霧訪山(きりとうさん)にて、今年初花を楽しむ。
- GPS
- 03:23
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 542m
- 下り
- 533m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | すき家塩尻店 道の駅「信州蔦木宿」 蔦の湯 八ヶ岳PA 谷村PA |
写真
感想
土曜日に竜ヶ岳に登った私はイオン甲府昭和でジャージなどを購入し、日曜日にどこを登ろうか検討した。当初の予定は、土曜日に王岳、日曜日に竜ヶ岳だったが、もう富士五湖界隈を離れてしまった。そして、日曜日にロングコースを歩くのもあまり好まない。
いろいろ検討を重ねた結果、信州の霧訪山に行くことにした。最近のレコを見てみると、今年まだ私が見ていない花がいくつも咲いているらしい。そして、「日本低名山」に選ばれている、ちょうどよい機会だろうと考えたわけだ。
結局、松本市の道の駅で熟睡し塩尻市のすき家で朝食を食べ、6時には登山口の一つである山の神自然園にたどり着いた。
霧訪山に登る登山口で一番近いのは小野集落から登る道だ、上り70分で山頂に立つことができる、他にも善知鳥峠などからも登ることができる。そして、花を楽しむのならば山の神自然園から登る道がよいらしい。
20台ほど停められる駐車場に最初にたどり着いた、どうやら天気は下り坂、昼には下山したいと思っているので早々に出発する。最初は道路沿いではなく、自然園の中を行く、朝一のニリンソウはまだ半分くらいしか咲いていなかった、帰ってくる頃には咲いているのだろうと思い、登山口を目指した。
登山口前には10台ほどの駐車スペースがある、ここに車を停めて登ることもできるが、そうしたら結構な数の花を撮影しそびれるのだろうなあと思い、登山口に向かった。
この登山口からは休憩適地の鉄塔までは、基本的に急登りで九十九折りの道である。一つひとつのターンで息をとりながら登っていくが、左足のふくらはぎの攣りと、右ももにたまる乳酸を気にしながら登っていく、昨日登ったダメージがあるのだろうなと思いながら、そうこうして筋肉は強くなる、温泉でじっくり癒そうと思う、今日はスピードは捨てた。
鉄塔で休憩後次のポイントに向かう、ここは尾根道なのだがイワウチワが散発したりコブシがあったりと時たま写真撮影にかこつけて息をとることができる。そして、上部には咲きたてのカタクリがたくさん、来週ごろに見ごろになるだろう。
かくして、私は分岐である「ブナの別れ」に到着して息をとった。ここからは、コースタイム19分である。
ここからは、男坂と女坂を選択できるが私は迷いもなく女坂を選択、こちらにカタクリが咲いているのをレコで知っていたからである。そう、こちらのカタクリは満開に近い状態になっており、見頃を迎えていた。夢中になって撮影していたので、山頂に着くのは19分を超えてしまったが、それも良しとしよう。すでに結構な人がたどり着いていた山頂に私もたどり着くことができた。
山頂ではオキナグサを撮影してニンマリしたが眺望はなく、岡谷方面が少々見えているのみであった。
山頂には、ほぼ毎日のように登っているという地元の方、彩雲を撮影しようと山頂で粘っていた方などと話をした。
さあ、あとはここを下るのみだ。痛かった足も快調になり、どんどんくだっていく、そして登りの登山者と次々とすれ違うようになる。簡単な挨拶や花の話をして私は下っていった。
山の神自然園では、朝よりも少しは咲いたニリンソウとヒトリシズカ、そして訳がわからない花があって、それらを撮影して車に戻った。丁度15人程度の団体客がスタートした頃で、タクシー会社のマイクロバスが駐車場に留まっていた。駐車場は一杯で、これからきた人は下の駐車場に案内されていた。
10時台に下ってしまった私は、まず昼食と温泉を求めて道の駅「信州蔦木宿」に向かう。ここの八ヶ岳粗挽きもりそばが絶品なのだ。相変わらず風味の良さと歯を受け止める感触は素晴らしい。それを食べて温泉に向かった。
あとは、疲れた体を休ませながら高速道路で御殿場、箱根を超えて神奈川県、藤沢江ノ島で渋滞するものの18時台に自宅に戻ることができた。
今年初花(ニリンソウ、イワウチワ、ヒトリシズカ、ミミガタテンナンショウ、オキナグサ)に出会えたいい1日だった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する