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Yamareco

記録ID: 3006885
全員に公開
雪山ハイキング
東海

【ぎふ百】リベンジ不動山・千回沢山(渡渉コース)

2021年03月19日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:34
距離
16.7km
登り
1,427m
下り
1,411m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:04
休憩
0:31
合計
10:35
6:32
257
スタート地点
10:49
10:50
49
11:39
12:03
55
12:58
13:04
243
17:07
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2021年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
・渡渉:この時期、雪解け水があるため、水量は多い。今回、カーブの少し下りが川幅が広く浅めだったので、そこにロープを張り渡渉した。いろいろ試した中で一番ベストと思う。ちなみに一番深い所で朝は膝上、夕方は股下程度で、恐らく25cm前後増水したと思われる。遠方から来たおじさんと話してたら、まだ浅い所はあるとの事(感想参照)。尚、ロープは回収しました。
・登り始め(〜標高750m):藪は少なく以外に歩き易い。がずっと急登で、落ち葉が多く下山時は何回かスリップした。途中目立たない支尾根もあり下山時は注意要。
・シャクナゲ藪:標高750〜850mにある。800mより上は細尾根でシャクナゲ藪にモロに突入するが、右側(登り)が割かし藪が少なく歩き易い。
・標高900mからは雪も増えてくる。稜線が直角に曲がる所(1194mポイント)までは藪箇所が数か所あってせっかくのスノーシューが使い難かった。朝ならアイゼンでも良いが、下山時は雪が緩くなり、踏み抜きも数回あった。
・1194mポイントからは雪も豊富で繋がっており、千回沢山、不動山はスノーシューが楽しい(今時期ならワカンでも十分と思った)。千回沢山〜不動山はアップダウンが2回ほどある。

全体を通して、バラエティー豊かなコースだった。下山は早いと思われがちだが、私の場合、踏み抜きや急登で慎重になり時間が掛かった。来週以降は更に藪化が進み、山行を行う人には厳しくなると思われる。

