粟ヶ岳


- GPS
- 04:20
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,185m
- 下り
- 453m
コースタイム
天候 | 曇り強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
5合目まではほとんど雪無し。 5合目以降は雪有り。(6合目の鎖付あたりは雪無し) |
その他周辺情報 | 下山後の温泉 登山口から車で5分の「いい湯らてい」 終日利用900円、1時間利用600円(貸しタオル付) http://www.iiyuratei.com/ |
写真
装備
個人装備 |
ストック
アイゼン
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感想
前日の夕方に登山口に到着。道中見えた粟ヶ岳の山容がとてもきれいでした。登山口で夕食の準備をしながらのんびりやっていると、2台とまっていた車の方が続けて下山してきました。あとから降りてこられた方に、明日登るのですが、と声をかけて雪の状況など教えていただきました。今日はそのまま駐車場で車中泊、近所だったなら多分行かないだろうと思うほど天気予報はいまいちであったが、出発時には曇り空ながら視界は良く、これから上る山容がくっきりよく見えました。雨降らんだけましやね。バイオトイレのある登山口駐車場を出発!ここが1合目のようだ。林道をしばらく進む。登山道は5合目ぐらいまでほとんど雪がなかったが、この林道には所々雪が残っていました。鉄製の小さな橋を渡り、猿飛滝上部の渡渉を過ぎると徐々に上りはじめます。序盤にショウジョウバカマを発見、さらに進むとイワウチワが2輪咲いていました。この2輪以外はつぼみでしたが、なんともかわいらしい。癒されます。4合目は少し岩の道に、そして薬師の水場を過ぎて上ると小屋のある5合目に到着。このあたりから雪道になりますが、6合目の鎖付きの岩の付近だけ雪無しでした。ここから少し上ると山頂への稜線上に出ます。風が強いので、ここでソフトシェルを着て手袋をしました。止まったついでにアイゼンも装着。ここで長靴&スコップスタイルのハイカーとすれ違いました。挨拶だけでしが、ものすごいスピードで下って行かれました。寒い!朝の樹林帯の中の強風は生暖かいものでしたが、ここからは冷たい風を受けて歩くことになります。残雪上をアイゼンでガシガシ上っていきます。ナイフリッジの通過は踏み跡もバッチリあるのでそれほど恐怖心はなかったですが、強風が結構きつかった。ナイフリッジが終わると目の前の右のピークにはいかず、左へ斜めに上っていきます。ピークはどこ?まだ見えないね。少し緩やかな肩のところでも大きなクラックがありました。ここからは最後の上りです。ここで上からまたハイカーが下ってきましたのでお話しをしました。山頂はあの草付きのもう少し先、と聞いて山頂へ向かって最後の急坂を上ります。最後、草付きの手前の斜度が高く、これは下り怖いやろな〜と振り返る。下りは直下降無理そうやな〜…。ピッケルないし。草付きをこえると山頂が見えました。山頂に到着。道中ずっと見えていた守門岳、昨年の同じ時期に上ったのですが、東洋一の雪庇!真っ白でどっしりした山容はめっちゃかっこいいですね。守門岳の左手には浅草岳、その間の奥には平ヶ岳が見えます。山頂には方位盤があったので、二王子岳、飯豊連峰も確認、方位盤には鳥海山ものっていましたが、雲で見えませんでした。晴れてたら見えるのかな。佐渡ヶ島も見えずでしたが、弥彦山と角田山は道中ずっと見えてました。予想以上に早く登れたし、この風じゃ長いできないよなってことでランチおあずけで下山、下りはじめの急坂はやっぱり直行できず、斜めにジグザグ、慎重に下りました。ここはピッケルほしかったな〜。ナイフリッジも帰りの方が風が強く割り増しに。この稜線とその先に見える弥彦山、角田山+日本海の景色がとてもきれいでした。6合目の鎖からぼけーっと下っていると来た道とは違う古い踏み跡を追ってしまって、数分で気づくもログを見るとまあまあ進んでしまったな〜っと。同時に、山頂の強風でセルフショットをとるのに四苦八苦している時にログを一時停止してしまったことに気づきました。あらら、ミスった。元の登山道へトラバースして戻ります。コース復帰は五合目の少し下でした。朝つぼみだったイワウチワは全部咲いていました。かわいらしい。最後の最後でパラパラと小雨が降ってきましたが、ここまで天気が残ってくれてほんと良かった。山頂からの景色も良かったし、楽しい雪山ハイキングができました。下山後、天気予報を確認すると、雨予報だった男鹿岳が晴れになっているではないか。明日の候補だった浅草岳はまた延期にして、とりあえず福島へ向かおう!移動が長いのでボリューム優しめのお山を明日にして、明後日、男鹿岳で決まり! 猪苗代湖、会津若松を抜けて福島の大滝根山へ向かいました。守門岳、粟ヶ岳を積雪期に歩いたので浅草岳は無雪期でもいいかな〜っと思いました。またこのエリアの山歩きをするのが楽しみです。
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