魚止山 実は矢筈岳敗退…

2021年05月04日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.2km
• 登り: 772m
• 下り: 758m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:05
• 休憩: 0:08
• 合計: 8:13

5:52 スタート地点
10:12 10:20 魚止山
14:05 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道49号線から室谷方面へ。室谷集落の手前で入山料徴収（山菜取りの方向け）を行っています。登山目的の場合は支払い不要ですが、遭難対策にもなるので停車してご挨拶するとよいでしょう。
室谷洞窟から林道への出入口に「入山禁止」ゲートがありますが、こちらも地元の方に目的を告げた上で通していただきました。
林道突き当りの手前700mあたりで残雪のため、それ以上自動車での通行は不可。退避スペースなどに駐車して取り付きまで歩く必要があります。

コース状況／危険箇所等

魚止山までは多少のヤブ漕ぎありますが、踏み跡とピンクテープが随所に見られます。何ヶ所かルートが不明瞭ですが、登りは尾根を外さないようにすれば問題なし。下りは支尾根に迷い込まないよう注意。

その他周辺情報

コンビニ等の買い出しやお手洗いは49号から県道に入る前に済ませておくこと。

写真

自動車はここまで。この先も落石や土砂崩れが多く要注意区間です。

取り付きが分からず、林道突き当りのこの辺からエイヤ！で登り始めました。

下山時にようやく分かったのですが、橋を渡って2つ目の沢にロープがかかってました。数メートル登るとピンクテープも現れます。どうやらここが取り付きだったようです。

こんな感じで踏み跡とピンクテープが頼りになりますが、過信せず地形図で地形と方向を確認しながら登りました。

登り始めからしばらくはイワウチワがあちこちに見られました。

ブナの新緑。1年で一番好きな色。

800m手前から残雪があり拾って歩けますが、尾根を外したくなかったので左手のヤブを進みます。

この辺りからカタクリも見られました。

木々の間から御神楽岳。気温はそこそこ高いのですが、時々強風が吹きつけ寒さを感じることも。

これは何でしたっけ？エチゴなんとか？

この程度のヤブ漕ぎですが、急登とセットになるとキツイ…

稜線が見えてきましたが、う〜ん…ほとんど雪ないですね…

魚止山も見えてきました。とりあえずあそこまでは行ってみることにします。

時々ヤブが途切れると最高の景色が拝めます。

魚止山頂手前の岩場。もちろん鎖もロープもありませんが、急登のヤブに比べれば楽。

初めて来たのでイマイチ山座同定できませんが、中央奥は浅草岳？早坂尾根っぽいのが見えます。

魚止山頂の三角点。この時点で矢筈はあきらめました。

中央に矢筈岳。う〜ん…行けそうな気もするが…ヤブ次第。

魚止山と次のピークとの鞍部まで下って様子見。この状態だとやっぱり無理ですね。負けました！帰りまーす。

帰りに撮ったタムシバ。

帰りに撮ったなんとかチョウ。近づいても逃げなかった。

帰りの林道から。敗退しましたが、久しぶりにまぶしいくらいの青空と新緑が見られて満足です。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

備考

ヤブで傷んでもいい服装で行きましょう。私はワークマンスタイルで臨みました。

感想

tappy116

GW中唯一の晴れ間を利用して川内山塊最奥の矢筈岳日帰りを計画。みなさんのレコを参考にさせていただきました。こうした情報から朝4:00登山開始と考えていたが、すったもんだで結局登り始めたのは6:00。この時点でほぼ矢筈は無理でしたが、せめて魚止まではという気持ちで登山スタート。魚止山までは、ソフトなヤブ漕ぎを楽しむ余裕もありましたが、そこから先のヤブは別世界。中途半端に残った雪も危険な雰囲気満点でしたので、ハイキングだったと思い下山することにしました。冬にチャレンジした西蒲三山縦走も途中リタイアでしたし、やっぱり体力落ちてるんでしょうね。悔しいけど。矢筈はやはり4月でないと厳しそうですね。そもそもこんな好天なのに一人の登山者とも会わない時点でこの時期に登る山じゃないということでしょう。来年もう少し早い時期にリベンジします。
今年の目標は北岳！まあ世の中こんな状況なので実現厳しそうですが、今回の件を反省に体力づくりだけはしておきたいですね！