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記録ID: 310026
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ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

藤原岳〜御池岳

2012年11月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:10
距離
19.5km
登り
1,681m
下り
1,685m

コースタイム

日帰り
山行
7:29
休憩
0:41
合計
8:10
10:00
10:00
13
藤原山荘
10:13
10:23
30
10:53
10:53
28
11:21
11:21
14
11:35
11:43
82
13:05
13:23
4
13:27
13:27
33
14:00
14:00
30
14:30
14:35
65
15:40
15:40
40
天候 晴れときどき曇り。
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東名阪道 四日市東インターから25分ほど,大貝戸登山口の駐車場。
登山口から1時間ほど登って,6合目。
2012年12月09日 15:18撮影 by  EX-Z500, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
12/9 15:18
登山口から1時間ほど登って,6合目。
藤原岳の展望丘に到着。風が強くて寒いです。
2012年11月03日 10:14撮影 by  EX-Z500, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/3 10:14
藤原岳の展望丘に到着。風が強くて寒いです。
展望丘から東の方向。頂上付近は広い丘陵状です。
2012年11月03日 10:14撮影 by  EX-Z500, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/3 10:14
展望丘から東の方向。頂上付近は広い丘陵状です。
天狗岩からの藤原岳の展望丘。
2012年11月03日 10:55撮影 by  EX-Z500, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/3 10:55
天狗岩からの藤原岳の展望丘。
頭陀ヶ平から御池岳を眺望。
2012年11月03日 11:21撮影 by  EX-Z500, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/3 11:21
頭陀ヶ平から御池岳を眺望。
頭陀ヶ平から,遠くに霊仙山。
2012年11月03日 11:21撮影 by  EX-Z500, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/3 11:21
頭陀ヶ平から,遠くに霊仙山。
白船峠。
2012年11月03日 11:35撮影 by  EX-Z500, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/3 11:35
白船峠。
御池岳山頂。
2012年11月03日 13:04撮影 by  EX-Z500, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/3 13:04
御池岳山頂。
奥ノ平。
2012年11月03日 13:27撮影 by  EX-Z500, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/3 13:27
奥ノ平。

感想

そういえば一昨年の夏,「今年こそは」と思って塩見小屋に予約を入れて,
塩見岳に高校1年の夏山合宿のリベンジを果たそうとしたことがあった。
しかし,トレーニングのために走っていると,
ヒザの調子が思わしくないように感じられて,直前に断念。
代わりに,日帰りで田ノ原から御嶽山に登ってみたが,
天候も悪く,山頂まで行ったには行ったものの,
山頂を前にして足が前に出なくなったこと,下りで両ひざが痛くなったこと,
それらがショックで,
「よほどトレーニングを積んでからでなくては,山登りには復帰できない」
と思い知らされて,復帰は断念した。

そんなボクが,9月から豊田マラソン(11月)に向けて走り始めた。
次第に走れるようになってくるのがうれしくて,
「これなら山にも登れるかもしれない‥‥」と期待がわいてきた。

そうして11月3日の早朝,とうとうザックや登山靴をもって家を出た。
向かったのは藤原岳。
四日市東インターで東名阪道をおりて,
大貝戸の登山口休憩所に着いたのは8時ちょい前。
バイクをその隅っちょにおいて,出発。

鳥居をくぐって,ジグザグの急登をいく。前後にも登山者,けっこう人がいる。
上空は曇り空だが,ときどき陽も差してくる。
約1時間後,6合目通過。
かつて高校2年生のときに,家族で藤原岳に登った。
そのときに利用した聖宝寺道は,今は崩壊のため通行止めだが,8合目でその道を合わせる。
そこからの登りはぬかるんで,靴底に泥がくっついて滑りそうだ。

藤原岳山荘に10時に到着。そのまま藤原岳展望丘に向かった。
ササ原の中の道を,これまた滑りそうになりながら,展望丘(1120m)に到着。
ここまでまったく休まずに歩いてきたので,ザックを降ろして休憩としたが,
強く吹きつける風が冷たくて,休憩も早々に来た道をもどって天狗岩に向かう。

山荘前を通り過ぎて,なだらかな道を歩いていく。
踏み跡は落ち葉で隠れてしまって,赤布や赤テープの目印だけが頼りだ。
これで霧にまかれたら大変なことだろう。

天狗岩(1171m)に10時53分到着。
先ほどまでいた展望丘がよく見える。ここもすみやかに通過して,先を急ぐ。

30分ほどで,鉄塔の立つ頭陀ヶ平(1143m)。
ここからは鈴鹿北部の山々がよく見えた。これからめざす御池岳,さらに霊仙山。

白船峠(1008m)には11時35分に着いた。
ここは風も当たらず,やっと落ち着いて腰が下ろせる。
さて,ここから御池方面であるが,
地図ではこのまま稜線上を行く道と,真ノ谷に下りて谷を遡上する道があるようだ。
どちらにしようか迷っていると,
おじさんが一人,坂本谷のほうから登ってきて,真ノ谷へ下っていった。
ボクもしばらくして,そのおじさんのあとを追って下っていくことにした。

