小池峠〜三沢山〜平塩山


- GPS
- 06:35
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,183m
- 下り
- 1,174m
コースタイム
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 6:36
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
通過後、左側の通行不能の看板の出ている県道に入り、 道なりに行き、舗装の切れる地点で道路脇に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・駐車場所〜小池峠 未舗装林道の約400m先、左の草付き道が小池峠への道 うっかり林道を行き過ぎたので、ご注意ください 予想以上に道幅広く、藪も殆どない快適な綴れ織りの道 ・小池峠〜三沢山 踏み跡は期待していませんでしたが 獣道、様々なテープ、境界標に助けられました 笹藪は酷い箇所で1m程の背丈、 樹林帯内は日陰のせいで、踏み跡も判別可能個所あり 帰りの為、持参したテープを枝尾根に見えそうな箇所に着け 帰路回収しました ・小池峠〜平塩山 小池峠から約300mは笹薮で踏み跡不明瞭ですが 以降、平塩山頂上まで笹が刈ってあり、快適な尾根道 送電鉄塔からの三沢山の展望は素晴らしいです |
写真
感想
谷間をゆるゆる沢沿いに行く破線道が廃道なら、
薮漕ぎでも急坂でも、尾根伝いで山頂を目指すしかないと、
未踏のコースで、またもや三沢山登山を思い立ちました。
失敗すると、気になって仕方ない困った性格です。
二日後、都合よく晴れたのも、再度挑戦に弾みをつけました。
舗装道終点から歩き出し、分岐を見落として、通り過ぎ、
アプリに警告され、半信半疑で峠に向かいましたが、
何とも予想外に道の幅があり、つづれ織りに付けられた道は
まるで古道がそのまま息づいている感じです。
自分が百年前にタイムスリップした気がし、感動しました。
熊笹の密な急斜面ですから、維持管理は大変だと思います。
整備して下さっている方々の御苦労を思うと
ひたすら感謝しかなく、道が残ってほしいと願うばかりです。
小池峠には、古道を物語る、馬頭観音が一体祭られていました。
寒沢集落に向かう、峠を越えた道が気になるものの、
今回は尾根歩きと決めて来ましたから、先ず右の尾根に突入、
二時間程の藪漕ぎは、様々なテープ、境界標に助けられ、
つくづく、案ずるより産むが安し、との諺通りと納得。
初めて三沢山に登ったのは、随分前、寒沢集落からでした。
三沢山には、寒沢集落の水田に水を引こうとした
「沢次郎せぎ」の遺構があり、悲劇を思うと悲しさを覚えますが、
人々の苦労の跡も、自然はゆっくりと呑み込んでいくようです。
三角点のある三沢山頂上は周りを小灌木に囲まれ、
祠の前面は伐採されており、黒姫山、妙高山の大展望台です。
両山の間に真っ白な貴婦人火打山の姿も見られ、飽きない眺め♪
眺望を楽しんだ後、祠に冥福を祈り、下山開始。
往復でも、帰りは見える景色が違うので、安心できず
今回はテープを持参し、帰りに迷いそうな地点で木に結び、
帰りに、自分の物はすべて回収しました。
賑やかすぎる色とりどりに残されたテープは、気になります。
疲れが出て、小池峠からまた笹藪に入るのが億劫になりましたが
次の機会はないかもしれず、思い切って藪漕ぎを開始すると、
僅か先では笹が刈り払いされていて、幸運に嬉しくなりました。
下り加減の小さなアップダウンを越え、送電鉄塔に着くと
そこは、三沢山、黒姫山、妙高山を見晴らす大展望台、
平塩山は展望はないものの、送電鉄塔からの景色が素晴らしく
晴れた日、小池峠経由で平塩山登山はお手軽で、お薦めです。
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