牛岳(牛岳温泉スキー場〜鍋谷周回)
- GPS
- 06:07
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,118m
- 下り
- 1,098m
コースタイム
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 6:08
8:10 牛岳温泉スキー場
9:09 スキー場トップ
10:00 二本杉登山口
11:04 牛岳神社
11:43 下山(滑走)
12:04 登り返し
12:21 昼食
12:51 滑走再開
13:27 鍋谷
天候 | 曇時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
・鍋谷よりMTBで牛岳スキー場まで移動し山スキーでスタート |
コース状況/ 危険箇所等 |
・牛岳スキー場 スキー場のホームページの画像で見ると雪が繋がっているが下部はすでに雪なし。東側のクワッドリフトと並行に直登する雪面が延びている。おそらく雪不足時のために作られた斜面だろう。ここを利用して上部に進む。雪面は固くクラスト気味。 標高500mを超えると雪はレストハウスまで豊富だ(ザラメ雪)。 ・二本杉登山口まで 道路上は雪が積り完全に繋がっていた。杉林の近くは枯れ枝や葉っぱが落ちていてスキーが走らない。東屋はすでに雪が融けて利用できる。ここから北尾根の斜面や下部、ユートピアゲレンデ方面の雪の状態を観測。 ・牛嶽神社まで 雪庇が発達していた斜面は大きく割れているところがある。 板を外してシートラで夏道を歩いて突破。他にも雪が切れていて板を外して通過したところあり。雪の幅が狭いところもあるので雪庇近くを歩くときは注意。 ここまで全行程ザラメ雪でシールは大分水で濡れてしまった。 ・北尾根 先週滑った大斜面をもう一度滑りこむ。先週よりも水分が多く板が走らなかったがパラレルで標高700mまで滑ってシールを貼って登り返す。この斜面もひびが一か所入っていた。まだまだ滑れそうだ。この後、ユートピアゲレンデ方面へ展開。 ・ユートピアゲレンデ 予想以上に雪が多く快適に滑ることができた。 藪や若木も隠れていてスキーの機動力を発揮することができた。 このあとの鍋谷までの林道も雪が繋がっていて大助かり。 |
その他周辺情報 | 牛岳健康温泉センター(利用料金620円) https://ushidake.com/ |
写真
感想
先週に引き続き牛岳詣で。
金曜日に用事ができロング山行ができなくなった。
それならば先週思いついたコースで展開しよう。
つまり、先週は滑りだけを追求したコース取りであったが、
本来であれば、雪のある時期に二本杉から山頂を経由して鍋谷へ降り
スキー場へ乗り上げて周回を完成させるコースを狙っていたが、
自転車を利用しても周回できる。
(先週のレコ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2997274.html)
チャリトレ、スキーハイク、スキー滑走のすべてを織り込んで、
賞味期限が近い低山の牛岳を満喫しよう。
というわけで午前7時過ぎに鍋谷着。気温は2℃位。
霜が降りていた。
天候は晴れているが午後遅くから荒れた天候となる予報だ。
取りあえず、スキーとストックをザックに括り付けてMTBで谷集落を目指す。
最初の登り返しで腰に重荷がかかり修行タイムであった。すぐに脈拍が上がる。
谷集落から暫くは下り気味。今度は日陰で手先が冷える。
今回は整備済みのフルサスのMTBを選択。ブレーキシューを新型に交換した。
調子が良ければもう一台も交換しよう。
牛岳スキー場への分岐を過ぎるとまたまた坂道。なかなかきつい登りだ。
スキーを背負って民家の周囲をチャリで走るのはあまり気が乗らない。
兼用靴でペダルを回す。サドルの高さを調整したらペダルを回しやすくなった。
カーブを曲がるとスキー場が見えてきた。
雪が付いていないが、一本、リフトと並行に雪道が延びていた。
営業を終えたスキー場のレストハウスにMTBをデポしてスキーを準備。
なかなかいい運動でした。
シール走行で標高を稼ぐと、中盤辺りで雪が切れる。
すぐ右手に雪の斜面が広がっているのでシールのまま地面を歩いて雪面を捕らえる。
そこから上は広い雪面が広がっている。
山頂方面の右手を通過して林道に入る。気温が上がり暑くなってきた。
雲もかかり始め彩雲が出てきた。上着を脱ぎTシャツで進む。
林道歩きも雪が続き快調だ。遠くはモヤで視界が悪い。
北アルプスもなんとなく霞んでいる。
二本杉登山口から稜線歩きとなる。
ここで、ブンリンさんのクトーの3Dアセントとブランコをテストする。
感覚が慣れてくると面白い。チョットした斜面は直登できる。
どんどん高度を稼げる。ザラメ雪もしっかりと捕らえることができる。
クトーが無くても登れる斜面だが、思い切って使ってみた。
やがて、雪庇の張り出した場所に来ると雪面が割れていたり、雪切れが目立つ。
ここはシートラで通過することにしたので、クトーは取り外す。
スキーを担ぎ地面が出ているところや夏道を通過する。ここは賞味期限でした。
春山なのでそれはそれでいろんな出来事があり、ひとつずつ処理しなければ先は無い。
すぐに雪が繋がったところで」スキーを履く。そこからひと登りで牛岳神社だった。
先週よりも雪解けが進み、社や鳥居が出ていた。鍋谷からツボ足2名、庄川方向からも登山者が登ってきた。なかなか賑わいのある山頂であった。
挨拶して先に神社に参拝を済ませた滑走準備。シールはびしょ濡れだ。
今日は、先週いった一枚バーンを滑り、再び登り返してユートピアゲレンデ方面に進む予定だ。
暫くは林道を進むが水分が多く板が走らない。先週の北尾根の斜面にエントリーする。やはり見晴らしのよい斜面は気持ちがよい。
なんとかターンを仕上げてブナの木々の前まで滑りこむ。
そこから下に進むと雪割れが多いので、ここでシールを貼って登り返す。
エントリーポイントよりも東に林道があったのでそちらに登り上げる。
ここで昼食タイム、お湯を沸かしてラーメンを頂く。
さて、お腹も一杯になったので東へ向かおう。
林道を滑って降りると、意外にもスキーが走りだした。
ユートピアゲレンデに飛び出すと下に白い斜面が広がるので、そのまま滑走。
藪も低木も埋まっているので滑りやすい。ラッキーであった。
ツボ足の二人組を抜かすとすぐに林道であった。後は消化試合で林道ボブスレー。
意外に後半は滑れたので満足である。牛岳でこれだけできれば良しとしよう。
すでに春山スキー、帰ったらワックスを塗りなおそう。山スキーは奥が深い。
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