雨畑〜青笹山（バリエーション）〜白樺荘〜茶臼岳(残雪)

2021年05月03日(月) 〜 2021年05月05日(水)

• GPS: 28:53
• 距離: 62.1km
• 登り: 5,520m
• 下り: 5,165m

コースタイム

1日目

• 山行: 12:26
• 休憩: 0:34
• 合計: 13:00

距離 27.8km 登り 2,654m 下り 2,294m

5:08 スタート地点
5:58 6:00 稲又川橋
6:05 6:14 稲又
10:43 10:48 室草里（三等三角点）
10:57 10:58 八汐崩源頭
13:02 13:11 青笹山
16:45 東河内温泉
17:10 17:17 東河内温泉入口
17:44 17:45 明神橋
18:08 白樺荘

2日目

• 山行: 10:00
• 休憩: 1:43
• 合計: 11:43

距離 20.5km 登り 2,323m 下り 1,588m

2:52 白樺荘
3:23 臨時駐車
3:41 畑薙第１ダム
3:59 畑薙ダムゲート前
4:43 畑薙大吊橋
5:08 5:10 ヤレヤレ峠
6:05 6:16 ウソッコ沢避難小屋
7:45 8:02 横窪沢小屋
10:45 11:25 茶臼小屋
12:13 12:30 茶臼岳
12:50 13:06 茶臼小屋
14:35 横窪沢小屋

3日目

• 山行: 3:45
• 休憩: 0:10
• 合計: 3:55

距離 13.8km 登り 557m 下り 1,306m

6:17 横窪沢小屋
7:03 7:10 ウソッコ沢避難小屋
7:56 7:58 ヤレヤレ峠
8:23 畑薙大吊橋
8:58 畑薙ダムゲート前
9:17 畑薙第１ダム
9:38 9:39 臨時駐車
10:12 白樺荘

写真

5/2 16:32

ヴィラ雨畑に前泊。時間があったので散歩。すずりの里キャンプ場奥のライカン尾根取りつきに行ってみた。

5/3 4:50

一日目。
誘っていただいた方(リーダ)の車で取りつきを目指したが、見神の滝から先の道がなくなっている(崩落なのか、河原の整備工事のためなのか不明）。仕方なくここから歩くことに。

5/3 6:11

稲又の集落。ここではかつて養蚕を行っていたとか。リーダの発案でルートを変え、ここから取りつき青笹山に向かうことに。

5/3 7:37

ここはなだらかだが、このあと、踏み跡がまったくない激坂になる。(もう一人の方は戻ったほうがいいと主張されたが、、、）

5/3 10:46

尾根が複雑で帰りが大変だよなと思いながら、池大明神〜青笹山のヤマレコにも踏み跡があるバリエーションルートに合流。
さらに一苦労して、八汐崩。
布引山、笊ケ岳の景観がみごと。

5/3 10:48

八汐崩沿いのルートの様子。リーダいわく、2年前はこんな段差はなかったよな。いつ崩落するかわからない！？ 一般登山道なら間違いなく通行止めだろう。長居は無用。
リーダ含む2名は疲れた、帰りが心配とのことで、ここで引き返す。一人で青笹山に向かう。

5/3 11:09

八汐崩につづき、倒木のジャングル。2泊、ピッケルなどを含む雪山装備のためザックが重く大きく、この日はザックが100回くらい木の幹や枝に引っ掛かり難儀。

5/3 12:09

シカの糞が多いので、ほとんどがクマハギでなく、シカハギだと思うのだが、こんなのが延々続き、落ち着かない。案の上、のちに、、、

5/3 13:06

なんとか青笹山到着。ちなみにこの標識はリーダの方が作って設置されたとのこと。

5/3 13:17

南に少し下ったところからの景色。赤石山脈南部が一望。今回の装備でもなんとか行けそうか。

5/3 13:20

青笹のガレ。テントが設営してある。強者。
またソロの男性に会い、少し会話。
右奥が、井川に降りるバリエーションルートの尾根。

5/3 13:33

井川に下降開始。ここからはふつうのバリエーションルートという感じ。道迷い回避は自分の実力ではGPSを使うしかない。
林道まであと200mくらい下降というところで、クマに遭遇。
左前方20mくらいの藪の中にいたようだが、おそらくクマ鈴に反応して、コースを横切り右方向に走って去って行った。クマ鈴がなかったら鉢合わせになっていたかも。
さらに長い林道、公道歩きで脚を使い切り、白樺荘到着。

