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Yamareco

記録ID: 3115673
全員に公開
ハイキング
丹沢

檜岳山稜(寄大橋起点で周回)

2021年04月27日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:44
距離
12.5km
登り
1,177m
下り
1,175m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:32
休憩
1:08
合計
6:40
6:58
32
7:54
7:55
74
9:09
9:51
24
10:15
10:15
29
10:44
10:46
37
11:23
11:25
40
12:05
12:07
5
12:12
12:23
60
13:28
13:29
6
13:38
ゴール地点
天候 はれ後くもり
https://tenki.jp/past/2021/04/27/satellite/japan-near/
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東名道の大井松田ICのゲートを出て、右の「山北・秦野」方面へ下ると、1km先の信号交差点で国道246号に突き当たります。右折して、ゆるゆる下って、「寄入口」交差点で左折して、県道710号を登ります。田代向辺りから集落のなかを抜けるので、神妙に走ります。寄を過ぎて、左に寄沢を見遣りつつ直線道路を登ると、間もなく林道秦野峠線に接続するので、そのまま狭い道(右の崖からの落石注意!)をゆるゆる走ると、前方に赤い橋が見えてきます。橋のたもとの駐車余地にテキトーに駐車します。am650で私で8台目
コース状況/
危険箇所等
●寄大橋〜檜岳山稜
多数の先人の秀逸なレコで紹介されてる「南東尾根」を登ります。ゲート入ってすぐ右の「周遊歩道A→」からトラロープを跨いで山道に入り、15min登って、周遊歩道Aの道標に付けられた「←作業用径路」に従って、明瞭な山道を登ります。「成長の森」はそこそこ木が育って、植林基調ながらも、ときどき新緑が楽しめます(写真1を参照)地図上の753m瘤は北を巻きますが、展望のない山道から一瞬、檜岳山稜が見えます(写真2を参照)

この作業用径路は、つい最近も使用された現役の水源保養の林業用径路(バリでよく借用する廃道寸前の作業路とは違います)らしく、道脇に切りたての丸太(寝かして乾燥させてる模様)や真新しい切株が散見されます。稜線に出るまでの間、三度、「この先通行禁止」表示の作業路が右に別れて下りていきます。ってことは、ハイキング目的での作業路本線の借用は黙認されてるってことで、いいんですよね?(「周遊歩道A→」入口のトラロープの意図は、何なのかな?偶々今日は作業してなかっただけで、しばらく作業するから、基本、入らんでね、ということかしら?)1,000m圏の手前から、間伐のおかげで湘南平が左にちらちら見えるし、落葉樹林が増えるので、新緑を楽しみながら登れます(写真3を参照)。そうなるまでは、辛抱我慢の九十九を延々登ります

檜岳山稜は起伏が少なく、春泥もほとんどないので、爽やかにさくっと歩けます

●雨山〜雨山峠〜寄大橋
「雨山峠コース」って、寄沢を下るんでなくて、峠から本沢の沢床をしばし歩いたら(写真13〜15を参照)、左岸に移って尾根を越えて東の支沢に降り立ち、左岸から尾根を越えて別の支沢に降り立ち、左岸から(以下、略w)の繰り返しで、沢を離れて山の中歩いてる時間も結構ある(写真16〜21を参照)し、漸く寄沢の本沢の渡渉が始まるのは、地図上の618m地点辺りからなんですね、前日、「みんなの足跡」を見て、遅ればせながら気付いて、帰路をnarrationして臨みましたが、地図にない沢(というか、一昨年の大水での新たな崩落跡=地図にない沢ってこと?)もあるし、もともとの出自がバリなんで、一般登山路なのを忘れて、指導標とかマークとかなくても足の向くまま河原歩きを始めそうにもなるし(笑、って、これは、笑えんのですよ、ね。。)710m圏では、既に体が「支沢に降り立ってちょと歩いて左岸に移って尾根乗越して別の支沢に(以下、略)」のpatternになりきってたので、人待ち顔で対岸にもたれ掛かってた梯子(写真22)が呼んでくれなかったら、そのまま河原を下りるところでした。。

ってことで、檜岳山稜のレコなんですが、自己記録のため(ってか、全てのレコは自己記録のためですが、殊に、今回は、)寄沢の写真の方が多くなっちゃっいました、檜岳、ごめんねっ(ええお山です^^)