道は落ち葉でいっぱいの斜面をトラバースするようについているが,
踏み跡が薄くて,ところどころ滑り落ちそうだった。
なんとか真ノ谷まで下ると,おじさん10名ほどの団体さんがいて,
白船峠までの道の様子を聞かれた。

そこから真ノ谷の遡上だが,
流れのない,ところどころに水がたまっているだけの谷のどこを登っていくのか,
導標も踏み跡も赤テープもどこにも見つけられなくなって,ウロウロした。
仕方がないので,そのまま谷間の岩をぬうように,岩を乗り越えたりして進んでいく。
「右岸か左岸の斜面のもう少し上のほうに,登山道があるのかもしれない」と思いながら,
しかしそんな道を見つけることもできずに,沢の中の岩を乗り越えて進んでいく。
これは疲れる。
谷が少し左にカーブするあたりで,
谷から離れて,左岸の斜面を強引に登っていくことにする。
上にはコグルミ谷から御池への登山道が通っているはずだ。
それをめざして,登ることにしたのだ。
早くその道に出て安心したいとあせるので,どうしてもペースが速くなる。さらに疲れる。

しばらく登っていると,左手の真ノ谷の中に人影を発見。
白船峠でボクの前を通っていったおじさんだ。やっぱりあの谷の中にルートはあるのか。
やっと人を見つけてちょっと安心。ボクもすぐに谷のほうへ戻った。
「この谷の中が道ですか?」
「ああ,そうだと思うがなぁ」
おじさんにそう言われて,先に立って,ボクも谷の中を強引に登っていくことにした。
しばらく登ると,とうとうコグルミ谷からの道との分岐の導標を発見。
「道を見つけました!!!」
と後ろから来るおじさんに大声で叫んだが,聞こえたかどうかわからない。

さあ,ここで谷を離れて,左手に御池の山頂をめざして登っていくのだ。
ところが,すぐに目印を見失った。
さらに左手の小さな沢のほうへ行けばいいのか,
それとも直進して斜面を登っていけばいいのか,よくわからない。
赤テープを探すが,みつからない。なんとなく踏み跡のある直進コースをとることにする。
そのうち,踏み跡だかなんだかわからなくなってきたが,もう引き返す気にもならない。
とにかく強引に上へ登っていけば,山頂に近づいていくはずだ。
ここでもペースが上がって,疲労困憊。
しかし,とうとう稜線に近づいてきて,歩く人の声や姿が見えてきて安心した。
やっと登山道に出た。山頂よりも北西方向に出てきてしまったようだ。

そして,1時過ぎにとうとう御池岳山頂(1243m)に到着。鈴鹿山脈最高峰。
人が後から後からやってくる。ボクもここでお昼にする。
少しすると,あのおじさんもやってきた。おじさんは木和田尾から登ってきたとのこと。
ボクもそちらのほうへ下りていくつもりだが,道がかなり荒れているらしい。
気がせいて,20分ほどで山頂をあとにした。

山頂から奥ノ平(1239m)に行く。
「テーブルランド」と言われるだけあって,この山頂部は広く平らだ。
ここからの下り口もまたよくわからず,
強引に下りていったら,小さな谷沿いに踏み跡や目印を見つける。
下りていくと,登ってきたときに迷った,左の谷沿いのルートだった。

ここからはもう道に迷うこともないだろう。
ゆるく下って,コグルミ谷への分岐を過ぎ,
稜線上の2〜3つのピークを越えて(これも疲れた),
白船峠へもどってきた。あとは下るだけだ。

木和田尾コースもけっこう急で,ヒザががくがくしてきた。
おまけに,下部の谷が崩壊していて,道がほとんど消失している部分も多くあった。
沢の中の倒木を越え,岩を越えて,3時40分,やっと木和田尾の登山口に到着。
そして,バイクの置いてある大貝戸登山口まで,舗装道路を4キロほど歩いて戻った。

御池岳近辺の登山道に,あれほど苦戦するとは思わなかった。
とくに落ち葉で踏み跡がみえなくなっていることもあっただろう。
ルートに何度も迷ってしまった。
次に行くときにはもう迷わないだろうけど,
今度は三重県側から鞍掛峠を通る道路が開通したら,
コグルミ谷からのルートを登ってみようかな。

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