いきなりですが渡渉後からの撮影(詳しくは後で)。下山で渡渉できなかった事を考え、寝袋とマットを持ってきた。車の落石除けや渡渉に手こずり、予定より1時間ほど遅れて出発。
2021年03月19日 06:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
3/19 6:39
いきなりですが渡渉後からの撮影(詳しくは後で)。下山で渡渉できなかった事を考え、寝袋とマットを持ってきた。車の落石除けや渡渉に手こずり、予定より1時間ほど遅れて出発。
いきなり不動山山頂から。本日は私の他に、遠方から来た方と頂上で一緒になり、撮影して頂きました。バックは上谷山方面。
2021年03月19日 11:50撮影 by  SC-02J, samsung
3/19 11:50
いきなり不動山山頂から。本日は私の他に、遠方から来た方と頂上で一緒になり、撮影して頂きました。バックは上谷山方面。
笹ヶ峰に続く道。稜線は雪が繋がってる感もありますが、どうでしょうか?
2021年03月19日 11:36撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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3/19 11:36
笹ヶ峰に続く道。稜線は雪が繋がってる感もありますが、どうでしょうか?
笹ヶ峰と大河内山。雪たっぷりありそうだが、藪情報もあって来週行こうか悩む。
2021年03月19日 11:49撮影 by  SC-02J, samsung
3/19 11:49
笹ヶ峰と大河内山。雪たっぷりありそうだが、藪情報もあって来週行こうか悩む。
右から美濃俣丸?三周ヶ岳、黒壁、烏帽子岳。
2021年03月19日 11:50撮影 by  SC-02J, samsung
3/19 11:50
右から美濃俣丸?三周ヶ岳、黒壁、烏帽子岳。
今日は行きにあまり写真を撮らなかったので、下山をメインに写真紹介となります。中心の奥が千回沢山。
2021年03月19日 12:03撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3/19 12:03
今日は行きにあまり写真を撮らなかったので、下山をメインに写真紹介となります。中心の奥が千回沢山。
2021年03月19日 12:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3/19 12:11
千回沢山はもうすぐ
2021年03月19日 12:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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3/19 12:42
千回沢山はもうすぐ
千回沢山直下は左側が急で、滑落したら止まれるか不安。40度位はありそうな感じ。
2021年03月19日 12:52撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3/19 12:52
千回沢山直下は左側が急で、滑落したら止まれるか不安。40度位はありそうな感じ。
千回沢山に着きました。稜線の中央奥が不動山。
2021年03月19日 13:00撮影 by  SC-02J, samsung
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3/19 13:00
千回沢山に着きました。稜線の中央奥が不動山。
左奥は能郷白山かな
2021年03月19日 13:00撮影 by  SC-02J, samsung
3/19 13:00
左奥は能郷白山かな
さて帰りましょうか。16時半くらいには戻れるかな?稜線に沿って左側に抜けてい行きます。
2021年03月19日 13:01撮影 by  SC-02J, samsung
3/19 13:01
さて帰りましょうか。16時半くらいには戻れるかな?稜線に沿って左側に抜けてい行きます。
千回沢山からの稜線(下り)は広くて歩き易い。景色も当然良い。正面は蕎麦粒山。
2021年03月19日 13:07撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3/19 13:07
千回沢山からの稜線(下り)は広くて歩き易い。景色も当然良い。正面は蕎麦粒山。
正面の黒いのは冠山。下山時はよく見え、迫力を感じました。
2021年03月19日 13:38撮影 by  SC-02J, samsung
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3/19 13:38
正面の黒いのは冠山。下山時はよく見え、迫力を感じました。
能郷白山と徳山ダム
2021年03月19日 13:38撮影 by  SC-02J, samsung
3/19 13:38
能郷白山と徳山ダム
名残惜しくも千回沢山を後にします。
2021年03月19日 13:39撮影 by  SC-02J, samsung
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3/19 13:39
名残惜しくも千回沢山を後にします。
藪が見え始めました。
2021年03月19日 13:45撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3/19 13:45
藪が見え始めました。
1082Pに行くまでにも数か所、藪が出てたと思います。
2021年03月19日 14:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3/19 14:15
1082Pに行くまでにも数か所、藪が出てたと思います。
雪の上もこんな所の上を歩く場合もあり。怖いので左端を歩く
2021年03月19日 14:18撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3/19 14:18
雪の上もこんな所の上を歩く場合もあり。怖いので左端を歩く
2021年03月19日 14:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3/19 14:39
結構アップダウンは多い
2021年03月19日 14:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3/19 14:42
結構アップダウンは多い
下山するに従い、藪と雪が交錯。行きは雪が硬く踏み抜きは無かったが(アイゼン)、下山は気を付けていても踏み抜きがたまにある。
2021年03月19日 15:14撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3/19 15:14
下山するに従い、藪と雪が交錯。行きは雪が硬く踏み抜きは無かったが(アイゼン)、下山は気を付けていても踏み抜きがたまにある。
道路が見えてきたが(標高900m付近)、この辺から急坂なので意外と時間が掛かる。
2021年03月19日 15:21撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3/19 15:21
道路が見えてきたが(標高900m付近)、この辺から急坂なので意外と時間が掛かる。
雪の終わりと同時にシャクナゲ地獄が待っている(標高850m付近)
2021年03月19日 15:23撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3/19 15:23
雪の終わりと同時にシャクナゲ地獄が待っている(標高850m付近)
ヤセ尾根にあるシャクナゲ藪なので厄介なのだが、左側沿いに行くと獣道みたいなのがあり(写真分かり難い)、多少うまく避ける事ができる(これは振り返り写真)。
2021年03月19日 15:28撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3/19 15:28
ヤセ尾根にあるシャクナゲ藪なので厄介なのだが、左側沿いに行くと獣道みたいなのがあり(写真分かり難い)、多少うまく避ける事ができる(これは振り返り写真)。
これは行きの写真。尾根正面に突入すると、とんでもなく苦労する。行きの場合は右側を見ていくと、多少うまく避けれる。
2021年03月19日 07:51撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3/19 7:51
これは行きの写真。尾根正面に突入すると、とんでもなく苦労する。行きの場合は右側を見ていくと、多少うまく避けれる。
あとは急な斜面を下るだけ。結構落ち葉に足を取られ何回かスリップした。また微妙な支尾根もあり、間違って入りそうになった。注意。
2021年03月19日 15:43撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3/19 15:43
あとは急な斜面を下るだけ。結構落ち葉に足を取られ何回かスリップした。また微妙な支尾根もあり、間違って入りそうになった。注意。
下ってきました。あとは難関の渡渉。やはり行きより増えてる感はある。
2021年03月19日 16:17撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3/19 16:17
下ってきました。あとは難関の渡渉。やはり行きより増えてる感はある。
カーブの少し先に川幅広めの所があり、そこが浅めだったので、補助ロープを引いておきました。川幅は15〜20mと思います。
2021年03月19日 16:26撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3/19 16:26
カーブの少し先に川幅広めの所があり、そこが浅めだったので、補助ロープを引いておきました。川幅は15〜20mと思います。
こんな感じで。既に回収済みですが、増水で最悪の場合、とりあえず残置して後日回収しようと考えてました。
2021年03月19日 16:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3/19 16:47
こんな感じで。既に回収済みですが、増水で最悪の場合、とりあえず残置して後日回収しようと考えてました。
上から見るとこんな感じ。透き通ってるので浅めなのが分かります。と言っても深い所で行きは膝上、帰りは股下位はありました。流れも速い所はあるので、気を抜くと危ない。
2021年03月19日 17:21撮影 by  SC-02J, samsung
3/19 17:21
上から見るとこんな感じ。透き通ってるので浅めなのが分かります。と言っても深い所で行きは膝上、帰りは股下位はありました。流れも速い所はあるので、気を抜くと危ない。
ちなみに過去ログで参考にしたカーブの所はすぐに腰まで来たし、流れが速すぎて、ザイル使ってもヤバかったです(早朝)。暑日が3日続きてこれだから、それが普通なのだと思う。昨年、私がリタイアした時は増水したと思ってたが、これが普通と思う。
2021年03月19日 17:24撮影 by  SC-02J, samsung
3/19 17:24
ちなみに過去ログで参考にしたカーブの所はすぐに腰まで来たし、流れが速すぎて、ザイル使ってもヤバかったです(早朝)。暑日が3日続きてこれだから、それが普通なのだと思う。昨年、私がリタイアした時は増水したと思ってたが、これが普通と思う。

