記録ID: 3105806
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ハイキング
赤城・榛名・荒船
鳴神山〜吾妻山 * 花の桐生アルプスを巡る *
2021年04月24日(土) [日帰り]
群馬県
ピアソラ
その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 06:33
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,189m
- 下り
- 1,368m
アクセスを調べる
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日帰り
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 6:32
距離 16.9km
登り 1,189m
下り 1,384m
13:59
※以下のページからコースマップが取得できます。
https://www.city.kiryu.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/002/124/narukami.pdf
○ CT（標準） ： 6時間00分 ＋α
○ CT（実績） ： 5時間00分 （休憩含まず）
https://www.city.kiryu.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/002/124/narukami.pdf
○ CT（標準） ： 6時間00分 ＋α
○ CT（実績） ： 5時間00分 （休憩含まず）
| 天候 | ○ 天気 ： 晴れ 時々 曇り。 ○ 風速 ： 普通（5m/s程度）。 ○ 気温 ： 暖かめ（13℃くらい）。 ○ 視程 ： やや短め。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス 自家用車
・04:30 {自宅} - 06:30 相生第2県営住宅駐車場 ※高速利用：つくば中央IC〜太田薮塚IC ※駐車場：440円／日（完全予約制） ・おりひめバス／07:05 相老駅 - 07:30 吹上（終点） ※参考HP：https://www.city.kiryu.lg.jp/_res/common/koukyoukoutsu/orihime/2021/03_3kawasche2021.pdf ※運賃：200円（ICカード利用不可） ○ 復路（約111km） ・わたらせ渓谷鐡道／14:35 桐生 - 14:41 相老 ・14:50 相生第2県営住宅駐車場 - 16:05 織姫観光駐車場 ※駐車場：無料（12台まで） ※途中、食事の時間を含む（30分） ・16:50 織姫観光駐車場 - 16:05 あしかがフラワーパーク ・19:20 あしかがフラワーパーク - 21:40 {自宅} ※途中、食事の時間を含む（20分） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
○ 総距離：約17km、累積標高：約900m。 ○ 吹上BSから以下の6座を縦走し桐生駅へ下るコースです。 �� 鳴神山（なるかみやま：980m） �� 三峰山（みつみねやま：629m） �� 大形山（おおがたやま：682m） �� 萱野山（かやのやま：568m） �� 女山（おんなやま：460m） �� 吾妻山（あずまやま：481m） ○ 全区間を通じて道標が整備されトレースも明朗です。 ○ 大形山（��）、女山（�ァ法�吾妻山（�Α砲猟床爾狼淌个任后� ○ 吾妻山（�Α砲�らの下りには岩場（第二男坂、第一男坂）があります。 ただし、巻き道（第二女坂、第一女坂）もあります。 ○ その他、特に危険を感じる場所はありませんでした。 |
| その他周辺情報 | (1) トイレ �� 吹上BS �� 吾妻公園（複数） �� 桐生駅 (2) 登山ポスト 見つけられませんでした。 (3) 入浴施設 足利にある銭湯「花乃湯」で汗を流しました。釜にまきでお湯を沸かしている 昔ながらの銭湯で、映画「湯を沸かすほどの熱い愛」のロケ地にもなっています。 ※営業時間 ： 14:00 〜 21:00（日曜定休） ※料金 ： 370円 |
写真
わたらせ渓谷鐡道（「わ鐡」と呼ぶらしい）の相老駅の近くにある駐車場に車を停め、、、
桐生市のバスで吹上BSまで行きます。今日はここからスタートします。この先の駒形登山口までは歩いて20分ほど。途中早くも30台ほどの車が路駐しており、停められずに引き返す車も見かけました。
12
4/24 7:27
桐生市のバスで吹上BSまで行きます。今日はここからスタートします。この先の駒形登山口までは歩いて20分ほど。途中早くも30台ほどの車が路駐しており、停められずに引き返す車も見かけました。
駒形登山口に着きました。どなたかが植えられたのでしょう、サクラソウが咲いてました。今日のお目当てのカッコソウはサクラソウ科だそうですので、参考になりました。
16
4/24 7:50
駒形登山口に着きました。どなたかが植えられたのでしょう、サクラソウが咲いてました。今日のお目当てのカッコソウはサクラソウ科だそうですので、参考になりました。
大半のハイカーはここからまず鳴神神社方面（写真正面）へ向かうので、嫁もあっちがいいと言ってましたが、縦走を考慮して赤柴登山口方面（写真左手）へ向かいました。
8
4/24 7:50
大半のハイカーはここからまず鳴神神社方面（写真正面）へ向かうので、嫁もあっちがいいと言ってましたが、縦走を考慮して赤柴登山口方面（写真左手）へ向かいました。
