小渋川上流 ブナの森の古道〜丸山稜線へ☆丸山

2013年06月09日(日) 〜 2013年06月10日(月)

• GPS: 24:10
• 距離: 14.0km
• 登り: 2,145m
• 下り: 2,168m

コースタイム

9日:登山口6:04→6:38七釜橋→6:43取り付き→8:00榛沢(休憩・ルート探索)8:40→
　　 9:30丸山尾根稜線→(休憩)→13:12丸山山頂(休憩)13:40→(ルートロス)→
　　 16:30小渋川河原→(渡渉断念)→19:00高巻きしビバーク地点
10日:ビバーク地点4:45→5:30榛沢出合い→6:04七釜橋→6:30登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道152号線から県道253号線へ　赤石岳への登山口に10台程の無料駐車場
登山ポスト有り　トイレなし

コース状況／危険箇所等

いわゆる登山道は全くなく、獣道をたどる部分も多く、ガレ場のトラバース等もあるので要注意。
丸山尾根下山路は支尾根への迷い込みに注意。(我々は見事に間違えた！)
エスケープルートとして小渋川への下降も予定していたのでそのまま下降。
小渋川の水量が予想以上に多く渡渉を断念して高巻きしたが、時間切れビバーク。
翌日、榛沢出合いからは小渋川の川幅も広く2度の渡渉で七釜橋に着いた。

写真

6/12 15:57

湯折ゲート
登山口駐車場

6/12 15:57

ゲートの脇から登山道へ

6/12 15:57

ニシキウツギの花が満開でした

6/12 15:57

フサザクラの新緑

6/12 15:57

フサザクラの葉
所々伸びた鋸葉が特徴とか…

6/12 16:36

ノイバラは散りかけていました

6/12 16:37

ウツギも満開

6/12 15:57

ガマズミ？

6/12 15:57

写真では明るいが
実際は真っ暗な隧道

6/12 16:37

小渋川に架かる
七釜橋が見えてきました

6/12 15:57

取り付きは対岸です

6/12 15:57

橋のすぐ脇が取り付き

6/12 15:57

沢筋からすぐに左手へ
登ります

6/12 15:57

前回の赤テープが見えます

6/12 15:57

今回は別ルートなので
赤テープを取り付けます

6/12 15:57

1200m付近の獣道に沿って
トラバース
ブナの森に入ります

6/12 15:58

古道なのか
石を並べたような…

6/12 15:58

フタリシズカ

6/12 15:58

榛沢に出ました

6/12 15:58

取り付き点を探索中

6/12 15:58

前回の赤テープを発見

6/12 15:58

その上流にもありました

6/12 15:58

前回はここを登りましたが

6/12 15:58

更に上流を探索します

6/12 16:38

キケマン

6/12 15:58

前回の赤テープ

6/12 15:58

人の手が入った杭らしきもの

6/12 16:39

ギンリョウソウ

6/12 15:58

伐採跡の切り株
伐木を切り出すための
古道があったはず…

6/12 15:58

なんとも不気味なキノコ

6/12 16:39

6/12 16:40

イワカガミ

6/12 16:41

群生していました

6/12 15:58

コミヤマカタバミ

6/12 15:58

沢水でのどを潤します

6/12 16:42

バイカオウレン

6/12 15:58

山頂手前にテントが
設営されていました

6/12 15:58

丸山山頂(2373.5m)
三角点タッチ

6/12 15:58

静岡大学WV部の山頂標識

6/12 15:58

カニコウモリの群生
一斉に咲いたところを見たい
食べても美味しいそうです

6/12 15:58

鹿の角研ぎ跡

6/12 15:58

高山の滝
この後、渡渉できずにビバーク

撮影機器：

COOLPIX S510 NIKON

感想

hide227

南アルプス前衛峰、丸山へ登る「ブナの森の古道」を探索に行って来ました。

結論から言うと、「よくわからん」です。

伐採木切り出しのための作業道があり、数十年ほど前には地元の方が子供連れで登って
いたほどの道だと聞いていますが…。

すでに獣道との判別も難しくなっています。

下山時にルートロス、基本は登り返しですがエスケープルートに小渋川への下降も
予定していたのでそのまま下りました。

河原に降りて3回渡渉したところでギブアップ。

水量が多く、ヘツリも危険を感じたので高巻き決定です。

200mほど登ったところで暗くなってきたのでビバーク。

先月、雪上ビバークの訓練をしたばっかっりで早速役立ちました。

渡渉で濡れた下半身を乾かし寝ましたが、二人で入ったツェルト内は上部で20°以上あり、
寒さを感じること無く眠れました。

翌朝は、周囲が明るくなってから撤収、榛沢出合いに出て無事下山しました。


おしまい。

コメント

uedayasuji

おおっ！！
こんちわ

静岡大学の標識写真・・削除したほうがいいかも

樹木に釘づけ・・！！は。いかかがなものか・・

ふふふ・・いいお山なのにね

　　　　　　　　でわでわ

yama-take

はじめまして
って、先にletsさんのレコに書かせてもらいましたが。
私もちょっと考えたことがある丸山の北尾根に目をつけたとは・・・・・私どもの仲間内では「立派なヘ●タイ」の称号が贈られます

高捲き・ビバークと冷静な行動は勉強になります。お疲れさまでした。

lets

なんと！？？・・
そうだったのですね・・・

去年、小渋川を遡上しながらあの尾根の先は・・

あの谷の奥には・・・なんて
思いを馳せながら歩いていたけど、

こんなルートがあったとは・・

山は本当に無限の楽しみがあるのを改めて感じさせていただきました。

それにしても人の記録に自分のテントが写ってるのは何だか不思議な感じ、

これもヤマレコのお蔭・・

僕の記録にもコメントありがとうございました。

hide227

皆さん、コメントありがとうございます。
uedayasujiさんお久しぶりです。
釘打ちはマズイです。　良い子は真似しないでね。
まぁ、真実を写すのが写真とかいいますから…ふふふ


yama-takeさん　「立派なヘ●タイ」の称号ですか？
うれしいかもです


letsさん　ほんとにヤマレコのお陰です
あの山域は懐も深いし、人が寄りつかない山も沢山あって、楽しいですね

Mr.Cup

時代
その当時、釘?を持参したのも考えてのことかなぁ・・。
岩場でボルトを打ちまくった「鉄の時代」も、今では受け入れられない。

その時代、時代に奥深い山に向かった人達の心情もあるのかも。

皆さん、時代を映したいい登り方をしています。

hide227

さほど古くない看板、下界で一生懸命作ったのでしょうね。
山頂に取り付けるために…。

そのためにわざわざ釘を持って行ったのでしょう。

あれっ？！
もしかして、山頂に釘が落ちていたのかなぁ？
ちょうど良い、これ使っちゃおうって？！

尾根に自分らの学校の名前を付ける位ですから、それなりの思い入れはあったのでしょうね