賤ケ岳〜行市山
福井県
滋賀県
kol-yoshioka
体力度について
- GPS
- 06:45
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,045m
- 下り
- 999m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 6:46
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
JR湖西線近江舞子A6:33発〜近江今津駅A6:53着。 近江今津駅A7:08発〜余呉駅A7:40着。 運賃860円。 （帰り） 今市バス停P2:50発〜余呉駅P3:00着。 運賃250円。 余呉駅P3:29発〜近江塩津駅P3:34着。 近江塩津駅P3:40発〜近江舞子駅P4:27着。 運賃860円。 国道365号線のバスは木ノ本駅又は余呉駅行きが1〜2時間に1本程度ある。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
江土登山口〜賤ヶ岳〜飯ノ浦切通しまで整備された道。 尾根もなだらか。 飯ノ切通し〜大平良山〜権現峠は、踏み跡が判るバリ道程度。 登山道ではない。 起伏も多い。 権現峠〜秋葉山（秋葉越）〜林道峠までまあまあのバリ道。 林道越〜集福寺越まで皆さん行かれるのは林道みたいです。 尾根筋は完全な自然状態。 結構なバリ道歩き。 集福寺越〜行市山 最後だけしっかりとした道。 手前は通行者が少なそう・・ |
写真
A8:01 登山道から東に5分の所に岩崎山209.3m・四等三角点。キリシタン大名の高山右近がここに陣砦を作る。 完成前に佐久間盛政が攻めて来たため反撃せず本陣田上山に退却合流したそうだ。
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キリシタン大名の高山右近がここに陣砦を作る。 完成前に佐久間盛政が攻めて来たため反撃せず本陣田上山に退却合流したそうだ。
A9:15 賤ヶ岳から北方を見る。 余呉湖が一望。左奥のピークが行市山でしょう・・・そこに佐久間盛政が陣取っていた。 そこから余呉湖東岸の大岩山に奇襲を掛けたのですね。
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左奥のピークが行市山でしょう・・・そこに佐久間盛政が陣取っていた。 そこから余呉湖東岸の大岩山に奇襲を掛けたのですね。
ここに来るまで知りませんでした。
A11:18 林道に出合う。 地図の「林道峠」です。 ここから余呉トレイルの地図では林道を歩いて集福寺越に行くのがルート。 尾根を歩いて見たが、ノートレース。 倒木・ブッシュのバリ道歩き。 お勧めしません。
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P0:59 行市山659.7m・三等三角点の山。 余呉湖は隠れて見えない。 正面奥は伊吹山。 佐久間盛政の陣砦があった場所。
3
手前の山が七頭岳（ななずがたけ）だと思います。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図（地形図）
コンパス
GPS
ファーストエイドキット
時計
タオル
ストック
カメラ
|
|---|
感想
余呉湖の周りが里山で囲まれている。 以前にこの低山の尾根を一回りされているレコを見た。 標高で200~400m台。
最近膝がもう一つ。 軽く歩けそう・・🤔
と言う事でJR余呉駅スタート。 駅の南東300mの江土登山口から入る。
入り口に「賤ヶ岳登山口」と看板がある。
「最初に賤ヶ岳の戦いの事を少し説明。」
柴田勝家は余呉湖北側の内中尾山に本陣を置いたそうだ。（現在の柳ヶ瀬山439mの少し北側）
羽柴秀吉は木之元駅北東側の田上山323mに本陣を置く。
詰まり余呉湖を挟んで対陣し余呉湖畔で決戦したみたいです。
そして配下がそれぞれの里山に陣砦を作り睨み合う。
「余呉湖賤ヶ岳山本山歩道」と言う名で道は整備されている。 最初は軽トラが走れる程広い。 駅に置いてあったハイキング地図によると15分で岩崎山209m。
ここは秀吉側のキリシタン大名高山右近が陣砦を築いた場所だそうだ。
更に南に15分の所に中川清秀が大岩山282mに陣砦を築いていた。
ここを行市山660m(柳ヶ瀬山の南にある山）に陣砦を持っていた佐久間盛政が奇襲する。
中川清秀は討ち死に。 高山右近は戦わず本陣田上山に退却合流したそうだ。
そこから闘いが始まる。
大岩山から60分（地図で）で賤ヶ岳421.9mに着く。 最後は急坂の登り。
見晴らしの良い実に広々した場所。 トイレもある。
北に余呉湖。 西に琵琶湖。 北から東に湖北の山々が望まれる。
最高の気分。 家で写真を見たら(￣0￣)ガッカリ。 コンパクトカメラでは撮れていない。 ちなみに冬期運休の賤ヶ岳リフトがある（遊歩道もあるみたい1.5�辧法�
山頂に着くと一人居られる。 その後も3〜4人のグループが来る(多分リフトで）。
賤ヶ岳から700m下ると飯ノ浦切通し。 ここから「余呉湖賤ヶ岳山本山歩道」は名前の通り南の山本山に向かう。 飯ノ浦切通しから余呉湖畔に掛けて大激戦になったと地図に書いてある。
飯ノ浦切通しから余呉湖西側の尾根に入る。 突然尾根から道が消え、踏み跡程度に変わる。 余呉トレイルの地図では登山道だが、踏み跡のまあまああるバリ道程度。
地図で20分の所に公法寺山380m。 山頂表示は見当たらず。
更に地図で45分で大平良山458m（三角点がある）。
大平良山から30分で権現峠。 余呉湖の東岸尾根は緩やかな尾根だったが、西岸尾根は山の起伏がそこそこある。 それに倒木も見られる。
権現峠から尾根は北東に変わる。 変わった積もりで歩いているとおかしい・・🙄
北に向かっている。 GPSで見ると集福寺越〜行市山の尾根に入っている。
余呉駅に戻りたいのだが・・・行市山の東側に降りた国道365号線は確かそこそこバスが通っていたのを思い出す。 時間は覚えていないがP6頃の最終があった。
佐久間盛政の陣砦の行市山（ぎょういちやま）まで行ってみようと気持ちを切り替える。
秋葉山（秋葉越）390m、四等三角点。そこまでは踏み跡のあるバリ道。
その先の林道峠から余呉トレイルの地図では林道が道として示されている。
折角なので尾根伝いに歩いて見る。 完全なバリ道。
ほぼ踏み跡ゼロ。 倒木も多くきつい。
何回か迷い復帰しながら文室山534m、四等三角点を越え集福寺越(池原山越）に着く。
ここまで来れば行市山の登りはしっかりした道かと思ったら、そうでも無い。
今市からの登山道の合流点まで通行者が少ない木々が遮り勝ちの道。
行市山660m、三等三角点の山。 切り開かれている。 余呉湖北部の集落は一望だが、余呉湖は見えない。
ここから中川清秀までの陣砦に奇襲ですか・・行くのに疲れてしまいそう・・😁
昔の戦は凄いと変に感心。
そう言えば、賤ヶ岳山頂に鎧姿で疲れ切って座っている像が置いてあった。
賤ヶ岳で秀吉側が勝ち鬨を挙げた後の像と説明してあった。
成る程・・・疲労困憊する訳が判ります。 山を走り回るのですね。
下山は今市へ降りる。 P2:30頃今市バス停に着く。 P2:50の余呉駅行きがある。
ラッキー😉👌 このバスで余呉駅へ。
合戦場所を歩く趣味は無いですが、歴史を感じる山行となりました。
ちょっと歩き過ぎて膝に来てますが😫。
ご訪問有り難う御座いました。
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