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Yamareco

記録ID: 3059826
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

津久井湖北岸の里山/立入禁止のため尻切れ蜻蛉の8の字周回

2021年04月12日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
8.5km
登り
527m
下り
527m

コースタイム

出発7:00−駐車場7:05−散策路入口7:10−文学碑7:20−野鳥観察休憩所7:20−アンテナ群(No.2アンテナ)7:40〜7:45−三沢峠・草戸山分岐7:50−三沢峠7:55−440m圏コブの先のベンチ8:15〜8:40−泰光寺山8:50−巻道横断8:55−420m圏コブ9:10〜9:15−380m圏コブ9:30−334m地点9:40−南東尾根最末端下10:10〜10:35−峯ノ薬師表参道入口10:40−峯ノ薬師境内11:05〜11:15−奥ノ院11:25−金毘羅宮11:35−アンテナ群(No.2アンテナ)11:40−三沢峠・草戸山分岐11:40−ふれあい休憩所11:45〜12:20−草戸山(松見平休憩所)12:40−青少年センター分岐12:50−城山湖排水口13:05−本沢ダム堰堤13:10〜13:35−金刀比羅宮13:45−ゴール13:50
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道413号線の都井沢信号から北へ、あるいは県道48号線の小松信号から西に進んで、城山湖へ上る。両者が合流した直ぐ先に広い無料駐車場がある。ただし、開門は9時、閉門は午後5時または4時。
時間外の場合、金刀比羅宮の階段下に通じる車道の路肩が広いので、ここに駐車すれば良い。
コース状況/
危険箇所等
コース図に示すように8の字に周回した。
まず、城山湖散策路を南岸から西岸に回り、アンテナ群を通って関東ふれあいの道を泰光寺山まで歩く。ここまでは道標が完備され、幅広い立派な登山道が続く。
泰光寺山からはその南東尾根(仮称)を三井地区へ降りる。上部は断続的に踏跡が続くが下部はそれも不明瞭となる。テープは僅かに散見される。尾根の最末端は10mほどの岩場にロープが下がっていたが、厳しい下りを強いられた。
バス道を300mほど進むと峯ノ薬師表参道入口。ここから峯ノ薬師を経由してアンテナ群を再び通る。以後は、城山湖の西岸、北岸を回る。道標や休憩所が整備され、幅広い登山道が続く。
最初の計画では、本沢ダム堰堤の北端にある300m圏コブから東に伸びる尾根(本沢左岸尾根と仮称)を雨降集落まで降り、その右岸尾根を上がって車に戻る予定だった。しかし、300m圏コブに上がる階段が立入禁止となっていたため断念し、堰堤を通り、金刀比羅宮経由でゴールした。
城山湖の下に広い駐車場があるが、開くのは9時!観光用で早出の登山には向かない
2021年04月12日 07:03撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 7:03
城山湖の下に広い駐車場があるが、開くのは9時!観光用で早出の登山には向かない
駐車場の隣は城山発電所。夜間に津久井湖の水を城山湖に組み上げて昼間に発電する揚水発電所
2021年04月12日 07:10撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 7:10
駐車場の隣は城山発電所。夜間に津久井湖の水を城山湖に組み上げて昼間に発電する揚水発電所
城山湖の周りを約4.7km、2時間で一周する散策路が整備されている。その入口は発電所の直ぐ先、ヘアピンカーブの先端にある。標高330m圏
2021年04月12日 07:11撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 7:11
城山湖の周りを約4.7km、2時間で一周する散策路が整備されている。その入口は発電所の直ぐ先、ヘアピンカーブの先端にある。標高330m圏
加藤武雄の文学碑。林道並みの幅広い散策路から左にそれた林の中にポツンと建っていた
2021年04月12日 07:18撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 7:18
加藤武雄の文学碑。林道並みの幅広い散策路から左にそれた林の中にポツンと建っていた
野鳥観察休憩所。散策路には東屋風の休憩所が4ヶ所建っている
2021年04月12日 07:21撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 7:21
野鳥観察休憩所。散策路には東屋風の休憩所が4ヶ所建っている
400m圏の主稜線に登るために、広い散策路から狭い山道に入る
2021年04月12日 07:33撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 7:33
400m圏の主稜線に登るために、広い散策路から狭い山道に入る
良く整備された山道だ。急な個所には丸太で階段が組まれ、ロープまで張ってある
2021年04月12日 07:35撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 7:35
良く整備された山道だ。急な個所には丸太で階段が組まれ、ロープまで張ってある
平坦な主稜線には約100m間隔でアンテナ鉄塔が4本建っている。先程の山道を登り切ると、南から2番目の鉄塔に出る。そこから北に進んでこれは3番目の鉄塔
