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Yamareco

記録ID: 307609
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
札幌近郊

空沼岳〜札幌岳縦走 〜春のセンバツ藪漕ぎ甲子園、二年連続二回目の出場

2013年06月08日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:38
距離
23.4km
登り
1,439m
下り
1,476m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

空沼岳登山口05:15−06:25万計沼06:30−08:20空沼岳山頂08:40−13:35札幌岳山頂13:45−14:25冷水小屋14:30−15:15札幌岳登山口15:20ー15:50豊平峡温泉
天候 終日快晴。微風
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
・空沼岳登山口の1.5km手前、バス亭『空沼登山口』へは夏の間、土日だけバスが通る。一日3本くらい。一日で縦走するには利用しづらい。

・豊平峡温泉温泉からは札幌にバスあり。1時間に一本あるので便利。
◆じょうてつバス http://www.jotetsu.co.jp/bus/
コース状況/
危険箇所等
・登山ポスト:空沼岳、札幌岳ともに登山口にあり。
・空沼岳、札幌岳まではそれぞれよく整備された道(今回は万計沼から先大部分雪)。ただしどちらも水気の多い場所なので特に春先は泥んこ注意。またそれぞれに手入れの行き届いた小屋が利用できる。有志の尽力に心より感謝。
・縦走路は昨年同様廃道状態が続いているが、(空沼から向かって)豊滝コース分岐手前2kmくらいが刈払いが入ってすごく歩きやすくなっていた。去年は藪藪だった記憶が。快適な道になる日も遠くはない、のか?
・昨年同様羆の痕跡全くなし。この時期はいないんだろうか?
・札幌岳登山口から30分ほど歩くと豊平峡温泉。入浴料1000円とチト高いが、縦走完遂して気が大きくなっていたら気にならないはず。鄙びた温泉でインドカレーと十割そばとジンギスカンという、およそコンセプトが南半球あたりに旅に出た感じだがこれが美味い。お試しあれ。
◆豊平峡温泉 http://www.hoheikyo.co.jp/index.htm
一年ぶりの空沼岳登山口(05:12)
2013年06月08日 05:11撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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一年ぶりの空沼岳登山口(05:12)
オオバナノエンレイソウ。六花亭のチョコレート食べたくなるのね。(06:04)
2013年06月08日 06:04撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 6:04
オオバナノエンレイソウ。六花亭のチョコレート食べたくなるのね。(06:04)
エゾノリュウキンカ(ヤチブキ)。(06:08)
2013年06月08日 06:08撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 6:08
エゾノリュウキンカ(ヤチブキ)。(06:08)
滝の横にでかい雪渓が残る(06:20)
2013年06月08日 06:20撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 6:20
滝の横にでかい雪渓が残る(06:20)
シラネアオイ。春ですね(06:21)
2013年06月08日 06:21撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 6:21
シラネアオイ。春ですね(06:21)
ここが雰囲気良くて好き。万計沼へ出るところ。水量多いので殆ど左岸ぎりぎりを飛び石(06:22)
2013年06月08日 06:22撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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6/8 6:22
ここが雰囲気良くて好き。万計沼へ出るところ。水量多いので殆ど左岸ぎりぎりを飛び石(06:22)
青い。そして映る。(06:23)
2013年06月08日 06:23撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 6:23
青い。そして映る。(06:23)
万計山荘。今年は残雪の多さや林道の崩壊で山小屋開きが遅れるとのこと。(06:28)
2013年06月08日 06:28撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 6:28
万計山荘。今年は残雪の多さや林道の崩壊で山小屋開きが遅れるとのこと。(06:28)
万計沼から先、こんな感じ。ちょっとしたルートファインディングが必要(06:49)
2013年06月08日 06:49撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 6:49
万計沼から先、こんな感じ。ちょっとしたルートファインディングが必要(06:49)
観たことない川が出来ている。ちょっと上流側雪がつながっているところを越える(07:02)
2013年06月08日 07:02撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 7:02
観たことない川が出来ている。ちょっと上流側雪がつながっているところを越える(07:02)
登山道完全水没。左の笹に突っ込んで突破。まさかこんなところから藪漕ぎするとは(07:06)
2013年06月08日 07:06撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 7:06
登山道完全水没。左の笹に突っ込んで突破。まさかこんなところから藪漕ぎするとは(07:06)
真簾沼の看板。(07:08)看板から登りにかかるんだったよな、と思って…
2013年06月08日 07:08撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 7:08
真簾沼の看板。(07:08)看板から登りにかかるんだったよな、と思って…
すぐ先の雪渓を登ってみる(実際はもっと先に登り取りつきあり)。ここで滑落するとかぎりなくスプラッシュマウンテンに近いなにか。(07:14)
2013年06月08日 07:14撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 7:14
すぐ先の雪渓を登ってみる(実際はもっと先に登り取りつきあり)。ここで滑落するとかぎりなくスプラッシュマウンテンに近いなにか。(07:14)
空沼の山頂稜線が見えた。どこでも登れるな、これは。(07:49)
2013年06月08日 07:49撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 7:49
空沼の山頂稜線が見えた。どこでも登れるな、これは。(07:49)
心強い相棒を得て、ダブルアックスで未踏の北壁にアタック(最近山野井泰史さんの本を読んだので)。相棒は五分後に折れたので放棄(08:00)
2013年06月08日 08:00撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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6/8 8:00
心強い相棒を得て、ダブルアックスで未踏の北壁にアタック(最近山野井泰史さんの本を読んだので)。相棒は五分後に折れたので放棄(08:00)
空沼山頂。ハイマツの向こうちょろっと見えている黒いのが目指す札幌岳(08:19)
2013年06月08日 08:19撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 8:19
空沼山頂。ハイマツの向こうちょろっと見えている黒いのが目指す札幌岳(08:19)
羊蹄山。
