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Yamareco

記録ID: 313775
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積雪期ピークハント/縦走
日高山脈

チロロ岳

2013年06月24日(月) [日帰り]
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shige-sv その他6人

コースタイム

チロロ岳登山道整備
5:30登山口-5:45取水口-12:00西峰分岐昼食-13:00下山-17:00登山口
天候 曇り、晴れ、雨、曇り
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
チロロ岳ガイドマップにも書いてある通りなので抜粋します。
「入山者が少なく整備のされていない日高山脈は国内でもっとも難易度の高い山域であり、他の山域とは違った知識や準備が求められます。チロロ岳は山頂まで沢を登る山でルートを示すピンクテープはあるものの標識はありません。自ら地図でルートを確認する力量が求められます。さらに曲り沢上部に雪渓がある場合、急なので十分注意してください。熊よけの鈴や笛・スプレーなど、さまざまな事態に対応できうる装備が必要です。携帯電話は稜線でのみ通話できる場所があります。
登山計画書は必ず警察へ提出下さい。」
本州の山とは違い、道がありません。
一人では困難な山でこの山の経験者数名が同伴していないと危険を伴うと思いました。
ガイドマップですが日高町役場(支所)日高山脈館、ひだか高原荘にてそれぞれ105円で販売しているそうです。(「チロロ岳」、「ペンケヌーシ岳」、「北戸蔦別岳」)
郵送もしてくれるようですので日高山脈館のページを添付しておきますね^^。
http://www.town.hidaka.hokkaido.jp/hmc/
登山口
2013年06月24日 05:31撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
6/24 5:31
登山口
取水口からガレ場が始まりますが程なくゴロゴロ動く岩の多い沢伝いになります。
2013年06月24日 05:44撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
6/24 5:44
取水口からガレ場が始まりますが程なくゴロゴロ動く岩の多い沢伝いになります。
沢伝いに専用の靴にて確実に滑らないよう登ります。
2013年06月24日 06:37撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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6/24 6:37
沢伝いに専用の靴にて確実に滑らないよう登ります。
今年は残雪が多いとの事です。
雪の塊がいたる所にあり、大きい塊の上を歩くとき何度か大きな音を立てて崩壊しました。
2013年06月24日 06:46撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
6/24 6:46
今年は残雪が多いとの事です。
雪の塊がいたる所にあり、大きい塊の上を歩くとき何度か大きな音を立てて崩壊しました。
笹薮のお手入れも今年の登山者のために頑張っていました。
2013年06月24日 06:56撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
6/24 6:56
笹薮のお手入れも今年の登山者のために頑張っていました。
雪渓も確実に一歩一歩注意しながら登ります。 角度も急なところばかりです。 帰りはここを下るんです。
2013年06月24日 07:10撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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6/24 7:10
雪渓も確実に一歩一歩注意しながら登ります。 角度も急なところばかりです。 帰りはここを下るんです。
1ヶ所だけ梯子が掛かっております。
2013年06月24日 07:32撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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6/24 7:32
1ヶ所だけ梯子が掛かっております。
登りはこの水量でしたが帰りは途中雨が降ったためか水量が増加しており、様相が変わり沢の右左どちら側を歩いてのか分かりにくかったり、どの辺りで沢を渡ったのか、そして沢の流れが急なので足を滑らさないように水量によっても注意が必要になります。
2013年06月24日 07:41撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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6/24 7:41
登りはこの水量でしたが帰りは途中雨が降ったためか水量が増加しており、様相が変わり沢の右左どちら側を歩いてのか分かりにくかったり、どの辺りで沢を渡ったのか、そして沢の流れが急なので足を滑らさないように水量によっても注意が必要になります。
また、お手入れです。
2013年06月24日 07:41撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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6/24 7:41
また、お手入れです。
綺麗な花が咲き誇っています。
2013年06月24日 07:56撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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6/24 7:56
綺麗な花が咲き誇っています。
靴底がフェルトの専用靴の威力は絶大でした。 もちろん、膝下はずぶ濡れです。
2013年06月24日 08:04撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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6/24 8:04
靴底がフェルトの専用靴の威力は絶大でした。 もちろん、膝下はずぶ濡れです。
広範囲な雪渓が始まります。
2013年06月24日 07:59撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
6/24 7:59
広範囲な雪渓が始まります。
雪渓を踏み抜いている場面。
下は川になっており空洞です。
2013年06月24日 08:01撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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6/24 8:01
雪渓を踏み抜いている場面。
下は川になっており空洞です。
アイゼン装着です。 靴を履き替え、濡れた足を拭き、靴下も履き替え歩行スタイルも変えて雪渓を登ります。
2013年06月24日 08:58撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
6/24 8:58
アイゼン装着です。 靴を履き替え、濡れた足を拭き、靴下も履き替え歩行スタイルも変えて雪渓を登ります。
尾根乗越 1350m辺りでしょうか、とても神秘的な場所でした。 7名でしたので不安はありませんでしたが、ヒグマ生息地なので注意です
2013年06月24日 10:20撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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6/24 10:20
尾根乗越 1350m辺りでしょうか、とても神秘的な場所でした。 7名でしたので不安はありませんでしたが、ヒグマ生息地なので注意です
一度下って更に先の雪渓を目指します。
2013年06月24日 10:35撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
6/24 10:35
一度下って更に先の雪渓を目指します。
尾根の整備。
2013年06月24日 10:39撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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6/24 10:39
尾根の整備。
素晴らしい景色でした。 助けられながら踏ん張ってゆっくり登ります。
2013年06月24日 10:58撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
6/24 10:58
素晴らしい景色でした。 助けられながら踏ん張ってゆっくり登ります。
疲れたのでこの辺りから脱落気味。
2013年06月24日 10:58撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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6/24 10:58
疲れたのでこの辺りから脱落気味。
左手に見えるのがチロロ岳本峰側、山頂はもう少し奥との事。
見えるのはピークだそうです。
2013年06月24日 12:30撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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6/24 12:30
左手に見えるのがチロロ岳本峰側、山頂はもう少し奥との事。
見えるのはピークだそうです。
振り返るとペンケヌーシ岳(だと思う)
2013年06月24日 12:30撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
6/24 12:30
振り返るとペンケヌーシ岳(だと思う)
右を見ると西峰なのですが...
2013年06月24日 12:33撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
6/24 12:33
右を見ると西峰なのですが...
西峰分岐点で昼食。 北戸蔦別岳、右側の幌尻岳は雲の隠れてしまいました。 ここで私はギブアップ。 役場の方お一人に付き添って頂き下山しました。
2013年06月24日 12:36撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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6/24 12:36
西峰分岐点で昼食。 北戸蔦別岳、右側の幌尻岳は雲の隠れてしまいました。 ここで私はギブアップ。 役場の方お一人に付き添って頂き下山しました。
1:25000ガイドマップ
2013年06月25日 13:25撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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6/25 13:25
1:25000ガイドマップ

