茶臼岳〜残雪期の筈が冬山に逆戻り？

2021年05月02日(日) 〜 2021年05月03日(月)

• GPS: 17:50
• 距離: 32.4km
• 登り: 4,395m
• 下り: 4,432m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:23
• 休憩: 1:18
• 合計: 8:41

6:04 畑薙ダムゲート前
6:53 6:53 畑薙大吊橋
7:35 7:36 ヤレヤレ峠
8:57 9:16 ウソッコ沢避難小屋
10:39 11:37 横窪沢小屋
14:45 茶臼小屋

2日目

• 山行: 6:39
• 休憩: 2:16
• 合計: 8:55

4:10 茶臼小屋
4:52 4:59 茶臼岳
6:32 7:34 茶臼小屋
8:49 9:30 横窪沢小屋
10:26 10:52 ウソッコ沢避難小屋
11:55 11:55 ヤレヤレ峠
12:24 12:24 畑薙大吊橋
13:04 13:04 畑薙ダムゲート前
13:05 ゴール地点

天候

・5月2日
・スタート〜ウソッコ沢小屋
小雨時々曇り
・ウソッコ沢小屋〜横窪沢小屋
曇り時々霰
・横窪沢小屋〜茶臼小屋
雪、小屋前のハーフパイプ付近は吹き下ろしのブリザード
5月3日
・終始、快晴も稜線は強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

畑薙第一ダムから少し先の沼平ゲート前のスペースに駐車

コース状況／危険箇所等

・沼平ゲート〜畑薙大吊橋
林道は未舗装は3箇所、落石注意
・畑薙大吊橋〜ヤレヤレ峠
崩落箇所のトラバースに注意して歩けば特に問題無し
・ヤレヤレ峠〜ウソッコ沢小屋
山芍薬が見頃です。丸太橋は濡れていると滑るので慎重に。両日共、水場は出ていました。ウソッコ沢小屋のトイレは使えます。
・ウソッコ沢小屋〜横窪沢小屋
ウソッコ沢小屋直ぐの橋は上流側に新しい橋が出来ています。木製も健在！急登が始まります。下りでは疲労等によるスリップ等に注意が必要です。他、特に危険箇所は有りません。
横窪沢小屋の冬期トイレは使えます。水場は小屋前の橋を渡り左手から沢に下りた所に湧水が出ています。
・横窪沢小屋〜水場ベンチ
1日目は横窪沢小屋にて休憩中に霰からボタン雪に変わり、積もり始めました。登りはツボ足で、下りでは12本爪使用。
・水場ベンチ〜茶臼小屋
1日目は時間と共に積雪量が増えた為、つぼ足で登れましたが、2,300m〜小屋の間はアイスの上に雪が乗っている箇所が多数在りますので、歩行時はスリップに要注意。
・茶臼小屋〜茶臼岳
雪は締まって歩き安いですが、稜線上は一部岩肌が露出しています。アイゼンの引っ掛けに注意。
・茶臼小屋分岐〜上河内岳方面
当日はお花畑にて上河内岳へ行くのは強風で断念。雪は締まって何処でも歩けました。
※この時期、コンディションは常に変化しています。当日の状況に有った装備と技術、的確な判断が必要です。

その他周辺情報

下山後は白樺荘さんで入浴し、食事も頂きました。
井川おすすめ定食？￥1,500ですが、自分で生山葵をおろして食べるわさび丼…新鮮でした♪

写真

5/2 6:01

出始めは小雨

5/2 6:20

ガスでお山はカクレンンボ…

5/2 6:39

お天気悪そー( ￣▽￣)

5/2 6:41

束の間の晴れ間

5/2 6:51

畑薙大吊橋

5/2 6:51

長いよー(^∧^)

5/2 7:35

橋渡り鉄塔下まで登り、ヤレヤレ峠まで暫くはトラバース道

5/2 7:46

沢への下降点近くは山芍薬が綺麗。
朝早く、天気も鈍よりしていたので閉じたままの子が多い、明日に期待。

5/2 7:48

新緑が綺麗

5/2 7:58

さぁ、来たよ丸太橋1号。
濡れているので安定の滑りやすさ(^_^;)