雨山までCT巻いたので、帰路は、丹沢感に浸りながらのんびり沢沿いを歩きましたが、本沢渡渉が始まってからは、渡渉箇所探しに相当時間をかけました(写真24〜27を参照)。水没せんで、ホント、よかった。。
おはよーございます、南東尾根で檜岳山稜を目指します。植林帯をひたすら九十九で、と聞いてましたが、それなりに広葉樹林もあって、新緑がきれいです^^
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おはよーございます、南東尾根で檜岳山稜を目指します。植林帯をひたすら九十九で、と聞いてましたが、それなりに広葉樹林もあって、新緑がきれいです^^
720m圏で正面右に檜岳が見えました。早く稜線に上がりたい、気がはやりますが、辛抱我慢の九十九が続きます
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720m圏で正面右に檜岳が見えました。早く稜線に上がりたい、気がはやりますが、辛抱我慢の九十九が続きます
1,000m圏から上は、植林の色彩が薄れて、明るい新緑の森を登ります。近くで日雀が囀り、遠くでは青鳩や筒鳥が啼いてます
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1,000m圏から上は、植林の色彩が薄れて、明るい新緑の森を登ります。近くで日雀が囀り、遠くでは青鳩や筒鳥が啼いてます
ふう、稜線に出ました、伊勢沢ノ頭を目指します。奥に箱根山が見えてる
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ふう、稜線に出ました、伊勢沢ノ頭を目指します。奥に箱根山が見えてる
山神峠側にちょと下って、丹沢湖の碧い湖面をほう、と眺めてたら、富士山が「頭を雲の上に出し」
「よっ、日本一」の声が掛かります^^
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山神峠側にちょと下って、丹沢湖の碧い湖面をほう、と眺めてたら、富士山が「頭を雲の上に出し」
「よっ、日本一」の声が掛かります^^
広葉樹林のpromenadeで浮き浮き伊勢沢ノ頭に戻ります
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広葉樹林のpromenadeで浮き浮き伊勢沢ノ頭に戻ります
株数は少ないですが、登山路脇の三つ葉躑躅が見頃です
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株数は少ないですが、登山路脇の三つ葉躑躅が見頃です
ぶなは芽吹いたばかり
樹間から蛭ヶ岳をパチリ
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ぶなは芽吹いたばかり
樹間から蛭ヶ岳をパチリ
am10を回って、予報とおり、日が陰りました。とことこ、檜岳に向かいます。雨山まで起伏の少ない、基本、穏やかな尾根道です
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am10を回って、予報とおり、日が陰りました。とことこ、檜岳に向かいます。雨山まで起伏の少ない、基本、穏やかな尾根道です
ワープしてw、雨山通過、1,060m圏で北に向きを変えて、蛭ヶ岳を正面に、痩せ尾根を下ります
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ワープしてw、雨山通過、1,060m圏で北に向きを変えて、蛭ヶ岳を正面に、痩せ尾根を下ります
うはっ、八汐姫が「こんにちは!」
1,020m圏に三株ばかり見かけました、数日で見頃になりそう
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うはっ、八汐姫が「こんにちは!」
1,020m圏に三株ばかり見かけました、数日で見頃になりそう
960m圏の雨山峠まで痩せ尾根をわくわく下ります。このコースの白眉かも
2
960m圏の雨山峠まで痩せ尾根をわくわく下ります。このコースの白眉かも
雨山峠から梯子を下りて、沢床を歩きます、ところどころ、水がうっすら流れてるので、濡れないように気をつけないと
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雨山峠から梯子を下りて、沢床を歩きます、ところどころ、水がうっすら流れてるので、濡れないように気をつけないと
910m圏の左に宙吊り道標見っけ^^
これ見るの、楽しみにしてました(笑)
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910m圏の左に宙吊り道標見っけ^^
これ見るの、楽しみにしてました(笑)
沢床の乾いた岩をテキトーにとんとん渡り歩いてたら、正面に二つ目の宙吊り道標、指示に従って、左岸に上がります
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沢床の乾いた岩をテキトーにとんとん渡り歩いてたら、正面に二つ目の宙吊り道標、指示に従って、左岸に上がります
で、小さな尾根を右から左に乗越して、階段で900m圏の支沢に降り立ちます、振り返って、パチリ
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で、小さな尾根を右から左に乗越して、階段で900m圏の支沢に降り立ちます、振り返って、パチリ
沢床をテキトーに下ると、左岸の手前と奥に、二つの桟が見えます。左岸を歩けってことらしいので、そうします。こちらを「代表写真」にします
