コーギーのマホちゃんに負けました・御前山・鋸山・大岳山・御岳山


- GPS
- 08:41
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,569m
- 下り
- 1,258m
コースタイム
−10:56クロノ山−11:14鞘口山−11:37大ダワ−11:57鋸山−13:22大岳山(休憩)
−13:53大岳神社−14:26鍋割山分岐−14:32鍋割山−14:54奥の院の奥
−15:05奥の院−15:39天狗の腰掛−15:50御嶽神社−16:24ケーブルカー駅
天候 | 晴れ 気温低い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鍋割山から来た際は、 御嶽神社奥の院からの下降だけ気をつけてください。 階段を降りて左へ進んでください。 |
写真
感想
昔お参りした御岳神社に行こう。
どうせなら奥多摩湖から御前山、鋸山、大岳山を経由して御岳山に向かうルートを
欲張ってみようか?と考えてまたまたやってきました朝の奥多摩駅。
でも今日は満員の東日原行きのバスではなく、小菅行きバスに乗り奥多摩湖BSで降ります。
奥多摩湖も何十年ぶりだろう? 記憶のかなたに消えております。
小河内ダム堰堤道をブラブラ歩き、ドラム缶橋のモニュメントがある公園みたいな所から御前山への大ブナ尾根を登っていきます。
晴れてはいるのだが意外と風が冷たい。極力ザックを軽くと考え、
前日暑かったので半そでのシャツと長袖のウインドブレーカーしか持ってこなかったので失敗。
体温調整に苦労しそうだ。
でもその分水は2リットル担いできた。脱水症状を防がなくては。
940mのサス沢山に到着。山ガール2人が奥多摩湖を望める場所で写真を撮って休憩中。
私も眺めたかったが近寄りがたく、周辺を撮影して先に行きます。
見晴らしの利かない道を黙々と登り、御前山に到着。
「あれ? 惣岳山は?」
考え事をしながら歩いていたらパスしてしまった。
オニギリ1個をほお張り休憩。
頂上からの展望はよくありませんでした。
今日は先が長いので早めに出発しクロノ尾山、鞘口山、アスファルトの大ダワを経由して鋸山到着。
結構登山者が多く、皆さん思い思いに昼食をとってます。鋸山人気です。
ボケーっと休んで先へ進みます。
大岳山への道は単調、なんかシャリバテしてきた!
足が上がらず息切れがしてきた。
あまり食欲が無くオニギリ1個しか食べていないのが原因か?
大岳山へついたらオニギリ補給しよう。
「イヤー!」
驚いた! 大岳山山頂 人が一杯
学生団体数組、山ガールグループ、おっさんグループ、アベックグループ、単独グループ
単独はグループとは言わないか?
オニギリを食べながらなんとなく聞こえてくる会話では、御嶽山ロックガーデンへ行く方たちが多そうだ。
「うーん・・・」
ロックガーデン行ってみようかなと思ってたけど、人酔いしそうなので
(どうせ御嶽神社行けば人が一杯だろうけれど)
奥の院へ行ってみよう!
鍋割山への分岐を分けて人の声がしない方へ歩いていく。この分なら誰にも会わないだろうな。
と思っていると、若くとてもかわいい顔の人がかなりのスピードで降りてきた。
(私の好みから考えて)
「こんにちは」
何気なくそのまますれ違おうとしたら、
「こんにちは。大岳山まで一時間ぐらいかかりますか?」
上気した顔をこちらに向けて聞いてきた。
腕時計を見ながら登りを逆算して
「うーん、一時間ぐらいかな?」
でも先ほどの彼女の歩きっぷりを思い出し
「たぶん一時間かからないと思いますよ」
「ありがとうございます」
と、サァーっと通り過ぎていきました。
彼女は強い!
御嶽山からかな? ではないな。
その先の日の出山からかな?
一服の清涼剤のような、なにか気持ちが晴れるような一瞬でした。
気を取り直して鍋割山への分岐を巻いて、えっ?巻いて?
いや、いや、巻かずに鍋割山山頂へ。
案の定、だーれもいません。しばし山頂をうろうろ。
御嶽神社奥の院のさらに奥に到着、5円をお供えして道中の無事のお礼をします。
小さな祠があったのでここが奥の院かと思ったのですが、少し下るとちゃんとしたお社が建ってました。
奥の院を参拝して階段を下りると、
「ここが奥の院ですか?」と
かわいいコーギーと一緒にやってきた人と出くわしました。
彼らがお参りしている間に御嶽山に向かい下山します。
ここでミスしました。
彼らが階段下を右からやってきたのを見て、てっきり御嶽山から来たものだと決め付けて右に折れ、すぐに左に下りる荒れた下山道へ向かってしまいました。
道は荒れ、ロープは古く切れており、乾燥した土はすべりやすく、どうも最近は人が歩いていないような道になってきた。
「これはおかしい!」 と立ち止まり、i-Phoneを取り出しGPS機能で現在地を確認する。
「やはり」
道が無い。奥の院から直接、尾根を下ってしまった。
登り返そうと、上を見ると先ほどのコーギーをつれた登山者も私に誘われたか、同じように荒れた道を降りてくる。
「どうも神社を左に行くのが正解だったみたいですね。作業道みたいですね」
「そのようですね。登り返そうかと思ってたとこです。」
「私はこの子がいるのでこのまま降りてみようと思います。」
しばしGPS画面を一緒に見て協議します。等高線も下るにつれて幅が広くなってきているので、
下の参道に降りられると判断して一緒に降ります。
コーギー犬のマホちゃんも元気に降りてきて、天狗の腰掛を通る参道に飛び出しました。
お互いわずかな時間、不安を共有した仲間からか、マホちゃん 体を私の登山ズボンに寄せるしぐさをしながら挨拶して颯爽と追い抜いていきました。
5歳の登山経験豊富なコーギー犬マホちゃん
登りも下りも強いとのこと。
大岳山にのぼり、鍋割山巻き道、そして御嶽山を歩いて行くそうです。
大岳山直下の登りだけ手助けが必要だったとか。
今日は鍋割山から下りてきた若い女性、そして御嶽神社奥の院からのマホちゃん
ほんの一瞬の出会い、ありがとう!
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