鳥海山 中島台〜新山 2本目

2021年04月03日(土) [日帰り]

• GPS: 06:56
• 距離: 22.2km
• 登り: 1,785m
• 下り: 1,781m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:24
• 休憩: 0:33
• 合計: 6:57

距離 22.2km 登り 1,785m 下り 1,786m

6:16 中島台レクリエーションの森
10:43 11:01 御室
11:11 11:26 鳥海山
11:30 御室
13:13 中島台レクリエーションの森

天候

麓は晴れ、山頂周辺は曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中島台レクリエーションの森　駐車場を利用。
道路は駐車場まで除雪されており、車で入れる。
駐車場のトイレは開放されており、利用可。
この日も中島台コースは盛況で、6時頃着いた時点で駐車場は9割程度埋まっていた。

コース状況／危険箇所等

●中島台駐車場〜950m台地
まだ中島台駐車場まで雪は続いているが、かなり薄くなっており、所々で雪切れする。
遊歩道の木道が大分出てきているので、来週末は板を担いで遊歩道を歩く事になる
かもしれない。

鳥越川のヤセ尾根は融雪が進み、スキーで尾根上を通る事が難しくなっている。
今回は尾根上は通らず、左側の沢のスノーブリッジを通り対岸へ抜けて通過した。
スノーブリッジはまだ安定しているように見えるが、スキーならともかく、
歩行での通過は危ない。
歩行であればヤセ尾根は問題なく通過できるので、スキーを使わないのであれば、
尾根上を歩いた方が良い。

●950m台地〜新山
先週はクラストしており、場所によってはクトーやアイゼンを使用したが、
今回は気温が高く雪が柔らかかったので、大部分はシールのみで通過。
御室から新山への登りではアイゼン使用したが、先週のようなアイスは無く、
スキーでも登れそうな感じだった。

写真

4/3 5:47

朝の鳥海山。

4/3 5:48

この時は、まだ山頂は見えていた。

4/3 6:18

先週と同じく、中島台レクリエーションの森から出発。

4/3 6:26

赤川の橋を渡る。

4/3 6:28

先週よりもピンクテープが増えており、ルートは判りやすくなっていた。

4/3 6:43

見晴らしの良い場所に出た。
朝は見えてた新山だが、雲が増えて見えなくなっていた。

4/3 7:34

鳥越川のヤセ尾根を進む。

4/3 7:35

先週は尾根上を通ったが、融雪が進みスキーでの通過は厳しい。
今回は尾根上は通らず、左の沢のスノーブリッジを渡り対岸を進んだ。

4/3 7:36

沢のスノーブリッジは健在だが、穴が開いている。
落ちないように注意。

4/3 7:43

ヤセ尾根を抜け、950台地に到着。

4/3 7:42

先週よりもデブリが増えた。

4/3 7:43

目指す新山は雲の中。
これから晴れる事に期待しよう。

4/3 7:49

左の丘を進む。

4/3 7:49

所々、雪が茶色くなっている。
鳥海山でも黄砂が降ったのだろうか。

4/3 8:31

山頂は曇っているけど、天気は概ね良好。
麓側は晴れており、風穏やか。
気温も高く、持参したシェルは殆ど出番なし。

4/3 8:58

振り返り、稲倉岳を眺める。
巨大な幼虫のように見える。

4/3 8:58

この辺が蟻の戸渡りと呼ばれる場所だろうか？

4/3 9:15

雲が薄くなり、微かに新山が見えた。

4/3 9:41

千蛇谷前の急登。
先週はアイゼンで登ったけど、この日は雪が柔らかく、スキーでも登る事が出来た。
シールだけでも行けそうな感じだったけど、念の為、クトー使用。

4/3 9:56

急登を登り詰め、千蛇谷へ。

4/3 10:04

千蛇谷を進む。
新山方面は、未だに曇り空。

4/3 10:09

麓は晴れてるんだけどね…

4/3 10:32

外輪山との最狭部を通る。
新山へ行くなら、ここを抜けてスノーブリッジへ上がると楽。

4/3 10:46

だが、今回はスノーブリッジへは行かず、御室へ上がった。

4/3 10:46

御室の建屋。
まだ雪で埋まっているけど、先週よりは大分溶けたかな？

4/3 11:03

新山方面は真っ白け。
天候回復を期待し、しばし御室で停滞。

4/3 11:12

20分位待ってみたけど、結局、雲は晴れず。
しびれを切らして新山へ登る。
先週、登っているから無理に登る必要も無いんだけど、
ここまで来て登らないのは締りが悪い気がするので^^;

