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Yamareco

記録ID: 301664
全員に公開
沢登り
六甲・摩耶・有馬

岩ヶ谷(杣谷〜岩ヶ谷〜長峰山〜サウスロード〜天覧台〜六甲ケーブル)

2013年05月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:00
距離
11.0km
登り
950m
下り
775m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

神戸市バス「五毛」10:14-長峰堰堤10:27-杣谷第二堰堤10:50-岩ヶ谷分岐11:04-最初の滝11:10-小滝11:13-小滝11:18-逆スラブの滝11:20-二股分岐11:23-V字状滝群11;28-段々の滝11:35-最後の滝11:42-ゴルジュ11:59-沢離脱12:06-枝尾根12:10-ハチノス谷西尾根12:22-天狗塚1:40-サウスロード13:24-丁字ヶ辻14:0-六甲山ホテル14:19-天覧台14:50-六甲ケーブル下15:14
天候 快晴 18〜22℃
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
行き 神戸市バス「五毛」
帰り 六甲ケーブル
コース状況/
危険箇所等
人が入った気配が極めて少なそうな谷。巻き道は無く有っても脆い岩と定着率の悪い木々ばかりなので巻く方が危険。滝芯以外はヌルヌル滑る。ホールドは有るには有るがうっかりつかむと大抵剥離するので良く確かめないと危ない。
道ばたになってる野いちごをつまみながら歩く。わりといける。
2013年05月25日 10:30撮影 by  SO-02E, Sony
5/25 10:30
道ばたになってる野いちごをつまみながら歩く。わりといける。
今日は沢の水量が少なそう。多過ぎるのも困るし少な過ぎるのもつまらないし。
2013年05月25日 10:35撮影 by  SO-02E, Sony
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5/25 10:35
今日は沢の水量が少なそう。多過ぎるのも困るし少な過ぎるのもつまらないし。
摩耶堰堤の巻道から見える神戸市街。ちょっと休憩。
2013年05月25日 10:49撮影 by  SO-02E, Sony
5/25 10:49
摩耶堰堤の巻道から見える神戸市街。ちょっと休憩。
摩耶堰堤を超えて最初にカスケードバレーに近づいたところから沢に入る。ヘルメットとグローブを装着。ここの沢の雰囲気はおだやかなので好きだ。
2013年05月25日 10:54撮影 by  SO-02E, Sony
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5/25 10:54
摩耶堰堤を超えて最初にカスケードバレーに近づいたところから沢に入る。ヘルメットとグローブを装着。ここの沢の雰囲気はおだやかなので好きだ。
巨大なCSの滝が現れる。左の段々になった岩壁を巻く。足元が湿っているので慎重に。
2013年05月25日 10:58撮影 by  SO-02E, Sony
5/25 10:58
巨大なCSの滝が現れる。左の段々になった岩壁を巻く。足元が湿っているので慎重に。
すぐにチムニー状の滝が現れる。この滝の右から流れ込んでいる沢が岩ヶ谷。
2013年05月25日 11:01撮影 by  SO-02E, Sony
5/25 11:01
すぐにチムニー状の滝が現れる。この滝の右から流れ込んでいる沢が岩ヶ谷。
岩ヶ谷方向を見るとV字状の小滝・大岩・明るい滝が続いている。冬に来たときには凍っていてどうしようもなかったが今日はいける。
2013年05月25日 11:02撮影 by  SO-02E, Sony
5/25 11:02
岩ヶ谷方向を見るとV字状の小滝・大岩・明るい滝が続いている。冬に来たときには凍っていてどうしようもなかったが今日はいける。
小滝手前には古い私設の標識が。「危」の文字あり。このくらい食い込むのには10年くらいかかるのかな。
2013年05月25日 11:03撮影 by  SO-02E, Sony
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5/25 11:03
小滝手前には古い私設の標識が。「危」の文字あり。このくらい食い込むのには10年くらいかかるのかな。
V字状の小滝と大岩を越えると明るい滝がそびえ立つ。簡単に登れそうじゃない。巻くところは無し。特に右斜面は絶壁。左斜面も相当な高巻きならなんとかなりそうだが危険。結局、滝左の草がちょろちょろっと生えているあたりがヌメリが少なくホールドもあったので直登する。
2013年05月25日 11:05撮影 by  SO-02E, Sony
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5/25 11:05
V字状の小滝と大岩を越えると明るい滝がそびえ立つ。簡単に登れそうじゃない。巻くところは無し。特に右斜面は絶壁。左斜面も相当な高巻きならなんとかなりそうだが危険。結局、滝左の草がちょろちょろっと生えているあたりがヌメリが少なくホールドもあったので直登する。
