高取山〜仏果山

2021年03月20日(土) [日帰り]

• GPS: 02:58
• 距離: 8.1km
• 登り: 574m
• 下り: 740m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:28
• 休憩: 0:28
• 合計: 2:56

9:32 仏果山登山口
10:15 10:17 宮ヶ瀬越
10:25 10:43 高取山
10:53 10:53 宮ヶ瀬越
11:08 11:13 仏果山
12:13 12:13 愛川ふれあいの村野外センター前バス停
12:19 12:22 撚糸組合前
12:28 半原バス停

天候

小雨→曇り→小雨→曇り（一瞬だけ晴れ間あり）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■行き
本厚木駅バス停の5番乗り場から、宮ヶ瀬行きの神奈中バスに乗車。
仏果山登山口バス停で下車して徒歩。

■帰り
半原バス停まで徒歩。

コース状況／危険箇所等

道は良く整備されていて、危険箇所はありませんでした。

写真

3/20 9:29

今日のスタート地点は仏果山登山口バス停。ここからスタートするのは初めてです。

3/20 9:30

反対車線にあるバス停の前の階段から登り始めます。

3/20 9:31

階段の隙間で咲いていたキランソウ。今年初めて開花しているのを見かけました。

3/20 9:32

階段を登って林内に入ると、登山者ポストがありました。

3/20 9:36

宮ヶ瀬湖の湖岸のバス停から、しばらくは九十九折れの道を登っていきます。

3/20 9:41

標識もしっかり整備されています。

3/20 9:48

モミの木の根元にある小さな祠。何が祀られているのかは分かりませんでした。

3/20 9:52

バス停と峠（宮ヶ瀬越）の中間点あたりは、小さな鞍部になっていました。

3/20 9:54

仏果山周辺はほとんど下草がありませんが、シカの食害に遭いにくいアザミ類は明るい場所に点在していました。

3/20 9:55

仏果山登山口バス停からのルートは階段が多いですが、段差が低いのでそれほど苦になりません。

3/20 9:59

東丹沢のシンボルとも言えるモミの木。仏果山周辺にも多かったです。

3/20 10:00

今日はこの看板を幾度となく見かけました。

3/20 10:01

何らかの観測施設？がある所には、立派なベンチも併設されていました。

3/20 10:04

踝ほどの高さで矮性化したイヌツゲ。おそらく何度もシカに食べられて、樹高が高くならないのだと思います。

3/20 10:06

シキミの花。開花している株は少数で、そもそも蕾すらない株の方が多かったです。

3/20 10:11

タチツボスミレは林内のあちこちで開花していました。

3/20 10:12

モミジイチゴ。開花している株は稀でした。

3/20 10:16

「山ヒル注意」の看板を抜けると、ようやく宮ヶ瀬越（663m）に到着。

3/20 10:18

まずは高取山を目指しますが、ガスで山頂部が全く見えません...

3/20 10:24

宮ヶ瀬越〜高取山間の道は、緩やかに登っていく感じでした。

3/20 10:25

小さなアセビの花を発見。

3/20 10:27

ここだけ道標の距離が10m単位です(笑)

3/20 10:27

本日1座目の高取山に到着！さっそく山頂の展望台に登ると...

3/20 10:28

展望台が錆びているどころか、腐食して鉄板に穴が開いている箇所が幾つもありました(涙)

3/20 10:29

雲が多いものの、高取山の展望台からは宮ヶ瀬湖を一望出来ました！

3/20 10:30

宮ヶ瀬湖と反対側の半原・三増峠方面もよく見えました。

3/20 10:30

そして尾根伝いに繋がる仏果山。以前に登った時は、辺り一面が雪景色でした。

3/20 10:34

ちょっと早いですが、仏果山に登る前に腹ごしらえ。

3/20 10:45

大きなアセビの花を発見！往路では全く気づきませんでした(汗)

3/20 10:49

大きなモミの木が林立する尾根を歩いて、先程に通過した宮ヶ瀬越に戻ります。

3/20 10:54

宮ヶ瀬越を過ぎると、小さなアップダウンを繰り返しながら徐々に仏果山に近付いていきます。

3/20 10:57

ハシゴと階段の中間のようなものが幾つかありました。足元が不安なら、斜面に正対するように下る方が良いかもしれません。

3/20 11:03

標高700m付近にも春が訪れていました。

3/20 11:06

最後にググっと登り返すと...

3/20 11:11

本日2座目の仏果山に到着！

3/20 11:11

もう一つの標識もパチリ。

3/20 11:12

山頂で咲いていたキブシ。他の木々はまだ冬芽の状態でした。

3/20 11:13

山頂はガスに包まれている上、小雨が降ってきたので半原方面に向かって下山を開始しました。

3/20 11:15

濃い霧でちょっと幻想的な感じに...

