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Yamareco

記録ID: 304626
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ハイキング
奥秩父

シャクナゲと原生林(西沢渓谷〜黒金山〜乾徳山)

2013年06月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:14
距離
18.0km
登り
1,732m
下り
1,999m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5:55道の駅みとみ-7:10七ツ釜五段の滝-7:20黒金山登山口〜五ツ渕往復7:35-10:00牛首ノタル-10:25黒金山10:50-11:20笠盛山-12:00乾徳山12:25-12:55扇平-13:35道満山-14:10乾徳山登山口バス停
天候 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
行き:勝沼IC〜道の駅みとみ
帰り:乾徳山登山口(14:22発)〜道の駅みとみ(バス;300円)
コース状況/
危険箇所等
・黒金山〜乾徳山はやや道が不明瞭な所もありますが、テープと大小サインがたくさんあります。
・シャクナゲは標高1700m以下は終了、見頃は2000m付近
鶏冠山を見ながら道の駅をスタートです
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鶏冠山を見ながら道の駅をスタートです
ウツギでしょうか?
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ウツギでしょうか?
東沢を渡る橋から鶏冠山が堂々とした姿を現します、とても登れそうに見えませんが
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東沢を渡る橋から鶏冠山が堂々とした姿を現します、とても登れそうに見えませんが
三重の滝
竜神の滝
最奥の七ツ釜五段の滝
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最奥の七ツ釜五段の滝
横から眺めます
エメラルドグリーンが素敵です
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エメラルドグリーンが素敵です
五ツ渕へ向かい途中から、険しい鶏冠山と穏やかな木賊山のツーショット
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五ツ渕へ向かい途中から、険しい鶏冠山と穏やかな木賊山のツーショット
森林軌道の先に黒金山登山口
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森林軌道の先に黒金山登山口
最初はミズナラでしょうか、明るい樹林帯です
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最初はミズナラでしょうか、明るい樹林帯です
奇岩が見えると紅葉台はすぐ
奇岩が見えると紅葉台はすぐ
標高1800m過ぎからシャクナゲ登場
標高1800m過ぎからシャクナゲ登場
この標高の花は色が薄いです(散り際は真っ白になるんですね、最初白い花びらが落ちていて何の花かわかりませんでした)
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この標高の花は色が薄いです(散り際は真っ白になるんですね、最初白い花びらが落ちていて何の花かわかりませんでした)
咲き始めは色がこんなに違います
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咲き始めは色がこんなに違います
シャクナゲの森を過ぎると一瞬ダケカンバの森に
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シャクナゲの森を過ぎると一瞬ダケカンバの森に
牛首(中央)と黒金山(右)
牛首(中央)と黒金山(右)
甲武信ヶ岳(中央)と木賊山(右)、手前に鶏冠山
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甲武信ヶ岳(中央)と木賊山(右)、手前に鶏冠山
国師ヶ岳が至近に見えます
国師ヶ岳が至近に見えます
左に奥秩父縦走路、右が大菩薩、中央が奥多摩
左に奥秩父縦走路、右が大菩薩、中央が奥多摩
飛龍山(中央右)はわかりますが他は???、左が高いので唐松尾山でしょうか、全体的に地味な山容で山座同定苦手です
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飛龍山(中央右)はわかりますが他は???、左が高いので唐松尾山でしょうか、全体的に地味な山容で山座同定苦手です
大菩薩が近いです
大菩薩が近いです
岩場といえばイワカガミ
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岩場といえばイワカガミ
群落です
標高2000m付近のシャクナゲは咲き始めできれいな株が多かったです
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標高2000m付近のシャクナゲは咲き始めできれいな株が多かったです
黒金山とツーショット
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黒金山とツーショット
まさに咲いたばかり
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まさに咲いたばかり
この先は徐々に奥秩父らしい雰囲気に
この先は徐々に奥秩父らしい雰囲気に
バイカオウレン
原生林を抜けて明るい牛首ノタルに到着
原生林を抜けて明るい牛首ノタルに到着
富士山がきれいに見えるスポットです、先週丹沢から見た時と比べると劇的に雪の量が減ったように見えるのは、見る角度のせい?
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富士山がきれいに見えるスポットです、先週丹沢から見た時と比べると劇的に雪の量が減ったように見えるのは、見る角度のせい?
黒金山到着、国師ヶ岳がまず目に飛び込んできます
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黒金山到着、国師ヶ岳がまず目に飛び込んできます
甲武信ヶ岳〜破風山〜雁坂嶺
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甲武信ヶ岳〜破風山〜雁坂嶺
富士山は端っこに
富士山は端っこに
甲斐駒ヶ岳〜塩見岳、ちょっと雲が多くなってきました
甲斐駒ヶ岳〜塩見岳、ちょっと雲が多くなってきました
右から間ノ岳、農鳥岳、塩見岳
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右から間ノ岳、農鳥岳、塩見岳
まだ桜が咲いているとは、ミネザクラ?
まだ桜が咲いているとは、ミネザクラ?
先に進むと、富士山と乾徳山のツーショットが望める岩場が
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先に進むと、富士山と乾徳山のツーショットが望める岩場が
黒金山〜乾徳山の間は倒木が増えてきました、まさにThe奥秩父
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黒金山〜乾徳山の間は倒木が増えてきました、まさにThe奥秩父
乾徳山は黒金山側から登ると、わずかな登りで登頂できます
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乾徳山は黒金山側から登ると、わずかな登りで登頂できます
黒金山と甲武信ヶ岳
黒金山と甲武信ヶ岳
甲府盆地と富士山
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甲府盆地と富士山
大菩薩(右)と黒川鶏冠山(左)、黒川鶏冠山の奥が三頭山でしょうか
大菩薩(右)と黒川鶏冠山(左)、黒川鶏冠山の奥が三頭山でしょうか
乾徳山直下の鎖場は大渋滞なので、迂回路で下りました
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乾徳山直下の鎖場は大渋滞なので、迂回路で下りました
キバナノコマノツメ
キバナノコマノツメ
乾徳山を振り返る
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乾徳山を振り返る
岩が多い下りです
岩が多い下りです
左端の開けた所が扇平ですね
左端の開けた所が扇平ですね
気持ち良い扇平と奥に大菩薩
気持ち良い扇平と奥に大菩薩
月見岩も先客が
道満尾根はミツバツツジが終盤
道満尾根はミツバツツジが終盤
標高差下げるとヤマツツジ
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標高差下げるとヤマツツジ

