美ヶ原・霧ヶ峰 松本駅〜天空の中央分水嶺〜上諏訪駅

2021年04月10日(土) 〜 2021年04月11日(日)

• GPS: 19:35
• 距離: 68.0km
• 登り: 3,407m
• 下り: 2,824m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:20
• 休憩: 0:14
• 合計: 6:34

7:16 松本駅
9:15 9:17 大手橋分岐点
10:44 10:45 石切場
10:59 11:07 八丁ダルミ・木舟コース分岐点
12:38 12:39 王ヶ鼻
12:55 12:55 美ヶ原
12:59 12:59 王ヶ頭ホテル
13:25 13:27 塩くれ場
13:44 13:44 美しの塔
13:50 美ヶ原高原ホテル山本小屋

2日目

• 山行: 11:52
• 休憩: 1:30
• 合計: 13:22

4:02 美ヶ原高原ホテル山本小屋
4:07 4:13 美しの塔
4:18 4:18 塩くれ場
4:24 4:25 塩くれ場トイレ
5:11 5:12 茶臼山
6:00 6:06 扉峠駐車場
6:28 6:28 扉峠三峰山登山口
7:32 7:50 三峰山
7:59 7:59 三峰大展望台分岐
8:25 8:25 和田山北峰
8:44 8:46 中山道古峠
8:55 8:55 和田峠
9:34 9:34 安曇幹線2号線No.８4鉄塔
10:10 10:40 鷲ヶ峰
11:05 11:05 鷲ヶ峰-八島ヶ池分岐
11:17 11:17 鎌ヶ池
11:22 11:23 鎌ヶ池キャンプ場跡
11:55 11:55 物見岩
12:16 12:17 蝶々深山
12:40 12:40 夫婦岩
12:57 12:58 車山高原リフト山頂駅
13:01 13:06 霧ヶ峰
13:11 13:11 車山山頂
13:40 13:40 車山肩分岐
14:14 14:32 霧ヶ峰インターチェンジバス停
17:24 上諏訪駅

初日大手橋分岐からルートログが誤作動し10km程度飛んでいます。

天候

両日快晴

アクセス

利用交通機関：

電車

(行き)
長野6:09(しなの)松本7:03
(帰り)
上諏訪17:47(普通)19:31長野

コース状況／危険箇所等

・危険箇所なし
・霜柱が融けると滑りやすく泥んこになる
・残雪は茶臼山・車山の北斜面に僅かに残る
・下山破線ルート（尾根〜団地）一部不明瞭
・初日ログ不具合で10km程度飛んでいます

写真

4/10 7:16

おはようございます。
快晴の朝。松本駅よりスタートします。

4/10 7:41

目指す美ヶ原(中央)。
果てしなく遠いが今日中に着けばいいさ。焦らずいこう。

4/10 7:57

薄(すすき)川と北アルプス。
松本市街地の桜はだいぶ散ってしまった。

4/10 9:16

歩き始めて2時間。迫る美ヶ原と満開の桜。

4/10 10:34

桜清水コテージ村。オートキャンプ場もある。4/24〜。

4/10 10:58

キャンプ場最上部より登山道に入る。

4/10 11:16

明るい樹林帯の道は結構柔らめ。固い道路を歩き続けた足には丁度良い。

4/10 12:10

視界が開けてきた

4/10 12:20

松本駅を出発して6時間。美ヶ原(王ヶ鼻)に到着。

4/10 12:21

松本市街地と北ア南部。
前山(左から蝶ヶ岳・常念岳・横通岳)の上に槍穂高連峰が覆い被さる。

4/10 12:23

安曇野と北ア北部。

4/10 12:23

北ア後立山連峰ズーム。
左から爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五竜岳・唐松岳・白馬三山・白馬乗鞍岳。

