平標山〜大源太山〜三国山
- GPS
- 00:30
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,348m
- 下り
- 1,358m
コースタイム
天候 | 午前 曇り一時小雨 午後 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
自宅10:00→平標登山口駐車場1:00 復路 雪ささの湯20:30→自宅23:00 平標登山口駐車場を利用。1日500円。 三国山から下山後は南越後観光バスで登山口駐車場まで戻る。 浅貝上15:45→平標登山口駐車場15:50 170円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は無し。 大源太山、三国山は巻くことができる。 トイレ… 平標登山口駐車場、平標山の家にあり。 水場… 平標山の家、三国権現御神水(三国峠〜三国峠登山口の中間点)にあり。ともに水量豊富。 温泉… 湯沢温泉「雪ささの湯」800円。平標登山口駐車場の公衆電話脇か公式HP上に−200円の割引券あり。 |
写真
感想
谷川岳から平標山を結ぶ、いわゆる上越国境稜線。
以前から歩きたいと思っていたが、日帰りは無理とずっと思っていた。
そうなると1泊となり自然と土日利用となるが、これまで何度か計画しながら、なかなか2日とも好天になることがないまま歩けずにいた。
ところが最近になって日帰りで歩かれた方のレコが幾つかアップされ、よくよくCTを計算してみると約14時間半。これならいけるかも?
ついでにこのエリアには行きたい山が他にも幾つかあり、今回はシラネアオイが見頃な白砂山をピックアップ。
土曜は上越国境稜線、日曜は白砂山へという計画となった。
週初めの予報では土日の天気はまずまずだったが、週半ばになると土曜がやや怪しくなってきた。金曜午後にはどうしようか迷ったが、この2週間ほどは週末の天気が予報よりも良かったので、今回も好転するとプラスに考え家を出発。
そんな期待とは裏腹に関越道を走行中から雨が降り出し、国道17号の三国トンネルを抜けた先からは雷混じりの豪雨。
平標登山口駐車場には午前1時着。予定では4時出発なのであと3時間あるが、とてもそれまでに止む気配はなかった。
とりあえず仮眠して3時半に起床。まだ暗いが星は見えず曇り空。雨は止んでいるようだったが、国境稜線は晴天時に歩きたいと思っていたのでテンションが上がらない。と思っているうちに、また雨が降ってきた。
とても起きる気にならず、また横になる。4時半にまた起きたが、相変わらず雨は降ったり止んだり。
そのうち出発のリミットに設定していた5時になった。あぁ〜もう無理だ…
どこか別の山域に移動しようかとも思ったが、地図は谷川岳と志賀高原のがあるだけ。こうなるともうふて寝しかない。
7時に三たび起き出すと、深夜に着いた時は数台だった駐車場はかなり埋まっていて、既に出発しようとしている人たちも結構いた。
雨はほぼ止んだようだし、私もずっとゴロゴロしてるのもイヤだったので、とりあえず平標山まで行ってみることにした。
樹林帯を抜け開けた道に出ても、どんよりとしていて展望もない。鉄塔に着くと風が吹いてきたので上に1枚羽織る。
その風に煽られて鉄塔や送電線から雨水がボタボタと落ちてきて、あっという間にびしょ濡れになる。これで一気にテンションダウンし、思わず下山しようかと本気で思った。
ただその場にいた他の方たちは、当たり前のように山頂へと向かって行った。それを見て、なんだか自分がヘタレに見えて仕方なかったので渋々ながら私も山頂へ向かうことに。
鉄塔から暫く樹林帯を歩くとあとは開けた道が続き、晴れていれば気持ちがいいはず。ガスガスの中をただ黙々と歩いていると、ふいにハクサンイチゲが群生地が目に飛び込んできた。思わず声を上げ、今日初めて来て良かったと感じた瞬間だった。
その群生地を過ぎると、また山頂へ向けてただ黙々と…
平標山の山頂に着いても相変わらずガスガスだったが、山の家に下っていると空は微かに明るくなってきた。
出発時は三国山まで縦走しようと考えていたが、鉄塔での出来事とガスガスの天候に気分が乗らず、山の家から下山しようかと途中からは考えていた。
それが山の家で小休止していると大源太山もガスが切れて姿を見せ始めると、徐々に行ってみようかという気持ちになってきた。
いざ歩いてみると開けた稜線歩きも多く、思っていたより楽しい道。ここも天気が良ければもっと楽しいだろうな〜。
そうこうしているうちに薄っすら日も差してきて、大源太山に着いた時には青空ものぞいてきたー♪
山頂からは今日歩く予定だった国境稜線方向もよく見えたが、こちらの方はまだまだガスに覆われたまま。昼頃にはガスも取れてくるかもしれないから歩いてみようかと早朝の時点で頭をよぎったこともあったが、これを見るとやはり行かなくて正解だったみたい。
大源太山は巻くこともできるので途中の分岐から登ったが、三国山へ行くにはその分岐まで戻らなければならない。
分岐から縦走路に戻って少し歩くと三角山。三角山はやたら虫が多くてとてもノンビリできないので、すぐにあとにする。
三角山から三国山へは幾つかの小ピークを登り返して行く。大源太山で三国峠から登ってきた人とお話し、結構アップダウンがあって大変だと言っていたが、これを見ると確かにそんな気がした。
そんな登り返しに地味に疲れはしたが、天気の方はぐんぐんと回復。振り返るとさっきまでガスに覆われていた平標山も良く見え、思わず「天気の回復が遅すぎなんだよ!」と愚痴ってしまった。
三国山も巻くことができますが、もちろん山頂へ。その山頂は南面の展望が良かった。
山頂から木道をぐっと下って行くと、避難小屋も兼ねた三国権現がある三国峠に着く。
三国峠から登山口までは広くなだらかな道を下った。そして国道17号を歩いて浅貝上バス停へ。
ここから平標登山口バス停まで5分なので歩いてもいいかと思っていたが、その行程はバスの車中から見ると意外と長く感じ、やや登り基調でもあったので歩かなくて良かった。
駐車場に戻ると朝はいなかった管理人の方がいて、出て行く車から料金を徴収していた。日中は駐在していているようです。
一旦駐車場を出て温泉に入り、夕飯にしようとしたが開いている店が殆んどない。
辛うじてコンビニ風の店を見つけはしましたが(ここも品揃えが少なく、弁当などもなかったので困りましたけど…)
また駐車場に戻って車中泊。明日こそは国境稜線縦走だ!
天気をチェックすると一日晴れ模様。
長丁場に不安もあるが、爽快な稜線歩きに期待も膨らむ♪
コメント
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前哨戦だったんですか?
7月の3連休はどちらか計画ずみですか?
メタさん、こんばんは!
このレコは特筆すべきものもあんまりなかったから、あくまでも備忘録として作ったんですが…
もうお友達のトップページにも反映されないだろうと思ってこっそりアップしたのに、目ざといですな
3連休は東北か北アの予定です
天気が良い方へGO!
どちらも悪かったら、どうしましょう
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