2013年06月08日 08:19撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 8:19
羊蹄山。
羊蹄の右にニセコ連山も見える。
2013年06月08日 08:20撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 8:20
羊蹄の右にニセコ連山も見える。
南側には支笏湖と外輪山(08:41)
2013年06月08日 08:41撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 8:41
南側には支笏湖と外輪山(08:41)
分岐まで戻って…
2013年06月08日 08:46撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 8:46
分岐まで戻って…
踏み出した瞬間にこれだよ!(08:46)
2013年06月08日 08:46撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 8:46
踏み出した瞬間にこれだよ!(08:46)
たまらず雪の残っている北側に逃げる。夏道は稜線南側を主にとおっているので、この後は雪渓をつないで進む(08:58)
2013年06月08日 08:58撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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6/8 8:58
たまらず雪の残っている北側に逃げる。夏道は稜線南側を主にとおっているので、この後は雪渓をつないで進む(08:58)
振り返れば真簾沼(09:32)
2013年06月08日 09:32撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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6/8 9:32
振り返れば真簾沼(09:32)
雪が切れると藪突入。(09:57)
2013年06月08日 09:57撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 9:57
雪が切れると藪突入。(09:57)
1197ポコから札幌岳。ここから稜線は北上し最低コルに下る(10:09)。まだまだ長い
2013年06月08日 10:09撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 10:09
1197ポコから札幌岳。ここから稜線は北上し最低コルに下る(10:09)。まだまだ長い
狭薄(さうす)山(1295.8m)。サウスですって。ハイカラだこと。(10:12)
2013年06月08日 10:12撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 10:12
狭薄(さうす)山(1295.8m)。サウスですって。ハイカラだこと。(10:12)
ヒョウタン沼。去年はしっかり沼になってたけど今年はホント雪が残り過ぎてる。(10:53)
2013年06月08日 10:53撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 10:53
ヒョウタン沼。去年はしっかり沼になってたけど今年はホント雪が残り過ぎてる。(10:53)
最低コルの先で雪が途切れ、密度の濃い笹をやけっぱちでかき分けたら登山道に出る。あれ?去年はもっと廃道になってた?(12:12)
2013年06月08日 12:12撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 12:12
最低コルの先で雪が途切れ、密度の濃い笹をやけっぱちでかき分けたら登山道に出る。あれ?去年はもっと廃道になってた?(12:12)
札幌岳山頂手前から来し方を見返る。左の小さなポコが空沼岳。(13:18)
2013年06月08日 13:18撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 13:18
札幌岳山頂手前から来し方を見返る。左の小さなポコが空沼岳。(13:18)
狭薄山も後ろに。その右後ろに…
2013年06月08日 13:23撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 13:23
狭薄山も後ろに。その右後ろに…
ホロホロ山〜徳舜瞥岳の稜線だと思う(13:24)
2013年06月08日 13:24撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 13:24
ホロホロ山〜徳舜瞥岳の稜線だと思う(13:24)
札幌岳山頂より。長かった。(13:36)
2013年06月08日 13:36撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 13:36
札幌岳山頂より。長かった。(13:36)
下山もしばらく雪が続く。遠くに余市岳とか。(13:50)
2013年06月08日 13:50撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 13:50
下山もしばらく雪が続く。遠くに余市岳とか。(13:50)
冷水小屋。泊りのかたが来ていた。(14:27)
2013年06月08日 14:27撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 14:27
冷水小屋。泊りのかたが来ていた。(14:27)
もののけの森的な。
2013年06月08日 14:38撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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6/8 14:38
もののけの森的な。
力作なんだが、独りで歩いているとちょっとビビる。
2013年06月08日 14:49撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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6/8 14:49
力作なんだが、独りで歩いているとちょっとビビる。
ここから駐車場までまだややしばらく。(14:50)
2013年06月08日 14:50撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 14:50
ここから駐車場までまだややしばらく。(14:50)
2013年06月08日 15:21撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 15:21
豊平峡温泉。奥里感まんてん。(15:47)
2013年06月08日 15:48撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 15:48
豊平峡温泉。奥里感まんてん。(15:47)
インド人スタッフが焼いてます。これがグローバリゼーションか。(赤ら顔でしたり顔)
2013年06月08日 17:09撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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6/8 17:09
インド人スタッフが焼いてます。これがグローバリゼーションか。(赤ら顔でしたり顔)
運転しなくていいって、天国かここは(ゲップがカレー臭い)
2013年06月08日 15:49撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 15:49
運転しなくていいって、天国かここは(ゲップがカレー臭い)
2013年06月08日 17:34撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 17:34
2013年06月08日 17:35撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
6/8 17:35