5/2 8:21

当然、2号も滑る

5/2 8:25

3号も

5/2 8:40

水場はボチボチ

5/2 8:47

5/2 8:48

5/2 8:57

ウソッコ沢小屋にて小休止。
ここまでアップダウンで標高はさして上がらず。

5/2 9:18

滝の上から新しく架かった鉄橋を見下ろす

5/2 9:23

こんな橋を登って滝を巻いて行く

5/2 9:36

さぁ、急登

5/2 9:53

ズンズン登ってくよ

5/2 9:54

クモの巣と霰

5/2 10:03

もうすぐ中の段

5/2 10:06

に到着。
岬町出身静岡在住の青年とお話しながら登ってく。

5/2 10:29

もーすぐだってー

5/2 10:35

横窪峠とうちゃこ

5/2 10:42

横窪沢の橋を渡れば横窪沢小屋。
橋の左手の湧水を汲んで行きました。
この頃からアラレちゃんが沢山降って来た

5/2 10:45

一期一会。
この日は管理人さんが小屋内の片付けをされていました。

5/2 10:48

ここで大休止。
更なる急登に備えてエネルギー補給します。

5/2 11:28

あれー、霰⇒ボタン雪で一気に白くなる(*_*)

5/2 12:34

ふわふわ

5/2 12:39

もーすぐ水場ベンチ。
水場は雪の下で分からず

5/2 13:38

2,200m看板。
急激に雪の量が増える。

5/3 4:23

はい、一気に翌日の茶臼岳からの富士。
えっ？小屋は？
昨日は13名のお泊まりでした。
風雪強くて写真どころではありませんでした。

5/3 4:52

御来光。

5/3 4:55

凍てつく山頂標識

5/3 4:56

霧氷越しの富士

5/3 5:06

昨夜の嵐を物語る

5/3 5:15

中央アルプスと御嶽山。
こちらも真っ白け

5/3 5:25

風はまぁまぁ止んでますが、時折強風が吹き付けます

5/3 5:26

聖、兎にも日が当たる

5/3 5:26

これから向かう予定(この時は)の上河内岳

5/3 5:32

南アルプス南部の重鎮達。
冬山へ逆戻り

5/3 5:39

窪地から望む上河内岳。
お気に入りの場所。
なのにレンズフードが緩みケラレてるし( ￣▽￣)

5/3 5:40

静寂に包まれています。
この後、緩んでいることに気付く。

5/3 5:43

で、撮り直しの一枚。
しかし、雪煙スゴー(^_^;)))

5/3 5:44

いや、ムリムリ

5/3 5:45

ここで撤退とします🙇

5/3 5:46

あの風、マジでヤバいって(笑)

5/3 6:02

霧氷越しの上河内岳…
更に風が強くなっとるし( 。゜Д゜。)
引き返して正解

5/3 6:05

しかし積もったねぇ

5/3 6:08

何度見てもカッコ良い🎵

5/3 6:09

富士を撮ろうと思ったら 雪が舞い上がり

5/3 6:10

この程度が良いってば🙋

5/3 6:12

遠山川に雲海

5/3 6:12

5/3 6:27

小屋横のハーフパイプから見上げた樹氷

5/3 6:27

同じく茶臼岳。空が濃い

5/3 6:27

すっかりお日様も上がってしまいました

5/3 6:34

小屋のトイレは男子だけ使用可能。
スコップで掘れば使えますが、気力無し

5/3 8:00

陽射しタップり、でも小屋から暫くはノートレース

5/3 8:20

この日も沢山、登られて来ます

5/3 9:02

横窪沢小屋前。
気温も上がり、昨日の雪は消えてました

5/3 9:24

小屋前のブナ。
木登りの爪痕が分かりますか？

5/3 9:35

峠から見上げた上河内岳

5/3 10:29

下りは旧橋を渡りました

5/3 11:05

昨日と違い良い天気ですわ

5/3 11:08

気持ちいいねぇ、昼寝でもしたい(^o^)