感想

ありがたいことに早速梅雨の晴れ間となりました。
今回は先週も候補に挙がっていた黒金山を目指します。
黒金山は山頂の眺望はいいようですが、山頂までの過程が「倒木多し」ということで、なかなか踏み出せなかった山です。
3月の七面山のように行ったら意外と良かった、ということもあるので、
シャクナゲの時期を狙って決行です。
どちらからスタートするか考えましたが、西沢渓谷は一方通行なので、
久々に渓谷を散策すべく、西沢渓谷スタートとしました。

自宅から登山口まで1時間30分ちょうどで5:45に到着。
帰りのバスが14:02、14:22、15:02と午後3本しかないので、結構余裕をもって歩けそうです。
時間が早すぎて、西沢渓谷には日が当たらずちょっと残念。
気を取り直して、渓谷散策ルートを離れ黒金山へと向かいます。

渓谷が緩やかな登りに対して、黒金山へは急登が続きます。
シャクナゲのトンネルをイメージしていましたが、群落地の花は終了。
群落地を見たければ、もう1〜2週間ぐらい早く来ないとダメなようです。
それでも紅葉台手前からはぽつぽつとシャクナゲが現れます。

2021mのピークを過ぎたあたりからは登山道脇に岩場が何回か現れ、登ると展望良好です。
黒金山までは眺望を期待していなかっただけに、得した気分。
また、岩場にはもれなくイワカガミが咲いていました。
この辺りはシャクナゲも咲き始めで、色が濃くきれいでした。
牛首ノタルで初めて富士山登場、昼寝をしたくなるような静かないいスポットでした。

黒金山は原生林から突然開けた山頂が現れる、なかなか劇的な登頂シーン。
ここで初めて登山者と会います。
ここは奥秩父の縦走路からは外れているため、縦走路を見渡せます。
国師ヶ岳をまじまじと見たのは初めてかもしれません。
もちろん富士山や南アも。

この先はイメージ通り、倒木の多い原生林が続きます。
乾徳山前後は人が多く、鎖場渋滞が発生してました。
さすがに人気が高く、山頂はたくさんの人で休む場所を探すのも大変。
ラッキーなことに一番高い岩が空いていました。

眺望が非常にいいルートというわけではありませんが、黒金山・乾徳山の両山頂や、
所々現れる岩場など随所に眺望が開け、想像していたよりはずっと楽しめました。
今日みたいな天気(薄曇り)にはうってつけの山かもしれません。


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コメント

今朝のテレビ
hirokさん、こんばんは。

今朝の「大人の山歩き」で西沢渓谷が放送されていました。ガイドの橋谷さんが「エメラルドグリーンなのは緑色の花崗岩。シャクナゲは今年少ない」と言っていました。
さっき見た番組のと同じだ! と思いながら、レポートを読ませていただきました。

