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Yamareco

記録ID: 3009913
全員に公開
山滑走
十和田湖・八甲田

穏やかな早春の八甲田大岳

2021年03月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:09
距離
7.2km
登り
701m
下り
711m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:09
休憩
0:48
合計
3:57
8:55
8:58
1
8:59
8:59
40
11:17
11:18
6
11:24
12:02
36
12:43
12:43
6
12:49
12:50
0
12:50
ゴール地点
天候 晴れ
山頂付近を歩いていた時間帯はガス
その後、晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
酸ヶ湯公共駐車場を利用しました。
駐車場は除雪が始まりましたが、まだ駐車スペースは冬仕様のままです。
コース状況/
危険箇所等
全て雪上です。
登山口から冬道で地獄湯ノ沢入口付近までは指導標がありますが、それ以降は通常ルートではないため、人工物は一切ありません。
山頂からの下山ルートも、大岳環状ルートへ一気にショートカットしたため、一般的なルートではありません。
その他周辺情報 周辺の温泉としては、だいたい以下の温泉があります。

・酸ヶ湯温泉…日帰り入浴 大人1000円 (貸しタオル付・休憩所利用可)
  混浴のひば千人風呂と、男女別の玉の湯があります
  露天風呂無し
  玉の湯にはシャンプー・ボディーソープ付
  ひば千人風呂は温泉成分が強力すぎて石鹸類が使えません
  日帰り入浴利用可能時間
   ひば千人風呂 午前7時〜午後5:30時(午前8時〜午前9時は女性専用時間)
   玉の湯 午前9時〜午後5時
  http://www.sukayu.jp/

・八甲田リゾートホテル(寒水沢温泉)… 日帰り入浴 大人500円
  露天風呂無し
  シャンプー・ボディーソープ付
  利用可能時間 午前11時〜午後15:30時受付まで
  http://www.hakkouda-resort.jp/

・みちのく深沢温泉…日帰り入浴 大人400円
  露天風呂有り
  備品類 無し
  利用可能時間 午前7時〜午後8時
  https://www.aptinet.jp/Detail_display_00000144.html

・大川原温泉会館 ふくじゅ草
  日帰り入浴 大人200円、子供100円、貸し切り風呂1000円
  露天風呂無し
  備品類 無し
  利用可能時間 午前8時〜午後8時営業終了
  https://kuroishi.or.jp/stay_onsen/otiaionsen/fukujusou

※入浴施設の情報は変更される事がありますので、
 各ホームページなどで再確認願います。
今日は久しぶりに
立派な裏山の八甲田へ
2021年03月20日 08:56撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
3/20 8:56
今日は久しぶりに
立派な裏山の八甲田へ
今日はこんな天気が
日中は続くはず
2021年03月20日 08:56撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/20 8:56
今日はこんな天気が
日中は続くはず
酸ヶ湯公共駐車場は大型重機で除雪中
よろしくお願い致します
m(_ _)m
2021年03月20日 08:59撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
3/20 8:59
酸ヶ湯公共駐車場は大型重機で除雪中
よろしくお願い致します
m(_ _)m
まずは冬道をノンビリと
2021年03月20日 09:04撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1
3/20 9:04
まずは冬道をノンビリと
霧氷〜
2021年03月20日 09:12撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
3/20 9:12
霧氷〜
指導標が増えてるような気がする
よく見ると釘も新しい
ありがとうございます!
2021年03月20日 09:19撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
3/20 9:19
指導標が増えてるような気がする
よく見ると釘も新しい
ありがとうございます!
櫛ヶ峯
今日はアッチにも行ってるよね
2021年03月20日 09:21撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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3/20 9:21
櫛ヶ峯
今日はアッチにも行ってるよね
では、ココから一般ルートを外れます
2021年03月20日 09:36撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/20 9:36
では、ココから一般ルートを外れます
沢の中を登って行く

一応、距離を取って通過ね(という名目で遅れる)
2021年03月20日 09:43撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
3
3/20 9:43
沢の中を登って行く

一応、距離を取って通過ね(という名目で遅れる)
鬼面岩が見えてきた
2021年03月20日 09:47撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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3/20 9:47
鬼面岩が見えてきた
おお〜
いい景色だよ
2021年03月20日 09:48撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/20 9:48
おお〜
いい景色だよ
こんな日は気分的に登るのが楽だよね

南八甲田の展望がよくなってきたね〜
2021年03月20日 09:49撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/20 9:49
こんな日は気分的に登るのが楽だよね

南八甲田の展望がよくなってきたね〜
だんだん近づいてきた
鬼面岩、結構大きいね

雪庇も崩れた跡あり
2021年03月20日 09:57撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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3/20 9:57
だんだん近づいてきた
鬼面岩、結構大きいね

雪庇も崩れた跡あり
今年最後かな?
2021年03月20日 10:02撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
3/20 10:02
今年最後かな?
樹氷のたね
2021年03月20日 10:04撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/20 10:04
樹氷のたね
遠くに薄っすら白神山地
その左に藤駒と田代
2021年03月20日 10:16撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/20 10:16
遠くに薄っすら白神山地
その左に藤駒と田代
おお〜立派!立派!

