穏やかな早春の八甲田大岳
- GPS
- 04:09
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 701m
- 下り
- 711m
コースタイム
- 山行
- 3:09
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 3:57
天候 | 晴れ 山頂付近を歩いていた時間帯はガス その後、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は除雪が始まりましたが、まだ駐車スペースは冬仕様のままです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全て雪上です。 登山口から冬道で地獄湯ノ沢入口付近までは指導標がありますが、それ以降は通常ルートではないため、人工物は一切ありません。 山頂からの下山ルートも、大岳環状ルートへ一気にショートカットしたため、一般的なルートではありません。 |
その他周辺情報 | 周辺の温泉としては、だいたい以下の温泉があります。 ・酸ヶ湯温泉…日帰り入浴 大人1000円 (貸しタオル付・休憩所利用可) 混浴のひば千人風呂と、男女別の玉の湯があります 露天風呂無し 玉の湯にはシャンプー・ボディーソープ付 ひば千人風呂は温泉成分が強力すぎて石鹸類が使えません 日帰り入浴利用可能時間 ひば千人風呂 午前7時〜午後5:30時(午前8時〜午前9時は女性専用時間) 玉の湯 午前9時〜午後5時 http://www.sukayu.jp/ ・八甲田リゾートホテル(寒水沢温泉)… 日帰り入浴 大人500円 露天風呂無し シャンプー・ボディーソープ付 利用可能時間 午前11時〜午後15:30時受付まで http://www.hakkouda-resort.jp/ ・みちのく深沢温泉…日帰り入浴 大人400円 露天風呂有り 備品類 無し 利用可能時間 午前7時〜午後8時 https://www.aptinet.jp/Detail_display_00000144.html ・大川原温泉会館 ふくじゅ草 日帰り入浴 大人200円、子供100円、貸し切り風呂1000円 露天風呂無し 備品類 無し 利用可能時間 午前8時〜午後8時営業終了 https://kuroishi.or.jp/stay_onsen/otiaionsen/fukujusou ※入浴施設の情報は変更される事がありますので、 各ホームページなどで再確認願います。 |
写真
装備
個人装備 |
ハードシェル(上下)
兼用靴
防寒着
帽子
タオル・手拭い
手袋
オーバーグローブ
ツェルト
ヘッドランプ
ナイフ類
サバイバルブランケット
笛
カットバン・包帯・テーピング
トイレットペーパー・ティッシュ
携帯トイレ
身分証明書・保険証
ハンディー無線機
予備電池
地形図・コンパス
筆記用具
計画書
時計
デジカメ
携帯電話
コッヘル
ガスストーブ
ガスカートリッジ
水分
おやつ(非常食)
食事
ストック
スキー
シール
ゾンデ
スコップ
ビーコン
輪カン
カラビナ
スリング
|
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共同装備 |
GPS
インリーチ
|
感想
今日は久しぶりに立派な裏山の八甲田大岳へ。
日中は天気がもちそうなので、久しぶりに山頂を目指してみます。
と言っても、へそ曲がりルートで計画してみる(^^ゞ
鬼面岩の上は歩いたことがあるけど、近くで見たことがなかったので、今回は鬼面岩の下を通って山頂に行き、ショートカットついでに下山も大岳循環ルートのトラバース終了地点へ、山頂から一気にショートカットしてみようという計画。
ただ、大岳の西側斜面は、ガリガリのシュカブラ斜面が予想されるため、登りながら様子を見てみる事で出発。
出だしは順調で、残雪期道迷い注意地点近辺から一般ルートを外れて沢を登って行くと、目の前に鬼面岩が見えてきた。
徐々に近づくと、鬼面岩は結構大きかった。
ほっほー、これが鬼面岩か〜と思いながら登って行くが、その先の斜面はスキーで登るのが難しそうな斜面だったので、南側の尾根に上がって山頂を目指すことにした。
そのあたりから天気が怪しくなり、あれよあれよと言う間にガスに飲まれてしまった。
でも東風はそれほど強くなく、山頂を目指すには影響なし(気は重かったけど(^^ゞ)。
雪面もそれほど固く凍ってはいなく、一応途中で付けたスキーアイゼンはホボ役立たずだった。
トドマツの迷路を登り、森林限界を突破して、一面のエビの尻尾地帯を登って行くと、ガスの向こうから賑やかな声が聞こえてきた。
