そういえば登ってなかった西穂高岳 〜オコジョに会えたよ〜
- GPS
- 06:59
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 827m
- 下り
- 837m
コースタイム
天候 | 晴れのちガスガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
西穂口駅から山荘までの間、ほんの少し雪の塊がありましたが、もうまもなく消えるでしょう。 稜線上に雪はなし。 独標から西穂高に向かう道は浮き石あります。気をつけて。 |
写真
感想
西穂高岳。
行ってなかったのである。
いや、独標までなら2回、ピラミッドピークまでなら1回行った事があるにはある。
いずれもヤマレコを始める前。
立山をぐるりと歩き回って山の楽しさに目覚め、立山以外で初めて行った山が西穂の独標。
その時は登山靴も持たずスニーカー、綿のTシャツに綿のハーフパンツ、レインウェアも持っていなかったという、今考えるととんでもなく無謀でおろかな登山であった。
西穂を目指して行ったのはいいが、独標から先の登山道を見て完全にビビってしまいそこまで。
その後、基本装備を整えピラミッドピークまで行くも、自分はまだ力量不足と判断しそこまで。
その後、色々経験し剱やら大キレットやら行くようになってしまったら、西穂とは疎遠となってしまい、西穂高の頂はまだ踏んでなかった。
前置きが長くなったが、今回は昨年から登山を始めたRun友さんと。
梅雨の中休みのタイミングを見計らっての登山。
ヤマレコの皆様の山行記録を拝見すると、もう登山道には雪はほとんど残ってない様子。
もう夏山前だもんねぇ。
朝、新穂高に到着すると、晴れてはいるものの、山の稜線は雲の中。
時折、笠ヶ岳の稜線がちらりと見える。
ここからは壁のように稜線が聳え立っており迫力満点、鳥肌もの。
始発のロープウェイでは、途中で槍ヶ岳も姿を現し、観光客も大喜び。
登山口に着く頃には青空が広がり、笠ヶ岳、双六岳から槍穂高の稜線も輝いている。
出発まもなくの展望ポイントでは笠ヶ岳も奇麗に望める。
いいねいいね。テンション上がるね。
1時間弱で西穂山荘到着。
この頃から独標より上にガスがかかり始める。
ありゃぁ、またガスの中の登山か?
でも途中までは霞沢岳や上高地も奇麗に見えて、Run友さんはその景色に大喜び。
独標に着くと、周りはスッポリガスの中。
上も下も横も何にも見えない。
さてここから先はいよいよ、の登山道。
Run友さんは、初めての私の時と同様、ここからの登山道は怖いので独標で待ってるとのこと。
待たせるのは悪いかなと思ったが、天気も保ちそうなのですぐ戻るよ〜と出発。
独標からの降り口、2年程前に崩落し、新しく整備されていたが、以前とくらべ、かなり降り易くなっていた。
以前はほぼ垂直に岩を掴みながら降りてく感じだったからねぇ。
もうほとんど覚えてなかったが、ピラミッドピークまでの道もそれなりにエグかったのだなぁと思いながら前進。
途中、グェグェッっと鳴きながら雷鳥が飛来。
写真は撮ったけど今ひとつだったので今回は掲載してませんが。
西穂高直下には滑り台のような岩。
元々クサリがかけられていた痕はあるんだが、今はなし。
ここ、クサリか手がかりを付けた方がいいのでは?
登りよりも下りが厄介な場所であった。
初の登頂ではあったが、ガスでまったく眺望がなかったのと、Run友さんを長く待たせちゃいかん、ってことで写真撮影のみしてすぐに引き返し。
早く戻ってあげないと、と歩いていたら、視界の片隅になにやら動くものを感じた。
ん?と思い、その辺りを注視していると、十数メートル前をチョロチョロっと動く物体を発見。
あ!オコジョだ!
しかもなんか獲物を咥えてる!
オコジョの移動の方向を追って行くと、登山道にある岩の下に入り込んだ。
ここが巣か?と思い、カメラを構えてジッと様子を伺ってると、チョコチョコ様子を見に顔を出してくれる。
もう獲物は咥えてなかったが、ありゃいったいなんだったんだ?(雷鳥のヒナじゃないだろうね。。でもまだヒナは生まれてないか?)
Run友さんを待たせてるのをすっかり忘れてオコジョに夢中になっていたが我に返り、独標まで急いで戻る。
待ってる間、結構寒かったらしく、悪い事をしてしまった。
西穂山荘にて暖かい西穂ラーメンをいただき下山。
しらかば平では足湯。
歩き疲れた足にこの足湯はしみわたる!
下山後はちょっと足を伸ばして「平湯の森」で温泉。
あ〜、久しぶりだわぁ!
ここの温泉は最高だわぁ!
今回の西穂高岳、実はこの夏にでも行こうと思ってる、西穂〜奥穂〜槍の縦走の下見も兼ねていた。
山荘から西穂高岳までのコースタイムの把握と、西穂高岳から奥の登山道を見ておきたかったのである。
が、ガスのためコースはまったく見えなかったのは残念。
まぁ、縦走装備の荷物背負った時のタイムはなんとなくわかったので良しとするか。
でも、行けるんかなぁ。
馬の背、怖いなぁ。
前もビビってしまったが、今もかなりビビるだろうなぁ。
やっぱり、自分の力量をちゃんと考えるべきかなぁ。
いよいよ夏山シーズン到来ですねぇ。
皆様も、安全に気をつけて、登山を楽しまれますように。m(_ _)m
こんちわぁ〜
ふらふらでストック持って登ってました。コースタイム早いですね。しかし、おこじょですかぁ・・
いいことあるかも
どこかで会えるといいですね。
でわでわ
uedayasujiさん、コメントありがとうございます!
あの時間に西穂高岳から下山してたので、てっきり小屋泊の方だと思ってました。
まさか、夜通しあの歩荷道を歩いて登ってきてたなんて。。
過ごすぎます!
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