3/20 11:19

この花は花柄がないのでダンコウバイっぽいですね。

3/20 11:21

モミの葉。葉の先端が二叉で、葉の長さが不揃いです。

3/20 11:21

半原へ向かってガンガン下っていきます。

3/20 11:30

少し下っただけで霧がなくなり、雨が止みました。

3/20 11:40

ここで一旦車道に出た後、写真手前に向かって再び山道を下っていきます。

3/20 11:43

ツクバネウツギの若葉。まだ葉が柔らかそうな感じです。

3/20 11:47

マムシグサ。小さめのサイズでしたが存在感はありました。

3/20 11:50

ナガバノスミレサイシン。今年初めて見つけました。

3/20 11:53

ここで山道は終了。ここからは車道を下っていきます。

3/20 11:58

庭木のシナレンギョウ。曇り空の中でも輝いていました。

3/20 11:59

サクラも咲いていました！

3/20 12:04

ショカツサイも道路脇に沢山咲いていました。

3/20 12:04

ユキヤナギは花期のピークでした。

3/20 12:06

園芸品種のアセビ。今日は山中で自生するアセビの花を見てきましたが、園芸品種も良いですね。

3/20 12:06

うっすらと「半原バス停→4〜8分」と書いてありました(笑)

3/20 12:10

これはニリンソウ！

3/20 12:10

路傍にニリンソウが群生しているなんて！！

3/20 12:12

ちょっと花びらの多いニリンソウもありました。

3/20 12:17

公共トイレ入口？

3/20 12:17

左手を見たら綺麗なトイレがありました(笑)

3/20 12:19

最後は半原神社でお参りして...

3/20 12:27

半原バス停にゴールイン！

撮影機器：

PENTAX KP ボディ ペンタックス

装備

個人装備

ダウンジャケット フリース 長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ライター 地図（地形図） GPS 笛 計画書 ヘッドランプ ファーストエイドキット ナイフ ウェットティッシュ 保険証 携帯電話 モバイルバッテリー 時計 小銭入れ タオル ストック カメラ

感想

ardisia

[ルート]
「県内の山」「サクッと登れる」「久々に登る山」という条件で山を探した結果、ちょうど5年ぶりに仏果山・高取山の2座を登ることにしました。
計画段階では半原バス停からスタートして仏果山登山口バス停へ下山するルートでしたが、宮ヶ瀬行きのバスがタイミング良く来てくれたので計画とは逆向きのルートで歩きました。
ルート上の登山道はかなり整備されていて、危険と思われる箇所はありませんでした。
ルート上でちょっと嫌らしい存在だったのは「ハシゴと階段の中間的な構造物」で、ここを下る際には転倒しないように足元に気を付けた方が良いと思います。

[展望・景色]
・高取山：山頂の展望台からは宮ヶ瀬湖や三増峠、仏果山など360度の展望を楽しめましたが、雲が多かったため遠くまで見渡すことはできませんでした。
・仏果山：山頂に着いた時には完全に霧に覆われていたため、展望は全くありませんでした。

[動植物]
仏果山周辺では、シジュウカラやメジロ、カワラヒワなど小型の鳥類の鳴き声が聞こえました。
下山して半原バス停に向かう途中では、遠くからコジュケイの鳴き声も聞こえました。
山中ではタチツボスミレ、ナガバノスミレサイシン、アセビ、ダンコウバイ、アブラチャン、キブシなどの花が見られました。
下山後には両向地区でニリンソウの大きな群落を見つけましたが、特に保護はされていないようでした。

[飲食・お土産]
下山した半原周辺には店がほとんどなかったので、今回は何も買いませんでした。

[その他]
今朝は慌てて家を出たため、ザックにレインウェアを入れるのを忘れてしまい、スタート直後は折り畳み傘をさして歩きました。
険しい箇所が無いルートだと分かっていたのでそのまま歩き続けましたが、普通なら引き返さなければいけないところでした。

コメント

yamaonse

雨でも出かけてみる。
ardisiaさん、こんにちわ。あいにくの週末が続きますね。暗いだけで出かける気が失せる春の日、まずは出かけてみてから考えるのもありだと気づかされました。行ってみたら花が咲いてたり、眺望が思ったよりもあったり。ニリンソウとか、おひさまに関係なく花開くのはありがたいですね。

ardisia

Re: 雨でも出かけてみる。
yamaonseさん、こんにちは。

「天気を気にせずに登山」だったら少しは恰好がつくのですが、実際には「天気予報が曇りだったので出かけたら雨だった」という状態です(笑)
おまけにレインウェアを忘れたので、折り畳み傘をさして歩くことになりました。

東丹沢エリアはシカの食害が酷く、ササ類や大型の草などの下草がほとんど見られない壊滅的な状態ですが、食害に遭いにくい背丈の低いスミレ類や、ダンコウバイなど低木の花を楽しめたのはラッキーでした。
最後のニリンソウは「遠くに何か白いものが...」と思って近づいたらニリンソウの花だったので驚きました。（丸めたティッシュじゃなくて良かったです）