登りきってから振り返る。真ん中に日が射しているのが大岩。
2013年05月25日 11:10撮影 by  SO-02E, Sony
5/25 11:10
登りきってから振り返る。真ん中に日が射しているのが大岩。
ガレガレの沢床を進む。両岸からの崩壊が激しいのか沢床は概ねこんな感じ。
2013年05月25日 11:11撮影 by  SO-02E, Sony
5/25 11:11
ガレガレの沢床を進む。両岸からの崩壊が激しいのか沢床は概ねこんな感じ。
4mほどの小滝。さして難しくはないのだが、セカンドスタンスに足が届かなくて苦労した(足が長い人がうらやましい)
2013年05月25日 11:13撮影 by  SO-02E, Sony
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5/25 11:13
4mほどの小滝。さして難しくはないのだが、セカンドスタンスに足が届かなくて苦労した(足が長い人がうらやましい)
大きなCSの滝。滝左をよじ登る。
2013年05月25日 11:18撮影 by  SO-02E, Sony
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5/25 11:18
大きなCSの滝。滝左をよじ登る。
5mほどの小滝。滝左の逆層のスラブっぽいところを登る。
2013年05月25日 11:20撮影 by  SO-02E, Sony
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5/25 11:20
5mほどの小滝。滝左の逆層のスラブっぽいところを登る。
絶壁に近い滝が出てくる。シミュレーションしてみたが、なかなかルートがイメージできず左から巻こうとしたら左に水量の多い沢があった。地図を確認すると、こちらが支沢だったのでここは登らず左俣に入る。ここはまた秋か来年かな。
2013年05月25日 11:23撮影 by  SO-02E, Sony
5/25 11:23
絶壁に近い滝が出てくる。シミュレーションしてみたが、なかなかルートがイメージできず左から巻こうとしたら左に水量の多い沢があった。地図を確認すると、こちらが支沢だったのでここは登らず左俣に入る。ここはまた秋か来年かな。
左俣は左俣で岩クズの詰まった険しい様相の沢。ごく最近の落石も見られ凄みがある。左岸は絶壁で50mほど続く。岩ヶ谷と言われる所以か。
2013年05月25日 11:28撮影 by  SO-02E, Sony
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5/25 11:28
左俣は左俣で岩クズの詰まった険しい様相の沢。ごく最近の落石も見られ凄みがある。左岸は絶壁で50mほど続く。岩ヶ谷と言われる所以か。
階段状の滝。水平な階段でスタンスも広いんだが、掴むもののほとんどが剥離してしまう岩なので、だましだまし登る。
2013年05月25日 11:35撮影 by  SO-02E, Sony
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5/25 11:35
階段状の滝。水平な階段でスタンスも広いんだが、掴むもののほとんどが剥離してしまう岩なので、だましだまし登る。
この沢で一番高度のある滝で最後の滝。スタンスもホールドもあるんだが、とにかくヌルヌルなのとすぐに岩が剥離するので慎重に登る。トラロープが下がっているが目的がイマイチわからん。ヘタに触ると落石を誘発しかねない。
2013年05月25日 11:42撮影 by  SO-02E, Sony
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5/25 11:42
この沢で一番高度のある滝で最後の滝。スタンスもホールドもあるんだが、とにかくヌルヌルなのとすぐに岩が剥離するので慎重に登る。トラロープが下がっているが目的がイマイチわからん。ヘタに触ると落石を誘発しかねない。
先ほどの滝を越えると沢の水も伏流となる。
2013年05月25日 11:55撮影 by  SO-02E, Sony
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5/25 11:55
先ほどの滝を越えると沢の水も伏流となる。
しばらくV字状の涸れ沢が続くが落ち葉の堆積物で歩きにくいのと、マムシがいそうなので右尾根に逃げる。
2013年05月25日 11:59撮影 by  SO-02E, Sony
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5/25 11:59
しばらくV字状の涸れ沢が続くが落ち葉の堆積物で歩きにくいのと、マムシがいそうなので右尾根に逃げる。
逃げたはいいが尾根筋には獣道すらなく暫く薮漕ぎ。標高もまだせいぜい540mそこそこ。主稜線はまだまだ遠い。
2013年05月25日 12:06撮影 by  SO-02E, Sony
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5/25 12:06
逃げたはいいが尾根筋には獣道すらなく暫く薮漕ぎ。標高もまだせいぜい540mそこそこ。主稜線はまだまだ遠い。
さるのこしかけを三つ抱える松。一応目印に覚えておく。