5/4 2:49

二日目。
早起きして白樺荘出発。脚が重く、眠い。畑薙大橋までの歩きでさらに脚がつらくなる。

5/4 6:05

ウソッコ沢避難小屋。沢沿い歩きが終わりここから登り。

5/4 9:42

標高1800m付近から雪道。
アイゼンを使わず登っていく男性がいて、自分もキックステップで頑張るが余分に脚への負荷となる。

5/4 11:23

最後の登り200mくらいはヘロヘロだったが、なんとか茶臼小屋に到着。先に着いたアイゼンなし男性としばし会話。

5/4 12:16

茶臼岳へ。
稜線でスマホが使えるようになり、山天を確認したら、5日は終日20m以上の風の予報。光岳はあきらめ、横窪沢小屋まで降りることにする。

5/4 12:18

上河内岳、聖岳！
登りで運動靴で部活の帰りの高校生のような男子が自分を抜いて行ったのだが、あとで別の男性から聞いたところこの男子は高校生でこの格好で上河内岳まで行ったらしい。

5/4 12:19

光岳方面。
今日の脚ではいずれにしろきつかった。

5/4 12:19

富士山がうっすら見える。

5/4 12:36

茶臼岳。

5/4 12:44

茶臼小屋への下り。
茶臼岳からの下りと、ここの下りは快適に駆け降りれた。

5/5 6:16

横窪沢小屋到着。
冬季用トイレはあるし、横の沢で水が得られるし、寒くないし快適。
ツェルト泊は止めて小屋泊にし、10時間爆睡。

5/5 7:38

三日目。
体力が回復。帰るだけ。
1号橋代理の木の橋。もうすぐ今回の山行も終了。

5/5 8:20

畑薙大橋到着。

5/5 10:12

白樺山荘に戻り、昼食、温泉。
温泉から見える茶臼岳に雲がかかったなと思っていたら、やがて雨が降り出す。

5/5 15:53

大井川鉄道を使ってみるが、雨で車両に自分一人というのがまたいい。

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

yamapica

■稲又集落ー青笹山
お薦め出来かねますがご参考まで
・稲又集落から池大明神ー青笹山バリエーションルートに合流するまでは踏み跡がなく、前半は激坂、後半は帰りに道迷いしそうな複雑な尾根。
・池大明神ー青笹山バリエーションルートに合流後は、八汐崩付近が崩落の危険、倒木の連続、シカハギまたはクマハギ多数など。

■青笹山から井川
・ふつうのバリエーションルートという感じ。
・前半は細尾根。危険箇所は3箇所くらい。
・その後、踏み跡が薄い尾根下りで、支尾根に迷い込みやすいところが3箇所くらい。
・クマに遭遇。
・林道から白樺山荘まで長い歩き。ショートカットがあるような気もする。

■大橋ー茶臼小屋
・一般ルート。この日は1800mくらいから雪。

■茶臼小屋ー茶臼岳
・雪渓的なところが2か所。
・稜線上は強風。
・自分はチェーンアイゼンとピッケルで対応もほぼピッケルは使わず(あったほうが安心)。

コメント

kikaioh

青笹山手前ですれ違った者です
こんにちは、クマにあったみたいで大変でしたね、私も２週間前に多分同じ下りルート歩いていたので背筋が寒くなります。
それにしてもタフですねー、ハードながらも有意義な縦走になったようで良かったです。

yamapica

Re: 青笹山手前ですれ違った者です
先日はお疲れさまでした。
はい、私のほうは、初日がハードすぎましたが、多くの方に参考になるお話も聞け大変有意義でした。
kikaiohさんの記録を拝見しました。なかなかディープなところを回られてますね。勉強になります。そういえば、白樺荘あたりは全くスマホが使えないはずなのに、5日の午後、雨が降り始めたあたりから突然3G（SB社）が使えるようになり驚きました。