頂到着。緊急事態中の平日なのに、春休みなのか若い人が結構いる
2021年03月18日 14:00撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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高尾山頂到着。緊急事態中の平日なのに、春休みなのか若い人が結構いる
山頂の眺望。左の黒いビルは八王子駅前
2021年03月18日 14:27撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
3/18 14:27
山頂の眺望。左の黒いビルは八王子駅前
一番山道らしい稲荷山ルートでケーブル駅前へ下山
2021年03月18日 14:47撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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一番山道らしい稲荷山ルートでケーブル駅前へ下山
広場の桜もかなりつぼみが開いていた
2021年03月18日 14:49撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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広場の桜もかなりつぼみが開いていた
ホーム先頭は道に迫っていた。〽間もなく高尾山口〜、高尾山温泉前、終点です
2021年03月18日 14:52撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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3/18 14:52
ホーム先頭は道に迫っていた。〽間もなく高尾山口〜、高尾山温泉前、終点です
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ 1/25000地形図 コンパス 保険証 飲料 ティッシュ バンドエイド タオル 携帯電話 雨具 防寒着 ストック 水筒 時計 着替え カメラ GPS

感想

 このところ、週末のたびに天気予報が悪いか所用があるかで山に行けない。何とか平日に有休が取れたのを幸い、コロナで人の多い週末は敬遠したい高尾山界隈を歩くことにした。未踏の城山湖から峰の薬師に立ち寄り、南高尾山稜を西行して高尾山に至る計画だ。
 朝6時過ぎの常磐線がびっしり立ち客の出る混雑であるのに驚きながら、下りの京王線に着席して橋本駅へ。城山湖最寄りの大戸行きバスを終点で降りたのは当方一人だった。のどかな集落の末端にあるバス転回所からわずか歩くとゲートがあり、遠くに本沢(ほんざわ)ダムの堤体が見える。
 城山湖を堰き止めているのは本沢ダムで、城山ダムが堰き止めているのは1km余り離れた相模川水系の津久井湖。城山湖は水系的には江の島に注ぐ境川に属する。ややこしい。そもそも両者は揚水発電の上池−下池とするために築かれたのに、なんでこんな紛らわしい名前を付けたのか、理解に苦しむ。
 車道の坂をそんなことを考えながら登っていくと丁字路に至り、右に曲がってひと登りで駐車場が見えた。ご老人が右手の金刀比羅宮へ続く階段を登っていく。ダム本体への近道だが、とりあえず直進して城山湖散策路駐車場へ向かう。実は会社のヘタレ歩く会向けに、ここから峰の薬師を経て津久井湖畔へ下りるハイキングを考えており、トイレなどの施設を下見しておこうという次第。古びて小規模ながら一応水洗であることを確認し、ここで頭にタオルを巻いて山歩き装備を固めた。
 広場を横断して20mほど上に見える車道へ登り、若干戻って金刀比羅宮へ。向かって右手の坂をちょっと上ると龍籠(たつご)山展望台だった。視界はよく開けており、今日は霞みがちだが、かすかに横浜ランドマークタワーなどが見えた。風景写真の大きなパネルもあるが、どうも景色と一致しない。休憩していた女性に尋ねたが、「新しいパネルだけどなぜでしょうねえ」と要領を得なかった。
 車道に戻ってダムに向かう。風がなく、登山シャツ1枚でちょうどいい暖かさ。路傍の桜がすでに五分咲き状態なのには驚いた。ソメイヨシノに見えるが何か早咲きの別種なのだろうか。
 ゲートを通ると堂々としたロックフィルダムの堤体が見えた。草で覆われてなかなか感じがいい。地下230mの発電所に至るインクラインの端が見えるかと思ったが、確認できなかった。見かけるハイカーは、手ぶらの人も多い70〜80歳代と思しき男性がちらほら。そのままダムの反対側へ回り込んで階段を登り、山道にかかる。湖に沿って軽いアップダウンの後、急な木段をひとアルバイトすると青少年センターからの道と合流した。
