女峰山 【東照宮から周回】


- GPS
- 10:13
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 2,371m
- 下り
- 2,362m
コースタイム
6:15 行者堂
6:40 殺生禁断の碑
7:10 稚児の墓
7:40 水場入口
8:00 水呑の碑
8:05 白樺混合
8:55 八風
9:15 黒岩
10:40 唐沢避難小屋
11:20 山頂着
登り 5時間35分(休憩含む)
12:00 山頂発
12:25 唐沢避難小屋
12:33 女峰の冷水(水場)
13:15 荒沢出合
14:00 裏見の滝、寂光の滝分岐
15:15 寂光の滝
15:55 市営駐車場着
下り 3時間55分(道迷い含む)
天候 | 晴 登山中は15℃弱、山頂は約8℃、下山中は15〜20℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
24時間営業、1回500円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 ◇雪は2300m付近から唐沢避難小屋付近まで若干有りますが、アイゼンは不要だと思います。 ◇東照宮〜山頂 行者堂から車道出合まで若干踏み跡が薄いですが特に問題は無いと思います。 八風の先と唐沢避難小屋の先にガレ場のトラバースがありますが、注意して歩けば問題無いと感じま した。 ◇山頂〜寂光の滝 山頂から荒沢出合まではルートも明確です。 一か所登山道の崩落が進んでいる所があり、足元の土がフワフワしていました。自分が歩いた時は問 題ありませんでしたが、今後崩落が進むと歩くのは厳しくなるかも知れません。 荒沢出合以降は踏み跡が薄く、途中の笹原等、場所によっては踏み跡が殆ど無い箇所もありました。 木に50m程の間隔でマーキングがありますが、それを見つけながらでないとルートを見失う可能性が あると感じました。実際、3度程マーキングを見失い、少し引き返してマーキングを探したり、地図とコ ンパスでルートを確認する事もありました。 自分は暗い時間帯には歩きたくないです。 ◇寂光の滝〜東照宮 車道歩きです。 ◆登山ポスト 東照宮からのルートは行者堂裏の登山道入り口に有り 寂光の滝ルートは若子神社の駐車場に有り |
写真
感想
昨年行きたくて行けなかった女峰山へ
昨年の計画では志津乗越を起点に大真名子山〜女峰山までの周回であったが、今は女峰山以外は残雪が多そう
で自分では歩けないと判断
最も残雪が無さそうな東照宮からのルートを歩くことに
コースタイムは登り6時間30分、下り4時間の長丁場
他の方の記録を見ると距離20km強、累積標高差2000m超えの長丁場
日光市内から見えた朝日を浴びる女峰山の高さに、本当に日帰り出来るかドキドキしながらも、食糧をたっぷ
り持って山頂到着12時前をリミットにし、5:45に駐車場を出発
東照宮、二荒山神社を横目に見て石畳の道を歩き、行者堂の左を通って登山道へ入る
しばらく杉林を進み、一旦車道に出て又直ぐに杉林へ
しばらく歩くと雑木林になり、ツツジが登山道脇に出てくる
この辺りは登山道がえぐられていて歩きにくい
しばらく歩くと展望のある笹原に出る
水場の看板が示す方へ行ってみたが、水は流れているものの、流れが遅く淀んでいて、飲める水だとは思えな
かった
男体山を左に見ながらカラマツやダケカンバの中を抜け、岩場を登りきると、展望のよい八風に
その後、ちょっとしたガレ場のトラバースを過ぎると黒岩に到着
黒岩から急坂を登りきると、
他の方の記録で良く見ていた「苦しけり されど 登りたし」の看板があった
その後、竜巻山を左に巻きしばらく歩くと唐沢避難小屋に着く
避難小屋からガレ場をトラバースして岩の道を登りきると女峰神社があり、そこから左上に進むと山頂標識が
ある
長い道のりと標高差に、山頂に着いた時には、思わず「着いた〜」と声が出た
岩場の狭い山頂は360°の展望があり、昼食を食べながら景色を眺める
尾瀬の山や日光白根山、会津駒ヶ岳辺りはまだまだ真っ白で、雪が溶けるまではもう暫くかかりそうだ
下山は唐沢避難小屋から荒沢出合まで志津乗越からのルートを行く
避難小屋から10分程下った水場は雪解け水もあってか、たっぷり出ており、女峰山の冷水の名のとおり、とて
も冷たく美味しかった
荒沢まではシャクナゲ等が生える樹林帯を行く
途中、左手にガレ沢の堰堤が見えてくると、間もなく荒沢出合
荒沢出合からは裏見滝の方向へ
笹原を1時間程歩くと、裏見滝方面と寂光の滝方面への分岐に当たる
分岐を寂光の滝方面へ行くと、踏み跡はとても薄くなり、場所によっては全く踏み跡が無くなる
前後左右似た様な景色の為、木に設置されたマーキングやピンクリボンを見失わない様に気を付けていたが、
2度マーキングを見失い、前のマーキングまで戻り、改めて確認するという事があった
笹原を抜けると尾根に乗るのだが、そこに設置されていた矢印の先にマーキング等の目印が無く、10分程近辺
を探し、それでも無いので地図を確認し100m程尾根上を下っていくとピンクリボンがあり一安心
暫く沢の水が流れる音を聞きながら下って行くと、右側に寂光の滝が見えてくる
小さいながらも、周りの木
々と鬱蒼とした空気によるものか、とても雰囲気のある滝で、最後に歩き切ったご褒美を貰った様な気持ちに
なった
若子神社にあった、寂光の滝の看板によると
高さ50メートル、幅6メートル、7段になって落ちている。
昔から名瀑として知られ、「布引きの滝」「七滝」などの別称をもつ。
「寂光瀑布」として「日光八景」の一つに数えられている。
との事
滝の脇にある若子神社を過ぎると舗装路になり、朝止めた市営駐車場まで舗装路を歩く
今回、初めて10時間越え、標高差2000m越えの山行となったが、「急がず、一歩を小さく、同じペースで歩く」
という事に終始気をつけて歩いた結果、登りでは10分程の休憩を1回と写真を撮る時に止まる程度、下りは休憩
無しで歩き続ける事が出来、下山後も翌日も大きな疲れを感じる事が無かった
歩き方の重要さを改めて実感し、少し成長出来た気がする、とても楽しく充実感・達成感のある、良い山行に
なった
追加した写真 後で整理します
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する