初めて登る愛宕山〔↑月輪寺参道 ↓表参道〕

2021年04月22日(木) [日帰り]

• GPS: 06:54
• 距離: 12.5km
• 登り: 1,043m
• 下り: 1,053m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:10
• 休憩: 1:44
• 合計: 6:54

距離 12.5km 登り 1,055m 下り 1,053m

9:50 清滝バス停
9:56 10:01 嵯峨清滝公衆トイレ
10:17 東海自然歩道分岐
10:27 10:30 水場
10:43 月輪寺登山口
11:43 11:56 月輪寺
12:39 大杉谷分岐
12:49 13:03 展望広場
13:26 14:10 愛宕山三角点
14:23 展望広場
14:33 愛宕山
14:38 愛宕神社社務所
14:43 黒門
14:53 花売り場
15:15 15:28 ケーブル愛宕駅跡
15:33 15:35 水尾分かれ
15:38 15:40 ツツジ尾根方面分岐
16:19 16:21 お助け水
16:29 16:34 愛宕神社二の鳥居
16:38 16:39 渡猿橋
16:44 清滝バス停

清滝バス停にトイレはありません。金鈴橋の手前にある「嵯峨清滝公衆トイレ」まで約300mです。

天候

晴ときどき曇　気温16℃(愛宕山三角点の寒暖計)

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

出発：京都バス清滝バス停
到着：京都バス清滝バス停

コース状況／危険箇所等

表参道には路肩が崩壊した箇所(トラロープ等の囲い有り)があります。
※右京警察署『愛宕山登山安全マップ』
https://www.pref.kyoto.jp/fukei/anzen/tiiki/sangaku/atagosan.html

写真

渡月橋と愛宕山(右)。阪急嵐山駅近くの桂川右岸から撮りました。

行きは金鈴橋を渡ります。

意外に遭難事故が多いのですね。

シャガ。

林道から分かれ月輪寺への登山道が始まります。

月輪寺の桜はもう終わっていました。

月輪寺のシャクナゲは間に合いました。

ホンシャクナゲ。

シハイスミレ(正面)。

シハイスミレ(側面)

ミツバツツジ。

アセビ。

タチツボスミレ。

分かりやすい「山の案内図」が要所に設置されています。

889.8m三角点を目指して地蔵山方面(左)へ進みます。

オオカメノキ。

山桜。

右手の山道に入ります。木の幹に目印のテープがありました。

三角点は小山の上にあります。下は休憩に適した空地です。

三等三角点金属標。

三等三角点から北東方向の眺望。

武奈ヶ岳・蓬莱山。

比叡山。後ろに薄く見えるのは鈴鹿山脈。

清水山・稲荷山。京都市街地に京都タワーが見えます。

時節柄、マスク着用にて愛宕神社に参拝します😷

水尾分かれの50mほど手前で左に入ると倒木に標識があります。

空地の先に風化したケーブル愛宕駅舎が残っています。

丁寧な説明板があります。設置ありがとうございます。

ホーム側の軌道敷からケーブル愛宕駅舎を見上げます。

愛宕山ホテル跡です。正面玄関の階段と思われます。

この近くの「愛宕遊園地跡」の説明板は見逃しました。

石張りの外壁が異国の古城を感じさせます。

水尾分かれ。表参道に戻って下ります。

カワラケ投げは落語の題材になるほど有名だったらしい。

左に薄く八経ヶ岳、右に生駒山、その奥に金剛山が見えます。

表参道と軌道敷が100mほど並行しています。

ケーブル清滝川駅の駅舎は残っていません。

軌道敷は埋まっていますが、ホームの名残があります。

帰りは渡猿橋を渡ります。

新緑の清滝川。

感想

mildセブンガ

　愛宕山が比叡山と並び京都では信仰の山として親しまれていることを、恥ずかしながら数年前まで知りませんでした。「火伏せの神さん」といえば愛宕神社であり、その総本宮が鎮座するのが愛宕山なんですね。
　愛宕山は「愛宕詣り」をする庶民にとって、江戸時代から行楽地であったようです。特に、昭和初期にはケーブルが開業し、山上の駅周辺には洋式のホテル、飛行塔のある遊園地まであったのですから大層な賑わいだったのでしょう。今とはかなり様子が違うように感じます。
　今回、霊験あらたかな愛宕神社の総本宮に初めて参拝することができました。また、ケーブル駅跡を目の当たりにし、昭和初期の行楽地としての繁栄を偲ぶこともできました。空也滝を見なかった(知らなかった)のは心残りですが、たいへん充実した春の山行になったと思います。