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沢床をテキトーに下ると、左岸の手前と奥に、二つの桟が見えます。左岸を歩けってことらしいので、そうします。こちらを「代表写真」にします
沢のはるか上、870m圏の狭い山道を神妙に水平移動、この錆び色の橋、ペコペコするし、破れてるしw
自分がlast strawになりませんように、と祈りつつ、神妙に渡ります
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沢のはるか上、870m圏の狭い山道を神妙に水平移動、この錆び色の橋、ペコペコするし、破れてるしw
自分がlast strawになりませんように、と祈りつつ、神妙に渡ります
やれやれ、ツルハシ尾根を回り込んで、九十九で810m圏のコシバ沢に降り立ちました
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やれやれ、ツルハシ尾根を回り込んで、九十九で810m圏のコシバ沢に降り立ちました
コシバ沢左岸の痩せ尾根を先端まで下って、左に鋭角に折り返すと、二つのテーブルベンチが並ぶ「釜場ノ平」でした、ちょと休憩。すぐ先で、この傾斜木橋を神妙に渡って、右上から下りてきた別の支沢に移れってことらしい
2
コシバ沢左岸の痩せ尾根を先端まで下って、左に鋭角に折り返すと、二つのテーブルベンチが並ぶ「釜場ノ平」でした、ちょと休憩。すぐ先で、この傾斜木橋を神妙に渡って、右上から下りてきた別の支沢に移れってことらしい
梯子の助けを借りて、730m圏の支沢に降り立ちました、振り返ってパチリ。
下るにつれて、出会う支沢の水量も増えてきました
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梯子の助けを借りて、730m圏の支沢に降り立ちました、振り返ってパチリ。
下るにつれて、出会う支沢の水量も増えてきました
左岸を上がって山道をしばし歩くと、地図にない別の支沢に飛び出します。対岸にもたれ掛かった梯子が「ここだよー」と呼んでます。山ん中歩いてね、ということらしいので、そうします
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左岸を上がって山道をしばし歩くと、地図にない別の支沢に飛び出します。対岸にもたれ掛かった梯子が「ここだよー」と呼んでます。山ん中歩いてね、ということらしいので、そうします
見上げれば、新緑真っ盛り^^
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見上げれば、新緑真っ盛り^^
山道から沢に降り立つと、今度こそ寄沢の本沢の渡渉です、武者震いがするのう
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山道から沢に降り立つと、今度こそ寄沢の本沢の渡渉です、武者震いがするのう
渡渉後右岸を下ると、無残に破壊された堰堤の右を通過してすぐに、590m圏で、右岸を削った新たな流路が行く手を阻みます。意を決して、正面の岩から右の岩に跳び移ります。で、岩が埋め尽くしたもともとの川床を歩いて、左岸に移ります
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渡渉後右岸を下ると、無残に破壊された堰堤の右を通過してすぐに、590m圏で、右岸を削った新たな流路が行く手を阻みます。意を決して、正面の岩から右の岩に跳び移ります。で、岩が埋め尽くしたもともとの川床を歩いて、左岸に移ります
550m圏で、本沢渡渉三回目、ゴーラ沢を思い出すなぁ、ああ、丹沢に戻ってきたんだな、としみじみ
してる場合でもなくてw、右岸への渡渉箇所を求めて右往左往です
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550m圏で、本沢渡渉三回目、ゴーラ沢を思い出すなぁ、ああ、丹沢に戻ってきたんだな、としみじみ
してる場合でもなくてw、右岸への渡渉箇所を求めて右往左往です
まだあったのね。。ここまで下ると、水量が多くて、渡渉に窮します。指導標より上流にちょと上がって、辛うじて濡れずに岩を跳び渡りましたが、今度は崩落した左岸を登れる場所を求めて右往左往(笑)
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まだあったのね。。ここまで下ると、水量が多くて、渡渉に窮します。指導標より上流にちょと上がって、辛うじて濡れずに岩を跳び渡りましたが、今度は崩落した左岸を登れる場所を求めて右往左往(笑)
左岸の山道を歩いて、530m圏で鹿戸を潜って、振り返ったところ。間もなく林道終点に降り立って、あとはわかります^^
お疲れさまでしたっ
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左岸の山道を歩いて、530m圏で鹿戸を潜って、振り返ったところ。間もなく林道終点に降り立って、あとはわかります^^
お疲れさまでしたっ

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 ゲイター 日よけ帽子 ザック 行動食 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS 筆記用具 日焼け止め 携帯 ストック ナイフ カメラ

感想

静かな丹沢を歩きました、帰路は、ああ、丹沢歩ける体に漸く戻ってきたんだなぁ、と感慨に耽りつつ、のんびり歩きましたが、618m地点辺り以降、本沢渡渉が始まってからは、渡渉の度に右往左往です。沢沿いにのたくったgpxのわが軌跡が愛おしい(笑)

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