2021年04月12日 07:45撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 7:45
平坦な主稜線には約100m間隔でアンテナ鉄塔が4本建っている。先程の山道を登り切ると、南から2番目の鉄塔に出る。そこから北に進んでこれは3番目の鉄塔
この主稜線には関東ふれあいの道が通っている。4番目の鉄塔の手前で、この道と城山湖散策路が分かれる
2021年04月12日 07:48撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 7:48
この主稜線には関東ふれあいの道が通っている。4番目の鉄塔の手前で、この道と城山湖散策路が分かれる
関東ふれあいの道を西に進む。直ぐに三沢峠に着く
2021年04月12日 07:53撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 7:53
関東ふれあいの道を西に進む。直ぐに三沢峠に着く
さすが関東ふれあいの道、良く踏まれた歩き易い道が続く。コブ毎に巻道が付いているが、忠実に尾根道を辿る
2021年04月12日 07:58撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 7:58
さすが関東ふれあいの道、良く踏まれた歩き易い道が続く。コブ毎に巻道が付いているが、忠実に尾根道を辿る
440m圏コブの先に設けられているベンチで一休み。脇に建っているトーテムポールにはフクロウの像が刻まれている
2021年04月12日 08:15撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 8:15
440m圏コブの先に設けられているベンチで一休み。脇に建っているトーテムポールにはフクロウの像が刻まれている
ベンチの先から475mコブの急登が続く。石の階段がきつい
2021年04月12日 08:45撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 8:45
ベンチの先から475mコブの急登が続く。石の階段がきつい
このコブは泰光寺山。登山地図には474.9mの三角点が記入されているが、地理院の新しい地形図では消されている
2021年04月12日 08:49撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 8:49
このコブは泰光寺山。登山地図には474.9mの三角点が記入されているが、地理院の新しい地形図では消されている
ここから南東に伸びて三井地区に落ちている泰光寺山南東尾根を下る。頂上の東端から微かな踏跡を拾いながら降りるとロープがあったのにはびっくり
2021年04月12日 08:53撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 8:53
ここから南東に伸びて三井地区に落ちている泰光寺山南東尾根を下る。頂上の東端から微かな踏跡を拾いながら降りるとロープがあったのにはびっくり
450m圏で関東ふれあいの道の巻道に出た。今、降りている踏跡と、良く踏まれた巻道とのコントラストが面白い
2021年04月12日 08:55撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 8:55
450m圏で関東ふれあいの道の巻道に出た。今、降りている踏跡と、良く踏まれた巻道とのコントラストが面白い
巻道を西へ10m弱進むと、引き続き南東尾根を降りる踏跡が確認できたのでここに入る。藪の枝に赤テープが結ばれていた
2021年04月12日 08:55撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 8:55
巻道を西へ10m弱進むと、引き続き南東尾根を降りる踏跡が確認できたのでここに入る。藪の枝に赤テープが結ばれていた
比較的明瞭な踏跡を降りて行くと、木で組まれた階段があるのにはびっくり
2021年04月12日 09:02撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 9:02
比較的明瞭な踏跡を降りて行くと、木で組まれた階段があるのにはびっくり
420m圏コブ手前の鞍部にはベンチまで置かれていたのにはさらにびっくり。作業道が横切っていたので、その休憩所か
2021年04月12日 09:03撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 9:03
420m圏コブ手前の鞍部にはベンチまで置かれていたのにはさらにびっくり。作業道が横切っていたので、その休憩所か
イカリソウが咲いていた。自然の中ではなかなか見かけない花だ
2021年04月12日 09:05撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1
4/12 9:05
イカリソウが咲いていた。自然の中ではなかなか見かけない花だ
平坦な420m圏コブ付近から藪が多くなり踏跡も断続的になってきた
2021年04月12日 09:14撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 9:14
平坦な420m圏コブ付近から藪が多くなり踏跡も断続的になってきた
先程通って来た400m圏主稜線のアンテナ群が木の切れ間から望まれた。最南部のアンテナは木の陰で見にくい
