三浦分水嶺 ステージ④ 春花の里山と遺構の深山の稜線歩き 大楠登山口→YRP

2021年04月24日(土) [日帰り]

• GPS: 04:38
• 距離: 11.2km
• 登り: 405m
• 下り: 383m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:19
• 休憩: 0:18
• 合計: 4:37

12:58 大楠登山口バス停
14:44 14:45 大畑橋
14:56 15:10 横須賀PA
15:21 15:22 大畑橋
15:40 15:41 衣笠城址
15:51 15:51 地蔵尊
16:05 16:05 山科台入口
16:28 16:28 武三角点
17:07 17:08 鉄塔
17:20 17:20 光の丘第二公園
17:35 通信研究所南門バス停

天候

晴れ 18℃

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

京急バス 逗15 大楠登山口BS In
京急バス 野1 通信研究所南門BS Out
京急 YRP野比駅利用

コース状況／危険箇所等

ハイキング道なので全区間 問題ありません

その他周辺情報

①横横道 横須賀PAにて昼食
ハイキング道から入れちゃいましたが利用して良いのかは分かりません💦利用は自己責任で。

②今日はタムキュー１本で行きます！
Tamron 90mm f/2.5 マクロ MF

写真

4/24 12:51

三浦分水嶺歩き ステージ④　行ってみよう！
この前の続きの大楠登山口BSから。
今日は午後スタートだからどこまで行けるかな？

三浦分水嶺と今日の歩行路のマップ（その1）です。

4/24 12:57

大楠山登山口交差点の脇を分水嶺が通っています。
この塊が分水嶺の主稜線

4/24 13:00

アメリカフウロ
可憐な花ですね〜♪道端のゼラニウム

4/24 13:05

阿部倉の庚申塔
正徳2年と刻まれています。1712年とは古いものですね
一番右には諏訪の湯道と。阿部倉温泉のこと？？

4/24 13:10

阿部倉の里風景
ここの景色は素敵です

4/24 13:13

マルバウツギ
今日はいたるところで満開です

4/24 13:14

ペラペラヨメナ
おひさま大好き

4/24 13:17

横横の阿部倉橋を渡ります。
ずーと続く主稜線は横横に併走

4/24 13:22

タツナミソウ
いよいよ満開ですね。大好きな春の花

4/24 13:25

なごりのニリンソウ
今年もたくさん楽しませてくれました

4/24 13:29

オオジシバリ
花柱がくるっと巻いててかわいい

4/24 13:31

キュウリグサ
1：2のレンズなのでこれが限界

4/24 13:31

キツネはん
何かを守っています

4/24 13:32

シーズンだね

4/24 13:33

シャガ
なんとも芸術的な造形

4/24 13:34

今日はどこもシャガ街道でした

4/24 13:42

主稜線はゴルフ場を通過
このラインが痕跡かな

4/24 13:43

オニタビラコ

4/24 13:53

ゴルフ場を過ぎて主稜線に復帰しました
阿部倉分岐

4/24 13:56

明るい稜線あるき
初めて歩く道です

4/24 13:59

今日はどこもシャガ街道

4/24 14:02

タチツボスミレ
シーズン末期ですがまだまだきれい

4/24 14:04

長坂古道分岐のあたり

4/24 14:07

ヘビイチゴかな
葉先が丸いので

4/24 14:11

旅友の東京南線1・2号線
もう25番まで来ました

4/24 14:18

この辺は森が深いです

4/24 14:22

東京湾を遠望
ふたつのタワービルは横須賀中央ですね

4/24 14:26

山中で突如巨大な施設が😲
何かと思えばクリーンセンター（エコミル）ですか
この建築のため通行止めだったのですね
登山道が敷地内をお邪魔して通っています

4/24 14:33

なんとも異様な．．．無用途の通行止め道路
せめてど真ん中を歩こう！
稜線上にはいろいろな事情が垣間見れます
この先の主稜線は黄色い電車の敷地で大規模開発計画ワイハートで通行不可なので大きく巻きます