感想

・土曜が一日休みになったのでどこか行かねばとおもって社台の滝かこっちかで迷った末こっち。ちょうど一年前にはじめてヤマレコに投稿したこのルートがいまだに一番お気入り登録数が多く『よし!最新情報アップしてみんなの役に立つなら』なんてことはビタいち思ってなくて、自己顕示欲と承認欲求を満たすために登る。

・ホントに驚くほど雪が多くて無雪期か積雪期か迷うくらい。空沼の登山道も万計沼からさきは殆ど雪の上。先行していた単独の男性が道わかんないから、って戻ったけど冷静な判断でした。初見はきつい。

・縦走路に入った途端変わらぬカブりっぷりで迎えてくれる笹たち。うふふ、でも今年の俺には雪っていう味方がいるんだぜ?って踏み跡無視してサクサク進んだら、雪渓の切れたところが滅茶苦茶たいへん。
かつて道だった藪漕ぎと道のない藪漕ぎはまったく別物だった。
結局去年より時間かかった。

・縦走路上、札幌岳豊滝コース分岐の手前は刈払いが入ってものすごく歩きやすくなっていた。作業された方お疲れさまです。

・登山口から30分余計に歩くが、下山してそのまま温泉、温泉前からバス出てるのは北海道においては完璧に近いセッティング。廃線にならぬよう広く乗られることを、ここに、願う。

・札幌から日帰りで楽しめる、2座に登頂するロングルート。もう少し公共交通機関の便が良くなって、刈払いが進んだら、人気が出ると思う。今はまだ修行、というか登山道とはいえない。山登り始めたばかりの人とか連れてきたらてきめんに嫌いになると思う。

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