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Yamareco

記録ID: 3155003
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

鶏冠山〜山梨百名山四天王に挑戦

2021年05月06日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
11:29
距離
13.9km
登り
1,524m
下り
1,543m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:28
休憩
1:57
合計
11:25
4:44
9
スタート地点
5:08
5:08
13
5:21
5:37
133
7:51
7:57
47
8:43
8:46
23
9:55
10:26
49
11:16
11:27
86
12:53
13:06
11
13:18
13:18
65
14:23
14:36
68
15:44
15:44
4
15:48
15:49
6
16:11
16:11
2
16:14
ゴール地点
天候 曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
西沢渓谷無料駐車場を利用。朝の出発時には、他に2台のみ。
コース状況/
危険箇所等
バリエーションルートだが、全体的な印象としては、ピンクテープが要所にしっかり付いており、これを見逃さないように歩けば、道迷いすることはない。

鶏冠谷出合の渡渉は、前日の雨天で増水が心配だったが、何の問題も無く、靴を濡らすことなく渡れた。
チンネノコルまでの尾根道は、下部は、普通の登山道だが、上部の左側へトラバースが連続する所では、雨上がりで岩や木の根が濡れて、スリップの危険があって慎重を要した。
また、第二岩峰の鎖場が連続する所では、まだ岩が濡れている箇所もあって、上り下りとも非常に緊張した。鎖自体は、使わなくても登れるが、高度感はかなりのものがあるので、掴んでいた方がよいと思う。
第三岩峰は、最初から迂回路を使用するつもりであったので、特にコメントなし。迂回路の最初の下りの部分、地面がかなり抉れてきているので要注意。
第三岩峰のゴール地点には、山梨百名山の壊れかけた標柱があるが、ここから鶏冠山山頂を経て2,177mまでは、小さなアップダウンと、石楠花の繁茂で歩きにくく、思ったよりも時間がかかる。石楠花についた水滴で、結構濡れた。
2,177mの先のピョコは左側を巻いていく。この辺りから、石楠花も大分少なくなって歩きやすくなる。要所にピンクテープがあるので、近場ではなく、遠くのピンクテープの存在を確認して歩けば安心。ルート自体は、途中から尾根ではなく、左側にトラバースして上がって行く。
木賊山山頂部は、傾斜が緩く、木が密生していて、ピンクテープを見失いがち。藪漕ぎも大変そうなので、ルートロスをしないように。
その他周辺情報 コロナ下につき、どこにも寄らなかった。
二俣吊橋からの鶏冠山。雨上がりで、上部はガスで見えない。
2021年05月06日 05:07撮影 by  iPhone 7, Apple
5/6 5:07
二俣吊橋からの鶏冠山。雨上がりで、上部はガスで見えない。
二俣吊橋。濡れている。
2021年05月06日 05:08撮影 by  iPhone 7, Apple
5/6 5:08
二俣吊橋。濡れている。
鶏冠山への分岐。ここから青いプレートが
目印となる。
2021年05月06日 05:10撮影 by  iPhone 7, Apple
5/6 5:10
鶏冠山への分岐。ここから青いプレートが
目印となる。
鶏冠谷出合。対岸にプレートがある。
2021年05月06日 05:19撮影 by  iPhone 7, Apple
5/6 5:19
鶏冠谷出合。対岸にプレートがある。
渡渉箇所。増水を心配していたが問題なく渡れた。写真は渡ってきた部分。
2021年05月06日 05:22撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 5:22
渡渉箇所。増水を心配していたが問題なく渡れた。写真は渡ってきた部分。
チンネノコルへの尾根道に入ると元気な石楠花の歓迎を受ける。
2021年05月06日 05:35撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 5:35
チンネノコルへの尾根道に入ると元気な石楠花の歓迎を受ける。
ミツバツツジも最盛期。
2021年05月06日 05:39撮影 by  iPhone 7, Apple
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ミツバツツジも最盛期。
元気です。
2021年05月06日 05:43撮影 by  iPhone 7, Apple
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元気です。
尾根道下部。普通の登山道と全く変わらない。
2021年05月06日 05:46撮影 by  iPhone 7, Apple
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尾根道下部。普通の登山道と全く変わらない。
石楠花は、これから上部に向かって見頃となるだろう。
2021年05月06日 06:39撮影 by  iPhone 7, Apple
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石楠花は、これから上部に向かって見頃となるだろう。
拡大してみました。