2021年04月12日 09:27撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 9:27
先程通って来た400m圏主稜線のアンテナ群が木の切れ間から望まれた。最南部のアンテナは木の陰で見にくい
380m圏コブ。ここを越えると急下降が始まる
2021年04月12日 09:30撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 9:30
380m圏コブ。ここを越えると急下降が始まる
334m地点を過ぎると急な露岩群を降りる。落ち葉で足場が隠れ、さらに滑り易いので緊張する
2021年04月12日 09:48撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 9:48
334m地点を過ぎると急な露岩群を降りる。落ち葉で足場が隠れ、さらに滑り易いので緊張する
尾根筋を倒木が覆い被さって進路を遮る。でも、酷い倒木群はここだけ
2021年04月12日 09:54撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 9:54
尾根筋を倒木が覆い被さって進路を遮る。でも、酷い倒木群はここだけ
230m圏辺りで尾根が痩せてきた。落ち葉が敷き詰められ、その中に小さな岩が隠れているので慎重に下る
2021年04月12日 09:57撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 9:57
230m圏辺りで尾根が痩せてきた。落ち葉が敷き詰められ、その中に小さな岩が隠れているので慎重に下る
尾根の末端が近づくと、右下に人家が見えて来た。しかし金網が張り巡らされ、その下は擁壁になってとても降りられない
2021年04月12日 10:04撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 10:04
尾根の末端が近づくと、右下に人家が見えて来た。しかし金網が張り巡らされ、その下は擁壁になってとても降りられない
尾根の最末端は高さ10m強、傾斜50度程の岩場となり、金網を支えるワイヤーと虎ロープが張ってある。中段まで降りて上部を振り仰ぐ
2021年04月12日 10:08撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 10:08
尾根の最末端は高さ10m強、傾斜50度程の岩場となり、金網を支えるワイヤーと虎ロープが張ってある。中段まで降りて上部を振り仰ぐ
同じ地点から下の岩場を覗き込む。5, 6m下の草地まで、60度超えの岩場に虎ロープが1本ぶら下がっているが、着地点が見えない
2021年04月12日 10:08撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 10:08
同じ地点から下の岩場を覗き込む。5, 6m下の草地まで、60度超えの岩場に虎ロープが1本ぶら下がっているが、着地点が見えない
虎ロープを頼りに降りてから下の岩場を見上げる。ロープが分かりますか?足場に落ち葉が積り、滑りそうで怖かった!右は資材置き場の塀
2021年04月12日 10:09撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 10:09
虎ロープを頼りに降りてから下の岩場を見上げる。ロープが分かりますか?足場に落ち葉が積り、滑りそうで怖かった!右は資材置き場の塀
バス道を300mほど歩いて峯ノ薬師表参道に入る
2021年04月12日 10:41撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 10:41
バス道を300mほど歩いて峯ノ薬師表参道に入る
幅広い参道がジグザグに登って行く
2021年04月12日 11:02撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 11:02
幅広い参道がジグザグに登って行く
最後に石段を上がると、峯ノ薬師の広い境内に着いた
2021年04月12日 11:05撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 11:05
最後に石段を上がると、峯ノ薬師の広い境内に着いた
これが峯ノ薬師のお堂?武蔵・相模の四大薬師の一つらしいが、他に比べて、あまりにも貧弱で可哀そう。ガラス越しに覗くと小さな薬師観音が見えた
2021年04月12日 11:10撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 11:10
これが峯ノ薬師のお堂?武蔵・相模の四大薬師の一つらしいが、他に比べて、あまりにも貧弱で可哀そう。ガラス越しに覗くと小さな薬師観音が見えた
津久井湖が見下ろせる。南東方向の湖岸に聳えているのは城山。山城の遺構が豊富で面白かった
2021年04月12日 11:12撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1
4/12 11:12
津久井湖が見下ろせる。南東方向の湖岸に聳えているのは城山。山城の遺構が豊富で面白かった
峯ノ薬師境内から一登りすると奥ノ院。え〜これが奥ノ院?イメージに合わない
2021年04月12日 11:22撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 11:22
峯ノ薬師境内から一登りすると奥ノ院。え〜これが奥ノ院?イメージに合わない