鬼の面、、、???
わからーん
2021年03月20日 10:24撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
3/20 10:24
おお〜立派!立派!

鬼の面、、、???
わからーん
でも、あそこをスキーで登るのは
ちょっと辛そうだね
ソッチに行こう、ソッチ!
2021年03月20日 10:24撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
5
3/20 10:24
でも、あそこをスキーで登るのは
ちょっと辛そうだね
ソッチに行こう、ソッチ!
と言うことで
南の尾根に上がりました
2021年03月20日 10:41撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
3
3/20 10:41
と言うことで
南の尾根に上がりました
トドマツの迷路を縫いながら
どっこいしよ
2021年03月20日 10:51撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5
3/20 10:51
トドマツの迷路を縫いながら
どっこいしよ
ふぅ〜
2021年03月20日 11:00撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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3/20 11:00
ふぅ〜
エビの尻尾

立派で、イセエビのようだ
2021年03月20日 10:59撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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3/20 10:59
エビの尻尾

立派で、イセエビのようだ
それがいっぱいの樹氷
2021年03月20日 11:00撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/20 11:00
それがいっぱいの樹氷
痛そう(笑)

口があるような作り
がぶっとな
2021年03月20日 11:00撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
5
3/20 11:00
痛そう(笑)

口があるような作り
がぶっとな
樹氷の間を縫って登る
今シーズン最後かな?

そして森林限界近い
2021年03月20日 11:00撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
3/20 11:00
樹氷の間を縫って登る
今シーズン最後かな?

そして森林限界近い
たま〜にガスが切れて下界が
あ、間に合わなかった(笑)
2021年03月20日 11:16撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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3/20 11:16
たま〜にガスが切れて下界が
あ、間に合わなかった(笑)
もうちょっとで山頂
2021年03月20日 11:20撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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3/20 11:20
もうちょっとで山頂
景色のチラリズム(笑)
2021年03月20日 11:20撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
2
3/20 11:20
景色のチラリズム(笑)
やっと間に合った
櫛と横岳、逆川
2021年03月20日 11:25撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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3/20 11:25
やっと間に合った
櫛と横岳、逆川
やっと撮れたよ
2021年03月20日 11:25撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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3/20 11:25
やっと撮れたよ
山頂に到着
久しぶり〜(^^ゞ
2021年03月20日 11:29撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/20 11:29
山頂に到着
久しぶり〜(^^ゞ
岩木山が良く見える
今日は東風だからアッチはイイだろうね
2021年03月20日 11:34撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/20 11:34
岩木山が良く見える
今日は東風だからアッチはイイだろうね
今日の昼食
カップラーメンのチョット変わり種2種類
2021年03月20日 11:35撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/20 11:35
今日の昼食
カップラーメンのチョット変わり種2種類
待ってる間にコンパスを合わせるか
目標はズドンとショートカット
2021年03月20日 11:37撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
3/20 11:37
待ってる間にコンパスを合わせるか
目標はズドンとショートカット
では下りますか
あっちは田茂萢

カメラを雪に落として、水滴の跡が、、、
2021年03月20日 12:04撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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3/20 12:04
では下りますか
あっちは田茂萢

カメラを雪に落として、水滴の跡が、、、
右が毛無岱
目標はその左
2021年03月20日 12:05撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/20 12:05
右が毛無岱
目標はその左
カリッカリではなかったので
場所を選べば結構楽しめた
2021年03月20日 12:05撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/20 12:05
カリッカリではなかったので
場所を選べば結構楽しめた
こんな傾斜も一部あり(笑)

ちっちゃいエビのしっぽは問題なしでしたね
2021年03月20日 12:06撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/20 12:06
こんな傾斜も一部あり(笑)

ちっちゃいエビのしっぽは問題なしでしたね
ん〜
相変わらず岩木山がキレイ
2021年03月20日 12:12撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/20 12:12
ん〜
相変わらず岩木山がキレイ
ちょっと狭いけど
頑張って〜

ひー
カリカリがこわーい
2021年03月20日 12:12撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/20 12:12
ちょっと狭いけど
頑張って〜

ひー
カリカリがこわーい
今日はロープウェイも賑わっているかな?
2021年03月20日 12:12撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/20 12:12
今日はロープウェイも賑わっているかな?
おっと、古い竹ポールを発見
と言うことは
2021年03月20日 12:16撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
3/20 12:16
おっと、古い竹ポールを発見
と言うことは
よく見たら目の前の木に指導標
2021年03月20日 12:17撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/20 12:17
よく見たら目の前の木に指導標
ココが大岳環状ルートの
トラバース終了地点のようで
目論見通り