私は乾徳山は未踏なんで、そのうちに行こうかと思っていましたが、このようなルートどりがあるとは意外でした。
黒金山って、地味だと思っていましたが、展望もあり、なかなか良さそうなルートですね。

ただ、倒木が多くて、人が少ない道が大丈夫かどうかが心配です。
それでは。
2013/6/1 22:08
好対照の2山
sat4さん、おはようございます

ちょうど放映中に歩いていたのですね。
当然ながらこの日は誰もいない状態でしたが、来週あたりは影響があるんでしょうか。

人気の乾徳山と西沢渓谷に挟まれて、黒金山は不遇の山という感じですが、
西沢渓谷〜黒金山はなかなか変化もあってよかったです。
黒金山に登る多くの方は乾徳山からのピストンかと思われますが、
こちらはイメージどおり奥秩父らしかったです。
この辺りそれほど木が大きくないのか、倒木の数は多いものの、
歩くのに難儀するようなことはありませんでした。

コースタイム、標高差、距離どれをとっても、今回のルートで縦走しても、
sat4さんが普段歩いているのと変わりないと思います。
久々に渓谷を歩きたかったので南下ルートとしましたが、昼時に乾徳山にかかってしまい、
座るスペースを探すのが大変なほど(山頂前後にも展望のいい所はあるので、山頂避けた方が無難でした)。
渓谷にこだわらなければ、北上ルートの方が空いている時間帯に乾徳山を通過できて、いいかもしれません。

眺望は乾徳山は360度、黒金山は180度で、やはり人気の乾徳山に軍配が上がります。
2013/6/2 6:52
変化があり楽しそう
hirokさん、こんばんは。

このルート石楠花がきれいなのですね。
今年は花が咲くのが例年より少し早いような気が
します。
渓谷のエメラルドグリーンからピンク色へ、いい感じ
ですね。

私、縦走路を歩いた後で、黒金山を訪れたのですが
自分が歩いてきた、稜線がきれいに眺められて
とても感動した記憶があります。
そのため、個人的には乾徳山より黒金山の山頂の方が
好きだったりします
(人も少ないですし。。。)

それにしても、富士山の写真、ほんとに雪が減りましたね。
ビックリしました。
2013/6/2 20:46
全く同感です
youtaroさん、こんばんは

今年は雪融けも花の開花も少しずつ早めのような気がします。
全体的には花の少ないルートなので、シャクナゲの咲いている時期はいいですね。
それにしても黒金山までは誰とも会わず、本当に静かな山旅でした

乾徳山は団体比率が非常に高く、鎖場やはしごは渋滞。
単独行の私は居場所がない感じでした
やはり静かな黒金山の方が落ち着きますね。
ご指摘の通り、縦走路は黒金山からでないと全部が見えないですし。

youtaroさんが昨年秋に行かれた鶏冠山、登攀意欲の高まる気になる存在でした。
早速家に帰ってからレコを読み返しました。
登山口はチェックしておきましたが、いつか行ける日は来るのでしょうか。
2013/6/2 22:29
ゲスト
タイムスケジュール
hirokさん
おはようございます。Dotetinと申します。
いくつか教えて欲しいのですが・・・?

5:55道の駅みとみ-7:10七ツ釜五段の滝-7:20黒金山登山口〜五ツ渕往復7:35-10:00牛首ノタル-10:25黒金山10:50-11:20笠盛山-12:00乾徳山12:25-12:55扇平-13:35道満山-14:10乾徳山登山口バス停 

と、有りますが、初心者の女性【20歳台半ば】の同行者を、連れて同じルートを考えています。

バスの時間に余裕は有りますか?【その子は、結構根性あります】

帰りのバス停は国道140号にあるのでしょうか??

やはり、大人の山歩きを見て行きたくなった1人です。

どうぞよろしくお願いします。
2013/6/3 7:30
Dotetinさん、はじめまして
通常、コースタイムに対してどれぐらいのスピードで歩いているかによると思います。
一般的には、コースタイム9時間30分(山と高原地図)、標高差1400mは初心者の方にはハードかと思われます。
私が初心者を連れて行く場合は、コースタイム5〜6時間、標高差1000mをMaxと考えて計画します。
体力ギリギリの登山にするよりは、景色や花を眺めながら余裕をもって登る方が印象がいいかと。

参考までに、コースタイム通りに歩ける(休憩等含む)のであれば、5時半に出ればぎりぎり最終バス(15:02)に間に合うという計算となります。
バス停は140号から徳和方面に3kmほど入った所にあります。
2013/6/4 20:38
ゲスト
今週行ってきます。
hirokさん
了解です。
西沢渓谷だけ行ってきます。
ありがとうございました。 だと良いです。
2013/6/5 5:51
プロフィール画像
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