2回ロストの一杯水・酉谷山・熊倉山


- GPS
- 10:47
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,490m
- 下り
- 1,798m
コースタイム
一杯水登山口8:20(一回目のロスト)
10:24一杯水非難小屋(小休止)10:40−
11:15ハナド岩−11:44七跳尾根分岐−
12:28酉谷山非難小屋(大休止)13:00−
13:18酉谷山山頂13:25−
16:00熊倉山山頂(2回目のロスト)16:05−
17:47城山分岐−18:32秩父鉄道白久駅19:00
天候 | くもり・ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
(復路)秩父鉄道 白久駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
破線の酉谷山から熊倉山へは熊倉山への小さな標識やテープがあったりなかったり、確認して尾根筋をルートファインディングしていく。 ただし踏み跡はあったりなかったり、前日までの雨で土の色が一様に黒茶褐色になり流れた落ち葉が覆い隠しているので踏み跡は消えており頼りにならないので大いに注意してください。 また熊倉山からの降りも、一箇所わかりずらい。雨水の流れが踏み跡に見え登山道をロストした。 今回一番危険を感じた箇所です。 |
写真
感想
ずっと気になっていたルートをヤマレコの皆さんの記録を大いに参照して、
日の長い時期にと思いロングコースに挑戦してきました。
気になるロストの話から。
まずは、
なんと!なんと!
スタートでロストです。
去年11月にヨコスズ尾根を歩いているのに、東日原バス停から
交番で登山届けを出しながら、
「おっ、今朝はおまわりさんがいる」
テクテク、
「稲村岩が見えるな!」
などと思いながら歩いてどんどん鍾乳洞の方へ。
「ウン?」
「あれ? バス停からこんなに離れていたっけ?」
そうなんです。上り口の案内をうっかり見過ごしてしまったのです。
近所のおばさんお二人にあいさつをしたあと気づきました。
たぶん稲村尾根から鷹ノ巣山方面へ行く、準備運動して歩いてこられる数グループとすれ違います。
こういう時はなんとなく気まずいですね。
そんなことを考えていたら
「えっ?」
バス停まで戻ってしまった。
下り道では、一杯水への上り口の小さな標識は向きが違うので見えないのです。
気を取り直して、また戻ります。
これが最初のロスト。
さーて、2回目は?
酉谷山から降りてくる男性とすれ違う。
この人はハナド岩ののぞきで三つドッケから追いついてきた人だ。
私が非難小屋にいる間に、酉谷山を往復してきたようだ。
酉谷山山頂から熊倉山まで誰とも会わない一人旅。
ニセピークに何度も何度もだまされてやっとたどり着いた熊倉山山頂
ほっとして、城山コース(小幡尾根)から下山を開始し、日野コースとの分岐を過ぎてしばらくして登山道をロスト!
前日までの雨で濡れた土、草、岩、苔。
なんと道が消えた!
「そんなはずはない!」
去年ここを登ってきたときも雨が降っていたが、なんら迷うことなく歩いてきた。
岩と足元にびっしり群生している苔に滑り落ちないように体を預けながらGPSと地図を確認したが、GPSは間違いなく自分がルート上にいることを示している。
でも道は無い。
滑ったらかなりの落下が期待できる。
いや、期待したらいかん!
一旦登り返して注意深く降りてみる。
やはり同じ場所に戻ってくる。
もう一度GPSを見る。
やはり間違いない。
でも道は無い!
滑る!
慎重に両手、両足を使って降り行く。
左手からのかすかな道があらわれてきた、ようだ。
「本当にこれで良いか?」
疑いながらも、立てる姿勢が取れる所に着いた。
もう一度GPSを確認する。
OKだ。
どうもGPSでは差が出ないような、
わずかな左手に(たぶん)登山道があったようです。
今日一番の恐怖を感じたロストでした。
酉谷山から小黒、檜山を越えて熊倉山へ向かう破線ルートでのロストではなく
実線ルートでのロスト。
「こんな日もあるよね。」
「いや、あってはならない!」
もう一人の自分が大いに反省してますので許してください。
酉谷山非難小屋
水は勢いよく湧き出ており、小屋もとてもきれいで、
トイレもバイオ消臭で臭いなし。
泊まった人ももちろん、どなたかが清掃しているようです。頭が下がります。
窓を開ければ鷹ノ巣山が見える。富士山は? 残念!
ウトウノ頭から登ってきていた単独山ガールと話をしながら昼食の大休止。
タワ尾根が好きで、これから三つドッケからヨコスズ尾根を下るとのこと。
今度歩いてみよう。
本当はお腹がすいてなかったので、小屋を見てすぐに歩くつもりだったのですが、
お話する口実を見つけて長いをしてしまった。
結局白久駅に17:00に着く予定が、1時間30分もディレイして18:30着
日が長くてよかった。
電車を待ちながら、やたら秩父地方の最近の登山遭難に詳しい方と
30分のおしゃべり。
途中駅で下車されましたが、もしかしたら警察か消防の方だったのでしょうか?
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