4/3 11:14

新山山頂の雪も溶けて、岩が見えるようになっていた。

4/3 11:14

新山から眺める七高山。
3日前はあの頂から新山を眺めたけど、今日は逆。
全然見えてないけど、前回レコ繋がりで一応コメントしておく。

4/3 11:22

新山の隣で視界回復待ち。
10分程待ったけど、視界は変らず。
諦めて滑走開始する。

4/3 11:26

視界不良だが、雲は薄い。
雪面は汚れや凹凸が多くアクセントがあるので、酔いはせず。
素面で滑走する事が出来た。

4/3 11:28

ルートを探しながら滑走し、スノーブリッジへ辿り着いた。
ここから谷部を通って、千蛇谷へと滑り抜ける。

4/3 11:30

千蛇谷へ抜けると、視界は回復。

4/3 11:40

千蛇谷を滑る。

4/3 11:42

千蛇谷から眺める新山。

4/3 11:44

これから新山へ向かう方々。
先週よりも少なめだが、この日も多くの方々が新山を目指していた。

4/3 11:58

何度も振り返りながら滑走する。
だが、新山は相変わらず姿を見せない。

4/3 12:02

日中の陽気で少し雪が溶けたか。
所々でストップスノーに当たり、板の滑りがあまり良くない。
950台地へ降りるまでの間、3回程ワックス塗りなおした。

4/3 12:04

950台地まで滑り終え、新山を眺める。

4/3 12:04

山頂景色がちょっと残念。
次回に期待したい。

4/3 12:33

樹林帯を滑る。
ピンクテープがあるので進路が判りやすい。
樹林帯はストップスノーは無く、板は快適に滑る。

4/3 12:39

あがりこ大王、発見。
森の主の奇形ブナ。
先週は見つけられなかったが、今回は見つける事が出来た。

4/3 12:39

大王の近くには目立つ看板が立っているのだけど、何故、これまで見つけられなかったのか…
私の眼は節穴だらけらしい。

4/3 12:41

大王はどの方向から見えても面白い形をしている。
この方向だと、白骨化した手のように見える。

4/3 12:45

これは・・・
どうやら、冬眠から目覚めたようだ。
今後は鈴を持参した方が良いかもね。

4/3 12:50

まだ雪は続いているけど、枝が多くて滑りにくい。

4/3 12:59

橋を渡った先。
遊歩道の木道が広範囲で出ている。
所々で雪切れするので、板を担いで歩いた方が楽かも。

4/3 13:06

水芭蕉の群生。

4/3 13:06

まだツボミが多く、開いている花は少ない。

4/3 13:11

中島台の駐車場に帰って来た。
山行はこれで終わりだけど、まだ時間は早い。
寄り道して行こう。

4/3 15:43

下山後、元滝伏流水に寄り道。

4/3 16:05

栗山池公園にも寄り道。

4/3 16:10

鳥海山と桜の構図で撮影したかったけど、公園の桜はまだ咲いていなかった。

4/3 17:10

最後は三崎公園に寄り道。

4/3 17:32

三崎公園で眺める夕日。
先週は日没前に帰ってしまったが、今回は日没まで粘ってみた。

4/3 17:52

山頂は晴れなかったけど、良い一日でした。

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

Luske

土曜日の朝、早起き出来たら鳥海山、
寝坊したら月山、
と、いう条件でコイントス。
結果、早起き出来たので鳥海山へ行く事にした。

向かった先は中島台。
先週訪れたばかりだが、何度も滑走したくなるような良コースであり、
また、あの爽快感を味わいたく思い、今週も再び中島台から新山を目指す。
しかし、先週よりも条件が悪く、概ね晴れの天候であったが、新山周辺だけ雲の中。
それ程視界は悪くなかったので滑走する分には問題なかったが、雪質はやや悪い。
先週の中島台、そして3日前の猿倉コースでは良好な雪質に恵まれた鳥海山だが、
どうも、今回の雪質は不調であり、気温が高く雪が溶けたせいかスキーの滑りが
悪く、滑走中に3回ワックス塗り直しを行った。
だが、急ブレーキがかかるほど酷くは無く、アイスバーンは全く無かったので、
そこそこ滑りは快適。
前回、前々回に比べると少し爽快感には欠けたものの、それなりに満足いく内容で
滑走を終えた。

それにしても、ここ最近はロングルートが続いているので、足の状態が心配である。
数か所、靴連れしており、今のところ歩行に支障は無いが、このまま山滑走を
続ければ悪化が懸念される。
来週末もロングルートを検討しているが・・・
果たして、無事に乗り切れるだろうか？

コメント

manimani

また鳥海！？
1週間で3度目の鳥海山！？
このまま通えば今季は姥ヶ岳先生を越える回数になってしまうのではないですか

Luske

manimani さん、こんばんは
1週間に3回は少し多いかな
鳥海山ばかり行ってると、姥ヶ岳先生が不機嫌になるので、程々にしておきます(笑)
流石に来週は別の山に登るけど、下旬になったら秡川や百宅コースに行きたいものだ。
その時は、maniさんも一緒にどうかね