さらに登って行くとアンテナ鉄塔群。最南端のアンテナを過ぎ、写真の2番目のアンテナで、城山湖から上って来た道と合流する
2021年04月12日 11:37撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 11:37
さらに登って行くとアンテナ鉄塔群。最南端のアンテナを過ぎ、写真の2番目のアンテナで、城山湖から上って来た道と合流する
この先200m程は朝方通った道。4番目のアンテナ手前で関東ふれあいの道と分かれ、幅広い城山湖散策路を進む
2021年04月12日 11:42撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 11:42
この先200m程は朝方通った道。4番目のアンテナ手前で関東ふれあいの道と分かれ、幅広い城山湖散策路を進む
ふれあい休憩所
2021年04月12日 12:19撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 12:19
ふれあい休憩所
ここから見た城山湖
2021年04月12日 12:18撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 12:18
ここから見た城山湖
ここまで平坦だった尾根は一転して起伏が多くなる。急坂でもジグザグは無く、真っすぐ付けられた階段を登降する
2021年04月12日 12:20撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 12:20
ここまで平坦だった尾根は一転して起伏が多くなる。急坂でもジグザグは無く、真っすぐ付けられた階段を登降する
草戸山に着いた
2021年04月12日 12:42撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 12:42
草戸山に着いた
ここには松見平休憩所が建っている
2021年04月12日 12:42撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 12:42
ここには松見平休憩所が建っている
東方向に橋本の市街地が望まれた
2021年04月12日 12:40撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 12:40
東方向に橋本の市街地が望まれた
ここで北に高尾駅へ降りる道と分かれ、東へ城山湖散策路を辿る
2021年04月12日 12:41撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 12:41
ここで北に高尾駅へ降りる道と分かれ、東へ城山湖散策路を辿る
はなさき休憩所を過ぎて城山湖排水口の上まで来た。ダム堰堤北端の300m圏コブ側面に「しろやまこ」と刈込で表示されている
2021年04月12日 13:06撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 13:06
はなさき休憩所を過ぎて城山湖排水口の上まで来た。ダム堰堤北端の300m圏コブ側面に「しろやまこ」と刈込で表示されている
城山湖の北岸に降り立った
2021年04月12日 13:06撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 13:06
城山湖の北岸に降り立った
左岸尾根を降りるため300m圏コブを目指す。その裾を回り込むと立派な階段が設置されていた。しかし柵が巡らされ、そこには「立入禁止」の警告板が張ってあった
2021年04月12日 13:11撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 13:11
左岸尾根を降りるため300m圏コブを目指す。その裾を回り込むと立派な階段が設置されていた。しかし柵が巡らされ、そこには「立入禁止」の警告板が張ってあった
堰堤に戻ると、階段の下へ行くことすら立入禁止だった。建屋の裏を回り込んだので気が付かなかった。仕方ない、左岸尾根を降りる計画を断念する
2021年04月12日 13:19撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 13:19
堰堤に戻ると、階段の下へ行くことすら立入禁止だった。建屋の裏を回り込んだので気が付かなかった。仕方ない、左岸尾根を降りる計画を断念する
堰堤から湖越し南西方向に4本のアンテナが見えた。この脇を今日は2度も歩いたのだ
2021年04月12日 13:34撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 13:34
堰堤から湖越し南西方向に4本のアンテナが見えた。この脇を今日は2度も歩いたのだ
本沢ダムはロックフィルダム。その脇に伸びている写真の本沢左岸尾根を降りる予定だった。立入禁止で入れなかったのは残念
2021年04月12日 13:38撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 13:38
本沢ダムはロックフィルダム。その脇に伸びている写真の本沢左岸尾根を降りる予定だった。立入禁止で入れなかったのは残念
仕方ない、車道を歩いて金刀比羅宮へ。ここから階段を降りれば5分程でゴール
2021年04月12日 13:46撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/12 13:46
仕方ない、車道を歩いて金刀比羅宮へ。ここから階段を降りれば5分程でゴール
撮影機器:

感想

今回は津久井湖北岸を通る関東ふれあいの道と、津久井湖の北にある城山湖の散策路を組み合わせて、里山を8の字に周回した。しかし最後の最後で、本沢ダム堰堤の北端から左岸尾根を降りる予定が立入禁止のために通れなかった。仕方なく堰堤を通ってゴールする羽目になり、尻切れ蜻蛉になった印象は否めない。

城山湖散策路を右回りに辿って本沢ダム堰堤の北端に着くと、ダムサイトから300m圏コブに向かって立派な階段が設けられていた。これを登れば予定の左岸尾根の最上部に立てるハズである。地形図によると、東に伸びるこの尾根はなだらかではあるが小さなコブが多く、枝分かれも多いので、ルート探索を楽しめるハズだった。
それなのに階段下には柵が張られて無情にも「立入禁止」の警告板。よほど警告を無視して強行突破しようかと迷ったが、まあマナーの問題なので断念した。

堰堤上のベンチに座りながら、何か善後策は無いものか色々と考えた。
今までにも立入禁止の尾根を歩いたことは何度もある。いずれも採石場の裏の枝尾根で、麓から登って行ったら途中から「立入禁止」の札が立ち、主稜線と合流する地点にも警告板が立っていた、と言う状況。
主稜線からこの枝尾根を降りようとしたら、警告板に従って下降を止めたかもしれない。しかし、踏跡もろくに無いマイナーな枝尾根を登って行ったので、取付きにそんな警告板が無いのは当たり前。結果的には知らぬが仏だった。

今回も逆コースを採れば同じ状況を作れる。すなわち右岸尾根を降りて(こちらはダムサイトから外れているから立入禁止にはなっていないだろう)、麓の雨降集落から左岸尾根を上がって来ればよい。
しかし、左岸尾根の最上部は立入禁止であることを知ってしまったし、すっかり気勢をそがれ、逆コースにチャレンジする気力も失せてしまい、堰堤の上で紫煙をくゆらせながら、暫しぼんやりしていた。

今回の山行での救いは泰光寺山南東尾根が面白かったことだ。いつもの如く地形図を読んで、この尾根なら降りられると判断して選んだルートだ。しかし尾根の構成は単純で、ルート探索に緊張することはほとんど無かった。ただ、最後の最後、最末端で10m程の岩場をロープ頼りに下降することとなり、緊張感、充実感は数段も跳ね上がった。
これが無かったら、この尾根も平凡なルートで終わったかもしれない。

終わり良ければ全て良し、と言うが、今回はその真逆だ。
最後に、ダムサイトから予定のルートを周回出来ずに尻切れ蜻蛉となったため、後味の悪い山行になってしまいました。

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