おそらく一般的な冬道を使って登ってきている人達だろう。
そちらから声が聞こえると言うことは、そろそろ鏡沼のあたりだと、だいたいの位置を見当を付けることができた。
予想は的中し、少し登ったところで鏡沼と判る地形に出た。
鏡沼と言っても、今は水が見えるわけではなく、ちょっと平坦になっているだけだが、この周辺でこんな地形があるのは鏡沼だけなので、すぐに判断ができた。
鏡沼あたりがらは、賑やかな7〜8名の御一行さん達と一緒になり山頂を目指すことになった。
山頂に着くと、周囲は相変わらずのガスガスで展望は良くないが、風が弱めなので山頂で昼食を食べる事にした。
風が弱いと言っても、当たり続けているとソコソコ寒くなるので、今日は東風と言うことで、山頂を囲んでいるロープと杭の西側に出て、ロープと杭にビッシリと付いた大きな樹氷の影に座り込み、風を避けてカップラーメンを食べた。
たま〜にガスが切れて周りの景色が見える。
慌ててカメラを出すが、構えた頃にはガスで隠れる。
そんな事を繰り返しつつも、いくらか見られる写真を撮る事ができた。
食後はシールを外し、予定通りのショートカットで山頂西斜面を下ってみる事にする。
地形図でコンパスを合わせると、その方向には岩木山が見える。
最初はデコボコのエビの尻尾地帯で、それをユルユルとかわすと、低めのトドマツ地帯となった。
この辺りも滑りには向かない斜面だったので、斜滑降で避けながら下って行くと、少し狭めだけど小さめのターンが出来そうな道筋を発見。
入ってみるとシュカブラは柔らかく、滑るには問題なし!
細かなターンで少し一気に滑り下り、komaが下りてくるのを待つ。
待っている間、ガスが消えていく周りの景色を見ると、少し遠いが正面にある木に指導標が見えた。
おそらく大岳環状ルートのトラバースが終わる所の指導標で、ホボ目論見通りのルートだった。
そこからは大岳環状ルートに乗って下りるだけだが、しばらく指導標を発見することができなかった。
そろそろ鍋壊し坂に入る斜面に近づくと思った所で、遠目に指導標を何とか発見することが出来、あとは大岳環状ルートに沿って下山した。
終わってみると、今回のルートは登りも下りも、ひょっとして大岳山頂の最短?
と思うようなルートになりましたが、今の時期ならではのルートなのは確かですね。
結構楽しめたルートだったので、今日も良い山行をする事ができました。
おつかれさまでした。
「全国的」には天気が悪いはずの一日ですが、北東北と北海道は晴天の予報
ヤマテンでも「好きにしてよし」だったので、久しぶりに北八甲田をチョイス
南も思ったけど、雪の大岳に行ってないのはなんとなく気にかかっていた
本当は1月2月で単独根性試ししようとおもったのだけど、休暇中はずーっと家からでるのも憚られるような猛吹雪で山どころではなかった
まあ、それはまた来年ということで、今日はノンビリのほほんと遊びに行く
今まで行ったことのない鬼面岩を拝見しに行く
一応、雪崩の可能性もある谷間なので、谷底を避けてなだらかな側の斜面を上がっていく
ついでに間隔もあける(といっても、エンジンがかからなかっただけ)
残雪期道迷い注意の沢を今日はそのまま上がる
結構登りやすいので、ある意味「あり」のルート
一部表面凍結してきたので、スキーアイゼンを付けて登る
鬼面岩は遠景からしかこれまで見ていなかったが、実に大きい
脇から雪庇が落ちたのか、雪が落ちている
その先の谷間は急峻で、スキーだと難しそうだったので南の尾根に上がることにする
樹林は迷路で歩きやすくはなかったが、斜度は抑えられて登れる
少し頑張ると、斜面がすっきりしてきて登りやすくなる
エビのしっぽが木にも斜面にもびっしりだけど、もうすでに脆く柔らかいので登高の邪魔にはならず
でも、厳冬期はこれは手ごわいか
森林限界を過ぎてしばらく、風に乗って人の声
夏道ルートと近いかな?と思ってしばし、鏡沼の窪みに出た
山頂は写真を撮る人、景色を粘る人
今日は比較的穏やかな風なので、風を避けられるところに行って、今日のお昼のカップヌードル(変わり種)をすする
ふーっとガスがどいて、展望が左から右まで開ける
そしてふーっと吹き閉じる
朝はまったくの青空だったが、まあ、これでもいい
雲海の上、座る二人の昼
下山は環状ルートへショートカット
果たしてどうか?
上部は狭くて私の腕では困りかけるところもあるが、とにかく下がるだけでクリアする
少し下がったら、それなりにターンできるスペースができた
雪は最中にカリっと、ぼすっと、と油断ならない
鍋壊し坂からは緩んで重めで読めるようになり一安心
湯坂は思わぬ好滑走でサプライズプレゼントの気分になった
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