2021年05月06日 06:40撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 6:40
拡大してみました。
青いプレートのほかに、比較的新しい標識も。
2021年05月06日 06:59撮影 by  iPhone 7, Apple
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青いプレートのほかに、比較的新しい標識も。
青いプレートは、コメントが書いてあるものもある。
2021年05月06日 07:09撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 7:09
青いプレートは、コメントが書いてあるものもある。
チンネノコル(第一岩峰のコル)に向かう急傾斜。ロープも設置されている。雨上がりで木の根や岩が濡れていて滑り危険。
2021年05月06日 07:10撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 7:10
チンネノコル(第一岩峰のコル)に向かう急傾斜。ロープも設置されている。雨上がりで木の根や岩が濡れていて滑り危険。
このような赤ペンキも。
2021年05月06日 07:26撮影 by  iPhone 7, Apple
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このような赤ペンキも。
チンネノコル(第一岩峰のコル)のプレート。ここでヘルメットを装着。
2021年05月06日 07:35撮影 by  iPhone 7, Apple
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チンネノコル(第一岩峰のコル)のプレート。ここでヘルメットを装着。
しっかりした標識。
2021年05月06日 08:09撮影 by  iPhone 7, Apple
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しっかりした標識。
いよいよ第二岩峰の登りが始まる。上空には青空も広がってきた。鎖は使わなくてもいけるが、かなりの高度感。
2021年05月06日 08:15撮影 by  iPhone 7, Apple
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いよいよ第二岩峰の登りが始まる。上空には青空も広がってきた。鎖は使わなくてもいけるが、かなりの高度感。
第二岩峰群。ガスの中だと、また違った迫力がある。真ん中の岩に鎖がかかっているのが見える。
2021年05月06日 08:27撮影 by  iPhone 7, Apple
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第二岩峰群。ガスの中だと、また違った迫力がある。真ん中の岩に鎖がかかっているのが見える。
ここは、立てかけた木に付けられたステップを最初に使うが、周りの岩も濡れていて、登るのに苦労した。
2021年05月06日 08:38撮影 by  iPhone 7, Apple
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ここは、立てかけた木に付けられたステップを最初に使うが、周りの岩も濡れていて、登るのに苦労した。
第三岩峰。残念ながら、ガスで分からない。
2021年05月06日 08:45撮影 by  iPhone 7, Apple
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第三岩峰。残念ながら、ガスで分からない。
第三岩峰迂回路に咲いていた可憐なコイワザクラ。
2021年05月06日 09:09撮影 by  iPhone 7, Apple
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第三岩峰迂回路に咲いていた可憐なコイワザクラ。
迂回路の終点(尾根に上がってきた)の標識。
2021年05月06日 09:14撮影 by  iPhone 7, Apple
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迂回路の終点(尾根に上がってきた)の標識。
第三岩峰ピークでの自撮り。すっかり晴れてきた。山梨百名山の標柱は折れて半分になっている。
2021年05月06日 09:18撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 9:18
第三岩峰ピークでの自撮り。すっかり晴れてきた。山梨百名山の標柱は折れて半分になっている。
正面は奥秩父主脈縦走路。
2021年05月06日 09:20撮影 by  iPhone 7, Apple
5/6 9:20
正面は奥秩父主脈縦走路。
第二岩峰を見下ろす。
2021年05月06日 09:30撮影 by  iPhone 7, Apple
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第二岩峰を見下ろす。
迂回路部分の標識。
2021年05月06日 09:33撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 9:33
迂回路部分の標識。
2,115m鶏冠山ピーク。
2021年05月06日 09:59撮影 by  iPhone 7, Apple
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2,115m鶏冠山ピーク。
奥秩父主脈縦走路。国師ヶ岳が美しい。
