高宕沢支流から高宕山

2021年05月04日(火) [日帰り]

• GPS: 07:13
• 距離: 11.9km
• 登り: 860m
• 下り: 856m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:29
• 休憩: 0:36
• 合計: 7:05

距離 11.9km 登り 861m 下り 862m

4:44 石射太郎登山口
5:00 5:13 入渓地
5:20 支流出会
8:51 8:52 高宕山頂下分岐
9:00 9:06 高宕山
9:23 郡界尾根分岐
9:34 9:36 八良塚分岐
9:49 八良塚
10:10 10:24 金吊し
11:14 高宕大滝
11:49 石射太郎登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場　
石射太郎山登山口　トイレなし。

往路　2:45市川-4:35石射太郎山登山口
復路　12:00石射太郎山登山口-姉崎袖ヶ浦IC-市川中央IC-13:30市川

コース状況／危険箇所等

　沢はほとんど、土砂と倒木で埋まっているようなもの。倒木越えと泥沼が続く。　土砂と倒木の為ダム湖と化した淀を巻いて懸垂下降を1回しました。50mロープ使用。30mだと足りないかも？
　淵や淀の通過に2,3ヶ所腰まで浸かる。また泥田状態のところも多く時間がかかる。
　倒木帯にめげず沢を忠実に詰めれば急斜面もなく、あっけなく登山道にでられる。
以上いろいろ書いたが沢登りの対象外でまったくお勧めできない。
　下山に使った金吊しから高宕大滝への山道は地形図に載らないが十分利用できる。残置も多くピンクテープも頻繁にあり迷うこともない。ただかなりの急斜面で雨後や雨天時はやめた方がいい。
　現在、八良塚への登山道は立ち入り禁止だが私が通った地点まで異常はなかった。入る場合は自己責任で。
　高宕大滝から石射太郎山登山口までの林道(地形図では波線)は通行可能。人が通れる程度に整備されていた。
　ヒルはこの日まったく確認できなかった。朝はけっこう寒く、朝の内に沢は上がってしまったので気温の為出てこなかったのか？登山道は乾いた状態で安心して歩けた。

写真

5/4 4:44

石射太郎山登山口。午前4:45、さすがに2台のみ。

5/4 4:46

駐車場から先は車通行止め。どのみち車は通れない。

5/4 4:49

直ぐに倒木が林道を塞ぐ。人は通れる。

5/4 4:56

土砂と倒木。

5/4 4:56

踏み跡程度だが通過できた。

5/4 5:00

入渓地。
ここから沢は大きく蛇行し、10mほど先に戻ってくる。地形図の水線はここがつながっており間違っている。

5/4 5:13

沢に下りると川廻しトンネル。
前回、高宕沢を遡ったときなんのためのトンネルなのかと不思議におもったが、謎が解けた。
　橋の代わりにトンネルで川を僅かにずらし、元川は埋めて林道にしたものだった。
トンネルの右上は林道。

5/4 5:19

支流出会。深い淵に堰堤。左側が簡単に登れたが反対側は垂直で降りられず、右側を膝まで浸かり取り付く。

5/4 5:23

右側には取手がある。

5/4 5:24

左側は垂直なうえおりたところがまた淵。

5/4 5:25

いきなり狭く暗い谷になり不安になる。

5/4 5:30

両脇はツルツルのゴルジュで流れは淵。巻きは高すぎて不可能。いきなり敗退かと思ったが腰まで浸かりなんとか突破。

5/4 5:30

ナメが出て来てテンション上がる。

5/4 5:41

ナメ

5/4 5:43

ナメ

5/4 5:44

小滝。

5/4 5:44

2mほどだが上がれない！右に僅かにステップが切ってあるが手がなく立ち込めない。仲間がいればケツをちょっと支えてもらえば簡単に上がれる程度なのだが。やはり深いゴルジュで巻きは不可能。またしても敗退か？
結局、空身になりザックを足場にして登ることが出来た。ザックはロープで回収。