指導標はコースから見やすい方向に付けられている
2021年03月20日 12:18撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
3
3/20 12:18
ココが大岳環状ルートの
トラバース終了地点のようで
目論見通り

指導標はコースから見やすい方向に付けられている
なだらかに湯坂の方向へ下がる
2021年03月20日 12:22撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1
3/20 12:22
なだらかに湯坂の方向へ下がる
楽しめたよー
ありがとー!!
2021年03月20日 12:24撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
3
3/20 12:24
楽しめたよー
ありがとー!!
真ん中あたりに降りていくんだけど、ガスってると大変そう、、、
2021年03月20日 12:24撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1
3/20 12:24
真ん中あたりに降りていくんだけど、ガスってると大変そう、、、
はい、指導標発見

色は褪せているね
2021年03月20日 12:26撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
3/20 12:26
はい、指導標発見

色は褪せているね
ここからはばっちり
2021年03月20日 12:32撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
3/20 12:32
ここからはばっちり
で、鍋壊し坂滑走です
少し重くなったけど大丈夫
2021年03月20日 12:34撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
3/20 12:34
で、鍋壊し坂滑走です
少し重くなったけど大丈夫
最後の湯坂
西側斜面
スタート
2021年03月20日 12:37撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
2
3/20 12:37
最後の湯坂
西側斜面
スタート
びゅーん
2021年03月20日 12:37撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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3/20 12:37
びゅーん
あっという間に
2021年03月20日 12:37撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
3
3/20 12:37
あっという間に
滑り降りて
2021年03月20日 12:37撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
3/20 12:37
滑り降りて
気持ちよさそうに
2021年03月20日 12:37撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
3/20 12:37
気持ちよさそうに
行っちゃいました
2021年03月20日 12:37撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
3/20 12:37
行っちゃいました
わーい
結構滑りやすい雪質だ!
らっきー!!!
2021年03月20日 12:39撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/20 12:39
わーい
結構滑りやすい雪質だ!
らっきー!!!
左のシュプールが私たち
2021年03月20日 12:49撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
3/20 12:49
左のシュプールが私たち
ただいまです!
今日も元気に帰ってきました
2021年03月20日 12:49撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/20 12:49
ただいまです!
今日も元気に帰ってきました

装備

個人装備
ハードシェル(上下) 兼用靴 防寒着 帽子 タオル・手拭い 手袋 オーバーグローブ ツェルト ヘッドランプ ナイフ類 サバイバルブランケット カットバン・包帯・テーピング トイレットペーパー・ティッシュ 携帯トイレ 身分証明書・保険証 ハンディー無線機 予備電池 地形図・コンパス 筆記用具 計画書 時計 デジカメ 携帯電話 コッヘル ガスストーブ ガスカートリッジ 水分 おやつ(非常食) 食事 ストック スキー シール ゾンデ スコップ ビーコン 輪カン カラビナ スリング
共同装備
GPS インリーチ