感想

おにぎり大6個、魚肉ソーセージ3本、塩、水2L。(おにぎり3つとソーセージ2本が余る。)
飴とチョコを何度かもらいましたが特に飴の威力に驚きました。
私は汗かきなので水2Lで足りなく標高が高くキツネの生息していない所で雪解け水を1L足しました。
冷たくて美味しかった〜!

感想としては登山と言うよりも冒険でしょう。
チロロ岳を精通している方の同行がないと厳しいと思いました。
登山口から程なくガレ場そして沢伝いです。(行きより帰りは水量が増していました)
沢伝いも足元の緩い崖淵伝いもあり、沢を渡る適所も心得ている方が数名必要です。
足も濡れた状態で延々と沢を登ります。
沢は枝分かれしており間違える危険性もあります。
そして雪渓が所々出現して、そして延々と雪渓が続きます。
全行程、体全体を使っての登山と下山、沢は専用の靴が必要、雪解けで足元も緩く雪渓も靴を履き替えてアイゼンが必要、途中下山も可能なメンバーの同伴で行くことをお勧めします。
とても危険で擦り傷くらいは当たり前、合羽も岩や枝と擦れズボンの方はもう使えません。
雪渓を踏み抜けることもしばしば、雪渓自体が崩れることもありました。

1700m辺りの分岐までしか私は到達できませんでしたが最高に楽しい山でしたよ!

※ルートは画像にてガイドマップを添付しておきました。虫除けスプレーも必要。

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コメント

お疲れ様でした。
可愛らしい名前とは似つかわしくない、険しい山ですね。
これが日高の山なんでしょうね。

僕の力量ではまだまだ全然無理ですが、いつかは登ってみたいです。
(もちろん、ベテランの方に連れてってもらうしかないですが)

雨具のズボンをダメにする覚悟が必要ということでも、敷居は高いですが。
2013/6/25 14:14
yahさんへ
yahさん、コメントありがとうございます。
名前で少し舐めてかかっていたところも自身あります(笑)
役場の登山道整備に同行したのですがほとんどお役に立てませんでした。
体力、リズムやコツ、更なるバランス感覚も必要だと痛感。
また頑張ります!
yahさんも、機会が有りましたら日高の山もチャレンジしてみてくださいね☆(チロロ岳は特別険しい山らしいです)
2013/6/25 14:48
ガイドマップについて
チロロ、ペンケヌーシに行ってみようかと考えています。北見在住なので少し遠いのですが...
それにしても今年はどこも残雪が多いですね
写真のガイドマップは書籍か何かの添付物でしょうか?
それとも何処かで入手可能なものなのでしょうか?
教えていただければありがたいです。m()m
2013/6/25 18:27
ja8imxさんへ
こんにちは。
こちらのガイドマップですが日高町役場(支所)日高山脈館、ひだか高原荘にてそれぞれ105円で販売しているそうです。(「チロロ岳」、「ペンケヌーシ岳」、「北戸蔦別岳」)
郵送もしてくれるようですので日高山脈館のページを添付しておきますね^^。
http://www.town.hidaka.hokkaido.jp/hmc/

雪の多さには私も驚きました!
北見からですと結構遠いですが、御安全に日高山脈を楽しんでください☆
2013/6/25 19:07
情報ありがとうございます
遊び歩いていて、すっかり、カメレスになってしまいました。m()m
日高山脈館のサイトを見ると確かに郵送OKなようですね。ぜひ、入手してチロロ、ペンケヌーシをまずは登ってみようかと思います。次の年には、戸蔦別あたりかな、すこしずつ幌尻目指していきます。
2013/7/1 18:05
プロフィール画像
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