5/3 11:10

雲が湧いて来た

5/3 11:18

5/3 11:19

君は綺麗だ

5/3 11:24

4号橋から滝を見下ろす

5/3 11:25

5/3 11:27

5/3 11:27

Vサイン越しのお日様

5/3 11:33

落ちる雫が美しくて

5/3 11:33

5/3 11:35

木漏れ日の遊歩道

5/3 11:44

いっぱい開いてました(^∧^)

5/3 11:46

黄色い子が混じってた(*^^*)

5/3 11:57

やれやれ…

5/3 12:22

吊り橋、観光客もちらほら…

5/3 12:22

渡るどー

5/3 12:26

渡り終え振り返る

5/3 12:29

横から大吊橋

5/3 12:36

上河内岳

5/3 12:45

5/3 12:59

希望峰に仁田岳と思う

5/3 13:05

お疲れ！
下山連絡届を記入

5/3 16:35

帰り道にて撮り鉄の始まり

5/3 16:36

分かる人には分かる

5/3 16:36

ツーリングのバイクも沢山

5/3 16:38

勿論、一般の車も

5/3 17:50

そして寸又峡へ。
そこに夢は有るのかい？
夢の吊橋は18時までの一歩通行。
なのにこの時間でも90分待ち看板までの人の列

5/3 18:06

猿並橋と朝日岳？

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M1 オリンパス

AQUOS sense3 SH-02M docomo シャープ

装備

個人装備

長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ネックウォーマー 毛帽子 靴 ザック サブザック アイゼン 行動食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター ロールペーパー ナイフ カメラ シェラフ

感想

tony_asura

素晴らしかったね〜(^^♪最高！

ZEEKN

連休前の一週間は天気予報と相談する日々が続くも、結論が出る筈もなく。
元々の予定は毛勝三山、しかし雪の状態も天気も悪すぎるので、いの一番に却下。
元々は予報の良かった四国、ならば三嶺から剣山への絶景の縦走路はどうだ？
まさかの5月2日雨予報…小雨程度なら小屋まで我慢する？それとも中止か？
で、南アルプスはどうだ？
予報では、麓は安定しているが標高の高い所は初日は小雪予報。
小雪程度？で済むならば2日目の快晴に期待して行き先は決着。
が、着替えの用意をしているとまさかの小雨が降りだす🤣
で、ウソッコ沢小屋からは霰もパラパラ🙄
横窪沢小屋にて休憩中には霰から、まさかの雪、しかも、休憩してる間にもズンズン積もり出す始末。
軽アイゼンしか持たなかったと言う女性は2,300mからの雪に手こずって引き返して来たとのお話しを頂く。
小屋手前で稜線からの吹き下ろしの強風と雪に少し手こずるも何とか茶臼小屋に到着。
装備は雪にも関わらず気温が高い為にビショヌレーぬ(*_*;
軒先は先客でごった返しているも仕方無し。
三名分のスペースを確保。
青年も無事に小屋到着。
風雪は時折小屋を揺らしながら夜半まで続くも明朝には積雪が少し増えた程度、風は多少残るも、お月様も見えています。
青年は聖に向かうとの事で3時過ぎには出発、無事にねと挨拶を交わし見送る。
これなら上河内岳に行けるだろうと4時過ぎに小屋を出発、先ずは茶臼へ登頂。
御来光を拝み、風もそこそこ有るので長居出来ず。
上河内へと向かうが窪地へ来る頃には山頂の爆風が見て取れる。
肩の辺りからモーレツに巻き上げた風が東面に雪を纏い渦を巻いて吹き下ろしている。
一堂、ムリムリとの意見で一致。
そうと決まれば逃げ脚は早い(笑)
白樺荘で汗を長し、寸又峡にて吊橋見学は不完全燃焼に終わるも奥大井湖上駅にて撮り鉄出来たし、満足度高い2日間の山旅でした。

コメント

yama2399

積雪の上河内岳いいなぁ〜
南アもけっこう降雪したんですね。麓とのギャップが激しすぎ😁お疲れ様でした!

ZEEKN

Re: 積雪の上河内岳いいなぁ〜
yama2399さん、お疲れ様です👮
4月末とは一変して真っ白の南アを見ることが出来、満足しています(^○^)
上河内岳、また夏にでも行けたらと思います(^_^ゞ