その途中の路傍（林道）にひっそりとハコベが咲いてました。その後、脈略もなく唐突にCHAGE＆ASUKAの『SAY YES』が浮かび、（別に好きでもないのに）二人で熱唱しながら林道を歩きました。
15
4/24 7:53
その途中の路傍（林道）にひっそりとハコベが咲いてました。その後、脈略もなく唐突にCHAGE＆ASUKAの『SAY YES』が浮かび、（別に好きでもないのに）二人で熱唱しながら林道を歩きました。
保護柵の中にヒイラギソウが沢山咲いてました。これが見られることも赤柴登山口経由にした理由の一つでした。
赤柴登山口では「鳴神の自然を守る会」の方にお会いし、ナルカミスミレなど貴重な花の写真を見せて貰ったり、花の開花状況を教えて貰いました。
7
4/24 8:40
赤柴登山口では「鳴神の自然を守る会」の方にお会いし、ナルカミスミレなど貴重な花の写真を見せて貰ったり、花の開花状況を教えて貰いました。
まだ芽（？）が出たばかりのヒトリシズカ。にょきにょきと可愛らしいです。
陽だまりのスポットライトを浴びてる特別な子たち。花も葉っぱも一際色鮮やかでした。
カッコソウに負けじと、ヒトツバエゾスミレが可憐な花を咲かせていました。控え目の美学。
基本は一枚葉、大振りの花、緑色の茎などがその特徴だとか。これらに加えて、白花のものがナルカミスミレと呼ばれるそうです。
お目当てのカッコソウとナルカミスミレが見られ、ほくほく顔で鳴神山へ向かいます（笑）。
第一展望台からは、赤城山（あかぎやま：1828m）が遠望できました。
北側は、皇海山（すかいさん：2144m）、奥白根山（おくしらねさん：2578m）、男体山（なんたいさん：2486m）など曽遊の山々が見渡せ、、、
10
4/24 9:52
北側は、皇海山（すかいさん：2144m）、奥白根山（おくしらねさん：2578m）、男体山（なんたいさん：2486m）など曽遊の山々が見渡せ、、、
肩の広場から大滝登山口方面へ少し下ったところにも、少し前まではカッコソウの復元地があったはずですが、今は跡形もなくなっていました（残念・・・）。その代わりにワチガイソウが見られました。
27
4/24 10:05
肩の広場から大滝登山口方面へ少し下ったところにも、少し前まではカッコソウの復元地があったはずですが、今は跡形もなくなっていました（残念・・・）。その代わりにワチガイソウが見られました。
萌える新緑。たまに急登もありますが、基本は快適なトレイルが続きます。
青い炎のようなフデリンドウ。今回のコース中見つけたのはこの一株だけ。
金沢峠から大形山へは我慢の急登が続きます。なお、山頂の手前のカタクリはすでに花を落としていました。
鳴神山（新・花の百名山）が際立っているため、縦走路は花が少なく感じます。それでもときに咲いているヤマツツジに活力を貰います。
18
4/24 11:50
鳴神山（新・花の百名山）が際立っているため、縦走路は花が少なく感じます。それでもときに咲いているヤマツツジに活力を貰います。
少し端折りましたが、吾妻山に着きました。女山の手前からの断続的な急登で少し足に来ました。
山頂の東側が開けていて、関東平野が一望できました。ただ、この日は霞が強く、筑波山（つくばさん：877m）は見られませんでした。
10
4/24 12:54
山頂の東側が開けていて、関東平野が一望できました。ただ、この日は霞が強く、筑波山（つくばさん：877m）は見られませんでした。
あとは下山するだけ、と安易に考えていましたが、思わぬ難所（第二男坂の岩場）が待っていました。
桐生駅にゴール。予想よりも登り応えのあるトレイルでした。見知らぬ方が弾く駅ピアノの音色に少し癒されました。
わ鐡（なにげに初めて乗りました）で相老駅にある車を回収しにいきます。
【おまけ】足利にある銭湯「花乃湯」で汗を流しました。やや熱めのお湯は得手不得手が分かれるところですが、内外ともに昭和レトロな雰囲気が僕ら好みでした。
10
4/24 16:07
【おまけ】足利にある銭湯「花乃湯」で汗を流しました。やや熱めのお湯は得手不得手が分かれるところですが、内外ともに昭和レトロな雰囲気が僕ら好みでした。
【おまけ】その後「あしかがフラワーパーク」へ移動しました。園内は見頃を迎えた藤の甘い香りで満ちていました。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
|
|---|
感想
今年の花は例年よりも10日ほど開花が早いという声を方々で耳にします。
通常GWに咲くカッコソウも例外ではないようで、早くも沢山の花の便りが
寄せられる中、僕らもこの機を逃すまいと鳴神山へ駆けつけました。
暗い林床に映えるカッコソウの鮮やかなピンク色。
かつては足尾の山一面がこのピンク色で埋め尽くされるほどだったそうですが、
残念ながら今では復元地に僅かに残るのみとなってしまっています。
ほんの数年前まではあったはずのもう一つの復元地も今は荒れ果てています。
初めて目にした感動を覚えるとともに、このピンク色を絶やしてはいけない
という思いが込み上げてきました。保全に尽力されている方々に感謝し、
非力な自分にもできることとしてほんの僅かながら500円を寄付しました。
桐生アルプスは、新緑の眩しい光の中にありました。
鳴神山だけでは歩き足りないと思って、吾妻山を経て桐生駅まで下ることに
したものの、予定外の急登や岩場があり、意外と歩き応えがありました。
（基本は快適なトレイルですので、時間のある方にはお勧めです。）
ただ、そのお陰で、夜間のあしかがフラワーパークが楽しめました。
今思えば、下山後に入った銭湯の名前も「花乃湯」でした。
花の桐生アルプスを歩き、花乃湯に浸かり、あしかがフラワーパークで締める・・・
図らずも、花の三拍子が揃ってしまった充実の一日でした。
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