感想

今日は久しぶりに立派な裏山の八甲田大岳へ。
日中は天気がもちそうなので、久しぶりに山頂を目指してみます。
と言っても、へそ曲がりルートで計画してみる(^^ゞ
鬼面岩の上は歩いたことがあるけど、近くで見たことがなかったので、今回は鬼面岩の下を通って山頂に行き、ショートカットついでに下山も大岳循環ルートのトラバース終了地点へ、山頂から一気にショートカットしてみようという計画。
ただ、大岳の西側斜面は、ガリガリのシュカブラ斜面が予想されるため、登りながら様子を見てみる事で出発。
出だしは順調で、残雪期道迷い注意地点近辺から一般ルートを外れて沢を登って行くと、目の前に鬼面岩が見えてきた。
徐々に近づくと、鬼面岩は結構大きかった。
ほっほー、これが鬼面岩か〜と思いながら登って行くが、その先の斜面はスキーで登るのが難しそうな斜面だったので、南側の尾根に上がって山頂を目指すことにした。
そのあたりから天気が怪しくなり、あれよあれよと言う間にガスに飲まれてしまった。
でも東風はそれほど強くなく、山頂を目指すには影響なし(気は重かったけど(^^ゞ)。
雪面もそれほど固く凍ってはいなく、一応途中で付けたスキーアイゼンはホボ役立たずだった。
トドマツの迷路を登り、森林限界を突破して、一面のエビの尻尾地帯を登って行くと、ガスの向こうから賑やかな声が聞こえてきた。
おそらく一般的な冬道を使って登ってきている人達だろう。
そちらから声が聞こえると言うことは、そろそろ鏡沼のあたりだと、だいたいの位置を見当を付けることができた。
予想は的中し、少し登ったところで鏡沼と判る地形に出た。
鏡沼と言っても、今は水が見えるわけではなく、ちょっと平坦になっているだけだが、この周辺でこんな地形があるのは鏡沼だけなので、すぐに判断ができた。
鏡沼あたりがらは、賑やかな7〜8名の御一行さん達と一緒になり山頂を目指すことになった。
山頂に着くと、周囲は相変わらずのガスガスで展望は良くないが、風が弱めなので山頂で昼食を食べる事にした。
風が弱いと言っても、当たり続けているとソコソコ寒くなるので、今日は東風と言うことで、山頂を囲んでいるロープと杭の西側に出て、ロープと杭にビッシリと付いた大きな樹氷の影に座り込み、風を避けてカップラーメンを食べた。
たま〜にガスが切れて周りの景色が見える。
慌ててカメラを出すが、構えた頃にはガスで隠れる。
そんな事を繰り返しつつも、いくらか見られる写真を撮る事ができた。
食後はシールを外し、予定通りのショートカットで山頂西斜面を下ってみる事にする。
地形図でコンパスを合わせると、その方向には岩木山が見える。
最初はデコボコのエビの尻尾地帯で、それをユルユルとかわすと、低めのトドマツ地帯となった。
この辺りも滑りには向かない斜面だったので、斜滑降で避けながら下って行くと、少し狭めだけど小さめのターンが出来そうな道筋を発見。
入ってみるとシュカブラは柔らかく、滑るには問題なし!
細かなターンで少し一気に滑り下り、komaが下りてくるのを待つ。
待っている間、ガスが消えていく周りの景色を見ると、少し遠いが正面にある木に指導標が見えた。
おそらく大岳環状ルートのトラバースが終わる所の指導標で、ホボ目論見通りのルートだった。
そこからは大岳環状ルートに乗って下りるだけだが、しばらく指導標を発見することができなかった。
そろそろ鍋壊し坂に入る斜面に近づくと思った所で、遠目に指導標を何とか発見することが出来、あとは大岳環状ルートに沿って下山した。

終わってみると、今回のルートは登りも下りも、ひょっとして大岳山頂の最短?
と思うようなルートになりましたが、今の時期ならではのルートなのは確かですね。
結構楽しめたルートだったので、今日も良い山行をする事ができました。
おつかれさまでした。

「全国的」には天気が悪いはずの一日ですが、北東北と北海道は晴天の予報
ヤマテンでも「好きにしてよし」だったので、久しぶりに北八甲田をチョイス
南も思ったけど、雪の大岳に行ってないのはなんとなく気にかかっていた
本当は1月2月で単独根性試ししようとおもったのだけど、休暇中はずーっと家からでるのも憚られるような猛吹雪で山どころではなかった
まあ、それはまた来年ということで、今日はノンビリのほほんと遊びに行く
今まで行ったことのない鬼面岩を拝見しに行く
一応、雪崩の可能性もある谷間なので、谷底を避けてなだらかな側の斜面を上がっていく
ついでに間隔もあける(といっても、エンジンがかからなかっただけ)
残雪期道迷い注意の沢を今日はそのまま上がる
結構登りやすいので、ある意味「あり」のルート
一部表面凍結してきたので、スキーアイゼンを付けて登る

鬼面岩は遠景からしかこれまで見ていなかったが、実に大きい
脇から雪庇が落ちたのか、雪が落ちている
その先の谷間は急峻で、スキーだと難しそうだったので南の尾根に上がることにする
樹林は迷路で歩きやすくはなかったが、斜度は抑えられて登れる
少し頑張ると、斜面がすっきりしてきて登りやすくなる
エビのしっぽが木にも斜面にもびっしりだけど、もうすでに脆く柔らかいので登高の邪魔にはならず
でも、厳冬期はこれは手ごわいか
森林限界を過ぎてしばらく、風に乗って人の声
夏道ルートと近いかな?と思ってしばし、鏡沼の窪みに出た
山頂は写真を撮る人、景色を粘る人
今日は比較的穏やかな風なので、風を避けられるところに行って、今日のお昼のカップヌードル(変わり種)をすする
ふーっとガスがどいて、展望が左から右まで開ける
そしてふーっと吹き閉じる
朝はまったくの青空だったが、まあ、これでもいい
雲海の上、座る二人の昼

下山は環状ルートへショートカット
果たしてどうか?
上部は狭くて私の腕では困りかけるところもあるが、とにかく下がるだけでクリアする
少し下がったら、それなりにターンできるスペースができた
雪は最中にカリっと、ぼすっと、と油断ならない
鍋壊し坂からは緩んで重めで読めるようになり一安心
湯坂は思わぬ好滑走でサプライズプレゼントの気分になった

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積雪期ピークハント/縦走 十和田湖・八甲田 [日帰り]
大岳 鬼面岩コース
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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