4/10 12:27

松本市街地と乗鞍岳

4/10 12:28

雪の消えた鉢伏山

4/10 12:34

松本平と北アルプス全景

4/10 12:55

日本百名山の美ヶ原(王ヶ頭)の山頂。
脇には電波塔が立ち並ぶ。

4/10 12:59

改修工事で全館休館中(〜4/16)の王ヶ頭ホテル。
ランチを楽しみにしてたのに。。。

4/10 13:02

広い台地状の美ヶ原

4/10 13:09

台地の向こうに八ヶ岳

4/10 13:19

一部雪が残る

4/10 13:26

美ヶ原山頂と北ア後立山連峰

4/10 13:28

塩くれ場からの八ヶ岳

4/10 13:33

どこまでも果てしなく続く牧柵

4/10 13:34

美瑛から望む大雪連峰を思い出した

4/10 13:40

キツネ色の絨毯を敷き詰めたようだ

4/10 13:45

美しの塔と北アルプス

4/10 13:49

山本小屋に到着

4/10 14:51

本日の宿泊者は自分だけ。
八ヶ岳を望む極楽湯を独り占めさせて頂きました。

4/10 18:04

夕食前の散歩。
北穂〜大キレット〜槍ヶ岳がくっきり。

4/10 18:15

山小屋とは思えない豪華な夕食。
ご馳走さまでした。

4/11 4:03

午前4時、暗闇の中出発

4/11 4:45

空が白み始める

4/11 5:07

日の出前の凍てつく茶臼山

4/11 5:09

浅間山を望む

4/11 5:21

御来光

4/11 5:32

御来光はほどほどに前進。
今日は先が長いのだ。

4/11 5:41

バリバリザクザク。霜柱を踏みつけるのが楽しい。融けると厄介だけど。

4/11 5:53

名も無きピークより北アルプスを望む

4/11 5:55

目指す三峰山

4/11 6:04

冬期閉鎖中の扉峠

4/11 7:17

天空のトレイル。
手前から三峰山・霧ヶ峰・八ヶ岳。

4/11 7:18

天空のトレイルを振り返る。
右は美ヶ原、左は北ア後立山連峰。

4/11 7:33

三峰山に到着

4/11 7:35

台地状の美ヶ原から続く天空の稜線

4/11 7:36

北アルプス南部。左から槍穂高連峰、常念岳、大天井岳、燕岳。

4/11 7:36

北アルプス北部。左から立山、蓮華岳、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬三山と名峰がズラリ並ぶ。

4/11 7:38

左から御嶽山・鉢盛山・乗鞍岳

4/11 7:39

中央アルプスと諏訪湖

4/11 7:41

南アルプス

4/11 7:42

八ヶ岳連峰

4/11 7:44

右から浅間山・黒斑山、篭ノ登山、湯ノ丸山・烏帽子岳、四阿山・根子岳

4/11 7:48

三峰山と北アルプス

4/11 7:52

三峰山を振り返る

4/11 8:00

中央分水嶺トレイル。天空の稜線は果てしなく続く。

4/11 8:05

ある時は南アルプスに向けて

4/11 8:15

そしてある時は八ヶ岳に向けて

4/11 8:18

さらにある時は中央アルプスに向けて進んでいく

4/11 8:45

中山道の峠越え分岐

4/11 8:57

冬期閉鎖中の和田峠

4/11 9:42

目指す鷲ヶ峰

4/11 10:10

鷲ヶ峰山頂に到着

4/11 10:16

山本小屋のお弁当。
おにぎり2個とたくさんのおかず。

4/11 10:53

八島湿原と八ヶ岳

4/11 11:09

八島湿原に沿って歩きます

4/11 11:54

八島湿原と鷲ヶ峰。
遠く北アルプスと乗鞍岳を望む。

4/11 12:12

広大な霧ヶ峰を車山山頂に向け登っていく。疲労もピークで心が折れそうに。。。

4/11 12:31

ようやく近づいてきた車山山頂

4/11 12:44

最後の登り

4/11 13:03

霧ヶ峰(車山)に到着

4/11 13:03

蓼科山(左)がドーンと迫る。
北横岳、縞枯山、茶臼山と続く。

4/11 13:03

八ヶ岳連峰。
左から高見石山、東西天狗岳、横岳、赤岳、阿弥陀岳、権現岳、編笠山。

4/11 13:07

車山より美ヶ原(右)を望む。
9時間かけてようやくたどり着いた。

4/11 14:15

唯一営業していた休憩所。
ここで水分補給。

4/11 15:25

霧ヶ峰より諏訪市街地へ下っていく。とても整備が行き届いており、傷んだ足に優しい。

4/11 16:43

満開の桜と輝く諏訪湖。

4/11 17:41

ヘロヘロで上諏訪駅に到着。
でも初志貫徹の達成感半端ない山行でありました。

撮影機器：

Xperia Ace SO-02L docomo SONY

感想

yamapapa784

一度やりたかった美ヶ原・霧ヶ峰の縦走。
今週末は土日快晴予報で空気も澄んでひんやり気持ち良さそう。久しぶりにガッツリ歩いてみるか。スタートは松本駅、ゴールは上諏訪駅の"駅からハイキング"に挑戦した。
松本駅から花見を楽しみながら薄川や支流を歩くこと4時間、登山口の桜清水キャンプ場に到着。ここから2時間ほどひたすら我慢の高度差600mを稼ぐと北アルプスと松本平の絶景が広がる王ヶ鼻へ。視界良好で北ア全山をはっきり山座同定できた。
王ヶ鼻からは美ヶ原の広大な天空の稜線山歩。風はないが空気はひんやり。自分にとってベストコンディションで歩けた。王ヶ頭ホテルでランチの予定も改修工事に伴い4/16まで休館だった。残念。
山本小屋には予定より早く到着。本日の宿泊者は自分一人。春休み終了直後とコロナ第4波の影響か。八ヶ岳を望む極楽湯を独り占めさせてもらった。
翌朝は4時出発。今日は先が長いので御来光も休憩もほどほどに美ヶ原から霧ヶ峰まで幾多のピークを越えていく。ペース配分には十分注意しながら歩いた。
後半戦の鷲ヶ峰で大休止。八島湿原と車山の向こうに八ヶ岳が迫る。やっぱり霧ヶ峰は花の時期が一番だなあと思いながら荒涼感溢れる湿原や草原を経て車山山頂へ。
体がだいぶ悲鳴をあげてきた。膝の痛みと筋肉痛と足のマメ。体をかばい歩くのでさらに体に負担が掛かる。車山はバスが通年走る。白旗揚げる自分と諦めない自分が衝突。心を鬼にして諏訪湖方面へ歩き続けた。
車山から3時間。山林を下りアスファルト路を下り、クタクタヘロヘロでゴールの上諏訪駅へ無事下山した。体力年齢不相応な欲張り山行でしたが初志貫徹の達成感半端ない山行でもありました。