2013年05月25日 12:07撮影 by  SO-02E, Sony
5/25 12:07
さるのこしかけを三つ抱える松。一応目印に覚えておく。
15分ほど薮漕の後ハチノス谷西尾根に合流し天狗塚へ。
山頂では外国人グループが手作りサンドイッチで休憩していた。気泡がしっかり入ったリーンなパンが旨そうだった。
2013年05月25日 12:33撮影 by  SO-02E, Sony
5/25 12:33
15分ほど薮漕の後ハチノス谷西尾根に合流し天狗塚へ。
山頂では外国人グループが手作りサンドイッチで休憩していた。気泡がしっかり入ったリーンなパンが旨そうだった。
アチコチでヤマツツジが最盛期。黒いのはクマバチ。一生懸命ミツを集めていた。
2013年05月25日 13:21撮影 by  SO-02E, Sony
5/25 13:21
アチコチでヤマツツジが最盛期。黒いのはクマバチ。一生懸命ミツを集めていた。
サウスロードを歩く。都賀谷の源流部を渉る。次回はココを遡行してみようと思う。でもなんか相当荒れてそうな予感がするな。
2013年05月25日 13:29撮影 by  SO-02E, Sony
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5/25 13:29
サウスロードを歩く。都賀谷の源流部を渉る。次回はココを遡行してみようと思う。でもなんか相当荒れてそうな予感がするな。
サウスロードは水平道で歩き易く、緑のこもれびとウグイスやホトトギスのさえずりが心地よい。ホーホケキョ♪ ケキョケキョ♪ トーキョートッキョキョカキョク♪
2013年05月25日 13:37撮影 by  SO-02E, Sony
5/25 13:37
サウスロードは水平道で歩き易く、緑のこもれびとウグイスやホトトギスのさえずりが心地よい。ホーホケキョ♪ ケキョケキョ♪ トーキョートッキョキョカキョク♪
サウスロードから神戸市街を俯瞰。
2013年05月25日 13:48撮影 by  SO-02E, Sony
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5/25 13:48
サウスロードから神戸市街を俯瞰。
丁字ヶ辻に新しいお土産屋さんができていたので入ってみる。
2013年05月25日 14:05撮影 by  SO-02E, Sony
5/25 14:05
丁字ヶ辻に新しいお土産屋さんができていたので入ってみる。
ウリボウの瓦せんべいがあったので衝動買い。ここのオリジナルなのかな。
椎茸販売がメインの模様。そういや近所に椎茸農園があったな。
2013年05月25日 14:05撮影 by  SO-02E, Sony
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5/25 14:05
ウリボウの瓦せんべいがあったので衝動買い。ここのオリジナルなのかな。
椎茸販売がメインの模様。そういや近所に椎茸農園があったな。
六甲山郵便局の脇から市街地を俯瞰。平日にしか郵便局の中に入れないのが残念。
2013年05月25日 14:31撮影 by  SO-02E, Sony
5/25 14:31
六甲山郵便局の脇から市街地を俯瞰。平日にしか郵便局の中に入れないのが残念。
月見橋が簡単に見えた。アレ?なぜかな。立ち入り禁止のロープが無くなったからかな。
2013年05月25日 14:33撮影 by  SO-02E, Sony
5/25 14:33
月見橋が簡単に見えた。アレ?なぜかな。立ち入り禁止のロープが無くなったからかな。
新緑の天望尾根。下り道の侵入路には立ち入り禁止のロープが。なぜかな。
2013年05月25日 14:51撮影 by  SO-02E, Sony
5/25 14:51
新緑の天望尾根。下り道の侵入路には立ち入り禁止のロープが。なぜかな。
六甲ケーブルで下山。今日は珍しく満員で多くが立席。何かイベントでもあったっけかな。
いつも思うんだがケーブルカーにはサスペンションが無いのかなあ。レールの継ぎ目の振動が結構きついのよね。
2013年05月25日 14:57撮影 by  SO-02E, Sony
5/25 14:57
六甲ケーブルで下山。今日は珍しく満員で多くが立席。何かイベントでもあったっけかな。
いつも思うんだがケーブルカーにはサスペンションが無いのかなあ。レールの継ぎ目の振動が結構きついのよね。
撮影機器:

感想

六甲の沢にしては珍しく堰堤がひとつもなくスッキリした沢。しかしその様相は険しく、ヌメヌメ、と剥離する脆い岩との戦いとなる。複数人で行く場合は落石に充分注意。
源流部近くからは今回は右に逃げたが尾根に道は無く薮漕ぎとなったので左に逃げて関電巡視路にあたるほうが楽と思われる。

※ロッジウリボーのウェブサイト発見
http://www.kinokoro.com/lodge.html
「六甲きのこの森」の物販や、簡易な喫茶・軽食・おみやげのみの営業です。
表六甲ドライブウェイを登ってすぐの、六甲山と摩耶山のちょうど間に位置します。お気軽にお立寄り下さい。
本年より始まる「六甲山上mini-EV回遊」「超小型モビリティ運行」の試験ベース基地としての機能も担い、EV充電設備のある施設(充電ステーション)としての利用ができます。

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