笹森山〜笊森山〜乳頭山
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,068m
- 下り
- 1,061m
コースタイム
7:40 標高1200m
8:30 笹森山分岐(〜8:35)
8:50 湯森山
9:23 宿岩の先の湿原(〜9:32)
9:58 笊森山
10:12 上千沼ヶ原(〜10:23)
11:02 乳頭山(〜11:09)
11:23 標高1273m(〜11:32)
12:17 黒湯
12:40 国民休暇村
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
夏道としては全コース整備行き届いています。 笹森山の東斜面では雪渓横断4ヶ所あります。いずれも急傾斜のトラバースになるため雪渓歩きに慣れていない人は雪が消えるのを待つのが無難と思われます。(7月?)少なくとも確実にキックステップできる靴が必要な状態です。 笊森から千沼ヶ原の間も雪渓に覆われていました。こちらは斜度が緩いため問題ありません。 千沼ヶ原から乳頭山への道では南白沢源頭の沢横断部分も巨大な雪渓に覆われています。通過には斜度の緩い所を選ぶ必要があります。 |
写真
感想
乳頭国民休暇村を起点に、笹森山から湯森、笊森、乳頭と周回してきた。
笹森山への登りはブナ林の新緑が美しく登山道には腐葉土積もって歩きやすい。足下はシラネアオイやオオバキスミレ、目の前はミネザクラ、ムラサキヤシオツツジ、オオカメノキと賑やか。
笹森山北東斜面のトラバース道に入ると懸念したとおり大きな雪渓が夏道を寸断している。傾斜がきつい雪渓のトラバースは緊張する。ビブラムなら蹴り込めるのだが、甘く見て柔らかく頼りないハイキングブーツを履いてきてしまった。だましだまし3本の雪渓を通過すると分岐手前の大きな雪渓に出る。すっかりガスに巻かれ、対岸の夏道も見えない。雪渓のへりを上下し、なんとか道の続きを見つけ笹森分岐に到着。ほっと一息ついて湯森へ向かう。
残念ながら秋田駒方面も全くガスの中。とはいえ雪解けしたての熊見平湿原はミズバショウも咲いていて静かな春の雰囲気満点。
宿岩を越えその先のコルで一休みし、だらだらと登り笊森山頂まで来るとようやく乳頭〜裏岩手、八幡平方面の展望が開けた。昨年6月上旬と比べると明らかに残雪多い。ミヤマキンバイの群落が見事。
雪渓上を歩き千沼ヶ原に着いた。雪解け水が勢いよく池塘群に流れ込む「神の田」の光景にしばし見とれる。
10分あまりして出発。肩の残雪を踏んで乳頭山頂に着いた。下山は今まで通ったことのない一本松コースへ入るが、意外に木道や階段の整備が行き届いて歩きやすい。1時間あまりで黒湯に到着し、空吹湿原を経由して出発点に着いた。
人気の山域、しかもメインルートの一部のはずだが、乳頭山頂周辺で10人程と出会ったのみ。まだ花盛りの季節には早いためか、あるいは皆さん早池峰に行ったのか? おかげで静かな山歩きを楽しめた。
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