真名井沢・下山は鳩ノ巣駅まで・沢登り復帰第1戦!


- GPS
- 05:50
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,006m
- 下り
- 1,017m
コースタイム
8:55とりがや橋(入渓点)9:30
10:30二俣
11:15奥の二俣
11:30遡行終了
12:00(休憩)12:20
12:45赤杭尾根登山道
13:15狼住所(川苔山分岐)13:40
14:30大根ノ山ノ神
15:00鳩ノ巣駅
(遡行2時間、登山道まで50分、下山 2時間15分)
天候 | 午前中は晴れ時々曇り、正午頃から雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(中央特快高尾行) 7:04国分寺7:07 (青梅行) 7:50青梅7:52 (奥多摩行) 8:17川井8:27 (西東京バス上日向行) 8:35上日向バス停 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【上日向バス停から林道真名井線まで】 バス停を降りてそのまま道なりに進むと真名井橋という橋があるので、そこを渡って右にいくと林道に入れます。1:25000の地形図にもなぜか地図のマークがありませんでした。林道を20〜30分ほど歩き、林道が沢を横切るところ(とりがや橋)が入渓点です。とりがや橋の左岸に、赤テープのついたわずかな踏み跡があります。 さわび田の辺りからスタート 【入渓点から二俣まで】 最初の築堤は高さ3〜4メートル程度。そのまま直登できますが、ただいたい右岸から巻けます。堰堤の上は伏流になっています。この先は小滝続き、ところどころに廃さわび田があります。 左の崩壊地を過ぎると水流1:1くらいの二俣。左へ 【二俣から奥の二俣まで】 左に入ってすぐに6mの魚止ノ滝6m。左岸側に踏み跡あり。小滝が連続した後に、古い取水パイプのある5m滝あり。右岸に巻き道がある。 その先の5m滝は流木を使って直登した。 奥の二俣辺りも流木が多数。奥の二俣も左へ。 【遡行終了〜登山道まで】 奥の二俣を越えて15分ほど、左手に植林地がでてきた場所で遡行終了。そこから植林地をつきって、強引に尾根まで上がった。登山道に合流するまでが一番きつかった。 【下山登山道】 特に危険箇所無し。 遡行図等の資料は、宗像兵一編著『東京起点沢登りルート120』(山と渓谷社)p34〜35を参考にした。 |
写真
感想
いつか再開したい、と思いながらなかなか果たせないでいた沢登り。
昨年夏に沢靴とスパッツ、ソックスを買ったものの、結局昨シーズンはいけず、1年越しの沢登り復帰戦になりました。
ただ、周りに沢登りをやる人がいない以上、どうしても単独行になってしまう。そうなるとループをつかった登攀がメインになるような登攀的な沢は1人となるとちょっと敬遠。
近場で単独行でも大丈夫であまり難しくない沢はないかと本や記録を探し、初級で入渓しやすそうな真名井沢にしました。
当日は正午前までは晴れていて蒸し暑かったものの、遡行終了した頃から雨に変わり、最後はけっこう本降りになっていました。
川井駅からバスで上日向バス停へ。ここに降り立つのは15年ぶり、たしか高3のときの新歓山行のとき以来ではないか。
真名井橋を渡ったところで、行きのバスで一緒だった真名井北稜を歩く2人組の方に挨拶して追い抜く。林道真名井線に入って20分くらい歩くと、とりがや橋に到着。
ここで行きの電車で食べられなかった朝食のおにぎりを食べる。それにしても、行きの電車は登山客でラッシュ並みの混雑。中央特快も御茶ノ水からだったから座れたけれど、新宿からのお客さんは既に座れないほどの混雑でした。
準備に時間をかけて入念に準備運動していざ入渓。橋の左岸側から沢に降ります。左右にワサビ田を見ながら快適に進む。とにかく羽虫と蜘蛛の巣が多い。
沢は明るくなったり木に覆われ暗くなったりとたえず変化していって楽しい。
最初の二俣までは水流の中を快適に歩いていく。
二俣は左に行くと本格的に滝が連続していく。最初の魚止めの滝は頑張って直登を試みたものの滑って釜に落ちて断念。高巻きして越え、次の取水パイプも巻いた。
ここからは適度に小滝続いて一番楽しかったところ。奥の二俣まであっという間に到着。小休止して左へ。
左にいってすぐの滝を登ると左前方に植林帯が出てくる。ちょうど左の斜面を登っていく踏み跡があったので、まだ水流は続いていたけれど、遡行終了にしました。
ただここからの登りがかなり難敵で斜面は急で滑って足元の状態も悪い。それでも10分ほど植林帯を登っていくとちょっと緩やかなところに出たところで休憩、ここでロープを出して懸垂下降の練習。
支点にスリングむすんで流動分散させるのに一瞬とまどってしまった。「こんなことも覚えてないのか」と恥ずかしくなったが、なんとか思い出すことができた。やはりたまに家にいるときでもロープとりだして思い出すまで練習しなければ。。。
その後も登れど登山道に出られる気配がなかったけれど、さらに20分ほど登ったらふいに登山道に出ることができた。
小休止して沢靴のまま尾根を登って狼住所で靴を履き替える。川苔山まで行こうか考えたけれど、雨も降ってきたし断念して下山することに決定。
ここからは快適で歩きやすい登山道を一気にかっ飛ばして1時間半ほどで無事下山しました。
10年弱ぶり、大学時代以来の沢登りでしたが、楽しい沢を満喫することができました。やはり夏は沢ですね。
ただツメのときなかなか尾根までのルートを見つけられなかったのが反省点でしょうか。ルートファインディング術に課題を残した感じです。
今シーズンは、朝発日帰りのパターンで、できるだけ多くの沢を楽しみたいですね。
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