 間もなく草戸山。休憩中の高齢女性とあいさつし、東屋の展望台で汗をぬぐった。見晴らしは龍籠山に一歩譲るようだ。この先大垂水峠までは12月に辿ったコースを逆行するのが基本で、途中、南側の峰の薬師に立ち寄りする。段差が高過ぎる擬木の階段に難儀しながら2、3度アップダウンを繰り返せば榎窪山北分岐。左へダムへ戻る車道を分けた後、すぐの二股を行先表示のない左へ入れば山頂を巻いて南分岐に至る。右が大垂水峠方面で、まずはまっすぐ峰の薬師方面へ。
 電波中継施設の傍らを通り、道をふさぐ黒い柵を脇からすり抜けると、ほどなく無粋な鉄筋3階建ての奥の院が見えた。ここからまた車の通れる林道風になり、ヘアピンカーブを曲がりこむと足下に津久井湖が見えた。もう一度津久井湖の展望が広がった所が峰の薬師入り口。モクレンなどの花が咲く明るい境内だったが、閉ざされた売店前には半世紀前のものと思しき壊れた自販機が放置されていた。「便所」の看板の先には古い汲み取り便所。決して汚れてはおらず、トイレットペーパーも掛けてあって”現役”と知れたが、若い人は近寄り難いだろう。
 別に車道が通じているので徒歩の参道兼登山道の整備はどうだろうと思ったが、意外に立派で歩きやすい道が下まで続いていた。急な尾根に歩きやすい斜度のジグザグ道が刻んであり、何人か登っていくお年寄りともすれ違った。
 標高200mほどで県道に下りた。歩く会で三井大橋に向かうので、その県道をショートカットする細道を踏査する。グーグルのストリートビューが途中で切れていて、私道などになっていたら困る。オメガループで下る道の先は森の中に続いており、無事に反対側まで通じていることを確認できた。
 プロテインバーのおやつで小腹を満たして折り返す。ここが標高150m、榎窪山南分岐が410mだからその差250m余。薬師まで20分、南分岐まで40分というコースタイムだった。その先、三沢峠からは若干登り基調ながら全般に平坦な道が続く。小さなピークは無視して巻き道を進み、木彫りフクロウのベンチを通過。12月はここで作者の人に会った。この区間は時おり現役世代のハイカーやランナーも通る。
 入沢山と中沢山の間の見晴台にほぼ予定通りの時刻に到着、昼食とした。今日は16Lのリュックにしてコッヘルを置いてきたので、テルモスの紅茶とお握り、コンビーフという組み合わせ。なお、これを「クッカーとサーモス」と言ったら全く感じが出ないというのは、当方だけだろうか。
 道志川の注ぐ津久井湖を足下に、大室山の横に頭をのぞかせる富士山を遠望しながら腹を満たし、出発。前回無視した中沢山頂に立ち寄り、徐々に高度を上げて、536mの大洞山は南高尾の最高峰となる。そこからは国道20号に近づきながら下り、仮復旧した崩壊地を過ぎて大垂水峠歩道橋に至った。国道の舗装が年度末のおかげかピカピカに新しくなっていた。
 次は最後に学習の道経由で高尾山に登り返す。小さな沢を二つ横切り、植林帯から大平林道との交差部に飛び出した。地図があったので学習の道を確認すると、何やら赤テープが貼ってある。行く手を見ると、入口には道をふさぐパイロン。途中まで林道経由でも行けるようだが、その先の山頂方向にも赤テープが貼ってある。
 一昨年の台風19号やその後の水害等で各地の登山道はかなり傷めつけられ、さらにコロナで復旧が遅れているケースも多い。結局、安全策を取って一丁平経由で迂回した。広くて歩きやすい登りだが、少々足も疲れてきた。向こうに明るい一丁平の見晴台が見えた所で、右にショートカットする分岐が現れたので迷わず右折し、トイレ前で汗をぬぐった。
 ついに老若男女が行きかう高尾〜陣馬のメインストリートに合流した。マスクを装着して歩く人が半数以上。山の中でこの程度の人出ならそこまで気を遣わなくてもいいと思うのだが・・・。歩きやすいので元気を取り戻して加速し、最後に階段をひと登りして高尾山に到着、そこでマスクを装着した。
 混雑する週末の高尾山を知る者の目では「すいている」とも言えるが、普通に考えればとても平日の山とは思えない人出だった。春休みなのか、高校生、大学生といった年齢層も目立つ。数少ないが外国人の家族連れもいた。
 さらりと頂上を一周し、トイレに寄って下山の途に就く。ルートは一番南寄りで登山道らしさの残る稲荷山コース。一気に木段を降り、自然研究路5号路などと別れた所でマスクを脱いだ。まだ登ってくる人が結構いる。軽いアップダウンを経ながら徐々に標高を下げて見晴台。東屋は屋根を取り払われており、かつてあったはずの古いトイレは影形もない。
 右下の樹間に道路と家が見えだし、ケーブルカー駅のアナウンスが聞こえてきた。左へカーブを切るとその清滝駅が見え、階段を下れば登山道は終了。再びマスクを着けて駅前広場へ向かう。ここの桜もかなり開花していた。今年は本当に花が早いようだ。
 後は12月に続いて京王高尾山温泉の世話になるだけ。まだ午後3時前、しかも平日とあってガラガラかと思ったが、比較的若い層でそこそこにぎわっていた。さすが高尾山おそるべしと言うほかない。

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