奥穂高岳:白出沢滑走?
- GPS
- 13:51
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 2,330m
- 下り
- 2,366m
コースタイム
- 山行
- 11:44
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 13:48
天候 | 一応晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 温泉は荒神の湯 食事は奈賀勢 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(オスプレイキャンバー32)
スキー板(ディナフィットバルトロ 158cm)
ビンディング(G3タルガアッセント)
クトー(G3アッセントクランポン)
テレマークブーツ(スカルパT2ECO)
セルフアレストピック(BDウィペット×2)
ヘルメット(ベアールアトランティス)
ビーコン(マムートエレメントバリーボックス)
プローブ(オルトボックス320cm)
スコップ(BDディプロイ)
スノーソー(G3ボーンソー)
ヘッドランプ(ペツルアクティック)
クランポン(BDセラッククリップ)
サングラス(オークリーハーフジャケット2.0)
日焼け止め
リップクリーム
ヘルメットビーニー(テルヌア)
ヘッドバンド(マムート)
テムレス
インナーグローブ
スキーシール(グライドライトモヘアミックスカスタムSTS)
シールワックス
スキーワックス
カメラ(フジファインピクスXP120)
GPS(ガーミンeTrex20J)
スマホ
予備ランプ
ドライバー(+
-)
コンパス
笛
ナイフ(ビクトリノックススイスチャンプ)
飲料
行動食
防寒着(ユニクロウルトラライトダウンジャケット)
ファーストエイドキット
ココヘリ
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感想
最初は西穂小鍋谷を計画していたが、もう賞味期限切れてるでしょうとなって、では白出沢となった。
条件次第では奥穂まで行って直登ルンゼ行きますかと話していたが、上がるにつれてこの日の条件では無理でした。前日は春の陽気で3000mでの雪も緩んでましたが、寒気の入ったこの日は上部はカリカリバーンで、奥穂山頂はおろか、白出沢上部も緊張の滑りでした。
最初の林道歩きを何とかこなして直接沢に入る。
西穂沢との分岐でそちらも有りか?となったが、当初の予定通り白出沢に進むことにした。
天狗沢との二股から板を担ぐ。ここから山荘まではずっと担いだままだった。
夏道に沿って尾根に上がるが、非常に歩きにくい感じであったが、何とか尾根を乗越て滝上まで出て沢を詰める。
しかし、至る所デブリだらけ。落石も多く気を使います。コルが見えてくるがそこからも長い。山荘に出るところは雪がどこも繋がってなくて、結局真ん中の石垣を這い上がらせていただきました。スミマセンです。
小屋の入口側へ行くと小屋関係者の方たちが小屋開きの準備でしょうか、雪掻きの作業をしてました。
登山者は涸沢を含めて誰ひとりおりませんでした。
奥穂山頂へのルートも梯子が出ていてカチコチビビンバ候で、絶対無理。
そのまま白出沢を戻ることにしました。
が、こちらも最初は結構カチコチ。何とか板で滑り(下る?)標高落とすとデブリゾーン。結局下りも担ぐことしばしば。
何となく消化不良でしたが、下部でのザラメ滑りが一番楽しかったかも(笑)
最後も長い林道歩きでやっとこさ駐車場へ。皆様お疲れやんした。
いつものメンバーに誘っていだたき白出沢から奥穂高岳を目指したが、百戦錬磨な屈強メンバーの中、ロートルには厳しい山行となった(もう少しできると思ったんだけど・・・)。
白出大滝の巻道辺りまでは何とかついて行けたのだが、荷継小屋跡付近から白出のコルまではデブリのゴーロとカチカチ斜面の繰り返しで、登行スピードが段々と落ちて行くのがわかる。どんどんメンバーに遅れていくが脚が言うことを聞かない。結局、2950m付近で時間切れとなり、下山することになった。もう少しで白出のコルだったので残念ではあったが仕方がない。下山も脚がほとんど終わっている状態だったので、カチカチ斜面の滑降もスキー担いでの下降も自分的には試練となった。それでも3000m近くまで行けたのは良かったし、山の厳しさを改めて身を持って知ったのもいい経験になりました。
そんな訳で自分的には誠に不甲斐ない山行でなんの役にも立てませんでしたが、優しいメンバーは文句ひとつ言わず、行動を共にして頂き、本当に感謝の言葉しかないです。しかし、今回の山行のリベンジはあるのだろうか?
僕にとって2013年以来の白出沢からの奥穂高チャレンジ。過去にソロ・パーティー含め、7−8回は来ているだろうか。ここは悲喜交々の場所でもある。ソロでの突入は自分には辛く、強くて優しい皆さんに同行して貰うこととなった。しかしながら天候の巡り合わせが悪かった。4月下旬でもあり、沢は何とか雪が繋がっておりskiで歩行可能であった。重太郎新道は、へつりから巻きのところで崩壊しており岩盤が露出しており、危険が一杯です。夏の登山道は今年も使えないのでは無いでしょうか?さて、巻きも結構苦労して、荷継沢を経てきつい一本調子の登りが始まった。全面デブリ・ガチガチ雪面でとにかく歩きにくい。気持ちを切らさないように一歩づつ進む。ktn92・Yama3dayoさんは昨日に続き連チャンですが、着実に進む。以前はこんなに苦労しなかった気がしたが。歳には勝てないと言う事実は認めざるを得ない。
10時過ぎに何とかコルまで登り上げたが、風も強く山頂部はアイスコンディションのようだ。霞沢の上部から黒い雲も迫っている。9時にはコルに着いていないと山頂は時間切れと考えていたので、今日は帰還する。下りもかなりの苦労を強いられた。デブリに行く先を塞がれ、途中はskiを担いだ。下部は何とか滑走し、終着点手前で漸く気持ちの良い滑走が出来た。チャレンジングな山行をしていた時と、今の気持ちが完全にクロスしてしまったのか。次回のチャレンジはあるのだろうか・・・相変わらず悲喜交々のままの場所になってしまった。
滑りは下部の沢だけ楽しめました…ここまで来てよかった〜笑
奥駈よりも修行な一日でした…
白出上部のアイスバーンはアドレナリン大量放出でした(笑)
ktnさん、JUNDrさん、こんにちは。
穂高岳山荘から白出沢滑走ですか⁉皆さん、なかなかハードな場所がお好きですね⁉
急斜面のカチカチアイスバーンで転けたらまず止まらないので、くれぐれもお気をつけて山滑走をお楽しみください。見ている方も冷や冷やでしたよ。
自分はもういい歳になってしまい、ルンゼ系は若かりし頃さんざんチャレンジしてきたので、今は修業系のロングを楽しみたいと思っています。どうもお疲れ様でした。
hareharawaiより
hareharawaiさん、こんにちは。
前日の御嶽山はいいザラメで楽しかったのに、この日は残念な条件でした。
雪解けが早いので、早く行かないと沢ルートなどは雪が割れて期限が切れてしまうし、かといって寒気が入るとカチコチで大変です。
しかし、hareharawaiさんのロングコースもきつそうですね。
僕はチャリが苦手なので(笑)
GWは北方へ遠征したいのですが、前半は☔マークばかり。
何でかな〜ですね。
どこかでお目にかかれるか!?
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