5/4 5:56

ナメが続く

5/4 6:03

倒木帯

5/4 6:10

やっと越えた倒木帯の先は深い淀になっていた。
ここでしばし思案。どう見てもかなり深く距離もある。泳ぎ覚悟で突っ込むか、かなり高さが出るが巻くか？撤退か？

5/4 6:33

結局左から巻く。
巻きの途中の崖に咲くエビネかな？

5/4 7:08

沢床には懸垂下降。上からは下まで見通せず両手を使えるようにバックアップも取る。

5/4 7:26

倒木に隠れて滝。

5/4 7:40

今にも転がりそうな大岩！

5/4 7:41

倒木帯。

5/4 7:50

これでもかと倒木帯が続く。

5/4 7:56

そしてダム化した沢。腰まで浸かる。半分は泥でズブズブと沈む足元に恐怖を感じる。当然なかなか進めない。

5/4 8:00

ナメが出てほっとする。

5/4 8:04

滝

5/4 8:04

ナメ

5/4 8:16

滝。まともな滝これぐい。

5/4 8:26

人工的な穴？なんの為か推測出来ない。

5/4 8:37

気がつくと足元に登山道があった！

5/4 8:54

上がった登山道は高宕山から高宕大滝に向かうもので現在通行止め。

5/4 9:03

高宕山

5/4 9:37

八良塚への登山道は通行止め。知らなかった。今更引き返すのも大変だし、いざとなれば50mのロープもあるし、ダメなら戻る時間的余裕もたっぷりあるので突っ込む！

5/4 9:47

途中の展望地

5/4 9:51

八良塚。展望なし。

5/4 10:10

金吊し。
ここまではまったく問題なかった。

5/4 10:24

ここで昼。朝食は午前2時に自宅でとったので遅いくらい。

5/4 10:10

ここからはちゃんと道標やテープのあるバリエーションに入る。

5/4 10:31

大蛇のような木の根！

5/4 10:31

切り通しの様な岩の裂け目を通る。

5/4 10:32

その裂け目の先に岩に上がる梯子発見！

5/4 10:34

上がったら大展望が出現！
高宕山方面。高宕山かは分からず。似たような山並みが連なっている。

5/4 10:35

太平洋側をパノラマにしてみた。

5/4 10:37

展望と私。

5/4 10:49

頻繁にあるピンクテープ。

5/4 11:01

崩れているが通れる。

5/4 11:03

危ないところには残置ロープもある。

5/4 11:09

眼下に林道終点地が見えた。

5/4 11:10

林道終点にある案内板。

5/4 11:16

林道から高宕大滝。

5/4 11:18

土砂で埋まる林道。歩行者は通れる。

5/4 11:20

倒木。

5/4 11:20

整備されている。

5/4 11:26

この林道は高宕山探鳥路と言うらしい。

5/4 11:28

林道下の崖に咲くシャガ。

5/4 11:50

登山口に戻る。満車！

5/4 11:59

道にも車がいっぱい。

撮影機器：

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

カイG

ほぼ倒木と土砂に埋まる沢と言う感じです。
半分ぐらいは倒木越えをしていたような印象です。
ナメも僅かにありますが、泥田状態のところが多くこちらもなかなか大変です。
沢登りの対象としては問題外の沢でした。
　せっかくのゴールデンウィークではありますがコロナ禍で県境をまたげず、また房総の沢に行きました。外出も自粛せよとのことですが、1人や家族での散歩、また家族単位で感染対策されたお店での外食はいいと専門家の方も言っていたのでしっかりと対策して臨めばいいとかってに解釈していきました。
　行き帰りとも車からは下車してません。今回は登山道で10人ぐらいと会いましたが挨拶程度で会話は二言三言。濃厚接触者はなかったと思います。苦しい言い訳か？

コメント

kanamek

台風の爪痕？
房総の沢を攻めてますねぇ。
倒木は2018-19の台風の爪痕でしょうか。
kaitoさん、以前より顔色がいいように思いましたよ。
また一緒に行きたいので、元気でいてくださいね。

pikotarou

Re: 台風の爪痕？
うん、うん。
またの時の為に元気でいて頂きたいですね。
4日は、最高に気持ちの良いお天気でしたね。

カイG

Re[2]: 台風の爪痕？
だいぶ老いぼれてきましたが頑張ってます。
もちろん皆さんについていくために精進してます。
あと数年で連れていって下さいという事になりかねないので？
ワクチン接種券きてますが、歳の順なので6月6日から予約の受付です。実際に打てるの7月ぐらいになりそうです。
はやく皆さんと安心して行けるようになりたいです。
蔓延防止が出ているのでもう少し千葉をひとりでほっつき歩きます。
みなさんも会えるまで頑張ってください。すごく楽しみにしています。