装備

個人装備
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
毛帽子
ザック
サブザック
輪カンジキ
アイゼン
スノーシュー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
水分
2.5

感想

昨年の同時期に挑戦して、渡渉できず、あえなくリタイアした千回沢山と不動山に再チャレンジしてきた。
この山は2年前から行く気満々だったが、山行自体も雪解けが進みだした時期に道路開通して、雪が溶けるから川の増水もあって渡渉が壁になる。しかし渡渉が安定して行える時期になると、山が藪化して山行が超困難になる、タイミングが難しい山である。
西側から入るのも手ではあるが、距離がグンと伸びるし、稜線が崩れる事をよく聞くので不安定なルートのイメージが強い。
今年はきちんと胴長も買って(WORKMAN)、6mm補助ロープ50mも持参。またシュラフやマットも準備してビバーグ準備も万全に臨んだ。
結果から言えば予定通りいき、渡渉も危なげなく通過出来たのだが、やはり渡渉は場所によってはかなり危ないと感じた。
他のログで参考にしてたカーブ箇所は、深く、流れが速く、ロープを使っても体が持っていかれそうだった。ロープが無かったら正直ヤバかった。その後、前回行った上部も考えたが、ちょっと時間ロスするので、今回は下部で検討。
すると川幅が一番広い所が、透明で底が浅めなのが一目瞭然だった。昨年もチャレンジした覚えはあるが、今年は胴長の深めなのを持ってきたので、より自信もって渡る事ができた。今日が浅めかは分からないが、雨日から6日経っているので、雪溶けはしょうがないとして、これがこの時期にできる良いタイミングと思われる(もう少し寒ければ、更に水量は少ないと思うけど)。
また下記のホームページも事前に参考にさせて頂いた。
全流入量を見ていると今回は雨後3日間は増水傾向だった。チャレンジするタイミングの目安にはなると思います。
ちなみに今回の全流入量は行き34m2/s程度、帰り50m2/s程度でした。
https://www.river.go.jp/kawabou/html/obsrv/7/21811/2181100700056/ipDamKobetu_oi2181100700056_tt60.html

また、この日、同タイミングで登られていたおじさんは、胴長も持参せず、更に50m以上下った所で渡渉したとの事。私が渡渉した所よりもう少し浅いと言っておられた。

山行については一週前のYAMAPログで拝見した状況より藪化は進んでいる。
1194m地点まで行ってしまえばまだ雪も多いが、そこまで行くのに藪・雪・藪が5か所以上?あり、登りのスノーシューでは結構手間を取った。
微妙に雪が繋がってる所も数か所あったし、シャクナゲ藪の雪が更に解けるともっと厄介だろうと思う。来週以降行く方は、より苦戦すると思われます。

あと、駐車位置まで行くのにも小さい落石が沢山あります。この落石は鋭利な石が多く、2年前、これでパンクしました。昨年はそう多くなかったのですが、今年は落石が多く、小さい石も排除しながら進んでいたら、4時半着予定が5時20分頃になってしまった。でもパンクすると電話も通じない区域なので、こういった点も仕方がない。

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