2021年05月06日 10:00撮影 by  iPhone 7, Apple
5/6 10:00
奥秩父主脈縦走路。国師ヶ岳が美しい。
こちらは、黒金山方面。
2021年05月06日 10:00撮影 by  iPhone 7, Apple
5/6 10:00
こちらは、黒金山方面。
雲が取れたのでもう一度。木賊山と甲武信ヶ岳。木賊山は大きい。
2021年05月06日 10:23撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 10:23
雲が取れたのでもう一度。木賊山と甲武信ヶ岳。木賊山は大きい。
広瀬湖。
2021年05月06日 10:41撮影 by  iPhone 7, Apple
5/6 10:41
広瀬湖。
2,177mピークからの木賊山と甲武信ヶ岳。ここからの展望は、すこぶる良い。
2021年05月06日 11:17撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 11:17
2,177mピークからの木賊山と甲武信ヶ岳。ここからの展望は、すこぶる良い。
甲武信ヶ岳から続く主脈縦走路。
2021年05月06日 11:17撮影 by  iPhone 7, Apple
5/6 11:17
甲武信ヶ岳から続く主脈縦走路。
主脈縦走路の続き。奥に朝日岳が見える。
2021年05月06日 11:18撮影 by  iPhone 7, Apple
5/6 11:18
主脈縦走路の続き。奥に朝日岳が見える。
主脈縦走路の続き2。国師ヶ岳、北奥千丈岳。
2021年05月06日 11:18撮影 by  iPhone 7, Apple
5/6 11:18
主脈縦走路の続き2。国師ヶ岳、北奥千丈岳。
主脈縦走路の続き3。黒金山。手前が、鶏冠山。
2021年05月06日 11:18撮影 by  iPhone 7, Apple
5/6 11:18
主脈縦走路の続き3。黒金山。手前が、鶏冠山。
続き4。右鶏冠山、左広瀬湖。
2021年05月06日 11:19撮影 by  iPhone 7, Apple
5/6 11:19
続き4。右鶏冠山、左広瀬湖。
木賊山山頂。山頂の東側で、一般道に合流した。最後は平坦で、何処を歩いているのか分からなかった。ピンクテープが頼り。
2021年05月06日 12:55撮影 by  iPhone 7, Apple
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5/6 12:55
木賊山山頂。山頂の東側で、一般道に合流した。最後は平坦で、何処を歩いているのか分からなかった。ピンクテープが頼り。
一般道は、このように氷化している。完全に溶けるまで時間がかかりそう。
2021年05月06日 12:55撮影 by  iPhone 7, Apple
5/6 12:55
一般道は、このように氷化している。完全に溶けるまで時間がかかりそう。
木賊山西側から樹間越しの国師ヶ岳、朝日岳。拡大すると金峰山、その右に中央アルプスが見える。
2021年05月06日 13:02撮影 by  iPhone 7, Apple
5/6 13:02
木賊山西側から樹間越しの国師ヶ岳、朝日岳。拡大すると金峰山、その右に中央アルプスが見える。
左側奥に、御嶽山、中央奥に八ヶ岳が見える。
2021年05月06日 13:02撮影 by  iPhone 7, Apple
5/6 13:02
左側奥に、御嶽山、中央奥に八ヶ岳が見える。
北アルプスも見えたが写真では分からない。
2021年05月06日 13:02撮影 by  iPhone 7, Apple
5/6 13:02
北アルプスも見えたが写真では分からない。
木賊山から、東に降りてきた所に、「鶏冠尾根危険」としてロープが張ってある。実際の合流点は、もう少し手前の木賊山山頂近く。
2021年05月06日 13:13撮影 by  iPhone 7, Apple
5/6 13:13
木賊山から、東に降りてきた所に、「鶏冠尾根危険」としてロープが張ってある。実際の合流点は、もう少し手前の木賊山山頂近く。
ねとりインフォメーションの所にある西沢渓谷周辺案内図。非常によくできている。
2021年05月06日 15:54撮影 by  iPhone 7, Apple
5/6 15:54
ねとりインフォメーションの所にある西沢渓谷周辺案内図。非常によくできている。
撮影機器:

感想

今年のゴールデンウィークは、天気が悪く消化不良であったことから、前から狙っていた山梨百名山四天王の一つ、鶏冠山に行くことにした。
前日の雨が朝方まで残って、鶏冠谷出合の渡渉自体は問題無かったが、その後の上部の岩場や、尾根道のアップダウンにある岩や木の根が濡れていてスリップに神経を使った。
名の通り、ニワトリの鶏冠みたいな岩場のアップダウンは、スリル満点。消化不良は解消され、満腹感いっぱいとなった。
ルート自体は、昔は、踏み跡も薄く、テープやリボンも少なくて、今より難しかったかもしれない。今は、注意を怠らなければ、特に迷うということはないと思う。
山梨百名山四天王、人によって、難易度感に差はあるだろうが、鶏冠山は、その名に恥じない難易度トップクラスであるのは間違いない。
本日は、鶏冠尾根で出会った登山者ゼロ、木賊山から戸渡尾根下山の途中で出会った登山者は、ソロ4人、外人の3人パーティー一組の合計7人のみ。

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技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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