4/24 14:42

タツナミソウ
見つけるとつい撮っちゃう

4/24 14:43

きれいなケヤキの新緑
大畑橋で横横を渡り北側の衣笠コースへ迂回します
が、ちょっと寄り道😅

4/24 14:44

左側の歩いてきた分水嶺の主稜線を振り返って
右側に横須賀PAが見えますね

4/24 14:52

この辺は八重のヤマブキが満開

4/24 14:54

いいにおい
可憐なジャスミンの花

4/24 14:56

というわけで、横須賀PAにやってきました
ここで食べる前提でご飯持っていないのでお腹すいた
はぁオアシス😊
＃入ってよかったかは微妙ですので利用は自己責任で😅💦

4/24 15:01

横須賀ラーメンという名の普通のラーメン
でもとっても美味しいです😊 山歩き中なのに豪華😊

4/24 15:23

ハコネウツギ
咲き出しましたね　赤と白の咲き分けが面白い木

4/24 15:29

衣笠コース
分水嶺歩きとしては巻道ですがハイキング道としては正規道です

4/24 15:33

トキワツユクサも咲き出しました

4/24 15:44

大善寺の庚申塔

4/24 15:45

大善寺は衣笠城内にあった古刹だとのことです
今日はここから安全祈願

4/24 15:46

なんだろう？
祠と謂れありげな石積み
三浦半島は歴史が古いので色々ありますね

4/24 15:47

ツツジがきれい

4/24 15:52

地蔵尊
衣笠城址前交差点のそばに御坐す
古いもののようで風化でお顔が見えなくなっています

三浦分水嶺と今日の歩行路のマップ（その2）です。

4/24 15:59

山科台団地への車道を登ります
上り切れば久しぶりに主稜線に復帰です

4/24 16:09

主稜線上は遊歩道と公園になっているようです

4/24 16:09

金子十郎家忠の陣屋跡
家忠って誰？→調べました
1180年の衣笠城合戦に平家方として畠山重忠とともに三浦義明と敵対。その後は源頼朝に従い功績認められ地頭に。

4/24 16:13

この道が主稜線に続いています
配水場からその先のピーク方向が主稜線

4/24 16:18

登山口から主稜線へと駆け上がります

4/24 16:20

団地を横切る主稜線
栄えある三浦分水嶺上にお住まいの皆さま

4/24 16:21

これがこれから歩く主稜線と武山かな？

4/24 16:22

うわぁ いきなりかなりのヤブヤブ
なかなかワイルドなコースです

4/24 16:25

するとお助けロープのあるかなりの急坂の主稜線に沿ってずーっと続くコンクリート製の塀が
物々しく人を拒んでいます

4/24 16:26

続く続く

4/24 16:28

あった！国土地理院様謹製
武三角点　標高108.1m

4/24 16:35

登山道は分水嶺に沿って右へ左へうねり、さらに小刻みにアップダウンを繰り返しますが、その間もずーっとこの境界塀

4/24 16:37

登っては、、、

4/24 16:38

またまた下り。。。
何度も繰り返すので、地味に体力奪われます

4/24 16:42

境界杭を見てみると、、、

4/24 16:57

「陸」の文字ということは陸軍の施設ですね　→調べました
陸軍東京湾要塞 衣笠弾薬本庫の遺構。裏に防〇〇と通し番号。昭和9年に新設された世界最先端の完全防湿の洞窟式弾薬庫。現在は横須賀市が同地を国から借り受けて公園墓地として利用。
弾薬庫跡も少しですが墓地に残っているようですね

4/24 17:00

夕陽に照らされ地面からフェザーが生えているように見えたのは、、、

4/24 17:00

タツナミソウの群落でした
きれいでした

4/24 17:05

夕陽に照らされるホウチャクソウ

4/24 17:07

ヤマレコ地点名は「鉄塔」
旅友の東京南線1・2号線でした
もう15番まで来ました！

4/24 17:08

主稜線の上には巨大な建築物が！
通称：通研、NTT横須賀研究開発センタですね

4/24 17:13

主稜線に沿って尾根道を降ります

4/24 17:13

先ほど通った鉄塔方向
新緑の山がきれい

4/24 17:14

主稜線は通研に向かいますが通れないので整備された巻道を迂回します

4/24 17:26

YRPに出ました
三浦分水嶺上の山奥に異様な空間

4/24 17:28

三浦分水嶺の主稜線（正面の塔の方向）
目指す武山が見えます

4/24 17:29

こちらのピークは砲台山
三浦富士含め山塊然とした三浦三山にも行ってみたいです

4/24 17:33

主稜線の真上に通研
日も暮れてきたので今日はここを終点にします
次回はいよいよ最終回！武山を越えてゴールの剣崎を目指します

4/24 17:51

京急バス「野1」に乗って京急 YRP野比駅に帰着しました
今日もお疲れさま！

三浦分水嶺歩き第四回の今日は、標高は低いけれど意外に山深いコースで、里山の野花を愛で、遺構に歴史を感じながら、静かな山歩きが楽しめました

撮影機器：

D7200 ニコン

iPhone XS Max 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 保険証 携帯 時計 ストック 三角巾

感想

nao515

三浦分水嶺を歩こう！企画も終盤の第四回 ステージ④です。大楠山ハイキング道を中心に主稜線を辿りました。

途中主稜線は通行禁止の会社私有地を通るため大きく巻きますが、古くからあると思われる衣笠コースを通るため趣きは変わらず、春の野花いっぱいで、さらには庚申塚や地蔵尊など深い歴史も感じられ、寄り道の余興も楽しく、静かで豊かな里山歩きでした。

山科台団地を過ぎると想像以上の深い森に入りワイルドなコースになりますが、ここの眼下には戦時中の遺構である旧陸軍衣笠弾薬庫があります。アップダウンの激しい山陵に囲まれた谷戸に設けた人を拒む天然の要塞でした。鎌倉時代も昭和時代も変わらぬ軍事拠点のあり方を実地に目の当たりにしました。

いよいよ次回は最終回のステージ⑤です。武山登山を経て三浦台地の畑地帯を巡り、終点の剣崎を目指します。